こんにちは、きよ農園です。
今年も柿の季節がやってきました！

きよ農園の柿をマクアケさんにてご紹介させていただくのも、3度目になりました。

2022年は準備していた400箱が約1週間で完売、2023年は準備数を増やして510箱をお届けさせていただき、デコポンも含めてきよ農園の果物を応援購入いただいた方の数は1000人超え！本当にありがとうございます。

繰り返しきよ農園を応援してくださる方もたくさんいらっしゃり、本当に嬉しく思っております。

たくさんのレビューもいただきましてありがとうございます。一部をご紹介いたしますと、

たくさんのお喜びのお声をいただけてとても嬉しく思います。農家冥利に尽きます。

今年は猛暑だった昨年よりも更に暑く、とにかく雨の少ない夏になり、フルーツ農家にとっては本当に苦しい日々ではありますが、それでもきよ農園クオリティの美味しくて甘い柿をお届けするために、細かいところまでとにかくこだわって作りました。
毎年ご購入いただいている方も、初めましての方も、是非最後までお読みいただけますと幸いです。

毎年「大玉で甘味の濃い柿」にこだわって、きよ農園ならではの土づくりや剪定に取り組んでいます。
とにかく今年は、この猛暑とカンカン照りの日々。柿などの果樹は通常水やりがいらないのですが、さすがに水やりをするような異常事態です。（2日で5000Lを撒き、給水所との往復でヘトヘトになりました・・・笑）
苦しい状況ではございますが、今年も変わらずきよ農園クオリティの大きさと濃い甘さの柿をお届けするべく、例年以上に手間暇かけて取り組んでおります！

柿は本来この綺麗なオレンジ色を出すために、どんどん木の中に光が当たるように剪定しますが、
今年は「朝日は当たるけど西日は当たらないように」とにかく考えながら、毎日少しずつ調整しながら作業を進めました。

とは言え枝を残しすぎてしまうと栄養が実に関係ない部分に散ってしまうので、残しても影響のない枝を見極めながら剪定をしていきました。

あまりに雨が降らない上に、更に例年通りの剪定で日光もたくさん当ててしまうと、生理落下と言って、柿の木が我が身を守るために実を落としてしまうので、それを防止すべく、マメに柿の畑に行って細かい調整を重ねました。

きよ農園は私と、たまに母と妻の3人でやっている規模の農園なのでこのような細かい作業をなんとかやり切ることができましたが
大きな農園さんなどではなかなか難しく、たくさん実が落ちてしまったという話を聞いていますので、市場にはなかなか大玉の柿が出回らないかもしれません。

摘蕾については、きよ農園こだわりの「一枝に一玉」を今年も実施しております。

これは、大きくて甘い柿を収穫するために、思い切って一つの枝に一つの芽だけ残して摘果摘蕾をするということです。
こうすることで全体の生産個数は減りますが、一玉ずつにたくさんの栄養が届くので、甘くて大きな柿を確実に収穫することが出来ます。

マクアケでお届けしている大玉秀品がとてもおいしかったと好評のお声を毎年たくさんいただいておりますので、より美味しい柿ができるようにこの取り組みをしています。きっと皆さまにお喜びいただけると思います。

そもそもきよ農園がある和歌山県紀の川市は、美味しい果物を作るのにピッタリの土地の利があります。

北部の和泉山脈、南部の紀伊山地に囲まれ、間を市名の由来でもある紀の川が流れています。両方の山脈から紀の川に注ぎ込む水によって肥沃な土壌が育まれ、また梅雨の時期に雨が少ない気候も相まって、美味しい果物ができるのです。

きよ農園でも、柿だけでなく、不知火（しらぬい）やキウイなど、1年を通して果物を生産しています。

こんなに恵まれた土地なので、紀の川で育てるだけである程度美味しい柿を育てることはできるのですが、この恵まれた土地を生かしさらにもっと美味しい柿ができないかということを、きよ農園では日々研究しています。

またきよ農園では3年前から毎年少しずつ有機肥料への切り替えを進めており、今年はその甲斐あって猛暑を乗り越えることができそうです。

柿の栽培では、年に3回（収穫後すぐ、11月頃、2月頃）肥料を与えるのですが、

11月と2月の2回は化学肥料を使用せず、有機肥料で土づくりをしています。

有機肥料を積極的に使い始めて3年になり、土がどんどん育ってきていて（底力がどんどん上がってきているようなイメージ）そのおかげもあってこの猛暑を乗り越えることができました。取り組みを始めてよかったなぁと感じています。
有機肥料を与えるのは実はなかなかな重労働なのと、土質がよくなることで草がものすごい勢いで生えてくるので草刈りも大変にはなるのですが、あと3年くらいしたら有機肥料が行き渡った土に変わり、そうなると肥料の量も回数も減り、ちょっと楽に農作業ができるようになるかなぁと楽しみに取り組んでいます。

逆に言えば、一度化学肥料を使用しているということになるのですが、これには理由があります。

有機肥料と化学肥料は、そもそもの目的や用途が違い、一概にどちらが良い／悪いで語れるものではありません。有機肥料は土自体の栄養を増やすことでじんわり効いていくイメージで、化学肥料は直接植物に効くので即効性があるようなイメージです。

きよ農園の柿は、毎年甘くて大玉の実を成らせていて、しっかり甘くなるギリギリまで樹上でしっかり完熟させるのが特徴です。

なので、収穫を終えた木は、とにかくクタクタ。見た目にもわかるほどグッタリしているのが伝わりますでしょうか？

そんな頑張ってくれた木を早く復活させてあげて翌年もまた甘くて大玉の実をつけてもらうために、収穫後の一度だけ、即効性のある化学肥料を与え、その後有機肥料をじっくり効かせていくようなやり方をしています。

このようなきよ農園なりの考え方をご理解いただけますと幸いです。

せっかくきよ農園から直接ご購入いただきますので、できるだけ木の上で完熟させてから収穫、お届けします。

柿は収穫後もどんどん追熟する果物なので、流通にのせる場合はまだ青い状態で早めに収穫してしまいますが、

今回応援購入いただく柿はきよ農園より直接皆様のお手元にお届けするので、美味しくなるギリギリまでしっかり木に成らせてから収穫して、渋抜きをしたらすぐに出荷します。

農園直送だからこその、採れたてのフレッシュな柿を味わってみてください！

こうしてできあがったきよ農園渾身の柿。

ぎゅっと詰まった果肉は柔らかくジューシーで、コクのある甘味が特徴。濃い〜甘さが口いっぱいに広がります！

柿は桃やぶどうのような水分量の多い果物ではないですが、柿の中では果汁が多めでジューシーな味わいを楽しんでいただけます。

きよ農園の柿は、種のない刀根早生という品種です

ぎゅっと詰まった実は適度に柔らかく滑らかで、濃い甘さが特徴。
種なし柿なので大人から子供まで家族みんなで食べやすく、カットするのも簡単。気軽に食べやすい柿です。
どなたにも喜ばれるので贈答にもおすすめです。

2Lサイズ以上の大玉の柿を6個お入れします。重さは大体1.8kg以上になります。

柿の実に傷がつかないように、また配送中の揺れで傷まないように、1つ1つキャップを被せて、丁寧に梱包してお届けします。

※なるべくギリギリまで木の上で完熟させてお届けしますが、柿は収穫後もどんどん追熟していってしまうため、皆様のお手元に届く時に傷んでしまうことがないように、タイミングを見極めて収穫しています。

もしお届け時に少し青いなと感じられたら、常温で数日置いていただくと、ちょうどおいしい食べ頃となります。

また、毎年喜んでいただける「ふきん」も同梱いたします。
これは緩衝材がどうしてもゴミになってしまうのが勿体無いと思い、ふきんに変更しても問題ない柿の上の緩衝材のみ、ふきんを使っています。
拭きやすく乾きもよく、なかなか使い勝手のいいふきんですので、もしよろしければご家庭でご活用ください。

フレッシュな美味しさを楽しんでいただくためにも、お届け後は、

・日の当たらない常温で保管の場合：お好みにより3日〜1週間程度
・冷蔵庫での保管の場合：10日程度

を目処に食べ切っていただくことをおすすめしています。

柿は保管中にもどんどん追熟して柔らかく甘くなりますので、

・シャキシャキ感のある食感をお好みの方は、お届け後お早めに
・トロトロな柔らかさをお好みの方は、少し柔らかくなるのを待って（※熟しすぎにご注意ください！）

お召し上がりくださいませ。

◼︎複数箱セットがよりお買い得です！

1箱に秀品の柿を6個入れてお届けいたします。
2箱セット、4箱セットは1箱よりもかなりお買い得にしておりますので、ぜひご家族やお友達と分け合ってお召し上がりください。

◼︎お届けまでのスケジュールについて

プロジェクト終了次第、購入いただいた順に順次お届けし、10月末までに全てお届け完了の予定となりますので、購入者さまによってお届け時期が異なりますことを何卒ご了承ください。

完熟した美味しい柿をお届けできるのは産直ならではなので、ぜひ樹上で完熟した柿をお楽しみいただきたく、一番美味しいタイミングで収穫しますので、時期は私におまかせください！

◼︎柿をご購入いただく上でのお願い

☑︎成長の様子は、都度活動レポートにてお知らせしています。
大体週に1回くらいのペースで更新ができるようにがんばっています。
柿の様子や、収穫時期など、活動レポートにてお知らせしますので、チェックしていただけますと幸いです。

☑︎日時指定はお受けできませんが、出荷日にご連絡いたします。
その際、マクアケメッセージにて発送のご連絡をいたしますので、ご確認をお願いいたします。

☑︎柿は、「ナマモノ」です。
一つ一つ私の手で品質を確認しながら、手詰めで梱包し、出荷していますが、配送中の環境や、個体による何らかの個性などで、到着時に予期せぬ問題が起こる可能性がございます。
何か問題がございましたら、きよ農園まで、マクアケメッセージかメールにてご連絡をお願いいたします。対応させていただきます。

◼︎現在の柿の様子をお届け（8月23日現在）

まだまだここからもっともっと大きくなります！寒暖差がつきはじめるとグッと大きくなり、気温が下がり始めると赤く色づき始めます。

先日の水撒きは全ての農作業の中でも一番と言っていいくらいの過酷な作業でした。
給水所も行列で、今年は本当に農家仲間みんな必死で命懸けで頑張っています！

先日ようやくまとまった雨が降り、恵みの雨でした。なんとか雨が降ってほしくて、祈るばかりです。

◼︎最後に・・・現在の農家を取り巻く状況

今年も物価高騰が続き、美味しい柿を育てるための肥料代、

荷造りに必要な段ボールやキャップといった資材代、お届けのための配送料、全てが毎年のようにどんどん値上げとなり、更に今年はこの暑さで柿の買取価格も高騰の予定で、今年もやむを得ず少しお値段上げさせていただいております。

いろいろ苦しい状況ではございますが、これからもきよ農園では果物の美味しさを最優先で生産に取り組んでまいります。

皆さまの応援購入をどうぞよろしくお願いいたします。

実行者紹介

きよ農園はわたしで3代目になる果物農家です。
柿と不知火を中心に数種類の果物を生産しています。

長年、繊維メーカーで商品企画と営業をしておりましたが、母の入院を機にきよ農園を手伝うようになり、3年前に思い切って脱サラして完全にきよ農園を継ぐこととなりました。

マクアケさんでは毎年柿と不知火をご紹介しているのと、農家の仕事が落ち着く期間には自身の経歴を活かして農家ならではの目線で作った繊維製品をご紹介しています。

またオンラインショップでは、自身で作った果物に加え、紀の川の農家仲間が作った果物もご紹介しています。豊かな土壌で育った美味しい紀の川地区の果物を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

インスタグラム→https://www.instagram.com/kiyo_farm_wakayama/
オンラインショップ→https://kiyofarm.base.shop/