「お米が好きすぎる！」

そんなあなたにこそ知ってほしいのが、

お米と日本の田園風景をこよなく愛する人のための

米袋から生まれたエコバッグ「米米バッグ ™️」

です。

使い終わった米袋を利用して、ていねいな手仕事で生まれ変わったこのバッグは、

お米好きの想いと未来への希望が詰まっています。

未来に危機感を抱き、私たちは農園を開きました。

2020年のコロナ禍で、私たちの暮らしは大きく揺らぎました。
日常が当たり前ではなくなったとき、
「本当に安心して暮らすために必要なものは何だろう？」
と深く考えるようになりました。

その中で、健康と食の大切さ、
そして“食べものを自分たちの手で確保すること”の重要性に気づきました。

そんな想いが強くなり、
私たちは2023年、家族で「たけた自然農園」を開園し、
米・小麦・大豆の自然栽培を始めました。

農家の高齢化で揺らぐ、お米のある暮らし

日本では農家の高齢化と後継者不足が進み、さらに減反政策の影響もあって、この30年以上、お米の生産量は少しずつ減り続けています。

そして昨年からは、お米の価格が大きく上がりました。

これは、生産量がついに需要を下回ってしまったことが背景にあります。

それでも、新しくお米づくりを始める人はほとんどいません。

このままでは、これまで当たり前に食べてきたお米が、“特別なもの”になってしまう未来さえ見えてきます。

私たち自身も、こうした日本の農業の現実と向き合いながら、田んぼに立つ中で、その厳しさを日々実感しています。

農業は想像以上に“不確かで、不安定な仕事”

お米を作ること、しかも自然栽培で作ることは大変なことだとは理解していましたが、実際にはじめてみてると、さまざまな課題に直面しました。

春に苗を植え、夏の暑さに耐え、 秋にようやく収穫を迎える―― その一年がどんな結果になるか、誰にも分かりません。

天候不順、長雨、猛暑、台風、害獣被害。 どれかひとつでも起きると、 一年かけて育てたお米が一気に失われることがあります。

収穫量も、収入も、毎年変わります。

特に自然栽培では、農薬や除草剤を使わないため、 草との戦いは終わりません。

雑草に覆われれば稲は育ちません。

農作物は“作った分だけ売れる”のではなく、 “できた分しか売れない”。

良い年もあれば、赤字に近い年もあります。

こうして、農業の厳しさと向き合う日々が続きました。

納屋に積まれた“使い終わった米袋”が、新しい未来へのヒントに

農業を始めた頃、納屋には使用済みの米袋が山積みでした。

破れていない袋も、大量に余れば捨てられてしまうのが現実です。

しかし米袋はとても強く、水にも強く、軽い素材。

「まだ使えるのに、捨てるしかないのだろうか…？」

その“もったいなさ”が、ずっと胸に残りました。

そして、「これを活かす形はないか」と考え続けるうちに、

米袋を再利用したアップサイクルバッグというアイデアが生まれ、

ここから米米バッグ™の挑戦が始まりました。

お米を身近に感じられる、“毎日の相棒”を作りたかった。

ただのエコバッグなら、世の中に溢れています。
でも私たちが作りたかったのは、
“お米の気配”をそばに感じられて、
毎日の暮らしで自然と手に取りたくなるようなバッグでした。

パソコンやお弁当、ドリンクボトルなど、
日常の荷物にしっかり応えてくれる、
長く付き合える“相棒”のような存在。

1年以上もの試行錯誤を重ね、
「廃棄削減」×「実用性」×「デザイン性」
三つのバランスを満たすアップサイクルバッグが
ようやく形になりました。

お米と日本の田園風景をこよなく愛する人のための、
米袋から生まれたエコバッグ「米米バッグ ™️」

ミシンを使わず、のりと手作業で組み立て、
強度が必要な部分だけ真鍮カシメで補強。
農閑期でも取り組める、やさしいものづくり。

こうして、
農家の気づきから生まれたアップサイクル
＝ 米米バッグ™ が形になりました。

捨てられるはずの米袋を活かし、
農家の副収入と地域の循環づくりを支える、
小さくて確かな一歩です。

特徴①：驚くほど丈夫

米袋を重ね合わせ、6層（持ち手は9層）のクラフト紙でできていて強度抜群。
ペットボトルやお弁当、パソコンなど、普段持ち歩く荷物をしっかり支えられるよう、
素材の重なり方や補強部分に工夫を凝らしています。

本体はのりで組み立てていますが、
荷重がかかる取手部分は真鍮製のカシメで固定し、強度を高めています。

構造上、重さが集中する部分をきちんと補強しているため、
日常の買い物でも扱いやすい仕様になっています。

特徴②：自然由来の“柿渋”の素材を活用

表面には古来より使われる「柿渋」を塗布。

クラフト紙とは思えない光沢が生まれ、
まるで本革のような風合いに育っていきます。

特徴③：ヌメ革のように、あなた色に染まります

柿渋を塗ったクラフト紙は、陽に焼け、手になじみ、少しずつ深みを帯びていきます。
1か月、半年、1年──使い込むほどに変わる風合いは、まるでヌメ革のよう。
時間とともに、あなたの色へと育っていきます。

特徴④：自立して使いやすい

底面がしっかりしているので自立します。
外出先では足元に置いても倒れにくく、荷物も取り出しやすい。

特徴⑤：折りたためばコンパク

紙素材なので、使わないときはぺたんと薄く
家でも車でも、収納スペースを取りません。

特徴⑥：修理しながら育てるバッグ

紙素材なので、破れてものりで補修できます。
長く使うほど愛着が増し、
“育てるバッグ”として楽しめます。

特徴⑦：米袋のデザイン性も魅力

米模様のデザインや、袋ごとに異なるしわや表情。
「同じものは二つとない」一期一会のバッグです。

■ 米米バッグ［大］

サイズ：幅 約48cm × 高さ 約27.5cm × まち 約20.5cm
持ち手：高さ 24cm（全長 52cm）
重量：約250g
素材：使用済み米袋、柿渋、真鍮カシメ、でんぷんのり、アクリル絵具
製造国：日本（愛媛県今治市）

■ 米米バッグ［中］

サイズ：幅 約37cm × 高さ 約22cm × まち 約17cm
持ち手：高さ 12.5cm（全長 35cm）
重量：約150g
素材：使用済み米袋、柿渋、真鍮カシメ、でんぷんのり、アクリル絵具
製造国：日本（愛媛県今治市）

■ おそろいの「手ぬぐい」も制作しました。

バッグと同じ“お米愛”をテーマにしたデザインです。
毎日のキッチン、弁当包み、インテリアにもおすすめ。

■ 手ぬぐい

サイズ：90cm × 34cm
素材：綿
染め：本染め
製造国：日本

・Makuake販売期間：2025年12月中旬〜2026年2月15日
・発送予定：2026年3月より順次発送

破れてもご自身で簡単に修理できるため、長く付き合える一品です。
使い捨てではなく、暮らしに寄り添う頼もしい相棒になります。

私たちについて

たけた自然農園は、愛媛県今治市にて2023年から

農薬や化学肥料をつかわない自然栽培で

米、小麦、大豆などを栽培しています。

自然に寄り添い、自然に感謝をしながら、 安心安全な作物を作っています。

私たちのミッションは、

あらゆる生物が本来の姿で循環していく豊かな世界を後世に渡すこと。

そのために、自然とともに循環する歓びに生きる人を増やしていきます。

小さな農家が未来へ続くためのプロジェクト

「米米バッグ™」は、一度きりの企画ではありません。
小さな農家が存続していくための継続的なプロジェクト として、
これからも形を変えながら展開していきます。

そのための第一歩として、
現在 「米米バッグ™」の商標申請 を進めています。

この小さなバッグが、日本の田園風景を守る象徴となるように。
そんな願いを込めて、ブランドとして育てていきたいと思っています。

メッセージ

米米バッグには、

・お米づくりへの思い

・日本の食文化への感謝

・廃棄物削減への意識

・小さな農家の収入の安定

そんな多くの気持ちが込められています。

あなたが米米バッグを手に取ることは、
小さな農家の挑戦を応援すること。

そして、安心安全なお米づくりと田園風景を未来に残すことにつながります。

日々の暮らしに、小さな“応援の一歩”を。

小さな米袋から始まるこの取り組みが、日本の農業の未来を支え、安心してお米を作り続けられる環境を守る一助となることを願っています。