『シンプル×上質素材』　オフィスでも着られる！快適サラサラの和紙コットンTシャツ

私たちのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは今年で創業72年を迎えた愛知県一宮市の老舗生地メーカーです。これまで多くの高級素材を開発し、全国の大手小売店や百貨店、海外コレクションブランドに素材を供給してきました。

今回は、オフィスでも着られるような、生地屋ならではの「素材にとことん拘ったカットソー」を開発しました。夏にぴったりの「和紙」を使用した、清潔感と和紙特有のシャリ感のあるサラサラTシャツです！

日本の夏は不快！！！

日本の夏は気温が高い上に湿度も非常に高く、とても不快。皆さんも汗ばんだTシャツが肌にくっつき不快感を感じる。そんな経験をしたことがないでしょうか？

そんな夏を少しでも快適に過ごせないかと、和紙を用いた新しい素材の開発をスタートさせました。

和紙繊維って？

日本古来の素材である和紙は、表面に無数の穴が開いている多孔組織という面白い繊維構造になっています。そのため、“天然のエアコン”といわれるほど機能性に富み、吸湿速乾や調湿、軽量、消臭、抗菌など多くの機能があることが知られています。

私たちはまず、和紙の糸だけを使ってTシャツを作ってみました。

和紙特有のシャリ感や清涼感といった独特の風合いが感じられ、とても良いものができた！と大喜びでした。

しかし、実際に着用していくうちにシワになりやすいことや、ゴワゴワした着用感、お手入れの難しさといった問題点が浮かび上がって来ました。

私たちは和紙特有のシャリ感や清涼感を残しつつ、シワやゴワゴワ感といったマイナス要素を解消するにはどうしたら良いかを研究し、

耐久性、着心地の良さに定評のある綿の糸と合わせること

を思いつきました。

撚糸機（2本の糸を撚って1本にする機械）

和紙糸と綿糸、この2本の糸を1本にすることで、着用感や肌触り、更にシワ感も大きく変わりました。

また、綿を合わせることで耐久性も増し、着込むほど馴染んで着心地が良くなっていきます。

和紙の驚きの軽さ！

和紙糸はとても軽く、ほとんど同じ太さ、重さの綿糸と比べると体積が大きく違ってきます。

私たちは、和紙糸と綿糸の太さを変えることで、糸に凹凸感を作り、肌に触れる接地面を少なくして夏でもひんやり感じられる生地を作りました。

上図のように、肌に触れる部分が和紙になるようにすることで、和紙特有のサラッとした清涼感を感じることが出来ます。

また、綿が間に入っているので柔らかく、エアリーな着心地になりました。

気になる臭い

汗をかく夏は臭いが気になる方が多くいらっしゃいます。

本来、和紙には天然の消臭効果がありますが、さらに消臭効果を増すために、気になる脇の部分には消臭テープを縫い付けました。

この消臭テープは洗濯をしても効果が持続します。

こだわりの日本製

撚糸から縫製まですべての工程を日本で生産しております。

生地の生産までは尾州産地（愛知県一宮市）で行っており、縫製は北陸にある日本屈指のカットソー工場で行なっております。

生地メーカーが製品まで手掛けることで、こだわりつつも手の届きやすい価格を実現しました。

着用シーン

オフィスはもちろん、幅広いシーンでご着用いただけるよう、無駄を削ぎ落とし清潔感のあるシンプルデザインに仕上げました。

オフィスやテレワークはもちろん、お出かけやインナー、部屋着にもオススメです。

着用感

大手専門商社 K.K様

和紙を使ったTシャツと聞いて少しクセのあるTシャツを想像していましたが、非常に使いやすいTシャツでした。生地はサラサラしていて、着心地は非常に良かったです。また、実際に着てみると、普通のTシャツではあまり感じない独特の張り感が感じられ、今度会社でも着てみようと思えました。

生地問屋 S.O様

和紙特有の質感や風合いは残しつつ、綿と撚糸してあることで着心地も良く、とてもうまく企画されている商品だと思いました。非常にシンプルなデザインで、使い勝手は良さそうです。

サイズ

私たちについて

小塚毛織株式会社(1948年創業)

愛知県一宮市（尾州産地）にある1948年創業、70年以上の歴史があるテキスタイルメーカーです。

この地域は木曽川の、糸・織物の染色に適した水質や養蚕に必要な桑畑や綿花畑を育む、肥沃で温暖な濃尾平野を有しています。

創業以来、こだわりのある独自素材の開発を進め、卸事業を拡大してきました。

ここだからこそ生まれるプロダクトがあります。

現在は、独自素材の開発、卸にとらわれず、地元である尾州産地の伝統や技術を継承していくため、時代の変化に合わせてBtoCのビジネスにチャレンジしています。