【家族シェア】小柄さんOK！学習・仕事に使える省スペース人体工学椅

T1はいかにして家族全員で共有できる椅子を実現したのか？

それは「広範な調節機能」と「形態的な制限を取り払った設計」が融合した結果です。

たとえば、T1は一般的な同類製品よりもさらに広い範囲で座面の高さを調整でき、背もたれの高さも自由に設定可能。さらに、使用者の体重に応じて自動調整されるリクライニング時の反発力も備えています。こうした機能が、さまざまな体型に対応する汎用性を生み出しています。

また、T1は従来の頭枕をあえて排除し、さらにフレームレスの座垫を採用することで、調節範囲の境界をなくしました。これにより、小柄な大人や子どもにとっても首元までしっかり支えるハイバックチェアとなり、一般的な成人にとっては使いやすいミドルバックチェアともなります。大きな身長差がある家族間でも、不快感や窮屈さを感じることなく共用できるのです。

さらに、家庭内で多様な用途に応える工夫も施されています。例えば、独自のショートアームレストは、PC作業時の座り方では手や腕をサポートし、机に肘をついた学習姿勢では椅⼦が机に近づけられない妨げにならない設計となっています。また、正座、逆向き、リクライニングなど、さまざまな座り方が可能な柔軟な構造により、くつろげるシーンが広がり、家族の暮らしに楽しさをプラスします。

このように、T1は“誰でも、どこでも、どんな使い方でも”快適に使える、家族みんなのためのイスなのです。

Q1:T1はどのような人に適していますか？

A1:T1は主に2つのタイプの人々を対象に設計されています。まず、身長が低めの方です。従来のエルゴノミクスチェアは主に欧米人の体型を考慮して作られており、サイズだけでなく、素材の硬さやデスクとの相性なども、体が小さめの人には満足できないものでした。T1はそのニーズをカバーし、身長165cm未満の方には特におすすめです。もう一つの対象は、成長期の若者です。身長だけでなく、T1は学習や読書、ちょっとした休憩の時間も想定して設計されており、長時間座っても疲れにくく、勉強用にも最適です。

Q2:T1のヘッドレスト領域は、どの身長の方までが頭枕として快適に使えるのでしょうか？

A2:身長135〜160cmの方の場合、リクライニング時にヘッドレストが首元までしっかりと届き、十分なサポートを提供します。

一方、それ以上の身長の方にとっては、ヘッドレストの位置は肩あたりに当たり、「ミドルバックチェア」相当の背もたれ高さになります。

椅子として一般的に求められる範囲を考えると、身長135〜180cmの方までがT1を使用するのに適しており、それぞれの姿勢や用途に応じて快適にご利用いただけます。

Q3:体重制限はありますか？

A3:チェアの最大耐荷重は136kgとなっております。

Q4:学習向けのデザインはどのようなものですか？ 

A4:T1には学習時の快適さを追求したデザインが盛り込まれています。弾力性のある腰枕は、前傾姿勢でデスクに向かうときに腰をしっかりサポートしてくれます。長時間の使用後は、椅子を反転させて、くつろいだ姿勢で本を読んだり、気分を切り替えたりするのにも適しています。V字型の枕エリアは、休憩時に首元を自然な角度で支える構造となっており、長時間の前傾による一部の負担を和らげる工夫がされています。短翼のアームレストは、椅子をデスクにより近づけることができ、前傾して書き物をしているときでも、背もたれがしっかりとサポートしてくれるため、非常に便利です。

Q5:背もたれの高さ調節が固定できない？

A5:背もたれを直接上に引き上げることで高さ調節ができます。最低位置を含め、背もたれには合計4段階の固定位置があります。

各段階の位置まで引き上げた後、手を離すとその位置に固定されます。

ただし、最後の第4段階を超えてさらに一番高い位置まで引き上げると、自動的に最低位置に戻ってしまう仕組みになっています。

そのため、一気に最高位置まで引き上げすぎないようご注意ください。

KTOWは、中国でも家庭用の人間工学チェアブランドとして位置づけられており、常にユーザーの満たされていないニーズを観察し、製品開発に取り組んでいます。T1は、中国と日本で共通する市場ニーズに基づいて開発されました。

特に女性や青少年など、一部のユーザーは人間工学に基づいた製品を必要としていますが、その製品は小柄な体型に適しており、かつ限られた居住空間でも家族全員で共有できることが求められます。

このニーズに応えるため、私たちは同様の方向性で製品開発の実績を持つ「搏牌家具（ボーパイかぐ）」と提携し、共同で設計を行い、製造を委託いたしました。