なぜ今、数珠を持つのか？

数珠は決して仏事専用の道具ではありません。
「数珠は、仏具である前に“生き方を整える道具”である」

日々の暮らしの中で、ふとした瞬間に手に取り、祈る。不安な気持ちを鎮めたいとき、人生の節目を感じたとき、目に見えない“何か”と静かにつながる道具として、数珠は私たちを支えてくれます。

今、数珠を“ただの仏具”としてではなく、「祈りを身近に感じることのできる道具」として見直す時代が来ています。

法事・葬儀など、いざという場面で恥ずかしくない「大人のたしなみ」として。
日々の頑張りや一日の終わりにくつろぎの心を「現代のお守り」として。
このプロジェクトでは、そんな2つの役割をあわせ持つ、京念珠とミニ念珠のお守りセットを、京都の職人の手で丁寧に仕立ててお届けします。

京念珠師が仕立てる「礼のかたち」を手がけるのは、京都で四代にわたり数珠作りを担ってきた熟練の念珠職人。
一珠一珠を選び、組み、仕上げ、房をつける――そのすべての工程が、職人の確かな手で行われます。

大量生産では出せない、手仕事の奥深さが、そこにはあります。
※「京念珠Ⓡ」とは特許庁に商標登録された京都珠数製造卸協同組合の伝統工芸品です

こんな方におすすめです

そんな生き方を整えてくれる道具の数珠は

「一人一連が基本」自分用として持つことが礼儀で、「貸し借りNG」がマナーとして言われます。

購入のタイミングとしては

成人・就職・結婚などの人生の節目のタイミングや、大切な方をお見送りしなければならない時となります。

慌てて準備するのではなく、心の道具として手元に迎えてはいかがでしょうか？

京念珠「竹中源」謹製

京都・下京区の老舗念珠工房「竹中源」は、70年以上の歴史をもつ京念珠（数珠）の老舗です。熟練職人が伝統の技で一つ一つ手作りで制作しています。

竹中源の代表であり京念珠師の竹中義博氏を中心に丁寧に仕立てます。

職人技を未来にもつなぐ、それがこのプロジェクトの目的です。伝統技術の継承、職人育成、新作開発に資金を充てることで、次世代へ「京念珠の心」を届け続けたいと考えています。

京念珠®のプライド
京都珠数製造卸協同組合が認定する「京念珠®」の称号を持つ確かな品質。今回の略式数珠はお東・お西など宗派に問わず対応可能なラインナップです。

上質な貴石の全8種類

男性用は重厚感のある漆黒のオニキスをベースにしました。女性用は近年価値が上がっている天然水晶をベースにしました。

男性用には高級感がありながら、お手入れのしやすい紐房を、女性用には伝統工芸である組紐の技を用いた美しい銀花かがり房を合わせました。

・専門店による珠の選定
・京念珠師による仕立て
・専用桐箱つき
・ミニ念珠と金襴お守り袋つき

▼男性推奨のお念珠

インスピレーションやお好みの色でお選びいただくのも素敵です。それぞれの天然石が持つ意味や印象から選ぶのもおすすめです。

① オニキス × 虎眼石（タイガーアイ）

意志と行動力を手元に宿す、力強さの象徴。漆黒のオニキスと虎眼石が導く、揺るがぬ決断力。

② オニキス × アベンチュリン

心を鎮め、柔らかな落ち着きをもたらす組み合わせ。穏やかな対人運を支える、大人の品格を備えた数珠。

③ オニキス × ソーダライト

迷いを断ち、信念を支える知性の石。理性と冷静さを保ちたい男にふさわしい一連。

④ オニキス × 茶水晶（スモーキークォーツ）

厄を祓い、地に足をつけて生きるための守護石。実直な精神を象徴する、渋みある仕立て。

▼女性推奨のお念珠

⑤水晶 × 紫水晶（アメジスト）

心を落ち着かせ、直感力を高める組み合わせ。日々の頑張りや一日の終わりにくつろぎの心を求める方に。

⑥水晶 × 翡翠（ヒスイ）

浄化と調和をもたらす組み合わせ。健康や幸運を願うお守りとして人気です。

⑦ 水晶 × ピンクオパール

恋愛運アップや自己愛をサポート。やさしいエネルギーで心を満たします。

⑧ 水晶 × 藤雲石（ラベンダーアメジスト）

リラックスタイムのお供にぴったりな柔らかく上品な印象が魅力の石です。

▼セット内容

8種各45セットの限定となります。

・京念珠
・専用桐箱
・ミニ念珠
・金襴お守りミニ巾着袋 ※6柄アソート（柄は選べません）

ミニ念珠は男性用は茶水晶、女性用は水晶。

お守りミニ念珠

セットに含まれる「お守りミニ数珠」は、バッグやポケットに入れて、いつでも祈りを身近に感じられる道具です。

仕事のプレッシャー、人間関係のストレス、不安なニュースが続く日々のなかで、ふと手に取るだけで石の光にやすらぎを感じる。

そんな、現代を生きる人にこそ必要な“祈りのかたち”を本商品は提案します。

数珠の良し悪し

法事や法要の際にはそれぞれの手元に念珠が持たれます。比べるものではありませんが、品質の良いものを持っておくと安心です。

お手元の数珠をご確認ください。

・珠の色が不揃い

・中糸を通す穴にバラツキがあり円がガタガタになる

・房がボサボサ

・仕立てが悪く傾きがある

お手入れについて

■ 数珠にお手入れは必要？

頻繁なお手入れは不要ですが、使用後は皮脂や汚れがつくため、拭き取ることが望ましいです。見た目がくすんだり曇ってきたら、それもお手入れのサインです。

■ 使用する道具

柔らかな布（眼鏡拭きなど）でOK。

特別な道具や洗剤は不要。

■ お手入れの手順と注意点

素材に合った方法を選ぶ（例：珊瑚・真珠などは皮脂に弱い）。

基本は乾いた布でやさしく拭く。

水洗いや洗剤の使用は厳禁（変色や劣化の原因）。

房が乱れた場合：

湯気（蒸気）にあてる＋櫛で整える。

※房の素材（正絹／人絹）によっては熱に弱いものもあるため要確認。

房を整えた後は、通気性のよい場所でよく乾かしてから保管。

■ お手入れの頻度

使用後（特に弔事後）は毎回。

それ以外でも、月1回や季節ごとなど定期的なチェックが理想。

■ 紐が緩んだ・切れそうなとき

自分での修理はNG。

仏具店や数珠専門店での修理を推奨。

「切れるのは縁起が悪い」とは限らず、「厄を断ち切ってくれた」とも捉えられる。

■ 数珠の保管方法

温度変化の少ない引き出しや収納場所に保管。

木製の数珠は防虫剤も一緒に入れると安心。

房が曲がらないよう注意して袋に収納。

桐箱は、防湿・防腐・防虫に優れ、理想的な保管容器。

天然石の数珠は直射日光厳禁。出しっぱなしにしない。

■ 大切に使うために

数珠は神聖な道具。丁寧に扱い、感謝の気持ちをもって接することが大切。

適切なお手入れを続ければ、「一生もの」として使い続けられる。

ご不明な点がありましたらご連絡ください。

お届け時期

お届け時期は2025年９月末までを予定しています。

万が一、変更が生じた場合は応援購入された方にご連絡差し上げます。

最後に

はじめまして株式会社 シゼン ゴトです。京都で伝統工芸や手仕事に関わって約20年が経ちました。他にはない希少性のある商品を職人さんや専門家と一緒に作り、世の中に発信していきたいと考えています。

その中でも特に人生が豊かになる気持ちを大切にし、想いやあたたかみのあるプロダクトを目指します