純銅たたき出しランプシェード

「純銅たたき出しランプシェード」は、鍛金師が山邊哲也が伝統技法で幾万回も手打ちし、作り上げる究極の逸品です。

槌目模様がやさしい空間をつくります。

夜の帳が下りるころ輝きを増す・・・

店舗兼住宅を「おしゃれにしてほしい」というお客様の要望から、長年培ってきた鍛金（たんきん）の技術を活かして開発しました。

たたいて、たたいて、たたき続ける。

●鍛金（たんきん）とは
金属を金床や烏口などにあて、金槌で叩くことで形を変えていく伝統金属工芸の技法で、打ち物、鎚金(ついきん)などの呼び名もあります。金属（銅）を温めて酸化させ、叩くことで金属（銅）の素材を流動させて形を形成していきます。ランプシェードひとつでも数万回叩く、根気の必要な技法です。

世界にひとつだけの逸品

✔ すべての工程を手作業で行っています。
✔ 耐久性と質感の向上のため、1.2㎜厚ｍの銅板から作ります。
✔ 純銅素地（塗装なし）のため、趣のある経年変化を楽しめます。
✔ 同じものはひとつとない唯一無二の美しい槌目模様

規則正しく、均等な力で、同じ部分を３回ずつ叩くことにより、隙間のない美しい槌目模様ができあがります。銅板の内側の金床と金槌の打面がズレることなく力を一点に集約させる高度な職人技が求められます。

空間を上質なものに

古民家カフェ、高級旅館など「和」な空間もちろん、 レストラン、ダイニングキッチンなど「洋」の空間にもおすすめです。

撮影協力 Keitto Luokala

ランプシェードができるまで

●焼鈍し：銅板から円盤を切り出し、バーナーで真っ赤になるまであぶります。

●急冷：真っ赤な銅板を水につけて急速に冷やします。

●酸洗い：専用液で銅板を洗います。

●焼鈍し（成型後）：バーナーで真っ赤になるまであぶります。

●急冷（成型後）：真っ赤な銅板を水につけて急速に冷やします。

●酸洗い（成型後）：専用液で銅板を洗います。

●たたき出し：銅板を回しながら、一定のリズムでたたき続けます。

●たたき出し（内側）：外側をたたくと、内側にあてがっている金床や鳥口などで、同時に内側にも槌目模様ができます。簡単なようで高い技術が求められます。

●完成：美しい槌目模様が並びます。

商品の仕様

名称：TSUCHIME1.2シリーズ純銅たたき出しランプシェード
寸法：約３０～３３㎝（外径）、約５㎝（高さ）
重量：約８３０g
付属：ランプソケット１個、ランプ１個

※付属のランプは市販品です。ランプ寿命でお取替えの際はお客様にてお買い求めください。

Makuake先行予約販売

純銅たたき出しランプシェードは一つ一つ手作業かつ製作に膨大な時間を必要とするため、数量限定（合計２４個）の販売になります。

①７月製作：４個
②８月製作：４個
③９月製作：４個
④１０月製作：４個
⑤１１月製作：４個
⑥１２月製作：４個

お届けスケジュール

●プロジェクト実行 ５月中旬～６月末
●材料手配 ６月中旬～
●商品製作 ７月初旬～
●リターン ①７月末、②８月末、③９月末、④１０月末、⑤１１月末、⑥１２月末

ご質問（Q&A）

質問１：ランプシェードが黒く変色してきました。元の輝きに戻りますか？
回答１：本商品は純銅素地のため、経年変化（酸化）します。市販の研磨剤（チューブ等のねりもの）を布につけ磨くと元の輝きに戻ります。目立たない部分で試しながら作業を行ってください。

質問２：複数個注文した場合、商品はすべて同じサイズになりますか？
回答２：手作業で一枚の銅板からたたき出すために、大きさや高さなど若干サイズが変わります。量産品のような精度はありませんのでご了承ください。

実行者紹介

●山邉哲也（山辺板金工作所）

鍛金技術と板金技術の両技術に精通している稀有な存在。20代前半には、欧州へ単独留学し現地職人と交流しその土地の技術を習得する。貪欲な姿勢は現在も変わらず大病を患いながらも「自在龍置物」など造り出す作品は見る者を圧倒する。

山邊哲也氏 自在龍置物

●「摂津優品」認定

TSUCHIME1.2シリーズ純銅たたき出しランプシェードは、摂津市と摂津市商工会が中小企業応援プロジェクト／摂津ブランド認定制度として委員会を立ち上げ、摂津市内の事業所等で生産・製造・加工され、一定の基準を満たす優れた商品等を認定する摂津ブランド「摂津優品 (せっつすぐれもん)」に認定されています。