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フランス、ローヌ渓谷のワイン生産者の家系に生まれる。かの名高きサド侯爵※1の孫。

現在は、FSPワインのゼネラルマネージャーとして、主にフランス産のワインを年間数百万本生産し、世界中に輸出。

LE SIXIEME ELEMENTでは、ワインの製造とブレンドの方向性を担当し、販売プロセスにも深く関与している。また、輸出の責任者でもある。趣味はスキー、乗馬。好きなものはワイン、ウィスキーと葉巻。

※1 サド侯爵：マルキ・ド・サド（Marquis de Sade, 1740年6月2日 - 1814年12月2日）は、フランス革命期の貴族で小説家。マルキはフランス語で侯爵を意味する。人生のおよそ半分を牢獄と精神病院で過ごし、収監中に数々の小説を精力的に執筆した。リベラル思想に裏打ちされ、時に暴力的、反宗教的、反道徳的とみなされた作品が多く、後に彼の名をとって「サディズム」という言葉が生まれたことから良いイメージがなかったものの、近年その作品群の芸術性が再評価されている。

寧夏のワイン生産者の家系に生まれ、ワイン業界で約40年の経験を持つ。中国においてワイン製造の名人の一人で、国産（中国産）ワインの審査員も務めている。宁夏新慧彬葡萄酒庄有限公司で栽培・醸造を担う。

LE SIXIEME ELEMENTでは、セラーマスターとして醸造、ブドウ栽培、ワイン醸造、ボトリングすべての生産プロセスの責任者として関与している。

寧夏が現在のように注目されるよりも少し前、一人のフランス人醸造家が、この新天地に惹かれワイン造りを始めました。彼の名はアモリ・ド・サンセィ（Amaury de Sinçay）。彼は、寧夏で一人の優れたワイン生産者とめぐり会いました。その人の名は王平来（Wang PingLai）。寧夏のワイン生産者の家系に生まれ、ワイン業界で約40年の経験を持つ人物で「名人」と言われる偉大な人物です。

ワイン製造の文化が長い間停滞していた中国において、熟練したワイン造りの技を持つ王平来の協力は不可欠でした。アモリ・ド・サンセィはフランスの醸造技術やテロワールに関する知識を、王平来は寧夏でのワイン造り、その土地の特性や、長い間アジアで伝えられてきた陰陽五行の思想に基づいた農業のノウハウを与え、ここにフランスの技術と中国のテロワールが相乗効果を発揮するワイン造りの土壌が整ったのです。

「シャルドネとピノ・ノワールへの愛情から、20年間あちこちを旅し、何年も観察と研究を重ね、あらゆる妥協を排除して最適の土地を求めた結果、この寧夏ヘラン山麓の土地にめぐり会いました。

周囲を砂漠に囲まれたこの土地の気候のおかげで、私たちは "クリーン"な栽培、つまり農薬や殺虫剤に頼らない、自然な栽培ができます。また、健全なブドウのおかげで、醸造過程でも酸化防止剤（亜硫酸塩）の使用を低く抑えることができます。ボトリング時に酸化防止剤を添加しますが、28～32mg/lしか使いません。

これは非常に低い値で、フランスの自然派ワインで最も厳しい既定のヴァン・ナチュールの指標である30mg/lと比べても遜色ありません。」

「人間は空から地球上の生命を授かり、自然からは多様で複雑な気候やテロワールが生まれ、祖先からは知識や技術が受け継がれています。

それらを継承し、生物多様性を維持しながら、合理的な方法で生産することが私たちの責任です。

私たちのワイン、ル・シズィエム・エレマンがきっかけとなって、寧夏ワインの魅力を知っていただき、その味わいを楽しんでいただければ幸いです。」

フランス人醸造家であり、かの名高きサド侯爵の孫アモリ・ド・サンセィが、ピノ・ノワールとシャルドネの聖地を求めて辿り着いた新天地「寧夏」。

「中国のナパ・ヴァレー」と称され、今ワイン文化が花開きつつあるこの地で、中国ワイン業界を代表する人物の一人、王平来（Wang PingLai）とタッグを組み、フランスの技術、中国のテロワールを反映した全く新しいタイプのワインが生まれました。

2018年ヴィンテージは、初リリースであったにも関わらずロンドンアワードやアメリカアワード等の国際ワインコンクールで金賞を受賞。

中国国内で注目を集めるル・シズィエム・エレマンは、既に中国国内の高級レストラン、ラグジュアリーホテルでの採用が決まりつつあり、中国ワインの中でも今後入手困難なワインになることが予想されます。

生産量は2020年時点で既に世界第10位となり、ワイン業界の中では既に注目株となりつつある中国ワインですが、日本ではその認知度はまだまだ少ない状況です。

そこで、何よりもまず、その品質を知っていただきたいという思いから、

この希少なワインの、しかも記念すべきファーストヴィンテージを含む全ラインナップを限定予約販売致します！

寧夏は、今、高品質ワイン産地として、またワインツーリズムの中心地として、急速に発展を遂げています。力強く凝縮味のある味わいのワインと、豪華なゲストルームを備えたワイナリーが200以上も並び立つ様から「中国のナパ・ヴァレー」と揶揄されるほどです。

「中国のワインはやがて、世界を驚かせるワインになる」

これは、2020年に寧夏を視察に訪れた習近平国家主席が述べた言葉ですが、多くの評論家、ワインジャーナリストたちは、この発言を誇大広告的なパフォーマンスだとは見なしていません。事実、寧夏には並外れたポテンシャルがあると信じています。その理由は、寧夏の環境にありました。

【気候】大陸性の乾燥或は半乾燥気候。昼夜と夏冬の寒暖差がおおきい

【日照】年間3000時間以上、非常に強い日射量

【降水量】年間降水量：平均196mm（150〜240mm）（年間250mmを下回ると、一般的に砂漠気候と言われます）

【気温】－15（冬季）～＋30℃（夏季）平均気温は摂氏9度。年間無霜日数180～200日。

北200kmに及ぶヘラン山脈（アラシャン山脈）がブドウ畑を冷風から守る自然の防壁の役割を果たしています

【葡萄畑の標高】1175メートル

【土壌】砂利、沖積土、砂 および粘土

砂漠気候のため寒暖の差が激しく、冬季の夜間は気温が摂氏マイナス20度まで下がる過酷な環境。通常、ここまで低いとブドウ栽培は不可能ですが、この強烈な寒さからブドウの樹を保護するため、剪定を終えたブドウの樹に土を盛り、地中で越冬させます。しかも、この作業は畑の中で行うため機械化できず、全て人力で行われています。

このような高品質ワイン生産のポテンシャルが裏付けとなり、今中国は国を挙げて寧夏ワインの発展に乗り出し始めました。

中国は寧夏回族自治区の主要なワイン生産地域を、フランスのボルドーに匹敵する地域に変えたいと考えており、中央政府が5月下旬に承認した計画では、ヘラン山脈地域は、2035年までに6億本のボトルを生産することを目標に掲げています。因みに、この生産量は、フランスの一大ワイン産地であるボルドーのワイン生産量とほぼ互角です。

政府の強力なバックアップ体制のもと、15年後には、品質・量ともに世界を代表するワイン産地になるのでは？と世界のワイン関係者が期待を込めて注視する寧夏。欧米で流行する前に、いち早くこの寧夏ワインを試してみたいものですね。

ワイン名にもなっているル・シズィエム・エレマンという名前の由来は、古代中国に端を発する自然哲学の思想である五行説に由来します。五行説は、万物を「木・火・土・金・水」の5種類の元素にあてはめ、世界をとらえる考え方です。

五行説は陰陽説と共に、はるか昔から存在していました。陰陽説と五行説が結びついた結果、現在の陰陽五行説となり、東洋思想における理論体系の本質的な内容を形成してきました。一例として暦や風水、中医学、薬膳など生活の中にも大きな影響を与えています。

「五行」という言葉は、5つの象徴的な概念が、絶えず相克を繰り返し循環する様子を表しています。世界から身の回りのものまで、あらゆる事象をこの5つの象徴に当てはめて、考えることができます。

『木』上昇の動き。春の季節のエネルギーを表します。

『火』照射、輝き、広がり、成熟、熱、光を表現し、暑い夏の季節のエネルギーを示します。

『金』金は、金属（メタル）を意味し、その動きは下降の始まりと考えられています。硬さや荒々しさで、秋の季節のエネルギーを表します。

『水』深く降下していく様子と広がっていく様子も表します。また、物事の休眠や、保存する事も含みます。季節の中では寒い冬のエネルギーを示します。

『土』土の動きとは変容を意味し、季節や場所を問わず全季節のエネルギーを示します。季節の変わり目に「土用」の期間を配置するのも、この考え方に由来します。

それぞれの要素が分断・独立されている訳ではなく、それぞれが相補的・相対的関係にあり、中庸のバランスがとれた状態を大切にする考え方は、現代の西洋医学中心の医学界でも徐々に見直されてきています。こういった考え方は、農業の中でも応用でき、ブドウ畑での仕事や、ワイン造りにおいても、診療のように役立つものです。

今回ご紹介するワイン、『ル・シズィエム・エレマン（六番目の要素）』は、この五行が融合した結果という意味が込められています。ワイン造りにおいて密接に関わり合う5つの要素『自然、気候、テロワール、季節、そして地球上の生命』これらから生まれたワインを、寧夏の6番目の要素として位置付けているのです。

また、もう一つの面として、植樹から数年の準備期間、ブドウの果実が実り、収穫され、醸造を行い、熟成を経て完成されるワイン造りの各段階をも象徴しています。

周囲に砂漠が広がる畑は、痩せた土壌と乾燥した気候の影響で、収穫量が非常に低く抑えられています。この自然な収量制限が、寧夏ワインの特徴の一つです。

［シャルドネ］6,600株/ha、平均収量15hL/ha

［ピノ・ノワール］6,000株/ha、平均収量15hL/ha

［マルスラン］3,300株/ha、平均収量25hL/ha

［カベルネ・ソーヴィニヨン］6,600株/ha、平均収穫量29hL/ha

［メルロ］6,600株/ha、平均収量22hL/ha

※平均的な密植度は5,000株／haと言われています。

例えば、ボルドーの上位AOCである「AOCポイヤック」の場合、40hL/haとなっています。

収穫量を抑えるということは、畑のブドウの木一本あたりの房数を制限するということです。これは、ブドウの果実一房あたりの風味の凝縮度を上げて、高い品質のワインを生み出すことを意味します。もし1本の木に房がたくさん付いた場合は、手作業で剪定して収穫量を低くするよう調整する事もあります。

ル・シズィエム・エレモンでは、収穫量は30hL/haを下回っており、その条件の厳しさ、徹底した品質主義がよく分かります。

「 “La Vie（生命）“と名付けられたシャルドネ種100％の白ワインは、私たちが愛してやまないブルゴーニュを彷彿とさせます。」

“テロワールを映す品種”と言われるピノ・ノワールは、この砂質・砂利質の土地で典型的な特徴を完璧に表現していることを感じました。そして”Terroir（テロワール）”と名付けました。

造るのが一番楽しかったのはマルスラン（1961年にフランスで生まれたカベルネ・ソーヴィニョンとグルナッシュの交配）で、多くの学びと発見がありました。

”Nature”ですが、これはカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにマルスランとメルロを加えたブレンドを、フレンチオーク樽で14ヶ月間熟成させました。バランスと複雑さが感じられます。

造るのが一番楽しかったのはマルスラン（1961年にフランスで生まれたカベルネ・ソーヴィニョンとグルナッシュの交配）で、多くの学びと発見がありました。

ヘラン山麓の土壌をよく表現しているマルスランに見せ場を与えるため、モノ・セパージュ（単一品種）でもワインを造りました。トロンセ産のオーク樽（一流メーカーであるナダリエ、ラドゥの樽）で14～15ヶ月間の熟成を行います。

このマルスランがヘラン山麓の環境と密接に結びついた結果生まれたワインであることから、私たちはこのワインを“Climat"と名づけました。

あまり知られていない偉大な品種であるマルスランのポテンシャルと複雑さ、ヘラン山麓の美しいテロワール、厳しい気候を余すところなく発揮している、ユニークな魅力をぜひ見出していただきたいと思っています。」

【2018年】（ファーストヴィンテージ）

2018年のヴィンテージは、異常かつ挑戦的なものとなった。

収穫の直前に大雨が降り、湿度が高かったこともあり、ブドウに腐敗菌が繁殖する可能性が高まった。収穫時には、より高いレベルでのブドウの選別が必要で、いくつかの損失を出した。

とはいえ、出来上がったワインの品質について言えば、2018年の品質は、その年の特徴を反映した満足が行くものに仕上がった。シャルドネとマルスランには美しい凝縮感が、ピノ・ノワールにはブルゴーニュのテロワールを思い起こさせる素晴らしい風味が感じられた。

【2019年】

2019年のヴィンテージは寧夏の大陸性乾燥気候の典型的なもので、夏は乾燥して暑く収穫前には雨が少なかった。そのため収穫時にブドウの糖分濃度が高くなり、その結果、発酵後のアルコール度数も高くなった、良いヴィンテージ。

リターンについて

ワイン生産量では世界10位（2020年時点）、そしてワイン消費量では世界第5位の中国（2021年時点）。当然輸入も多いのですが、ここにきて寧夏ワインは中国国内でも今や注目の的になりつつあります。

上でもご紹介した通り、寧夏のワインは中国が国策として協力にバックアップしています。

「ボルドーやナパに匹敵するワインを造る」という目的に向かい、物凄い勢いで成長している寧夏ワイン。新型コロナウイルス流行の影響で海外旅行が難しくなり、寧夏のワイナリーツアーが大盛況と報道されていますが、そういった認知度アップがきっかけとなって、徐々に入手困難なワインになってしまうことでしょう。

今回のル・シズィエム・エレマンも、金賞受賞のニュース依頼、中国国内のラグジュアリーホテルやレストランからの引き合いが殺到し、輸出分を分けていただくのも一苦労でした。

今回、全4種の数少ないワインを、マクアケにて先行ご紹介させていただきます。

☆各セット先着20名様ずつ！！

【全4種類セット】24,700円(税込)（通常価格から20%OFF）→22,230円(税込)

【紅白セット】（シャルドネ&ピノ・ノワール）12,700円(税込)（通常価格から20%OFF）→10,000円(税込)

☆単品ワイン先着30名様ずつ！！

【シャルドネ】5900円(税込)（通常価格から10%OFF）→5,310円(税込)

【ピノ・ノワール】6700円(税込)（通常価格から10%OFF）→6,030円(税込)

【カベルネ・ソーヴィニョン】6700円(税込)（通常価格から10%OFF）→6,030円(税込)

【マルスラン】8400円(税込)（通常価格から10%OFF）→7,560円(税込)

【全4種類セット】24,700円(税込)（通常価格から20%OFF）

【紅白セット】（シャルドネ&ピノ・ノワール）11,200円(税込)（通常価格から20%OFF）

【シャルドネ】5900円(税込)（通常価格から10%OFF）

【ピノ・ノワール】6700円(税込)（通常価格から10%OFF）

【カベルネ・ソーヴィニョン】6700円(税込)（通常価格から10%OFF）

【マルスラン】8400円(税込)（通常価格から10%OFF）

株式会社トゥエンティーワン・コミュニティ

「多くの人に、品質の良い美味しいワインを、良心的な価格で楽しんでもらいたい」

ワイン事業部では、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、チリなど世界各国から厳選したワインを直輸入しております。

「この日本にワインと豊かな食文化を根付かせたい」

ご自宅の食卓、街角のビストロやグランメゾンのレストラン、様々なシーンを想定し仕入れたワインを、良心的な価格でご提供することにより、ワインの普及に努めてまいりました。

これからもワインと豊かな食文化の創造と普及を目指し、お客様視点でより良いビジネスへと進化を続けていきます。

＜メーカー紹介＞

本商品を製造・販売しているFSPは、ローヌ渓谷やブルゴーニュのエリアを拠点とし、1780年代に家族経営の小規模生産者としてスタートしました。

一族の起源をたどるとローヌ渓谷には13世紀、ブルゴーニュには17世紀頃まで足跡をたどることができます。

1950年代ごろからは同時にシャンパーニュの取り扱いも開始しましたが、90年代ごろまではローヌの地域を主なエリアとしていました。その後、ロワール、ボルドー、ラングドックエリアまでポートフォリオを拡大。

1990年にパリにオフィスを設立し、2011年には中国支店も。2014年にはアジア全体を統括する上海オフィスが完成した

ことで一段と成長を遂げています。

2018年の売り上げは世界各国への輸出を含め2000万本にまで達し、3つのボトリングラインと3か所の倉庫を保管することで生産能力を高めています。

＜プロジェクトに関する情報＞

・プロジェクトの属性：輸入商品

・代理店によるサポート：代理店による、日本語カスタマー対応、保証等

・プロジェクト実行者（国） ：日本

・製造者（国） ：中国（ワイナリーの所在国）

【お届けについて】

・常温便での配送となります。

・配送には細心の注意を払っておりますが、稀に配送中または配送後に、商品ラベルの擦れやズレ、ヨレが発生する場合がございます。ご了承くださいませ。