・このプロジェクトについて

はじめまして。
leathercraft COBA(レザークラフト コバ)と申します。
この度COBAのプロジェクトでは
『最高級のフランス産カーフレザーと使いやすさ、デザインにこだわった、日本の革財布職人が作り出すJAPANクオリティのL字型ファスナー長財布をご紹介します。』

当工房では、お札の角が折れない、中身が見やすい、支払いがスムーズに出来ると言う事を基本コンセプトにし、財布製作を手がけています。

それに加え、今回『すれ傷に強く耐水性が比較的高い革を使い毎日持ち歩きたくなる気持ちを楽しんで頂きたい』と言うのがコンセプトになります。

また、財布製作は、全工程一人制を用いており、
一つの財布を一人の職人が一つ一つ丁寧に心を込め最後まで責任を持って仕上げた手作りの革財布『L字型ファスナー長財布』をMakuakeで先行販売致します。

・フランス産カーフレザー　L字型ファスナー長財布のご紹介

・マチが付いてるのに薄型

通常ファスナー長財布と言えば厚さが2.5cm～３cmが主流ですが、このL字型ファスナー長財布は片マチが付いていながら約1.5cmのスリムなフォルムで製作しておりジャケットの内ポケットや鞄の隙間にスッと入る設計で作成しています。

・ファスナー引き手を変えればレディース用としてもお使い頂けるユニセックスタイプ

・今回使用するフランス産カーフレザーとは

フランスのハイブランドH社も使用している雄の仔牛から作られた革で
最高級の牛本革です。
画像を見て頂くと分かるとおり、細かな革目を型押しした、張りがあり,型くずれしにくい特徴を持ち合わせています。また、革質は軽量で、すれ傷に強く、耐水性が高いと言うのがこの革の特徴です。

・simple is best
使いふるされた言葉ですが、革製品を長く使って頂くには、やはり無理な形より
シンプルな形がベストだと考えています。
革においても鞄に向く革、財布に向く革があります。
財布には財布に向くデザインが１番だと考え、奇をてらったデザインでは無く
シンプルなデザインで挑戦しています。

世界各国の紙幣の角が折れることなく収まる設計。

内装には１２のカードポッケット、札入れはマチ無し部分も入れて４箇所
中央に小銭を入れて逆さに振っても飛び出すことの無いフリーポッケット
と言う仕様。（尚マチなし部分の札入れは一部紙幣の上が出る事があります）
内装に使用する革は、今では革を育てると言う言葉が代名詞の牛ヌメ革ナチュラルを使用。
また、薄さを実現するため、内装の裏地にはレーヨンシャンタンを使用しています。

ファスナーは日本が誇る世界のYKKファスナーエクセラ　
エレメント（金属部分）一つ一つに入念な磨きをかけ滑らかで高級感漂う仕上がり、またエレメントをダブルタイプにする事で重厚な仕上がりとなっています。

ファスナーの引き手は革の引き手を使用。（当工房製作）
表面は少しぷっくり感を出し見た目もおしゃれな感じに仕上げています。
ファスナーの引き手とは言え、開け閉めの時、常に使用する大切なパーツです。
1つ1つ丁寧に手縫いで縫製し強度も抜群です。
また、女性にもお使い頂けるようエレガントなタッセルの引き手もご用意し
選択式となっております。
長さ約１０㎝、５㎜間隔でカットを施しそのひらひらとした感じがエレガントさを引き立てます。

革の切り口（コバ）の処理は切りっぱなしでは無く、
先ず、下処理剤を塗布、次に染料を２回に分け塗布、
乾燥後、細かい番手の紙やすりで磨き、切り口を滑らかにし、
再度染料を塗布、その後完全に乾燥させた後、コート剤を塗布し強度をあげています。

革の切り口を、ここまでするには訳があります。
それは、革を切りっぱなしにした場合、そこが毛羽立ち
破損もしやすくなるらかです。
こうしたちょっとした部分がCOBAの拘りでもあります。
そうした部分も手にした時楽しんで頂けると幸いです。

・今回の仕様

外装：フランス産カーフレザー
内装：牛ヌメ革ナチュラル
裏地：レーヨンシャンタン
サイズ：縦9.5cm×横20cm×マチ1.5cm

・カラー５色

右がタッセル、左が革の引き手になります。
お好きなファスナー引き手をお選び下さい。

・leathercraft COBAについて

COBAでは、強度の必要な部分はサドルステッチ（手縫い）で縫製を行いその他は、ミシンで効率よく製作を進めることによって時間と言うコストを下げ価格に反映させています。

革の切り出し、パーツ製作も小さな工房ですが一貫して行っています。

・手しごと

強度の必要な箇所は、サドルステッチ（手縫い）で行います。その縫い穴を専用の錐で一つ一つ丁寧にあけて行きます。
今回ご提供のL字型ファスナー財布一つで外装の部分に２４０個の縫い穴をあけて行きます。

サドルステッチ（手縫い）は糸の両端に針を取り付け２本の針で縫い付けて行きます。

革を部分的に薄くする機械。部分的に革を薄くする事によって
スマートな仕上がりになります。

ミシンを使い効率的に製作を進めている様子。

縫いあがり　ピンクの糸がサドルステッチ（手縫い）ゴールドの糸はミシンステッチです。

製作の過程や商品情報については定期的にブログで発信。
https://ameblo.jp/masanao5884/
プライベートな事や好きな事はFacebookで日々発信
https://www.facebook.com/mentarukoba

・ハイブランドで使われている革が使用できる理由

画像は革にバッグのパーツを切り出す為白い線で模っています。
この線に沿って革を切り出しバッグを製作して行く訳なのですが、
実は、この革一枚で使われるのは切り出した部分のみで、残りの８０％近くは、見向きもされない。その内廃棄処分になってしまいます。　
しかし、そうした取り残された革の良質な部分の大きな端切れを輸入している日本のメーカーさんと取引ができる様になった事から、その革を可能な限り使用し革財布を製作する事で革の原価を抑え高級皮革なのにお値打ち価格でご提供できます。

本物の証　フランスの老舗革メーカー　アース社の刻印です。

・今回の資金の使い道
今後、さらに良質な新商品の開発、製作における設備、当工房サイト作成などの資金に大切に使わせて頂きます。

・購入の際の注意点
■購入前にお読みください
《革について》
革には、生前についた傷があったり、血管の痕が柄の様に出る事があります。その様な部位は、避ける様に裁断しておりますが、どうしても避けられない場合がございます。革の味として感じて頂き、商品を気に入って頂けると嬉しいです。
《カラーについて》
出来る限り、本来のカラーに近い状態で撮影し掲載しておりますが、ご覧のPCモニター或はスマホ画像により違い生じる場合がございます。
又、革の入荷状況により若干カラーの色目が変更になる可能性がございます。

※仕様が若干変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

・最後に
このプロジェクトの内容を最後までご覧頂きありがとうございます。
当工房では、インポートの革を主に財布として作成しております。
今回は、インポート革の中でもすれ傷や水分に強い
L字型ファスナー長財布を使用して頂き、そのシンプルで使い勝手の良さを
楽しんでもらうと言うのがコンセプトです。

今後は、そんなインポート革の鞄や小物。おもしろ商品なども作成したいと考えております。小さな工房ですが、皆様の支援が力となりますのでご支援のほど
よろしくお願い申し上げます。