昭和の頃は、上の歯が抜けたら縁の下に、下の歯が抜けたら屋根に向かって投げる風習がありました。「丈夫な大人の歯が生えてきますように」という願いが込められています。

今は、お子さんの成長の記念として抜けた乳歯は、乳歯ケースに入れて保管するのが一般的です。日付や抜けた歯の位置を記録でき、成長記録として残せるのも乳歯ケースの便利な点です。

大切な乳歯を屋根や床下に捨てられない！お子さんの成長の思い出を大切にしたい！そんな想いを私たちはカタチにしてみました。

乳歯は、一般的に5歳から7歳頃に抜け始め、12歳頃までに全て永久歯へ生え変わります。最初に抜けるのは下の前歯が一般的で、同時期に「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯の奥歯が生えてきます。

乳歯が抜ける時期や順番には個人差がありますが、多少前後してもほとんどの場合、問題なく永久歯が生えてきます。

乳歯ケースは、お子さんの成長の記録として、長く大切にできるアイテムです。ぜひ乳歯ケースに入れて、素敵な思い出を作ってください。

生まれたばかりのお子さんのこれから始まる成長の物語に想いを馳せて贈るのも素敵です！

５歳から７歳くらいで乳歯が抜け始める頃に新たな段階への成長を想い贈ると喜ばれます特に初めて乳歯が抜けたタイミングに合わせて贈ると感動もひとしおでしょう！温もりを感じる素材と色にこだわり開発しました！

乳歯が抜け落ちるその瞬間は、ほんの小さな出来事かもしれません。しかしそれは、お子さんの心と体が、またひとつ大きく成長したことを教えてくれる、大切な物語の始まりです。

初めて抜けた乳歯を掌に乗せたとき、親御さんはどんなことを感じるでしょうか。

小さくて頼りなかった赤ちゃんの頃を思い出したり、これからどんな大人になっていくのだろうと、未来に想いを馳せたりするかもしれません。

日本では、乳歯が抜けることを「歯の生え変わり」と言いますが、この「生え変わり」という言葉には、新しい自分へと生まれ変わっていく、前向きな意味が込められているように感じます。

時が経ち、いつかお子さんが大人になったとき、一緒に乳歯ケースを開けてみませんか。

「この歯が抜けたとき、こんなにおもしろいことがあったね」「こんなに小さかったんだね」と、思い出話に花が咲くことでしょう。

乳歯ケースに詰まった物語は、お子さん自身が歩んできた成長の証であり、ご家族にとってかけがえのない宝物となります。

大切なあの人に、これから始まる成長の物語に想いを馳せて贈るのも素敵です。

両手で包み込めるようなサイズで角を丸く削った優しい曲線は、触れるたびに温もりを感じさせますで、安らぎ感を与えます

丸く、やさしい形をした乳歯ケース。それは、お子さんの大切な成長を、あたたかな温もりで包み込むための宝箱です。

手のひらに乗るほどの小さな丸いケースを開けると、そこには、小さくて愛らしい乳歯がひとつ、またひとつと並んでいます。

まるで宝石のように輝く乳歯は、かけがえのない思い出の証。
初めて歯が抜けて、ちょっぴり不安そうだった顔。
すきっ歯になった口元で、はにかむ笑顔。

そのひとつひとつの物語が、この丸いケースの中に詰まっています。
天然の素材が持つ温もりが、大切な乳歯をやさしく守ってくれるでしょう。
なめらかな手触りが、日々の成長の記憶をそっと呼び覚ましてくれます。

原料の木質繊維に持続可能な森林からつくられた認定木材を、トウモロコシから抽出した植物由来のプラスチックを使用しております。また中敷きは弊社で自動車部品を製造する工程で発生した廃棄プラスチックをアップサイクルしております。

乳歯ケースに採用した植物由来のプラスチックは、環境問題への対策として注目されている素材です。

環境へのメリットとして、植物は成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収します。そのため、製品を燃焼する際に二酸化炭素が排出されても、植物が吸収した分と相殺されると考えられており、地球温暖化対策に貢献します。また原料に植物を使うことで、限りある石油資源への依存度を減らすことができます。

また土壌や海中など、特定の環境下で分解されるため、適切に処理されればプラスチックごみとして自然界に残ることがありません。

植物由来のプラスチックは、従来の石油由来プラスチックが抱える「地球温暖化」や「化石資源の枯渇」といった問題への有効な解決策となる材料で地球環境へのやさしさを手に取って感じて頂きたいという想いで、ヨーロッパから直接輸入して商品化させて頂きました。

今回の商品は、ヒーターコントロールの光る照明までＬＥＤから光を運ぶ部品の”導光板”を製造する工程ででる端材を乳歯ケースの中敷きにつかってつくりました。

乳歯ケースの中に乳歯を一本づつ入れるポケットがあります。アクリル製の中敷きも付属しておりますので、ケースの中で乳歯が飛び出すことがなく、満足してお使い頂けます、乳歯20本が上の歯と下の歯でわけてケースの中に収納出来ます。

パステルカラーは、原色に白を多く混ぜることで生まれる、彩度が低く明度が高い色合いです。この特性が、見る人に優しい印象を与え、癒し感や安らぎをもたらします。身の回りにパステルカラーを取り入れることで、ふっと心が和む瞬間が増えるかもしれません。

蓋の開け閉めは少し回しますと蓋が外れにくくなり、開けやすくなります。中敷きがあるので、開閉時の乳歯の飛出しがなく心地よい設計です。蓋のエッジには丸い突起をつけて、蓋を外しやすくしました。

乳歯ケース”MILK TOOTH"開発ストーリー

出典：「豊川市オリジナル乳歯ケースいなりん歯っぴ～ケースを作成しました！
URL：https://www.city.toyokawa.lg.jp/soshiki/kikaku/genki/1/2/22991.html」

令和6年度に弊社の在籍市である愛知県豊川市より、市役所から無償で配布する豊川市のキャラクター”いなりん”の入った定住促進グッズ（乳歯ケース）をつくって欲しいとの依頼が舞い込んできました。

オリジナル乳歯ケースという面白いアイデアに共感しまたが、製作した経験がなく、困難かと思いましたが、４８年お世話になっている豊川市に何か役に立ちたいと言う想いから、即答で「なんとか協力しましょう！」とお答えしました。
　・豊川市の子供たちや保護者に喜んでもらえるもの
　・キャラクター”いなりん”をかわいく
　・廃プラをつかってアップサイクル商品にしたい
こんなコンセプトで製作に取り掛かりました。

商品デザイン、金型製作、2,000個の量産まで短期間で対応する必要があり高難易度でしたが”挑戦”をしました。「豊川市民の皆さんに喜んでもらいたい」「プラセスでオリジナルの乳歯ケースがつくりたい」という社員の想いと頑張りでなんとか間に合わせることが出来ました。

3歳児健診の対象者に無償で配付され、妊産婦歯科健診の受診者に先着順で無償配付になったのですが、豊川市民の方から「いなりんかわいい！」「乳歯ケース欲しかったので嬉しい！！」「廃プラからつくったとは思えない！！！」と大反響でとても嬉しかったことを思い出します。

その豊川市向けに製作した金型で、市役所に2,000個納入しましたが、世の中の皆さんに喜んでもらいたい一心で、その金型を改造してアップサイクル商品として皆様に乳歯ケースをお届けしたいという想いから、今回プロジェクト公開する事にしました。

製造工程

すべて愛知県豊川市の日本の自社工場で生産と品質管理しております。

利用方法

仕様

■サイズ

■材質

■カラーバリエーション

■セット内容

■仕様

●商品サイズ：φ100㎜×厚25㎜
●重量：95ｇ
●原産地：日本製（愛知県豊川市の自社工場で製造）
●材質
　カバー・ケース：植物由来プラスチック　ＰＬＡ（ポリ乳酸）
　中敷き：廃棄プラスチック　アクリル（自社工場の自動車部品製造の端材）
●色：ローズ、パープル、レモン、ミント、ホワイト、スカイの6色
●セット内容：カバー/ケース/中敷き/ギフトボックス/袋
●保証期間：商品到着後14日以内

FAQ

抜けた乳歯の扱い方・準備について

Q. 抜けた乳歯をそのままケースに入れていいの？
A. 抜けたばかりの乳歯には、唾液や血液、歯肉などの汚れが付着しています。そのままにしておくと、カビや細菌の繁殖の原因になります。必ず以下の手順で清潔にしてから保管しましょう。

・水洗い： 抜けた乳歯を流水でよく洗い、付着している汚れを落とします。

・洗浄： オキシドールに一晩浸け置きするか、煮沸洗浄（沸騰したお湯に5分ほど入れる）をすると、よりきれいに洗浄できます。

・乾燥： 洗浄後は、換気の良い場所でしっかりと乾燥させます。濡れたまま保管するとカビの原因になります。

Q. 乳歯が小さくて排水口に流しそうで怖い…
A. 洗面台で直接洗うと、誤って流してしまう危険があります。ボウルやペットボトルの蓋などの容器の中で洗うようにすると確実です。

Q. どの乳歯を保管すればいいの？
A. 虫歯や欠けたり割れたりした歯でも保管は可能です。
　お子さんの成長の記念として、保管したい歯を選んでください。

乳歯ケースの選び方について

Q. どんな素材の乳歯ケースがあるの？
A. 主に以下の素材があります。
・木製（桐材など）： 温かみがあり、高級感があります。桐は湿度を一定に保ち、防虫効果があるため、乳歯の保管に適しています。

・プラスチック製： 軽量で扱いやすく、比較的安価です。カビが発生しにくく、お手入れが簡単です。ただし、長期の使用で経年劣化する可能性があります。

・金属製・陶器製など： 硬くて丈夫ですが、落とすと割れたりへこんだりする可能性があります。

Q. どのタイプの乳歯ケースを選べばいいの？
A. 以下のポイントを参考に選んでみましょう。
・保管したい歯の本数： 「全部の歯を保管したい」場合は、20本全ての歯を収納できるタイプがおすすめです。

・収納のしやすさ： 歯並びと同じように穴が開いているタイプだと、どの歯が抜けたか一目でわかります。また、抜けた日付を記入するスペースがあるものも便利です。

・保管場所： 持ち運びや保管場所の都合に合わせて、コンパクトなものや、立てて収納できるアルバムタイプなど、様々な形状があります。

保管方法・その他について

Q. 乳歯ケースはどこに保管すればいいの？
A. 湿気や直射日光を避けることが重要です。
湿気の多い場所に置くと乳歯が劣化する恐れがあるため、乾燥した場所に保管しましょう。また、直射日光が当たると色褪せる可能性があるため、日の当たらない場所がおすすめです。

Q. 乳歯ケースを落として、中身がごちゃごちゃになってしまった…
A. どの歯がどの位置にあったかわからなくなってしまっても、問題ありません。大切なのは、お子さんの成長の記録として残しておくことです。

Q. ひび割れてしまった乳歯はどうしたらいい？
A. 無理に元に戻そうとせず、そのままの状態で保管しましょう。ひび割れた状態も、お子さんとの大切な思い出の一部です。

スケジュール

リターンについて

自動車部品をひたすら作り続けて４８年間

私たちは、愛知県豊川市に本社／工場があり、自動車部品を４８年間つくり続けている企業です。自動車部品の製造工程ででる端材をつかったアップサイクル商品を開発する事で、廃棄プラスチックの削減に取り組んでおります。

プラセス（PLASESS)は、1977年に日本で金型屋として創業した樹脂部品メーカーです。金型職人が半世紀にわたり、より高精度高品質な金型に仕上げるためミクロン精度を追いかけてきました。「お客様が成功を収めるお手伝いをする」を理念に、モノ造りにつねにこだわり続ける企業です。

当社の想い

当社は、車載用プラスチック部品製造して48年の企業。車は高い品質を求められる製品です。だからこそ、部品のリコールフリーについてはどこまでも追求し、ひたすら邁進してきました。

自動車用プラスチック部品を製造していますが、自動車部品を製造する工程でどうしても端材が発生してしまいます。その端材を粉砕してリサイクルするのですが、自動車部品は怪我をさせたり人命を奪う可能性があるため、リサイクルできる配合比率が決められており、そにため再利用できるプラスチック端材でも、リサイクルで使えないため廃棄や分別して再利用して頂けるルートにお渡ししております。私たちはこの使えるけど廃棄するプラスチックを「行きばのない廃プラスチック」と呼んでおります。

この「行きばのない廃プラスチック」の出口を見つけるために、アップサイクル商品を自社開発して廃プラの削減に取り組みたいという想いから生まれたのがPLASESS LAB」という取り組みです。

これまで磨いてきた40年がゴミや汚染問題になっているのはなんとも悔しいものです。これらのゴミをなくすことはすぐには出来ません。しかし、自社としてできることを少しでも進めていきたい。

「PLASESS LAB」の開発コンセプトは、再利用できないプラスチックをリデュースして、魅力的な商品に生まれ変わらせることです。これからおもしろいリデュースで皆様のワクワクするような新商品を世の中に提供して行きます。

株式会社プラセス
代表取締役社長 甲村尚久

アップサイクル商品開発への取り組み

2019年8月にPLASESS　LABチームを結成して、「行き場のない廃プラにあらたな価値を」コンセプトにしてアップサイクル商品で資源循環するための商品開発をスタートしました。

資源循環の第一弾開発商品として
”２４色の防犯砂利であなたの思い描いたお庭を実現”
2020年7月カラフル防犯砂利を開発してMAKUAKEにてテスト販売開始
テスト販売から現在までに約5,000㎏のアクリル材を資源循環してきました。
現在は、飛沫防止のアクリル板を回収して、防犯砂利にして飛沫防止プレートを回収した場所に循環させる活動をしはじめます。

資源循環の第二弾開発商品として
”5分で模様替え！簡単につけてはがせる麻とコーンの自然素材の壁タイル”
2021年6月取り外し可能な壁タイルを開発してMAKUAKEにてテスト販売開始
廃プラPP（ポリプロピレン）に麻繊維を25％混ぜた、植物繊維のタイルを日本で初めて販売しまして「廃プラから造ったとはとても思えず石みたい！」反響を集めました。年12,000㎏の廃プラPPを今後資源循環できるように拡販をすすめております。

資源循環の第三弾開発商品として
換気しながら施錠！3分で設置！3秒で施錠の窓用補助錠LEGLOCK”を販売開始しました。自動車部品のパワーウィンドウのボタンの光る部分のポリカーボネイトが年24,000kgの廃棄をしており、この材料を使ったアップサイクル商品となっております。発売から現在まで400㎏の「行き場のない廃プラスチック」を削減できました。
子供の転落防止、猫の脱走防止、侵入盗の侵入防止と色々な使い方ができて、1番の人気商品となっております。2025年8月よりホームセンターへの流通を開始しました。

そして・・・

資源循環の第四弾開発商品として
”乳歯ケース！とうもろこしから生まれた乳歯のおうち「MILK TOOTH」”を開発しました。今回もマクアケでプロジェクト公開させて頂きます、今回は乳歯ケースの中敷きに「行き場のない廃プラスチック」を使ってアップサイクル商品にしました、応援お願います。