幻の「髙梨牛」とは

農林水産大臣賞を7度受賞。一流ホテルから指名買い。初めて一般に流通する貴重な機会となっています！

経験や勘だけでは到達できない「本当の美味しさ」への挑戦が生み出した究極の肉質、髙梨牛。

千葉県、房総半島で高梨牧場を営む高梨さん。一頭ごとに向き合い、数ではなく質に徹底的にこだわる飼育方法で進化し続けている生産者さんが育てる究極の和牛。その中でも飼育が難しい牝（めす）牛をご紹介します。牝牛にしか表現できない繊細な肉質、香り立ち、深い余韻を持った“一点もののお肉”を是非ご堪能ください。

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－販売者（一般社団法人Masters of Beef Association）より－

米や野菜、果物は生産者を指名して購入できるが、和牛だけはできないとされた和牛業界の中で、生産者のこだわりと、和牛の素晴らしさや奥深さを伝えることを目的に設立された、一般社団法人Masters of Beef Association（MOBA）が、他薦のみで、生産地を直接訪問し、肥育法・エサ・水・牛舎・牛の管理・試食など数十項目におよぶ審査を経て厳選したのが名人です。現在、全国に10名ほどの名人がおり、髙梨さんもそのお一人です。

その名人の和牛を５つ星ホテルにご紹介したところ、こういうのを求めていたというお声をいただき、数年前から指名買いが入るようになりました。

ホテルだけでなく、自宅でも食べたいというお声をいただくこともあり、初めて直販することにいたしました。

今回、髙梨さんから、大事に育てた牝牛は、その価値を分かってくださる方に市場を通してでなく、相対取引のみで提供したい。その覚悟の表れとして「髙梨牛」というブランドを付ける。そのお話をお聞きし、初めて出荷する「髙梨牛」をご紹介することといたしました。

ただし、記念すべき初回出荷が２頭しかない希少牛ということもあり、ホテルに納品される一部を無理を言って分けていただき、今回の直販向けに確保しました。そのため、提供数量が少なくなりますが、ご容赦ください。

今回は初出荷ということもあり、新宿のヒルトン東京さんで、髙梨さんも参加されて試食会を開催しました。ヒルトン東京の料理長がサーロインは特に素晴らしいと太鼓判を押すクオリティでした。

提供コースは2つです。高級和牛の赤身と脂のマリアージュや、和牛香を存分に楽しみたいという方のための「霜降りコース」と、だんだん脂がつらくなってきたが、おいしい和牛をたくさん食べたいという方のための「赤身充実コース」をご用意しました。

自宅でステーキを焼くのはプロでも難しいこともあり、調理が比較的楽で、調理法も多く、失敗の少ないしゃぶしゃぶカットでのご提供とさせていただきます。最新の冷凍技術で肉の劣化を防げるため、冷凍でお送りします。

贈答用にもお使いいただけるよう、重箱スタイルとなっております。

https://mastersofbeef.org

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生産者（髙梨さん）から

【房総・鴨川、自然と歴史に育まれた酪農の地】

三方を海に囲まれた房総半島・鴨川市は、温暖な気候と潮風が抜ける自然豊かな里山地域です。近くには、東京から最も近い棚田百選「大山千枚田」が広がり、都心からわずか80分という距離にありながら、ゆったりとした農村風景が広がります。

この地にそびえる嶺岡山は、徳川八代将軍・吉宗が白牛を放った「日本酪農発祥の地」として知られ、牛と人が300年にわたり共に歩んできた歴史があります。

【28歳、ゼロからの挑戦。和牛への転換と独学の道】

髙梨牧場三代目の私は、東京の大学院を卒業後、28歳で家業に戻り就農。同時期に、それまでのホルスタイン主体の経営から和牛肥育へと大胆に方向転換しました。

【努力が実るまでの5年と、“美味しさ”への気づき】

就農から5年、共励会・共進会に向けて試行錯誤した結果、初めて「名人会肉用牛枝肉研究会」で入賞を果たします。

しかし、和牛は「見るもの」ではなく「食べるもの」。格付け評価を大切にしつつも、その先にある「美味しさ」こそが自分の目指すべきゴールだと気づきました。その気づきから2017年には食品販売の認可を取得し、自ら和牛を買い戻して飲食店や消費者に直接届ける六次化の取り組みを始めました。

【味を科学し、直感に頼らず、ゆらぎの中から美味を見つける】

出荷する約150頭の和牛は、いくつかのグループに分け、飼料の与え方などを少しずつ変えながら、味の変化を検証しています。

「小さな揺らぎ」があるからこそ、新たな発見ができ、固定化された状態では到達できない味わいに近づける。味のブレが出ない範囲での微調整を重ねながら、お客様のフィードバックに応じて柔軟に肉質を進化させています。

【牝牛・長期肥育が生む“一点ものの肉”】

現在、髙梨牧場が取り組むのは「牝牛・月齢32ヶ月以上の長期肥育」。年間24頭のみを出荷する極めて希少な和牛です。牝牛にしか表現できない繊細な肉質、香り立ち、深い余韻を持った“一点ものの肉”を目指しています。

飼養管理ではメタン排出削減やアニマルウェルフェアに配慮し、ホルモン剤不使用・モネンシンフリーを徹底。仕上げには米ぬかや米油を与え、より豊かな風味を生み出しています。

【料理人と共に深化し、5つ星ホテルからも指名買い】

五感に訴える和牛を追求する髙梨牧場の取り組みは、舌の肥えた飲食店関係者の方々から徐々に評価されるようになりました。六次化から5年後の2022年には、5つ星ホテルから指名買いされるまでに成長しました。

数ではなく質にこだわり、一頭ごとに真摯に向き合う。そして、仲卸や料理人と連携し、「料理の最前線」で深化し続ける。髙梨牛は、一般市場には出回らない限定流通の“本当に求める人に届く和牛”を目指しています。

ヒルトン東京 「十二颯 鉄板焼」　試食会

髙梨さん（左）と松崎料理長

A5、BMS12の最高ランクです。

サシの状態が分かります。

「髙梨牛炙り　すりおろし山葵」
左上から、クリミ、ヒレ、サーロイン
左下から、ウチモモ、ランプ

「ひとくち髙梨牛ソテー」

左から、ウチモモ、ランプ、クリミ、ヒレ

拡大写真です（ウチモモ、ランプ）

拡大写真です（クリミ、ヒレ）

お茶漬けです。しゃぶしゃぶスライスのイメージに近いかもしれません。
（左から、ウチモモ、ランプ、クリミ、ヒレ、サーロイン）

出荷前に、ヒルトン東京の料理長はじめシェフの方々が髙梨牧場を訪問されました。

ヒルトン東京の常連様から感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。

「ワインで 表 現 す る と 、 シ ャ ド ー マ ル ゴ ー の ような上品さと繊細さを持っている。一切雑味がなく、サーロインなのに粗々しくなく、すっと体に入ってくる。ふつうの名産地のものは、サーロインらしく少し攻撃的な印象だけど、高梨牛は優しくて甘い香り、口に入れた後も余韻が長く、優しく包み込んでくれるような、今まで味わったことのない、究極の和牛。胃がもたれることがなく、ずっと食べ続けられる。生産者のこだわりがとても詰まっている味わい。とても心優しい牛として育てられてきたんだろうと想像できる」

リターンについて

①赤身充実コース

しゃぶしゃぶ肉（200g x 2セット）
ウチモモ200g、ランプ200gになります。
⭐︎早割　(通常価格より500円引き)
9,800円→9,300円

[一般予定販売価格 9,800円]
※本製品は冷凍発送となります。 ※賞味期限：製造日から冷凍で3か月
※解凍してからは風味を損なうため2日以内にお召し上がりください。
※配送会社や地域によって配送できない可能性があります。

②霜降りコース

しゃぶしゃぶ肉（200g x 2セット）
サーロイン200g、カタロース200gになります。
⭐︎早割　(通常価格より1,000円引き)
12,800円→11,800円

[一般予定販売価格 12,800円]
※本製品は冷凍発送となります。 ※賞味期限：製造日から冷凍で3か月 ※解凍してからは風味を損なうため2日以内にお召し上がりください。 ※配送会社や地域によって配送できない可能性があります。

■梱包
このような重箱スタイルでお届けします。

調理例

しゃぶしゃぶやすき焼き、また、肉じゃがや牛丼、肉豆腐など、ご家庭料理でワンランク上の味わいをお楽しみいただけます。

赤身と脂の美味しさが際立つ高梨牛を、様々な食べ方でご堪能ください。

スケジュール

11月中旬　募集開始

12月中旬　発送（年内到着予定）