プロジェクト概要

はじめまして。「月吠えライタースクール」主宰の肥沼和之（こえぬまかずゆき）です。

出版・メディア業界の最先端で活躍中の講師を招き、本当に役立つ実践的カリキュラムを提供している私たち。このたび、全国の中学生・高校生に向けたオンライン講義を、無償で提供することにいたしました。

新型感染症による影響で、学ぶ機会が減ってしまった中高生が多くいます。彼ら彼女らのために、ライタースクールとして何かできることはないか。そう考えたことが、今回のプロジェクト発足のきっかけです。

最後までお読みいただけると幸いです。

目次

・月吠えライタースクールとは？

・スクールに込めた思い

・なぜ中高生向けコースを作るのか？

・何を教えるのか？

・どのように行うのか？

月吠えライタースクールとは？

当校は、“フリーライターになること“に特化したライタースクールとして設立しました。経歴に関係なく、誰もが自分らしさを生かし、ライターとして活躍していくためのノウハウをお教えしています。

2019年10月に開校し、第一期は31名もの生徒に恵まれました。ライターに必要不可欠な文章力にはじまり、企画の作り方や取材のコツ、原稿料の単価を上げる方法、さらには確定申告や保険にまつわる知識まで伝授しています。修了生へのアンケートでは、講義内容に満足したという声がほとんどでした。

特徴は、「実際の教室」と「オンライン動画」を組み合わせて講義を行なっていること。新宿の教室に通うこともできますし、遠方にお住まいの方、仕事や育児で出席が難しい方は、オンライン動画で講義を視聴することが可能です。

2020年4月からは第2期がスタートし、新たに2名の講師をお迎えしました。ライターとして専門性を身に付けたい方、WEBライティングを学びたい方など、より幅広いニーズに応えられる体制になっています。

※現在は新型感染症の影響で、オンラインのみの開講となっております。

公式サイト：https://writerschool.moonbark.net/

スクールに込めた思い

ライターは、自分の経歴や個性、好きなことなどを生かして活動できます。失敗や挫折経験、黒歴史さえも強みにできるのです。僕も自分の好きな分野やフィールド、抱えている問題意識などから企画をつくり、「書きたいこと」を中心に仕事にしています。

僕のような凡人でも自己実現でき、やりがいや充実感を得られ、そこそこ稼げる職業がライターなのです。「僕にもできたのだから、あなたにも必ずできる」と伝えたい思いが、スクールの根底にあります。

講義のオンライン配信を行っているのも理由があります。地方在住で働き方の選択肢が少ない方、病気などの理由で家から出られない方にも、パソコンさえあればできるライターという職業が、収入源や自己実現の手段として、選択肢のひとつになれば、と強く思っています。

なぜ中高生向けコースを作るのか？

新型感染症の影響により、多くの学校が休校となっています。9月入学の導入も検討されています。休校が長引くと、学習の機会が失われてしまうことはもちろんですが、子どもたちに将来への不安を抱かせてしまいかねません。

そんななかで、「月吠えライタースクールにできることは？」と考えた結果が、中高生向けの無料ライター講座です。

当校は「書くこと」によって自分を発信したい、新しい働き方を確立したい、という人を応援してきました。「書く」と言っても、文章力だけではありません。自分自身を見つめなおし、したいことや目指すことを把握する。さらには、見ず知らずの読者にも思いを届け、共感してもらえるよう、人の立場に立って考える視点も必要です。こういった、広い意味での「書く力」をスクールでは教えています。

このスキルは、自己実現のためや、周囲との円滑なコミュニケーションなど、日常生活でも必ず役立ちます。早くにこの「書く力」を育んだ人は、人生でより可能性を広げられるのではないでしょうか。SNSで簡単に言葉を発信でき、無自覚に人を傷つけてしまうこともある現代において、「書く力」を身に付ける人が増えれば、よりよい社会の実現にもつながると信じています。

何を教えるのか？

通常の講義では、フリーライターとして活躍していくための方法をレクチャーしています。しかし、今回は中高生向けですので、「言葉のプロたちが中高生の自分に教えるとしたら？」として、いわゆる学校の国語で習うものとは少々異なる、けれど人生において必ず役立つ内容を、講師たちがお話しします。

「マジメ」「役立つ」という要素だけでなく、若干の「怪しさ」もスパイスとして講義に加えたいと考えています。というのも、僕は新宿ゴールデン街というディープな飲み屋街でバーも経営しています。破天荒な酔っ払いたちとの交流を通じて学んだことなど、「学校で教えてくれないこと」もお話していきます。

どのように行うのか？

中学生・高校生を対象に「無料」で講座を提供いたします。事前に収録した講義の映像を、お持ちのスマホやPCやタブレットなどで、インターネット回線があれば、いつでも好きなタイミングで視聴できます。

お申し込みは、月吠えライタースクール（https://writerschool.moonbark.net/）のWEBサイトに新設するページより登録いただけます。中高生の方、あるいは中高生のお子様や親類をお持ちの方は、どなたもお申込み可能です。

※該当ページに、お申し込み方法や、講義動画を随時アップしていきます。

講義内容の例

肥沼が中高生に行う講義は、「言葉と思いを一致させる」ことで、人の心に響く言葉が生み出せる、という内容を予定しています。普段の何気ない会話から、大事な思いを伝える場面、作文や小論文など文章をつくるとき、”エモい”言葉を生み出す秘訣をお話します。

講義内容は講師一人ひとりによって異なりますが、普遍的かつ、人生に必ず役立つ内容をお届けします。

※受講方法は公式ＨＰで追ってご案内します。本人はもちろん、保護者様からのお申し込みも可能です

※受講した方に、有料の講義を勧めたり、個人情報を商用に使ったりすることは一切ありません

講師の方々（予定）

・ラリー遠田さん（お笑い評論家）

・河崎環さん（コラムニスト）

・石川智健さん（小説家）

・hotaruさん（作詞家）

・肥沼和之（ジャーナリスト）

※そのほかの講師は追って発表いたします

リターンについて

・3000円

月吠えライタースクールHPにお名前を掲載します

・1万円

中高生向けの講義動画をすべて視聴できます

・3万円

WEBマガジン「月に吠える通信」にお名前、写真（イラスト）、リンク、コメントを掲載します

・3万円

新宿ゴールデン街のプチ文壇バー「月に吠える」でイベントを開催できます

・3万円

肥沼がオリジナルのライター講座を開催します（オンラインを予定、60分程度、内容は応相談）

・5万円

無料ライター講座を視聴した中高生が、あなたのインタビュー記事を作成します

・5万円

肥沼がオリジナルのライター講座を開催します（希望の場所にて開催、ただし東京、埼玉、千葉、神奈川以外は交通費をご負担ください、60分程度、内容は応相談）

・5万5000円

月吠えライタースクールの肥沼コース「未経験・初級向け 基礎コース（全12回）」のオンライン講座を無料受講できます

資金の使い道

・ゲスト講師への報酬：8万円（一回1万円×8名分）

・コンテンツ制作費：12万円（一回1万5000円×8回分）

・広告費：3万円

・手数料6万円

・雑費：1万円

合計30万円

※停滞した経済をわずかながら循環させる意味でも、報酬や制作費にきちんとお金をかける運びとなりました。

実行者紹介

肥沼和之（ジャーナリスト）

広告代理店勤務を経てフリーランスへ。主な執筆分野はルポルタージュ、報道系、働き方など。東洋経済オンライン、弁護士ドットコムニュース、NewsPicks、Yahoo!ニュー ス特集、ジモコロなど多数のメディアで執筆。著書に「フリーライターとして稼いでいく方法、教えます」（実務教育出版）など。

技術や収入アップの方法論だけでなく、「好きなこと・したいことをいかに実現するか？」「自分らしさをどう発揮するか？」に主眼を置いた指導が特徴。新宿ゴールデン街にある文壇バー「月に吠える」の店主でもある。

スケジュール

2020年6月～7月 お申込み・視聴ページの作成＆講師による講義動画の撮影

2020年7月下旬より講義動画を随時アップロード

2020年8月 8本すべての講義動画を視聴可能に