《九州中村牛》お肉生産者が1番美味しいと語る、経産牛のブランド黒毛和牛を限定販売

1.簡単な自己紹介

1950年創業の福岡・博多の明太子メーカー　楢﨑商店と申します。

今回ご紹介したい商品は、明太子ではなく、ブランド牛です。それも、ただのブランド牛ではありません。

お取引様にご縁をいただき出会ったお肉ですが、あまりの美味しさ(赤身の味の深さ)に感銘を受け、より多くの消費者の方々にお召し上がりいただきたいと思い、作り手の方々の協力を得て、本企画に参画いたしました！

そのブランド牛は、『九州中村牛』と言い、経産牛をリブランディングしたお肉です。

2.問題提起

そもそも、”経産牛”とはどういったお肉なのか？

経産牛とは、出産経験のあるメス牛のことを言いますが、出産を経験することで肉質が落ちるというイメージが強く、加工品やミンチとして扱われてきました。

ですが、実際、(噛めば噛むほど口の中に広がる)赤身の味わい深さは、業界の人たちからしたら美味とされ、イメージとのギャップにより価値が見出されてきませんでした。

こうした課題に対して、生産者の中村さんは、資源に配慮しながら、更に旨味の強いお肉を生み出せないものか、幾年も試行錯誤を繰り返してきました。

3.商品による解決策の提示

「もったいない」からはじまった持続可能な取組み　生産者の思い

サスティナブルの定義である「持続可能」という意味は、まさに「もったいない」を無くすことだと捉えております。九州の自然豊かな環境で育った血統の良い母牛を、丹精込めて再肥育することによって、価値ある美味しい肉に生まれ変わり世の中に循環していきます。これが正にサスティナブルの遂行だと考え、持続可能な食料供給への取組みへ、資源の無駄遣いを減らし、環境に負荷をかけない畜産を目指しております。

4.どんな生活、便益が手に入るのか

まずは、美味しく食べていただくことが何よりです。

その上で、こうした食肉(牛肉)業界の背景を少しでも知っていただき、今後少しでも興味・関心をお持ちいただけたら幸いです。

私たちとしては、未来ある後世(子供たち)の食育などにも派生していってくれたら何より幸せなことだと捉えております。

九州中村牛の特徴

特徴①濃厚な赤身の旨味

出産を終えた母牛は、肉質が変化し、アミノ酸などの旨味成分が凝縮されることで。和牛本来の味わいが増し、豊かな旨みが口いっぱいに広がります。

特徴②　ヘルシーな脂

長期間、じっくりと牧草で育てることで、不飽和脂肪酸＝オレイン酸が多く含まれます。脂肪融点が下がり、脂質が向上することで風味豊かな肉質になります。

特徴③　豊富なオメガ3

ビタミン豊富な牧草を食べて育ったことで、不飽和脂肪酸の中でも体内でつくれない必須脂肪酸である、「オメガ3」が豊富に含まれています。

九州中村牛 誕生・開発ストーリー

本当の目的は、「食肉ロスを減少することです。」

昨今、世界中で問題になっているフードロス。日本においても、例外ではありません。日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は約523万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。※参考

食肉業界においても、全国で50-60万頭いる母牛の中で、廃用となる母牛は少なくとも、年間5-10万頭ほどいるとされています。※参考

それらを鑑み、資源に感謝し、大切に扱い、人にとっても、牛にとってもより良い循環をつくっていきたいと考えております。

九州中村牛は、提携先である㈱Jコーポレーションのみで加工しております。工場は最新鋭の設備で、安心・安全にも徹底して配慮しております。

生産者紹介

上記写真は、生産者である中村牧場の皆様です。

より多くの人たちに「美味しいお肉を食べて欲しい！」とその思い一心に、日々生産に励んでくれてています。また、牛や環境への配慮も創業以来何時十年にもわたり考え行動し続けております。

その思いと行動の集大成が、この【九州中村牛】になります。

"百聞は一見に如かず"と言うことわざがありますが、まずはお試しいただけますと幸いです。

その上で、"もっとこうしてほしい"などご要望があれば、何なりとお申し付けください。更なる改善に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。