約70年続く伝統の倉敷ノッティングを継承した新しい椅子敷き

伝統の倉敷ノッティングを継承した新しい椅子敷き

岡山県倉敷市にある染織の学校『倉敷本染手織研究所』。
ここでノッティング織りの技法を習得し、
その後8年の間に数百枚作り続け、
磨き上げた技術を持って、
新境地を開くオリジナルデザインに挑戦！！

伝統の倉敷ノッティングを継承

ノッティングとは、強く張ったタテ糸に束にしたヨコ糸を手で結びつけて織る技法のことです。倉敷ノッティングは私が通っていた学校『倉敷本染手織研究所』の創設者である外村吉之介先生がこれを元に応用し、考案したものです。その特徴である、厚みと丈夫さとシンプルで飽きのこないデザインを引き継いでいます。

ブランドロゴデザインのバラ

geometricの意味は「幾何学的な」です。世界のありとあらゆる物質を構成する基本となる宇宙の法則、エネルギーパターンとしての形態学のことを神聖幾何学と言います。その中でバラは「創造」のパターンを強く秘めており、「愛」のエネルギーパターンを持つとされます。これからの活動を勇気づけてくれるこのバラモチーフをブランドロゴに取り入れ、皆様にも届くように願いを込めてノッティングの柄として織り込むことにしました。こちらの柄はMakuake限定です。

ウール使用であたたかく座り心地抜群

表に出ている部分には全てウールが使われています。その上、厚みが約3cmもあるため空気を含んでとてもあたたかいです。また撚りが強い糸なので、もっちりとした程よい弾力を感じられます。使い込んでいくと毛束が締まり、風合いの変化を楽しめます。

商品詳細

サイズ：約400mm×400mm
厚み：約30mm
タテ糸：木綿のタコ糸
ヨコ糸：ウール
染め：化学染料

ノッティングができるまで

特注のウール糸を使用しています。160本の束にして糸玉を作ります。

設計図を準備します。

ノッティング専用の手織り機（ておりばた）です。タテ糸をピンと張ります。

タテ糸2本に対し、ウールの糸束を結び付けます。

ウールの糸の毛足の長さを揃えて握り鋏で切ります。

設計図を見ながら柄に合わせてウールの糸の色を替えます。1段終わるごとに裏糸という木綿の糸を入れて強くします。それらの作業を37段繰り返します。時間や手間はかかりますが、丁寧に作ることを心がけています。

紺、赤、緑、黄、青緑の5色の中からお好きな色をお選びください。

ノッティングのお手入れ方法

セーターを洗うのと基本は同じです。できれば夏場に行ってください。毛糸用洗剤を使用して押し洗い後、ネットに入れて洗濯機で脱水してください。形を整えて裏返しにし（裏面の結び目部分が一番乾きにくいため）、天日干しを行なって頂くと、再びウール糸が空気を含みふんわりとします。

リターン

ナチュラル・ジオ　-natural & geometric-

手織り機を使用してつくる暮らしを豊かにするインテリア雑貨を制作、販売しています。

伝統の倉敷ノッティングの柄は、長く愛されているだけあってシンプルで飽きのこない素晴らしいデザインがたくさんあります。それでもオリジナルを作ろうと思ったのは、ほんの少しの新鮮さが欲しいと考えたからです。伝統のノッティングの良さを消さないデザインを作るのは思っていたよりも難しく感じました。伝統を尊重しつつ、変化を続けることが、前向きに生きる上で必要なことだと感じています。たった一人で制作しているためたくさんは作れないのですが、これからもオリジナルデザインに挑戦していこうと思います。応援して頂けると嬉しいです。