栃木県日光市にある２階建て古民家を修復して農業体験、田舎暮らし体験のできるコミュニティースペース「古民家ゲストシェアハウスこづかんち」をつくります。今回は傷みの激しい屋根を修理するための材料費をクラウドファンディングします。また一緒に古民家再生をしてくれる仲間も募集します。

２．プロジェクトの詳細

・「古民家ゲストシェアハウスこづかんち」で何をするの？

「古民家ゲストシェアハウスこづかんち」では農業体験してみたい人、農家になってみたい人、田舎暮らしに興味がある人が気軽に利用できる場所になります。

・古民家の詳細は？
元々は養蚕を営んでいた農家さんの古民家で１階に囲炉裏部屋の他３室、２階には畳部屋１室の他に囲炉裏を備えた養蚕部屋が３室もあり、総床面積は４００㎡を越えます。珍しい２階建て古民家ですが、屋根から雨漏り、床が一部抜け落ちているため、まだ住めない状況にあります。

２階の屋根に大きな栗の木が覆いかぶさり、痛みの原因になっています。今回はこの屋根を修理するための材料費をクラウドファンディングして自分で修理したいと考えています。また一緒に古民家再生を手伝ってくれる仲間ができれば嬉しいです。

雨漏りによって１階の床が腐食して一部抜け落ちています。

古民家周辺には、獣害により使われていない農地がたくさんあります。

みなさん、はじめまして。

栃木県日光市在住のニコニコファームこと狐塚正宏（コヅカマサヒロ）です。
現在、無農薬・無化学肥料で米、小麦、蕎麦を育てる兼業農家です。

僕は元々農家出身では無かったのですが、５年前に親戚の農地を借り農家になりました。

東京の大学を卒業してから就職してサラリーマンになりましたが、どうしてもなじめず退職して色々な職業を経験し、最後に選んだのが農業でした。

なりたくて始めた農業ですが、自宅から車で農地に通う通勤農家を続ける生活に負担を感じるようになりました。

就農してから２年間僕は農地付きの家を探しましたが、まったくそのような物件は見つかりませんでした。

そんな中、２年前に知人の紹介で偶然にも以前から気なっていた農地付きの家を紹介して頂きました。

初めて古民家内部を撮影した写真がこちらです

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【初めて古民家を撮影した写真アルバム】

当時住まなくなって３年ほど経ち、荷物が家の中に残されたまま。屋根は傷んで雨漏りして、床も一部抜け落ちていました。肝心の農地も近年増加した獣害で耕作放棄の状態でした。悩みましたが、養蚕を営んでいた農家で２階に蚕部屋が３つもある大きな古民家に魅力を感じて、移り住むことにしました。

仲間の力を借りて中に残された荷物を２年ほどかけて整理して、ようやく家の修理をする段階になりましたが、現在、古民家の修理費用が全く無い状況です。

２０１７年春に撮影した古民家の写真はこちらをご覧下さい。
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【あれから２年後の古民家】

元々僕は専業農家になりたくて家付きの農地を探していましたが、この古民家に出会って考えが少し変わりました。

僕はかつて東京でサラリーマンをしていましたが、仕事になじめずストレスで心身ともに疲れ切っていました。

今、日本では大人も子供も、かつての僕のように心身ともに疲れている人が以前より増えているような気がしています。そんな方（もちろんそうでない方にも）古民家に気軽に来てもらい自然に触れ合うことで心の傷を少しでも癒してもらいたいと思うようになりました。
また、お金のゆとりよりも心のゆとりを求める生き方を探している人達へヒントを与えるような場所になれたら嬉しく思います。

農業を始めて気づいたのですが、コンクリートとアスファルトの中で暮らしている中で蓄積された疲れが、田んぼや畑に出て土に触れると不思議と飛んでしまうのです。この大地から得られるエネルギーをたくさんの人に経験して欲しいです。

具体的には米、麦、大豆、そば、菜種を輪作し野菜を育てる循環型農業を実践し、農業体験は初歩的なカリキュラムから本可的に就農を目指す人の研修まで、また田舎暮らしを希望する方には田舎暮らし体験から具体的な移住支援まで行いたいと考えています。

僕の住む栃木県日光市は自然豊かな所で、天気が良ければ日光連山を見ることができます。ぜひ一度遊びに来て下さい。



・屋根の材料費・・・・・・・・１５０万円

・屋根修理用の仮設足場代・・・　４０万円

・栗の木伐採費用・・・・・・・　１８万円

・工具代・・・・・・・・・・・　１０万円

・Makuakeさんへの手数料・・・  ４６万円