あなたの手の中で広がる幸せ

手に包み込まれたナッツクラッシャーの、やさしい触感と温かな木目。

木と木に挟まれたナッツが砕ける音。

ピーナッツ、カシューナッツ、アーモンド、クルミ、落花生etc あなたのお好みのナッツを、お好みの大きさにクラッシュして（砕いて）くれます。

あなたの心にすっと働きかけるこの癒しをぜひ体感してみてください。

癒しだけじゃない。ワクワク感も。

このナッツクラッシャーは癒されるだけでありません。

一生懸命クラッシュしていると、なんだか楽しくなってきます。

童心に返ったような感覚。

そう。ワクワクする感覚に包まれます。

わくわくする理由

この１つ１つのパーツをよく見てください。

ちょっと変わった形だと思いませんか？

これは「カムシャフト」という機械の仕組みから生まれた形です。

「カムシャフト」とは、「カム」と「シャフト」の２つの言葉がくっついたもの。

回転を上下運動に変換するなど、’動きの方向を変える’といった役割をもっている機械（仕組み）を「カム」といいます。「シャフト」は軸のことです。

車のエンジンが代表的な例です。

そして、江戸時代の代表的なからくり人形である、茶運び人形にもカムシャフトが使われています。

ナッツクラッシャーは、２枚のプレートがカムパーツから、ねじはシャフトパーツから、派生したデザインです。

２枚のプレートはパズルのように組み合わさったり、シャフトパーツは先端がスプーンになっているのがわかりますか？

手の中で繰り広げられる小さなカムシャフトの世界。

カムシャフトのパーツが生み出す独特の動きがあなたをワクワクさせてくれます。

木は手をかければかけるほど美しくなる

ナッツクラッシャーのプレートは、板材の状態から、電動糸鋸盤や電動工具を使って１つ１つ製作していきますが、最後はサンドペーパーを使って手で仕上げます。

サンドペーパーは、粗い目・中粗い・細かい目と段階を経てかけていきますが、少しずつ少しずつ、手の中で作品の表情が変化していくのがわかるのです。

電動糸鋸盤でカットした時は、カット部分がとんがり、バリの出た荒々しい表情なのですが、ペーパーをかけるとバリが取れて角が丸くなり、やさしく柔らかい表情へ変化していきます。

ペーパーは細かい目になるほど、作品もきめ細かく上品な表情に変わっていきます。

【ペーパーをかける前】

【ペーパーをかけた後】

そして、木ねじ。

木のねじは、下の写真のように角材を電動ドリルと専用のジグを使って加工します。
まるでエンピツ削りのように角材が丸棒へ削られていきます。

次に丸棒へねじ切りを行います。
トリマーと呼ばれる電動工具とねじ切り専用のジグを使います。

人手で丸棒をぐるぐる回すと、写真のようなねじがつくられていきます。

その後、サンドペーパーで磨き上げ、木固め塗料という特殊塗料でねじの強度アップを行い、ようやくねじの完成になります。

こうして１つずつ手をかけてつくるからこそ生まれる、独特の美しさがあります。

ナッツクラッシャーの使い方

ナッツクラッシャーで砕けるもの

ピーナッツ、カシューナッツ、アーモンド、クルミ、落花生の殻割り

パーツは３つあります

①深い溝のプレート（四角）

②浅い溝のプレート（歯車型）

③スプーン付き おねじ

クラッシュ方法

（１）ピーナッツ、カシューナッツ、アーモンドの場合

小ぶりのナッツ類は、動画のように浅い溝の②プレートを下にして使います。

（２）クルミの場合

クルミは大きいので、動画のように深い溝の①プレートを下にして使います。

（３）落花生の殻割りの場合

クルミ同様、深い溝の①プレートを下にして使います。

食品衛生法に適合した耐水性の塗料で仕上げているので、使い終わった後は水洗いもできます。

洗った後は、しっかりと乾かしてくださいね。

クラッシュしたナッツの美味しい食べ方

ご自身では料理をしないという方も、ぜひ大切な人のためにクラッシュしてあげてください。

ナッツクラッシャーだけではありません。

このナッツクラッシャーをさらに応用したものが『木×機械』シリーズです。

ナッツクラッシャーの背景にある、カムシャフトを使ったおもちゃ（『カム遊び』といいます。）を大人向けにアレンジしたものです。

『カム遊び』は、従来からある‘からくり仕掛けのおもちゃ’に、組立て・組替え・動きのカスタマイズという体験できる要素を盛り込んだ、国内特許も取得したおもちゃです。

ご自身で思い描いた動きを、目の前でみられる感動を、大人の皆さんにも知ってもらいたく、この『木×機械』シリーズをMakuake限定で製作しました。

Makuake限定『木×機械』

Makuake限定『木×機械』のパーツ一式

そして、こちらは、Makuake限定『木×機械』デラックスです。

Makuake限定『木×機械』デラックス

Makuake限定『木×機械』デラックスのパーツ一式 （パーツラック付き）

木のねじパーツがつくりだすワクワクする世界

カムシャフトに使われている、この‘木のねじ’に、何かワクワクするものを感じませんか？

金属のねじとはまた違う、木の温もりとメカメカしさが入り混じった、心ときめく感覚。

『木×機械』は、ねじでつくっているので、パーツは全て取外しできます。

本棚の一角や机の片隅など、ご自身の空間の中へ、本体と一緒に取り外したパーツを飾ったり、あえて組立て途中で飾ってみたり、パーツラック（デラックスに付属）と共に飾ってみたり。

すると、メカメカしさと木の温もりに満ち溢れた、なんとも言えない夢の空間が広がります。

仕事から帰った後、お風呂上りの後など、ご自身のとっておきの時間に、ぜひどっぷりと『木×機械』の世界に漬かってみませんか？

組立て＆組替えできる！そして人形の動きが変わる！？

さて、この『木×機械』の大きな特徴は、組立て＆組替えでき、動きをアレンジできるところにあります。それは、‘木のねじ’でつくられたカムシャフトが一翼を担っています。

従来からある‘からくり人形’は、動きを楽しむ観賞用がほとんどですが、このMakuake限定『木×機械』は、観賞用としてだけではなく、パーツの組立てや組替え、そして動きのカスタマイズを体験できます。

動きを見ているうちに、カムシャフトが回転し、上の円板を持ち上げて、人形を動かしているという仕組みが見えてくるかもしれません。

しかし、動きを見るだけでなく、実際にご自身で組立てやカスタマイズを体験すると、仕組みの納得の深さが変わってくるのです。

【カム】

例えば、カムの形が変えられるので、扇形状から三角形状へ変えてみたとします。頭では人形の上下動が変わるのだろうなと予測がつくかもしれません。しかし、実際に付け替えて動かした時に、その通りになるとは限りません。

頭で描いた結果が、目の前で見られるのです。

知的好奇心がうずうずしてきませんか？

『木×機械』でつくりだせる動き

（１）人形の動きのリズムを変える

カムを付け替えることで、人形が動くリズムを変えることが出来ます。

カムの種類は『木×機械』が3種（4枚）、『木×機械』デラックスが5種（6枚）です。

（２）人形の動きのパターンを変える

カムの位置や枚数を変えることで、下の３つの動きをつくることができます。

①正面を向いて演奏 ②回転しながら演奏 ③キョロキョロしながら演奏

※『木×機械』デラックスでは、3ヶ所ある人形の位置も、自由に入れ替えることができます。

ずっと見ていても飽きない天然木の表情

箱は着色していますが、その他は全て自然木そのものの色合いを活かしています。

同じ木種でも、部位によって色合いや木目も異なり、木種によって木の表情は全く違います。

Makuake限定『木×機械』では、7つの木種を、Makuake限定『木×機械』デラックスでは、8つの木種を使っています。

ここでは一つ一つとても語りきれないので、レポートなどを通して紹介していきたいと思います。

最後に

今回のクラウドファンディングの目的は、私の活動の主軸である知育おもちゃの普及にあります。

しかし、この木の良さは子供だけでは勿体ない。大人にも手軽に味わってもらいたい。という想いも込め、チャレンジさせていただきました。

木が生み出す音、触感、そしてずっと見ていたくなる優しい温もり。

普段身近にある木の世界と魅力へ改めて目を向け、感じとって頂けたら嬉しく思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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