片手で簡単に取り外し＆伸び縮みするベルト

「急いでいる時ベルトの着脱が煩わしい！」
「片手が不自由だからベルトの着脱が難しい！」
こんな風に思ったことありませんか？？

そんなお悩みを解決する、
片手で簡単に着脱できるベルトを開発しました。
さらに、
どんなウエストにもぴったりやさしくフィットする、ベルトが伸縮する本革ストレッチベルト仕様で仕上げました。

～本革ワンハンドストレッチベルトとは～

ベルトの先端部をバックル側に反らすだけでバックルが留まり、片手で留められます。　
外す際も同様にベルトの先端部を反らすだけで片手で簡単に取り外せます。
片手で外せるベルトはありますが、こちらの商品の最大の特徴は付ける際も片手で着用出来るところです。

さらに以前マクアケにて出品した本革でありながら伸縮するストレッチ仕様にしました。
自然に伸び縮みするので、お腹や腰が楽なのはもちろん、かがんだ時にも突っ張らないので、ズボンのベルトループを痛めません。

東京浅草にて祖父の代から約70年続くベルトメーカー”KNOT”が新たに開発した、
片手で簡単に着脱可能＆ストレッチ機能付きのベルト

”ワンハンドストレッチベルト”です。

こだわりと特徴

今回のプロジェクトは若くして病気で片腕を切断された宮野さんとの出会いがきっかけではじまりました。

宮野さんは2022年に希少がんを発病し治療のために左腕を切断されました。彼はその経験を通じて感じた事やそして現在の普段の生活などを片腕男子（www.youtube.com/@ude-miyano）というチャンネル名でYouTubeで発信するようになりました。

そんな彼との出会いのきっかけはYouTuberとして活躍していた彼がラジオに出演しているのを偶然に私が聞いていたところから始まりました。

数年前からぼんやりと片手が不自由な人はベルトの取り外しが大変なのではないかと感じ、何か作れないかと考えていました。そしてこれは片手が不自由な人ではない人でも便利なベルトとして使えるのではないかと考えていました。ただ周りにそういう方がいないこともありなかなか実現しませんでした。

このラジオを聞いた時にピンと来てすぐにYouTubeチャンネルを観て、片手でも簡単に取り外しできるベルトを一緒に作りたいとメールしました。

そして宮野さんは快く引き受けてくれました。そこから打ち合わせを重ね、何度も試作し宮野さんに実際に使用してもらい、修正を重ねやっと完成したのが今回のワンハンドストレッチベルトです。

今までベルトで不便だった点をヒヤリングした結果、以下のようなことが分かりました。

・片手だけだとベルトの着脱がやりにくい。　

「急いでいる時に時間が掛かってしまう」

「片手でズボンを押さえながらベルトを付けられないのでズボンがずり落ちてやりにくい」

・取り外しは問題ないが付ける際が大変。

「一般的なベルトの場合、ピンを穴に入れるのが利き手でもやりにくい」

・一般的なビジネスベルトのデザインで片手でも着脱しやすいベルトが欲しい。

「どうしても障がい者用アイテムのようなものだとファッション性があるものが無い」

これらの課題を解決する為に色々と試行錯誤の末、バックルに工夫をすることで片手でも取り外しが可能なベルトの開発に成功しました。また、ベルト本体には伸び縮みするストレッチ機能を追加しました。

宮野さんは今回完成したベルトに関して「便利になった以上に片腕が無いことに対するコンプレックスを感じにくくさせてくれるベルトです。」と仰っていました。

切断する前は当たり前に出来ていたことが今は時間が掛かかるようになってしまったりして、ストレスや無力感などを感じることがあったようですがこのベルトを付けた時はそれを感じなくなり、障がい者と障がいがない人との差が無いように感じて頂くことが出来ました。

今回のベルトは障がいがあっても無くても使いやすいベルトを目指しました。宮野さんのご協力もあり自信を持っておすすめできる商品が出来たと思っています。

～バックルの特徴～

国内の老舗の真鍮バックル工場で作成しました。
真鍮製のバックルにニッケル（シルバー色）メッキを施しています。
また、ビジネスシーンでも使いやすいようにシンプルなビジネスベルトに見えるようにバックルをデザインしました。

一般的なバックルと決定的に違う点

・ピンの位置　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通常のピンはバックルの根元に付いていますが、こちらの商品は先端部分にスムーズに留まるように計算されたサイズのギボシ（ベルト穴に入る突起のパーツ）を取り付けました。
実際に使ってみながら、何度も修正を重ねてようやく完成させることが出来ました。

一般的なバックル

ピンが根元側に付いています。

今回開発したバックル

・バックル先端部分が可動式　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バックルの先端部分を動くようにすることで片手で留められるようにしました。　　　　　　

可動部分はある一定のところで止まるようになっていて、止まった地点でベルト穴に入るようになっています。

～装着の仕方～

ベルトの先端分を持ってギボシ側にベルトを反らします。
そうするとバックルのギボシが付いている部分がベルトを反らした方向に勝手に動きます。

ベルト穴の所にギボシが来ると、穴にギボシがスポッと入ります。

穴に入ったらベルト先端部をベルトのループに入れて装着完了です。

～取り外し方～

装着時と同じようにベルト先端部を持ってギボシ側にベルトを反らします。
※この時グッとお腹側にベルト先端部を押し付けるようにすると外れやすいです。

ベルト穴からギボシが抜けますのでバックルからベルトを引き抜きます。

これで取り外し完了です。

☆上記の説明画像は右手での着脱になりますが、左手で着脱する場合はベルト先端が右側に来るようにベルトを装着してください。

～ベルト本体の特徴～　

一見普通のビジネスタイプの本革ベルトに見えますが、
実は、、、

こんな感じに伸びるんです！！

ベルトを締めていて、
・「お腹がちょっときつい」
・「ベルトがウエストに当たって痛い」
・「かがんだ時にベルトが突っ張る」
こんな事ありませんか？？

このストレッチ仕様であれば、
自然に伸び縮みするのでお腹が楽になり、こんなお悩みも解決できます。

この伸縮性を生み出すために、特殊な芯材を使用しています。
硬すぎず、柔らか過ぎず、また耐久性にも優れた芯材を使用しています。

〜ベルト専門メーカー伝統のヘリ返し製法〜

先ほどの特殊な芯材と、姫路のシュリンクレザーがあれば、誰でもこのストレッチベルトが作れるかというと、そういう訳ではありません。

どのものづくりの現場でも、同じような問題を抱えているのではないかと想像しますが、ベルト業界でも職人の高齢化と減少に歯止めがかかりません。

このストレッチベルトを作ることのできる職人は、私たちの知る限りもうごく僅かしか残っておらず、私たちもいつまでこのベルトを作り続けていけるか、不透明な状況です。

作り方に関しては企業秘密となる部分が多い為、残念ながら細かくご説明する事が出来ませんが、貴重な商品であるという事を少しでも知っていただければ幸いです。

ご説明できる範囲で申しますと、このベルトの構造は、一般的に『ヘリ返し』と呼ばれる構造になっており、そのヘリ返しの中でも『セーター合わせ』という製法で作られています。

これが『セーター合わせ製法』で作られたベルトの簡略化した断面図です。

表の革で芯材を包み込み、裏の革を貼り付けています。

この製法において重要なポイントは、表革と裏革の重なる部分を極力薄くして、不自然な段差が現れないようにする技術です。

優れた技術を持つ職人が手掛けた商品は、その段差が無いばかりか、表革と裏革のつなぎ目の部分もほとんど目立たない、とても綺麗なベルトに仕上がります。

細かな部分からも、ベルト専門メーカーならではの技術力を感じていただける商品をお届けしますので、どうぞご期待ください。

・表にも裏にも、姫路産の高級本革を使用

素材には皮革の一大産地、姫路の高級牛革を使用しています。
私たちが数あるレザーの中から厳選を重ね、今回のこのベルトを作るべく採用したのがこのシュリンクレザーです。

シュリンクレザーとは鞣（なめ）し工程において革の表面（吟面）を縮めて、
シボと呼ばれるシワ状の模様を出した革です。

私たちがこの革を採用するに至ったのには、大きく分けて2つの理由があります。

①革自体が非常に柔らかい
これだけ伸び縮みするベルトの製造を実現するには、革にも柔らかさが求められます。ただ柔らかいだけでなく繰り返しの伸び縮みに耐え得る革を求めた結果、たどりついたのがこの革でした。

②革表面のシボ模様
このベルトは特殊な製法を用いて作られている為、通常の革を使用すると完成時にはベルト表面にシワが寄ってしまいます。
このシュリンクレザーであればそのシボ模様により、このシワをほとんど気にならないレベルまでカバーしてしまうことが可能なのです。
また、今回の商品は特殊なバックルを採用している為、通常の革を使用すると革表面にバックルに付いているギボシ（ベルト穴に入れて留める突起）の痕が目立ってしまいますが、シュリンクレザーであればその痕もほとんど気になりません。

・ベルト穴にも一工夫

ベルト穴に入りやすい様に穴の形状を楕円型の穴にしています。

丸い穴の場合、ギボシがベルト穴に入る際にギボシと穴の寸法がほぼ同じな為、ピンポイントでベルト穴に合わせる必要があり、入れずらくなってしまいます。
一方楕円型の穴の場合、穴に長さがあるのでベルト穴に入る際ゆとりがある分ベルト穴を探る様な感じでベルト穴に簡単に入れることが出来ます。

・お好みの長さに簡単カット

フリーサイズ仕様になっておりますので、応援購入していただいたお客様ご自身の手で、簡単にお好みの長さに調整可能です。

ベルト裏側の金具のフタを起こします。

ベルト本体とバックルの付いたパーツに分かれます。
あとはベルトをお好みの長さにカットして再度パーツを取り付けて完成です。

リターン品の仕様

リターン品のスペックに付いてご説明します。

本革ワンハンドストレッチベルト

表材：牛革（ブラック）
裏材：牛革（ネイビー）
金具：真鍮
生産地：日本（株式会社ノット）

一般的な長さの「レギュラーサイズ」に加え、それよりも20cm長い「ロングサイズ」もご用意しましたので、体の大きな方でも安心してお使いいただけます。
それぞれのサイズの詳細は下図をご覧ください。

※1本1本手作業で製作しますので、寸法に多少の誤差が生じることがございます。予めご了承ください。

商品はギフトボックスにお入れしてお届けします。そのままギフトとしてお贈りいただく事も出来ます。

また、不織布の巾着袋をお付けしますので、旅行や出張にお持ちいただく際などにご利用ください。

お得な各種割引プランをご用意しました。
数量限定となっておりますので、ご注意ください。

【早割】先着５０名様限定！レギュラーサイズ1,000円割引！

レギュラーサイズ１本（ギフトボックス、巾着袋付き） 定価¥12,000→¥11,000

【早割】先着２５名様限定！ロングサイズ1,000円割引！

ロングサイズ１本（ギフトボックス、巾着袋付き） 定価¥13,000→¥12,000

【早割】先着３０名様限定！レギュラーサイズ２本セット3,000円割引！

レギュラーサイズ２本（ギフトボックス、巾着袋付き） 定価¥24,000→¥21,000

【早割】先着１５名様限定！ロングサイズ２本セット3,000円割引！

ロングサイズ２本（ギフトボックス、巾着袋付き） 定価¥26,000→¥23,000

スケジュール

2025年7月16日（水）プロジェクト公開

2025年10月12日（日）プロジェクト終了、リターン品の製造開始

2025年3月中旬～2026年3月末　リターン品完成、順次発送予定

実行者紹介

KNOTは2011年、創業者の森川晃伸が、祖父の代からの家業であるベルトメーカーにて営業を経験した後、東京都墨田区でベルト専門メーカーとして設立しました。

社名であるKNOTという言葉には、「結び目」「絆」という意味があります。

一本の紐を腰に結んで使っていたのがベルトの起源だと考えられており、
ベルトは締める道具であるという原点と、ベルトを作る仕事を通して生まれる人々との繋がりを大切にしたいという二つの想いからこの社名が付けられました。

KNOTでは、作り手である私たち自身が、実際に身に付けたいと思えるもののみを製造しています。

素材、デザイン、つくり、機能性、全ての面において一切妥協はありません。
熟練した職人たちによる、メイドインジャパンの商品です。

また価格面に於いても、工場直営のファクトリーブランドとして、お客様に適正な価格でお届けすることを心掛けています。

厳選された素材に、腕利き職人が命を吹き込んだ、私たちKNOTがお送りするホンモノの革製品をどうぞ体験してください。

http://www.knot-belt.com