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色鮮やかに甦った激闘の記憶 「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元をあなたの手に

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ストーリー

  1. 完成品がどのような姿なのかわからなかった「大坂冬の陣図屏風」をデジタル技術で復元
  2. この夏、大阪城天守閣の夏の展示にて「大坂夏の陣図屏風」との同時展示という貴重な機会が実現
  3. 展示場所や期間を問わず、より多くの方が屏風を楽しめるよう、こだわりの縮小版屛風制作に挑戦します

プロジェクト概要

原本が行方不明となっている大坂冬の陣の様子を描いた「大坂冬の陣図屏風」をデジタル技術で色鮮やかに想定復元。今年の大阪城天守閣夏の展示にて「大坂夏の陣図屏風」とともに展示され、冬夏一連の合戦の屏風を同時に観賞できることを記念し、かつ外出自粛等で来場が難しい方もご自宅などで楽しんでいただけるよう、こだわりの「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元縮小版をMakuakeにて限定販売いたします。

歴史を物語る貴重な屏風をぜひあなたの手に!

【大阪城天守閣での展示の様子】

(本プロジェクトは予約販売ではなくクラウドファンディングでの販売となります。目標金額の募集を達成した場合のみ、リターンとして縮小版屏風をお届けできますので、ご支援よろしくお願いいたします。なお、目標に達しなかった場合は屏風を制作せず、集めたお金もお返しさせていただきます。)

プロジェクト詳細

「なぜ誰も見たことがない屏風なのか。」

「天下分け目の決戦」といわれた大坂の陣は、大坂冬の陣と大坂夏の陣からなります。慶長19年(1614年)の大坂冬の陣の様子を描いた「大坂冬の陣図屏風」は、江戸時代後期の模写と考えられる彩色のない屏風が東京国立博物館に所蔵されるのみで、原本は行方不明になっています。

【今回展示のポスター、そこにある大坂冬の陣図屏風(肉筆模写)のように現存する屏風には彩色がない】

「復元プロジェクトについて」

「大坂冬の陣図屏風」(東京国立博物館所蔵)には彩色のかわりに画面一面にびっしりと彩色の指示が記されています。これまでにも文化財のデジタル復元に携わってきた凸版印刷が中心となり、歴史・城郭史・美術史・風俗史など、各研究分野の専門家の指導・助言のもと、この彩色指示を読み解くとともに、デジタル技術を駆使し、「大坂冬の陣図屏風」を復元するプロジェクトに取り組みました。

【復元プロジェクトの様子】

少なくとも100年以上、誰もその姿をみたことのかったこの作品の全体像を色鮮やかに想定復元したのが「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元です。プロジェクトでは、奈良大学文学部教授の城郭考古学者、千田嘉博氏や、徳川美術館、東京芸術大学、立正大学文学部教授の佐多芳彦氏といった各分野の専門家による学術的調査と監修を得ながら模本の指示を読み解くことで浮かび上がる作品の姿を追求しました。デジタルによる彩色と繰り返し行われた検証を経て復元図が完成しました。

「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元
制作: 凸版印刷株式会社
監修: 千田嘉博(奈良大学文学部教授)、東京藝術大学、徳川美術館、佐多芳彦(立正大学文学部教授)
協力: 大阪城天守閣、京都市立芸術大学芸術資料館、東京国立博物館
※JSPS科研費JP17102001(立正大学)の助成を受けた研究成果を活用しています。

「公開と反響」

2019年、名古屋にある徳川美術館の夏季特別展「合戦図―もののふたちの勇姿を描く―」にて、一般初公開となった「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元。NHK総合 歴史秘話ヒストリア 「よみがえる大坂の陣 幻の金屛風 誰が描かせたのか」などで特集され大きな話題となりました。

そして、ついにこの夏、大坂の陣の舞台である大阪城にて、「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元が、関西初公開されました。重要文化財であり合戦図屏風の白眉でもある「大坂夏の陣図屏風」との同時展示という前代未聞の貴重な機会が実現しました。(詳しくはURL参照 https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000509494.html

「なぜ縮小版を制作したいのか。」

「大坂冬の陣図屏風」(デジタル想定復元)には、豊臣期の大阪城の惣構えや、2,000名を超える人物、真田丸の攻防、徳川方による城攻めの詳細な様子など、さまざまな情報が詳細に描かれていますので、展示室での鑑賞だけでは見落としてしまう情報もたくさんあると思われます。

また、昨今の外出自粛の影響で、遠くから博物館の展示まで足を運ぶことが難しい多くの方々にも、文化財としてこの作品を楽しんでいただける機会が欲しいと思いました。そうした思いから、手に取ってこの屏風に描かれた激戦の記憶をじっくりと辿っていただくべく、こだわりの縮小版屏風の制作を考えました。

【展示されている「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元の拡大】

リターンについて

今回集まった支援を元に復元に携わった凸版印刷監修にて、展示されている6曲1双の屏風を縮小版で再現します。

大阪城に展示されている屏風においては、デジタル技術を用いながらも可能な限り肉筆の表現を再現すべく、絵具を用いて絵を描いてみることからはじめ、様々な挑戦をしました。また、その屏風の印刷には、表現に最適と思われる専用の和紙を用意し、盛り上げなどの手作業や、金箔や金砂子などのぜいたくな表現も用いられています。

縮小版の制作にあたっては、同じ技法を用いることは不可能ですので、手に取れる価格感に収めながらも品質感を残すにはどのようにすればよいか、さまざまな検討が繰り返されました。最終的には、用紙自体を金色の紙とし、その上に印刷を様々に工夫して重ね、復元屏風の豪華な姿を表現することとしました。

【「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元の縮小版印刷イメージ】

こだわりの「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元6曲1双の縮小版(1隻あたり331mm×579mm相当)と解説書をセットにしてお送りさせていただきます。

【「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元の縮小版セットイメージ】

※本プロジェクトはAll or Nothing(達成後支援型)です。目標を達成した場合のみリターンをお届けできますので、ご支援よろしくお願いいたします。

※2019年にお城EXPOにて展示された縮小版屏風(1/3サイズ)と、今回の縮小版屏風は、サイズ・印刷技法ともに異なります。

スケジュール

2021年2月頃の発送を予定しております。

実行者紹介

「大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)完成記念 夏の展示 大坂冬の陣・夏の陣図屏風~豊臣vs徳川 激闘の記憶~」を共催する凸版印刷は、国内外の貴重な文化財を後世に継承するために実物のデジタルアーカイブや消失文化財のデジタル再現に取り組んでいます。今回はデジタル技術によって復元した「大坂冬の陣図屛風」を公開する展示を記念し、外出自粛の今だからこそ文化財を楽しめるよう、皆様が手元で屏風を見られるこだわりのミニ屏風生産に挑戦しました。

より詳しく大阪の陣のことを知りたい方はこちらの展示記念オンライン対談もぜひご参照ください!

https://www.toppan.co.jp/news/2020/07/newsrelease200722_2_.html

リスク&チャレンジ

今回のプロジェクトは縮小版とはいえ、戦の描写で2,000名を超える人物の動きが描かれ、更には金箔で彩られた美術工芸品を再現する必要があります。凸版印刷では外部協力会社とも連携して今回のためのプロジェクトチームを作りました。 ①金箔部分の描写を印刷で再現する ②細かな描写を鮮やかに再現する の2点にこだわり、皆様のお手元で大坂冬の陣をじっくりご覧いただけるよう制作いたします。

サポーターからの応援コメント

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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2020年10月07日までに目標金額が達成となる必要があります。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 アート・写真カテゴリの 「色鮮やかに甦った激闘の記憶 「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元をあなたの手に」プロジェクト詳細ページです。

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