生ハム（パルマ産）はもっと美味しいし身近でなくてはならない！

その想いからお店で「生ハム祭」を初めて約2年。十分な集客とお客様からの満足の声を聞いて、更に上の生ハムの提供をしたいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

私はイタリア人の母を持ち、幼少からイタリアで色々な料理を食べることが出来ました。30年以上前は日本にイタリア食材もなく、レストランも本物は限られるほど。そんな中どうしても日本でも食べたかったのが生ハムでした。

イタリアでは肉屋さんが生ハムの原木を目の前で切って紙に包んでくれます。

知ってましたか？　切り立ての生ハムは香り高く、口に溶けるようになじみます。そして若干の甘みもあるのです。

食感としては、ふわっふわっ

それが日本ではスライスしてパックの状態でしか売っていませんでした。

もちろん衛生上の理由なのでしょうがないですが。

当時、日本で生ハムが食べたくても　現地の味を知るととてもパックの生ハムは食べれませんでした。（塩分が多く、乾燥していて）

そして月日は経ち、日本にも生ハムの原木が入るようになり、スライサーを使って実際に切り立てを食べれるようになりました。

しかし、まだ切り立てが美味しいという認識は広まっていません。

またイタリアのパルマ産の生ハムは肉の熟成も高く、密度もあるので均等に薄く切ることで本来の旨味が飛び出してきます。

余談：スペインのハモンは味も肉もワイルドなので手で切った方が美味しいです。

そのためにはスライサーが大事になります。

手動のスライサー。仕組みは50年以上前から一緒なのですが、仕事っぷりは最強です。

1　手動なのでどこでもスライス出来る

2　スライスの厚みを決めれば毎回均等に切れます

3　原木の最後まで切れるのでロスが減ります

（写真の様にうっすら透けちゃう薄さでスライスできます）

と、生ハム本来の味を提供するにはこれが必要なのです。

しかもこれに機動性を持たせれば、色々な所で切り立ての生ハムを提供出来る！！！

生ハムの原木も手に入るし、生ハム自体の認知度も人気も上がってきた、ここは更に美味しい生ハムの食べ方を普及させたい！

この思いです。

ここで、ネックとなる問題点です。

1　スライサーが高い！　

日本の輸入業者さんから買うと80〜100万円

イタリアから中古を輸入しても30〜50万円

2　重い！

重量が40〜50キロはあります。

1人では運べません。

1については色々と調べたりしてるのですが、もともと日本に入っていなく、中古も世界にはあるけど重いだけに送料がかさみます。また古いのになると交換部品もなく不安。

2については解決策が見つかりました。

「ダンディー」君！

運搬時は下げて、仕事先でリフトを上げれば準備オッケー。

重いスライサーの上げ下ろしがなく、かつ1人でも出来ます。

ダンディー君見つけたときは嬉しかったなー。

と、ダンディー君のおかげで２は解決。

あとは1だけが解決出来ればいいのですが、こればっかりは解決策が見つかりませんでした。

そこでクラウドファンディングに目をつけました。

皆さんに生ハムをお得に楽しんでもらえる。

また正しい食べ方を普及するきっかけになり

かつスライサーとダンディー君の購入に必要となる資金を先に集められる！

パルマハム協会　日本におけるパルマハムの正しい普及の為の協会です。

私はここで認められた生ハムしか使いませんし、ここと協力してイベントなどを企画する予定です。

他にもお皿やチラシやウェブや名刺やら色々と必要なのですが、そこは自分の力でなんとかします。

だからお願いします。貴方の協力で最高に美味しい生ハムが提供出来るようにしてください。

しかも動けることで範囲は無限大！

自宅でも、会社でも、公園でも、サーキットでも、コンサート会場でも、ダンディー君が行ける所ならどこでも切り立ての生ハムを広められる！！！！

日本中に生ハムが舞う！

（日本パルマハム協会から借りたスライサーと私です。これを使ってから手動スライサーに夢中になりました）