すべての設計はこの所作を合理的に行う為にある、コンパクトながら優れた操作性と、財布が常に正面を向く高い視認性を実現

「フルサイズ会計でも抜群のスピード感」

会計内容：紙幣１枚・コイン２枚(複数選ぶ)・カード１枚(中間のカード)

財布を操作する手の動きを解析、簡潔なモーションに最適化したデザイン、立体的エルゴフォルムは掌に自然に馴染むホールド感

重力でコインをコントロールするプログラム、傾ける→滑り落ちる→ストッパーで止まる→また傾ける→コインをしまう、一連の動作を流動的に再現

手首のひねりで出し入れする、スライダーを握り込む事によりスムーズに滑り降る

【お札を出す】

小銭入れなのにお札が取り出しやすい、サイドから瞬時に引き出すスライド式ビルホルダー

【お札を仕舞う】

下部フラップを開ければ広いスペースでお札をしまえる、小銭入れ型にはめずらしく折らずにそのまま収納できる

親指をはじく感覚で素早く抜き取れる

複数纏めて取り出す事も可能

小銭入れには珍しい、一線を画す仕様、お札収納時のみと登場回数は少ないが、あると便利なギミック

カード入れ開口部を従来より広くとり、幅広の扇形にできる、中間にあるカードもよく見渡せる

カードの向きは扇状のしやすい縦に配置、よく使うカードは1番上と下に配置すると使いやすい

ムーヴの始まりはフタを開ける動作から、フラップ形状は利き手親指にフィットするユニバーサルデザイン

たった一枚の革に集約された設計、縫わない事でより立体的造形に、展開図からは想像できない謎解き仕立てを徹底解説

ジャバラ状にした革が、コインスペースの底になる構造、サイドに少しゆとりができコインが詰まりにくい設計(意匠登録出願中)

コインがスムーズに滑り落ちる為の重要なファクター

こちらをジャバラボトムに接続すると、筒抜けだった空間にカードスペースが生まれる、同時にこの財布の中央が決まる非常に大切な部位

セントラルコンセントにリベットを打ち込む際、この穴から内部にアクセスし加工する、この様な手法は主に機械設計に用いられる

スライダー中央に溝を掘り握りやすくし、使い込む程にＵ字を綺麗に成形する

革を山折りに2重にする事で、革が伸びる特性を抑え耐久性を向上させる

このつなぎ目によってお札をしまう時、下部が三日月状になり財布を縦にしてもお札の落下を防止する

カードを扇形に揃える時、後ろ側の指の邪魔にならない半円形状の仕切り、微細な計算の積み重ねがファストムーヴを可能にする

メインフラップのアクセントデザインに真鍮プレートを採用、使い込むほどに深さを増すエイジングも革と共に楽しめる

イタリアンレザー「プエブロ」を使用

上段： ペトローリオ ・ コニャック ・ タバコ

下段： グリージオ ・ ネイビー ・ ブラック

カバンの中はもちろん、ズボンのポケットでもかさばらない、大きすぎず、小さすぎない、持ち歩きに最適なジャストサイズ

コンパクトサイズながら十分な容量

【推奨収納枚数】紙幣：12枚・コイン15枚・カード6枚

財布を右手に持って、左手でコインやお札を操作する方は左利きになります

左利き用は左右反転し左手メインでご使用頂けます

エイジング

ブルーグリーンから次第に、深い青と緑の中間色へ

エイジング

キャメルブラウンから次第に、光沢のある琥珀色に

エイジング

ダークブラウンから次第に、濃く赤みが増す

エイジング

ライトカーキ系の色から次第に、彩度を抑え深く

エイジング

ネイビーから次第に、光沢のある濃紺へ

エイジング

マットブラックから次第に、艶のある黒色へ

ラスカス製品は、非常に革選びにこだわりを持って製作しております

今回のMakuakeプロジェクトには、イタリアンレザー界の雄、名門バダラッシカルロ社の「プエブロ」になります

プエブロについて

イタリアのサンタクローチェ地方の都市フィレンツェにあるBadalassi Carlo Srl （バダラッシカルロ社）製レザー、1000年以上の歴史を有するバケッタ製法を現代に蘇らせたことで有名なタンナー

表面をわざと毛羽立たせる加工を施しより早いエイジングを楽しめる。とてもしなやかで手触りも素晴らしい高級皮革

Rascasseオリジナルパッケージにてお届け

Rascasseでは、デザイン保護を強化し、他にはない独創性の高い製品を設計・製作しております。

「Urban Wallet Spec2」は、意匠登録を出願しております。

美しくそびえる現代建築、蜘蛛の巣状に広がる幹線道路、雑踏の街に溢れる光と音、、、

アーバンウォレットは、生まれ育った「東京」をイメージして作った財布です。

組み立てる前の展開図は、ビルに見える形や一枚革なので外周を一筆書きして道路に見立てると、とんでもなく渋滞しそうな曲がりくねった線になります。

限られた狭い空間で様々な表情が入り乱れる様を表現したく一枚革に拘って設計致しました。

イメージコンセプトはあくまでも私的な事なのでそろそろ本題です。

製品としてのコンセプトは、最もプリミティブな財布である小銭入れを主軸に置いた事にあります。

従来の小銭入れは、非常に簡単な作りの物が多く同時に操作方法も至ってシンプル。

小銭入れの使いやすさの秘密を追及した結果、財布を持つ手(利き手と逆)にあると気付きました。

小銭入れを使う時、持ち手はあまり動かさず持ち替える事もありません。

常に財布が同じ向きで正面にあれば、小銭入れのシンプルな操作性を実現出来るのではと思いました。

アーバンウォレットは、お札をしまう時以外はフタを開いた最初の状態で、コイン・カード・お札(出す)を操作できます。

設計は非常に複雑ですが、使い方は驚くほどシンプルで簡単です。

この全てを一枚の革で表現する事は容易ではございません。ミリ単位の設計と奇抜な視点からのアイデアが必要不可欠です。

また縫わない事は立体形成にも繋がり重要です、ステッチが入ってしまうとパーツ同士を線で留める事になります。

ボタンやリベットは点で留める為、立体的にしやすく、各スペースにゆとり空間を設けられます。

この絶妙な隙間がないと上手く機能しないギミックは数多く存在します。

立体形成は丸みを帯びるシルエットなので、人間工学的デザインにも非常に相性が良いです。

アーバンウォレットは、ラスカスにしか作れない財布と自負しております。

是非この感動を皆様と共感出来る日を心待ちにしております。

ラスカスでは、革製品製作を始め様々な活動に取り組んでおります。

レザークラフトhow-toコンテンツを配信し世界中からご視聴頂いております。

機械パーツ製造では工業用ミシンアタッチメントを主軸にレザークラフト関連の工具を設計・製造・販売をしております。

定期的にミシンパーツの使い方等の講習会を全国で実施しております。

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5年前に行ったアーバンウォレットの初期型

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元時計職人の工業デザイナーが独学でスタートした、レザープロダクトブランド「Rascasse-ラスカス」

独学で開始したフラットさと、時計修理作業で培った繊細さを併せ持つ、
また工業デザイナーによる奇抜な視点で自由に発想し、それをカタチにできる

「ユニーク」「ユーモア」「ユニバーサル」を理念とし高級イタリアンレザーや手染め染色の一点物まで革製品を様々なアプローチで製作

ご発送について
ヤマト運輸ネコポス便でのご発送になります。ご住所等お間違いございません事を宜しくお願い致します。

製法について
当ブランドは、すべての作業をハンドメイドによって製作しております。
手作業ゆえにサイズ等に若干のズレが生じる場合がございますがご使用に問題ない範囲でございます。

革について
天然素材になりますので、色味の濃淡や血筋・しわ・傷跡・色ムラなどがある商品がございますがすべて生きた証です。
それらを含めて革の魅力になります。是非ラスカスの革製品をお楽しみください。
※傷等の理由での返品・交換はお受けできませんのでご了承の上お買い求めください。

色落ちについて
できる限り色止め加工をしておりますが、色落ちする場合がございます。特に水に濡れた状態の際です。
また天然皮革は水に弱く、シミや水ぶくれの原因となります。ご注意の上ご使用ください。

カラーについて
掲載商品の色味は出来る限り実物の色味に近づけておりますが、ご利用のパソコン、
スマートフォン、モニター環境によって、画像の色味が異なって見える場合がございます。予めご了承下さいませ。

最後までお読み頂きありがとうございます。

工業デザイナー兼革細工職人のラスカス池羽塁と申します。

当ブランドの製品はすべてハンドメイドで製作しております。

画期的なアイデアと独自のセンスで作り上げたアーバンウォレットSpec2を通じて、沢山の方とご縁があればと思っております。

今回のプロジェクトで応援購入頂いた資金は、今後の開発費や設備資金に充てさせて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。