全国の有機JAS認定農家数は全農家数の0.2％未満（平成22年度推計値）

有機JAS規格よりさらに厳しいMOA自然農法の認定農家は数えるほどしかいません。

那須黒羽営農研究会のこだわりの郷のお米は、有機JASとMOA自然農法の認定を取得しています。

そのこだわりの郷のお米の消費を増やしたい!

※ 那須黒羽営農研究会について ※

　
　平成５年の大冷害の大不作のとき、近所の足の悪いおばあちゃんが田植えと稲刈りを外注に頼んで栽培期間中放っておいたのに、農薬や化学肥料を施した自分たちの田の方よりも１．３倍以上も収穫量が多かったのです。自然の力の偉大さを知りました。

　本研究会は、採算性や効率性を重視した化学製品に依存する慣行農業の脆弱性を省み、これを機に会を発足。慣行農法の作付面積を減らし、自然農法の米作りを始めました。

　自然農法は、自然農法ガイドラインに基づいて厳格な栽培を行うのはもとより、隣接する慣行農法圃場の農薬飛散防止等、地域の理解と協力がなければできません。

　化学肥料や農薬を使用しないで自然農法の米を生産するということは、「米」という字の「八十八」もの手間がかかるという意味そのまま労を惜しまず、人（消費者）の健康を思い、自然と共有し、喜ばれる米づくりの情熱と努力が必要です。

　http://www.inter.moanet.co.jp/kurobane

本研究会では、専用精米工場と専用低温倉庫を所有し、収穫後の鮮度までこだわっています。

※ これまでの活動 ※

本研究会は、栃木県大田原市の農家を中心に平成６年５月に発会。

平成  9年　第２回環境保全型農業推進コンクール奨励賞　　　　　　　　　　　　　　　　　　
平成12年　第１回全国米食分析鑑定会で食味第一位受賞。

移行栽培期間を経て、平成１１年からＭＯＡ自然農法による米作りを開始。平成１７年産米から 「こだわりの郷」 （登録商標）として販売。

有機農業研究者会議2012 第2部生産流通販売事例　講師　加藤英治（本会員）

　本研究会で収穫される自然農法の米は年約1000俵足らずで、毎年、契約消費者に販売していますが、消費者の米離れ等で年々販売高が減少しています。

　さらに平成２３年東日本大震災時の福島原発事故の風評被害は今も続いています。

　本研究会では、自然農法栽培米の安心安全の確認のため、各農家さんのお米を第三者機関に測定検査を依頼し、26年産米も有害なものは不検出と結果通知を頂きました。各自負担して検査測定を依頼しています。

　・　食品衛生法、農薬取締法に準ずる189項目について不検出
　・　カドミウム・鉛・砒素・水銀の重金属検査について不検出
　・　放射能測定　不検出
　・　米品種判別検査　コシヒカリ検出　対象品種以外　検出せず
　　　◎分析測定機関　　・(株)総研　・ビューローベリタスジャパン(株)

以上から、「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」の規定により「無農薬」の語を表示しませんが、安心安全なお米であることは間違いありません。

※ そんなこだわりの郷のお米を一度食べてみませんか？ ※

本研究会の農家さんたちは、すでに平成２７年産米の栽培準備を始めています。

資金面は気にせず生産栽培に集中できるように、私　金田　が販売を引き受けることにしました。

その一環として、クラウドファンディングで多くの人に知っていただくために、このプロジェクトを申請いたしました。

※ 商 品 内 容 ※

　・　白米　単一原料米　栃木県大田原市産　コシヒカリ　平成２６年産

　・　保存やリサイクルを考慮して、ペットボトルに詰め手ぬぐいで包装しました。

　・　ペットボトルセット、ペットボトルと2kg袋セット、玄米5kg袋、白米5kg袋の4セットを

　　　用意しました。

　・　ペットボトルの商品は、クラウドファンディング限定商品です。

　・　生産者名も記載します。

※　本研究会では、ＭＡＤＥ ＩＮ ＪＡＰＡＮ のお米の販路拡大のため、昨年に平成２６年産米で世界的な認証機関に出願。認証プロセスに沿って栽培収穫し、年末の本監査後認証取得の予定です。

平成２７年は、その認証取得を機に、全世界に知っていただくため活動します!!