このシンプルなルックス。そしてユニークなクラウンの位置。

この腕時計はカフェレーサーと呼ばれるサブカルチャーの哲学を切り取ったユニークな時計なのです。

そして、この時計を持った人はこんなメリットを手に入れることができるのです。

カフェレーサーとは、1960年代のロンドンにおけるバイクカルチャーの一つ。「音楽に合わせたレース」を行う少し変わったレースを開催するカルチャー。パブやカフェにあるジュークボックスで曲を流し、その曲が流れている間に、カフェをスタート地点に約４キロのコースを走る、そんな類のレースに参加していたライダーの事である。

その為一般的なバイクはこういった公道レースには適していなかった。そこでライダーたちは、自分たちでバイクの軽量化や改造を行い始めた。空気抵抗を減らす為のカウルを取り付ける、グリップをクリップオンへ変更、燃料タンクを細長く加工、シングルシートへの張替えなどをすることで軽量化とオリジナリティを求めていった。こういったカスタマイズされたバイクが後にカフェレーサーのアイコンとなっていくのです。

彼らの哲学はこうだ。

バイクは単なる移動手段ではない。それはある種のライフスタイルの一部であり、価値観の一部であり、様々な人々が野心、独自性、それぞれの自信を持って一つの方向に向かっていく、そういった一つの運動（ムーブメント）のことを示している。

この「信念をもって行動する」事をリスペクトし、腕時計として具現化させたのがこのRider1991なのです。

では、その信念はどういった部分に形として表れているのかをまずは見てもらいましょう。

バイク乗り専用の腕時計ではないことが分かったにせよ、この時計がバイク乗りが敬遠するようなモノであっては意味がない。そこで、こだわったことは「シンプリシティ」。バイク乗りから見ても見た目がよく、機能的。それでいて、色々な人に似合うその普遍性。それらを突き詰めていった結果がこの時計となったのです。

その為、どんなシーンにおいても、このRider1991は違和感なくその腕に収まります。

なによりもこの時計の一番目を引く魅力的な部分はクラウンの位置でしょう。２時の位置に置かれたクラウンはまるで、バイクのスロットルのよう。またケースとクラウンが一体になることで、凹凸がなくなり、手首を曲げたときに感じるあの不快感を感じない様、配慮がなされているのです。このデザインはデザイン自体としてもとてもユニークなものであるし、実用的でもあると言えます。

次に語るべきはそのダイヤル。

全体に使われているフォントはBDP GeLLYを使用。これは1960年から1970年代のバイクのメーターに採用されていたフォント。ダイヤル全体はスピードメーターを意識して作られており、秒針などもスピードメーターの針にインスパイアされています。クラウンの為に凹んだ形状になるこの特殊なダイヤルはそれだけで特別な独自性を表していると言え、6～９までの限定的に描かれた数字は更にその存在感を際立たせているでしょう。

ラグ部分はケースから分かれることなく作られており、非常になめらかな形。また、ストラップ部分にはクイックリリース式を利用することで、ストラップ交換がとても簡単に行える様施され、ナトーストラップやメッシュストラップなど様々な組み合わせを楽しむことができるよう、工夫されています。

カフェレーサーはもちろん様々なカラーリングによって独自性を誇示してきました。今回のRider1991も同様に様々なカラーパターンを選ぶことができ、ストラップの付け替えによる自由度の高さから、あなたの特別なカラーリングがきっと見つかるはず。

黒または白の２種類から選べるダイヤルと、シルバー、ブラック、ローズゴールドで塗装されたアルミニウム製のインナーリング、それに対応する各種ストラップの組み合わせがあなただけの個性を引き出させています。

様々なメディア、コンペティション等でRider1991は取り上げられています！

RIDER1991は、国際的なデザインスタジオGMデザイングループの創設者であるウクライナ人デザイナーのナザール・マレツとローマン・ゲヴィークと、デザイナーズウォッチプロジェクトZAVODの創設者アンドリュー・クラヴチュクとオルガ・クチメエワのコラボレーションプロジェクトです。

RIDER1991は2015年にウクライナでスタートしたブランドで、ついに2020年、5年の時を経て、日本市場に進出することとなりました。

このチームは、1960～70年代の時計、文化、様々なサブカルチャー、建築やデザインなど様々な分野に於ける「時間と美の基本的な概念」を見つけ出したい。そんな願いで今回のこのコラボレーションが実現しました。

サステイナビリティ―と自国の産業発展の為のウクライナで新規時計事業の創造という意志の基、今回のサンプルは作られました。※現状、価格の観点からマスプロダクションは中国へ依頼しています。

弊社は主にヨーロッパからの雑貨・アパレル商品の輸入を手掛ける法人です。「人の心に火を灯すアイデア・商品を探す」事をコンセプトに活動しています。

これからも様々なアイデアや商材を扱っていきたいと思っております。ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。