六調子酒造は1923年創業、100年以上続く熊本県の焼酎蔵です。

創業以来六調子が大事にしてきたことは「長期熟成による高品質な焼酎を作り続ける」こと。

そして、そんな六調子のコンセプトを、地元を中心に愛されながら約60年も長きにわたり支え続けた銘柄がありました。

六調子酒造の銘柄「心月」とは

六調子酒造を古くから支え続けた銘柄「心月」。

熊本県人吉球磨地方で造られる米の焼酎「球磨焼酎」である心月は熟成によってピュアなお米の味わいを凝縮し、柔らかくコクを感じさせる焼酎です。

米焼酎は米から作られ、糖質を含まないので、様々な料理とペアリングの相性がいいのですが、こと心月はその滑らかな舌触りから、地元の鮎や山女魚などの川魚と一緒に楽しまれてきました。

一方で、心月はその瓶が安定供給できなかったこともあり、細々と地元人吉球磨で愛されながら、時代によって様々な色や形を変遷しました。

様々な時代の心月

デキャンタを象った形状の瓶が主に使用されていましたが、現在製造されておらず、いずれも廃盤になっています。

そして2025年新しいラベルとともにリニューアルすることになり、心月という焼酎をより広めていくことと致しました。その記念に希少な2種類の原酒をMakuakeにて同時に限定リリースさせていただきます！

リニューアル後の心月

【心月】

アルコール度数：25度

原料：米・米麹

容量：720ml

特徴：18年熟成の原酒を贅沢にブレンド。滑らかで軽やかな口当たりに甘みをひけらかさないコクが特徴的。どのような食事にもしっかりと寄り添い、食を贅沢に引き立てます。「心月」は熊谷守一画伯の書を用いたラベルと美しいフォルムのブルーボトルを使用し、青い月光に熊谷画伯の孤高の心情をオーバーラップさせています。

価格：2,420円（税込・送料込み）

保存方法：常温可

賞味期限：なし

こちらは当サイトではセット販売のみ行っております。

こちらの商品のみお求めの場合はこちらから

心月リニューアル記念!!２種類の希少な原酒を同時リリース！

心月　原酒　18年古酒

【心月　原酒　18年古酒】

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アルコール度数：41度

原料：米・米麹

容量：720ml

特徴：常圧蒸留により引き出した米の旨味を18年という長い間熟成させた原酒。米の原料特製をしっかり味わえる。塩キャラメルやバターのように仄かな甘味の中にクリーミーな余韻が包み込む。ロック、お湯割りがおおすすめ。

価格：10,000円（税込・送料込み）

保存方法：常温可

賞味期限：なし

各種早割、グラスセットあり

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肉の脂を溶かしながらクリーミーな余韻が包み込む。長期熟成の米焼酎だからこそ実現できるマリアージュを堪能できます。

伝統を重んじる製法「常圧蒸留・長期熟成」

六調子酒造が主に採用する常圧蒸留とは、穀物由来の特製をしっかり引き出す昔ながらの蒸留方法です。常圧蒸留の米焼酎は他の原料と比較にならないほどの強烈な臭いがします。そのため、蒸留直後は飲むに耐えないため、しばらく寝かせて不快な臭いが落ち着くのを待つのが伝統的な製法でした。しかし、さらに長期貯蔵していく中で、蒸留直後のクセが濃厚なコクや複雑な香りに変化していくのです。

六調子酒造の常圧蒸留器

今でこそ蒸留技術が発達し、「米焼酎＝スッキリしている」というイメージが定着していますが、昔づくりの米焼酎「心月　原酒」は敢えてそのクセを旨味に変える製法に60年近くもこだり続けてきた銘柄です。

心月 SP AGED 18 YEARS

【心月 SP AGED 18 YEARS】

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アルコール度数：41度

原料：米・米麹

容量：720ml

特徴：心月の原酒を別々に樫樽貯蔵させていた18年物。オーク樽と米麹によるバニラや葡萄のような果実感が特徴。樫樽の貯蔵庫はスコットランドのハイランド地方の気候を再現している。樽由来の原酒の色を脱色することなく販売するために、品目をスピリッツ、品名をウオッカとしております。限定80本

使用している紫瓶は約60年ほど前に初代心月に使用された非常に希少な瓶です。

価格：17,500円（税込・送料込み）

保存方法：常温可

賞味期限：なし

各種早割、グラスセットあり

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いつものナイトキャップを少し贅沢に。葡萄を思わせるアフターが紫の瓶と絶妙にマッチ。

スコットランドのハイランド地方の気候を再現した貯蔵庫。KAVARANの創設にも携わられた故ジム・スワン博士が当蔵を訪れられた際にも、「熟成には最適の環境」と評されました。

新しい試み「麹スピリッツ」

2024年10月に六調子酒造はMakuakeにて新ブランド「The Rokuchoshi SP」という初のスピリッツの商品をリリースし、達成率1670％という驚異の反響を頂きました。

なぜスピリッツなのか？

焼酎には、『樽で熟成した焼酎は色濃度を薄めなければ販売することはできない』という厳しい決まりがあります。

上の画像で言えば、①も②も同じ樽から出した原酒ですが、焼酎として販売できるのは②のみです。この決まりにより、②の原酒は、活性炭を用いた濾過方法で色を脱色させております。

残念ながら、いくら活性炭が色を抜くためのもであるとは言え、流石にここまで脱色してしまうと、樽由来の原酒の風味を多少損なってしまうのは否めません。「ぜひ樽由来の風味をそのままお客様にも味わっていただきたい」という思いで、六調子酒造はスピリッツ免許を取得し、脱色することなく蔵出しすることが可能となったのです。

心月をリニューアルするにあたり、蒸留後オーク樽に貯蔵しておいた心月の原酒を色を抜くことなく「麹スピリッツ」として、さらに60年前の当時の瓶を使用し限定リリースすることに致しました。

各種セットあり

様々なセットをご用意しております。

心月のデザイン

心月のラベルに使用されている字は熊谷守一画伯の「心月狐円」という掛け軸に由来します。六調子酒造のギャラリーで原画を見ることができます。東京都豊島区の熊谷守一美術館もぜひ

熊谷 守一（くまがい もりかず、1880年〈明治13年〉4月2日 - 1977年〈昭和52年〉8月1日）は、日本の画家。日本の美術史においてフォービズムの画家と位置づけられている。しかし作風は徐々にシンプルになり、晩年は抽象絵画に接近した。富裕層の出身であるが極度の芸術家気質で貧乏生活を送り、「二科展」に出品を続け「画壇の仙人」と呼ばれた。勲三等（辞退）、文化勲章（辞退）。

2018年、映画『モリのいる場所』にてその生涯を映画化。

リターンについて

①【早割1,000円OFF】心月 原酒 18年古酒×1本　9,000円（税込）

②心月 原酒 18年古酒×1本　10,000円（税込）

③【早割1,750円OFF】心月 SP AGED 18 YEARS×1本　15,750円（税込）

④心月 SP AGED 18 YEARS×1本　17,500円（税込）

⑤【早割2000円OFF】心月 原酒 18年古酒×1本＋心月 SP AGED 18 YEARS×1本＋心月ショットグラス×1個　25,500円（税込）

⑥【500円お得!！】心月 原酒 18年古酒×1本＋心月 SP AGED 18 YEARS×1本＋心月ショットグラス×1個　27,000円（税込）

⑦【420円お得!!】心月 原酒 18年古酒×1本＋心月 25度×1本　12,000円（税込）

⑧【420円お得!!】心月 SP AGED 18 YEARS×1本＋心月 25度×1本　19,500円（税込）

⑨【早割1,920円OFF】心月 原酒 18年古酒×1本＋心月 SP AGED 18 YEARS×1本＋心月 25度×1本＋心月ショットグラス×1個　28,000円（税込）

⑩【500円お得!!】心月 原酒 18年古酒×1本＋心月 SP AGED 18 YEARS×1本＋心月 25度×1本＋心月ショットグラス×1個　29,420円（税込）

代表挨拶

私には昔から大きな疑問がありました。
焼酎はどうしてこんなにもステータスが低いのだろう？ということです。

500年以上の歴史があるといわれながら、スコッチやコニャックに比べてその評価ははるかに下でした。和酒の中にあっても醸造酒である日本酒に比べて常に添え物的な扱いを受けてきました。

「焼酎は庶民の酒、大衆酒だ。」というご意見もあるかもしれません。でも、江戸時代の酒屋のチラシを見れば、焼酎は高級なお酒として扱われてきたことが分かります。また、寿司も生そばももともとは大衆向けのファストフードです。それが現在では、回転寿司や立ち食いそばがある一方で、格式のある寿司屋さん蕎麦屋さんがあります。

「焼酎を再び高級酒へ…」

これはまさに、私にとって生涯を懸けた悲願です。

そんな世界を作り上げるべく、私が数十年にわたって手がけてきたのが熟成酒という考え方です。

焼酎が悠久の時を経てどう変化するのか、様々な試みを繰り返し、リスクを負い、至高の焼酎を作りたいという一点のみに心血を注いできた過程で生まれた銘柄「心月」。

そのリニューアル記念に、２つの大事な原酒をリリース致します。

ぜひお楽しみいただければ幸いです。

六調子酒造株式会社　代表取締役　池邉道人