ポケット用の財布　roots

たった80mmの財布を見たことがありますか？

世の中にはたくさんの財布があり、「ポケットがパンパンにならない」程度の財布はありますが、歩きやすさや快適さを求めた、本当の意味でのポケット用に作られた財布を見たことがありません。

外出することが増えた今だからこそ身軽でより快適に歩くことができる専用の設計をした財布が必要ではないか？そう考えAQULIAではポケットに入れることを前提に設計した長財布 roots を開発いたしました。

ネットで「80mmの財布」を探してみて下さい、ほとんど見ることがないそれほどスマートで珍しい財布です。

ポケットに入れるデメリット

従来の財布はポケットに入れると「ポケットがパンパンになってカッコ悪い」「圧迫感があり歩きにくい」「せっかくのカッコいいパンツも見た目が悪くなる」などがあります。下の画像の様な残念な後ろ姿になっていませんか？

そんな悩みを解決したい

数々の財布を試し研究した結果、ポケット用の財布に必要な条件の3つと機能として必要な2つの条件がある事が分かりました。

快適さと歩きやすさを実現する工夫

①新しいお札の入れ方！お札を折らずカーブさせる事で実現した縦幅80mm

「薄さだけではなく幅を狭くすることが重要」ここが1番重要なポイントでした、薄くても幅が広ければポケットはパンパンになります。一般的な財布は100mm前後が多く、小さいと言われている財布でも88mm前後が限界でした、ポケットに入れても快適にするには80mm幅が理想で、数々の試作を繰り返し、財布底部にお札を緩やかにカーブさせて入れるカーブ型お札入れを開発したことでわずか80mmをというお札で隠れてしまうサイズ感の財布を実現することができうました。

②薄型仕上げ

rootsは小銭入れとカード入れの配置を工夫することで、未収納時は14ｍｍと小さく薄くてもしっかりと入る収納量を確保しています。もちろん、たくさん入れるほど厚みを増してしまいますが、いざと言う時にたくさん入らないと困るので、自分に合った適正の量を見つけていただくことをお勧めします。

③体に合うように形状変化

サイズだけではなく、財布の前面にスペースを作ることで閉じた際に財布の前側がうすくなり、お尻の形に添うようカードが背骨の様に曲がる工夫をする事で圧迫感を少なくしポケットへ入れても歩きやすくなりました。

横の長さも限界に挑戦

rootsは横の長さもマチと呼ばれるパーツを工夫することで16.7ｃｍまで小さくすることが出来ました。それよりも小さくすることが可能でしたが、使いやすさを考えると、このサイズがベストです。

開けて一目で分かる各収納

⑴小さくても使いやすい独自設計

サイズを小さくすると「使いにくくなる」、普通はそうです。しかしrootsはそこが違います、一般の財布は本体の革に小銭入れなどのパーツを付けていく作り方ですが、rootsは本体の革とパーツが一体しているroots設計により安定感があり、お札、コイン、カードすべてが使いやすくなっています。

パタパタ動くカード入れ

小分けできるカード入れはパタパタと動く為、一目でカードの確認ができるのでサッと出すことができます。またカード1枚1枚に適度な隙間がありより出し易くなっています。またフリースペースにカードを最大12枚収納可能です。

浅めの小銭入れ

小銭入れは浅めになっていて、入り口も大きいのでコインをパッと見るだけで確認ができすぐに用意することが可能。

深く入るお札入れ

カーブ型お札入れの為、しっかりと奥に入り、このサイズ感でもスムーズに出し入れができます。札入れ上部にお札を抑えるフラップがついているので、フラップを使って押さえておくとファスナーに引っかかることがなくよりスムーズな出し入れが可能です。

⑵収納量は入れ方によって変化

フリースペースの使い方によって収納量は変わるので、自分に合った使い方が選択できます。

使いやすさアンケート

rootsの違いを確認する為、ショッピングモールで街頭アンケートを21人の方へ行いました。「ポケットへの入れやすさ」「歩きやすさ」「圧迫感」の3項目のアンケート結果になります。

アンケートの結果、入れやすさと歩きやすさは70%以上の方が入れやすい、歩きやすいという結果になりました。圧迫感は入れる量によりますが61%の方が少ないとお答え頂きました。

ポケットに入れるなら2つ折りより長財布

ポケットに入れるのであれば、長財布より2つ折り財布の方がへ良いように思われがちですが、2つ折り財布はどうしても厚みが出てしまうため、体との接地面に圧力がかかり違和感と歩きにくさが出てしまいます。

オシャレなバイカラー仕様

外側のナチュラル、ブラックは経年変化をより楽しめるイタリアンレザーのMAYAレザーを使用、キャメルとワインは経年変化が緩やかな国内産の姫路レザーを使用しております。内側は汚れの付きにくい姫路レザーのナチュラルを使用し、外と中の色を変えることでよりオシャレになるよう仕上げました。

サイズ

サイズ：縦80mm×横176mm×厚み14mm（未収納時、ファスナー金具を除く）財布のみの重さ約118g(革の状態を見ながら厚みを調整していますので個体差が出ます。）

最大収納量

お札30枚、コイン20枚、カード18枚　鍵2本、レシート

※お札やコインの種類によって異なります。

職人が手作業で仕上げ

革職人が革の状態を見ながら厚みや縫い目を手作業で調整します。知識と経験よってつちかわれた勘が仕上がりに影響します。

オイルケア不要

繊維の奥まで十分なオイルを含むため オイルケアは不要です。皮革用オイルを加えると柔らかくなりすぎてしまう可能性があります。
特別なメンテナンスは何も必要ありません。
多少の傷は指で擦れば目立たなくなっていきます。深い傷も、エイジングとともに馴染み、革の風合いへと変化していきます。

以前のnolunプロジェクト

スケジュール

2023年8月：プロジェクト開始
2023年8月30日 ：プロジェクト終了
2023年11月末：11月分発送

資金の使い道

商品開発および実行費用などに使用させていただきます。

革工房AQULIAについて

愛知県稲沢市にて革製品の製作をしております。常にAQULIAだけの商品を作れないか考え、独自の技法を使い革のみで出来たスマホケースを開発しました。1枚革のスマホケースは累計2万個以上販売しております。今回は1枚革の特性やその技術を活かし財布を作れないかと開始いたしました。