鰹之鰭酒

かつおのひれさけ

☆ひれ酒とは…

ひれ酒（鰭酒、ひれざけ）は、日本酒の飲み方のひとつ。フグや鯛などの鰭（ヒレ）をあぶり焼いて、燗酒に入れたもの。 冬の季語でもあります。

ひれ酒の代表的な作り方

1. ヒレをしっかり焼く

2. お酒は80度の熱燗に

3.焼いたヒレをお酒に入れて、蓋をする

4.お酒に火をつけ、アルコールをとばす

5.香りと出汁を味わいながら嗜む

☆フグのひれ酒はメチャ美味しいですが…

フグは高級魚、旬は冬…ほぼフグ料理店でしか味わえません。

ご家庭でもフグのひれ酒は楽しめますが、せっかくならフグ料理と一緒にというのが理想ですよね。

☆カツオは大衆魚の王様、レシピも豊富です。

カツオは居酒屋はもちろんのこと、ご家庭でも食卓に上ります。

鰹の刺身、タタキ、鰹の角煮・しょうが煮、腹側の焼き・唐揚げ、鰹の塩辛などなど

カツオ・かつお節を使った料理とぜひ一緒に

また、いつもとちょっと違う贅沢を味わいたいとき、冷えた身体を温めたいときにもおススメです。

☆これだけは言わせてください…

鰹之鰭を炙っているときの香りは…フグひれにも負けません!!

食欲ならぬ、吞欲（のみよく）に駆られます!!

☆冷たい鰹之鰭酒もぜひお試しください。

夏に熱燗はちょっと…

ひれ酒を作ってから燗冷まし、さらに冷蔵庫で冷酒に

冷たい鰹之鰭酒も全然アリです。

かつお節工場で

「焙乾」しました！

通常、ひれ酒用のヒレは天日干しですが、

「鰹之鰭酒」は、枕崎のかつお節工場（いでごや）で「焙乾」して作りました。

「焙乾」（ばいかん）とは…

薪などを燃やし、煙を利用して（いぶして）乾燥すること

かつお節を製造するなかで、もっとも大事な工程です。

薪を燃やして煙をあてる事によって薪の薫臭が付きます。

特徴①

近海で獲れたカツオから

特徴②

尾ヒレのみを厳選、これぞ一尾

特徴③

焙乾することにより、生臭さもなくなりました。

試作、試飲を繰り返しているなかで、酒器に収まるサイズ、出汁の出具合を考慮すると一尾の半分がちょうどよい感じ

日本酒の銘柄によって、いろんな味が楽しめるのも魅力の一つです。

合わせる日本酒によっては、1合180mlより、200mlがちょうど良かったり、

後半、出汁が利きすぎるときは日本酒追加したり、

もちろん、継酒でも出汁が充分に出ます。

2杯目、3杯目と、たくさん酔わせてしまいますね…申し訳ございません。

開発ストーリー

てっちりの本場、大阪でフグのひれ酒を初体験

これって、カツオでも美味しいのでは？と漠然と思いつつ、幾星霜…

地元の枕崎へ帰郷し、サラリーマンの日々を過ごしつつ、

晩酌のときに、ふとひれ酒を思い出す。

思い立ったら吉日、カツオのヒレを入手、まずは天日干しで試作、試飲

『ん－悪くない、てか美味しい』

ん、ここは枕崎…かつお節の町、そうだ！かつお節みたいに作ってみよう！

尾ヒレの有効活用、SDGsにも貢献できるのでは？

製品化に向けてかつお節工場に相談へ

そこで、問題勃発！

焼酎圏の枕崎…圧倒的にひれ酒自体の認知度が無い！

原料（尾ヒレ）の確保が困難！

理由として

枕崎漁港では近海カツオ(鮮魚)の水揚げ量が少ない

かつお節用の冷凍カツオだと尾ヒレの欠損やサイズ感でひれ酒用としては規格外

(尾ヒレを製品化することでSDGsにも繋がると考えていましたが、枕崎のかつお節工場では、頭、骨、内臓などの副産物は廃棄することなくきちんとリサイクルされているとのこと)

紆余曲折、試行錯誤、汗馬之労、七転八起、一念通天

鹿児島市⇔枕崎市を駆けずり回って、奇跡の出会いがありました！！

カツオ（鮮魚）の尾ヒレは

鹿児島市下荒田の魚屋さん「満田商店」様とご縁があり、

（めちゃくちゃ優しい店主さんです!!）

鹿児島を代表する水産会社の

「山実水産」様を紹介してもらい

カツオの尾ヒレだけが欲しいのですが…卸してくれますか？とお願いしたところ

社長から「面白そうだね」と快諾していただきました!!

肝心要のかつお節工場は、

枕崎市で本枯節を製造している「ふじな商店」様

ふじな商店は「本枯節」を製造するかつお節工場（いでごや）です。

いきなり突撃したのにも関わらず真摯に話を聞いてくださり、尽力していただき、

貴重な急造庫（きゅうぞっこ)の一部をお借りして焙乾していただけることになりました。

実家の近所で密に連絡を取れるので、本当に有難いです。

さて、完成した鰹之鰭酒を試飲…「は？美味すぎやろがい！…♪」

フグのひれ酒とは違う、しっかり出汁の利いたカツオのひれ酒をぜひお試しください。

ぜひ、枕崎のかつお節工場がつくる「鰹之鰭酒」を広めてください!!

商品の詳細

原材料　：カツオの尾ヒレ

製造方法：焙乾

保存方法：高温多湿を避け保存

賞味期限：1ヶ月（随時更新）

調理方法：ひれ酒用のヒレになります。

よく火を通して炙り、熱燗に入れてお召し上がりください。

詳しくは「ひれ酒　作り方」で検索してください。

スケジュール

11/14㈭、Makuakeチャレンジ終了後、

11月下旬より製造を開始し、随時発送してまいります。

定形外、クリックポストでの発送になります。

リターンについて

実行者紹介

はじめまして「サカナ チャンネル」です。

「鰹之鰭酒」かつおのひれ酒が、鹿児島/枕崎の新しい特産品として認知されたい！

「鰹之鰭酒」かつおのひれ酒が、ひれ酒の新定番になるのを目指しています！

全国の居酒屋で、美味しく酔っていただきたいので業務用での販売にも力を入れていきたいと思います。【業務用の製品については、別途お問い合わせください】

また、「フグのヒレ酒」用の酒器は数多く出回ってますが、

「鰹之鰭酒」の認知はまだまだこれからです。

上記の「サカナのホネ」のロゴを用いた酒器が出回ってくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。関係者の方、ご連絡お待ちしております。

今後は、サカナチャンネルとして、魚のいろんな食べ方の提案をしていきたいと思います。

皆様の応援よろしくお願いいたします。