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埼玉の酒米「さけ武蔵」を救いたい!若手3蔵で、未来へつなぐ日本酒プロジェクト!

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ストーリー

  1. 埼玉県唯一のオリジナル酒米「さけ武蔵」の魅力をお届けする飲み比べセットや特別な試飲会
  2. 若手3蔵が力を合わせ、同じ埼玉酵母×さけ武蔵で仕込んだ地酒を、有名店「居酒屋ちぇけ」で飲み比べ
  3. 収量の少ない農家泣かせのさけ武蔵を救いたい!さけ武蔵でしか生まれない旨味と個性をお届けします!

【埼玉の酒米「さけ武蔵」を救いたい!若手3蔵がタッグを組んで、未来へつなぐ日本酒プロジェクト】

はじめまして。

私たちは埼玉県の若手蔵元(権田酒造・石井酒造・松岡醸造)です!
いま、埼玉生まれの唯一の酒米「さけ武蔵」が、静かに姿を消そうとしています...
かつて埼玉県内の酒蔵の約5割で使われていたこの酒米は、今では3割の蔵しか使っていません。
その理由は大きく分けて4つ──
① 栽培の難しさ
② 農家さんの減少
③ 酒造りでの扱いの難しさ
④ さけ武蔵の認知度
しかし「さけ武蔵」でしか生まれない旨味と個性があります。私たちは、この魅力を未来へつなぐために、若手3蔵でタッグを組み、立ち上がりました。

さけ武蔵とは

2003年、埼玉県農林総合研究センター(現・埼玉県農業技術研究センター)が開発した埼玉県が生んだ唯一の酒米です。酒米とはその名の通り酒をつくるのに適したお米(酒造好適米と言います。有名な品種では山田錦などが代表的です)のことです。栽培や酒造りの難しさはありますが「さけ武蔵」で造られる日本酒は旨味が出やすく、「埼玉らしさ」を表現できる唯一無二の存在です!

その味わいは、造る人も飲む人も魅了する、埼玉の宝。

この酒米の魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいのです。

絶滅するかも!?さけ武蔵が危機の理由


そんなさけ武蔵ですが、実は絶滅の危機に瀕しています。理由は以下のとおりです。

① 栽培の難しさ

「さけ武蔵」は背が高くて倒れやすく、葉の緑色が他の品種に比べて濃いため、収穫の見極めが難しい品種です。刈り取りのタイミングを誤り遅れてしまうと米が割れてしまう。──そんな栽培の難しさがあります。
さらに開発当初から10aあたり5〜6俵と収量の少ない農家泣かせの酒米です(他県の酒米や食用米の収量は7〜10俵/10a)。

そのうえ、生産性や酒造適性の優れた新品種の開発には時間がかかります。

② 生産農家さんの減少

近年は酷暑による高温障害やイネカメムシの被害が追い打ちをかけ、収量は4.5俵/10aまで減少。流通価格も他の酒米と同じため、儲からない。農家さんの高齢化もあり、年々作り手は減ってしまっています。さらに追い討ちをかけるように令和の米騒動や輸入緩和など、米作りを取り巻く環境はますます厳しくなっています。ただでさえ難しい「さけ武蔵」の栽培ノウハウが途絶えてしまうと、復活はできないかもしれない状況にあります。

③ 酒造りでの扱いの難しさ

「さけ武蔵」は、吸水や麹づくり、もろみの溶け具合など、一つ一つの工程に高度な技術が求められる繊細な品種です。操作性が悪く、原料の確保も難しいため、挑戦する蔵が減ってきています...

④ 「さけ武蔵」の認知度
ここまで、お読みいただき、ありがとうございます。そもそも皆さまは「さけ武蔵」についてご存知でしたか?聞いたこともない方がほとんどかと思います。イメージ的にもなかなか日本酒と埼玉県が結びつかない方も多いかと思います。それが米の品種ともなるとなおのこと。「さけ武蔵」は数ある酒米品種の中でも超がつくほどのマイナー品種です。認知度が低いゆえに、お客様の手に取られる機会も少ない=需要が少ない。つまり「使い手も作り手も少ない」という状況に陥ってしまっています。

──このままでは、埼玉が誇る唯一の酒米が、歴史から姿を消してしまうかもしれません。だからこそ、今ここで「さけ武蔵」を守る必要があるのです!

ご存知の方も知らなかったよと言う方も、ぜひ応援購入・シェアをしていただけると、認知度やブランド力の向上に繋がると考えます。

今回の挑戦


さけ武蔵は他の酒米品種にも劣らない素晴らしい日本酒ができるポテンシャルがあることは、まだあまり知られていません。大粒の品種で、米粒の中心にある「心白(しんぱく)」という円形状の白い透明部分にたくさんのデンプンが詰まっており、これが良質な麹のもととなります。つまり米の旨みや甘みを引き出すことに長けている品種です。しかし、既述の通り操作性が難しく一つ一つの工程にかなりの神経を使う繊細な品種です。使いこなすには高度な技術が求められます。
そんなさけ武蔵を使って醸した日本酒の魅力をたくさんの方々へお届けできれば、お米自体の認知度を向上させ、需要を喚起することができる。そう私たちは考えております。

また今回の日本酒の特徴として、酒造りで大事な要素を司どる酵母も埼玉県が開発したオリジナル酵母を採用。土地・水・造り手全てが埼玉県産の日本酒を蔵ごとの違いがしっかりと感じられる──それが「埼玉テロワール」です!

そして応援いただいた資金を用いて、上記①〜④の危機に対して取り組みます。

①・② 高温障害の対策として有効な追肥や、イネカメムシの防除により、高品質かつ収量の確保を行います。

③ ①と②を改善することで、割れを防ぎ、酒造りでの扱いやすくします。

④ 飲み比べセットを通じて「さけ武蔵」の魅力をお届けし、今期から新しく「さけ武蔵」を栽培してくれる滑川町の農家さんに対して還元を行います。

「さけ武蔵」は最適な刈り取りや追肥を行うことで、酒造りでの操作性を改善することができます。そのため、田んぼから蔵まで、一体となって取り組むことで、「さけ武蔵」が持つ個性と魅力を最大限に引き出し、埼玉県ならではの味わいをお届けします。

スケジュール


応援公募 : 2025年9月17日(水)~1月20日(火)
発送:2026年3月中に順次発送。
製造は酒造期として最も適していると言われる厳寒期に行う予定です。

リターンについて

埼玉県が独自開発した酒米「さけ武蔵」と「埼玉I」酵母を使用したオール埼玉の純米吟醸酒。
条件は同じでも造る蔵によって味わいが大きく異なるという新しい体験も含めて3社の飲み比べセットをご提供します。
種別:日本酒
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:埼玉県産酒造好適米さけ武蔵
使用酵母:埼玉I酵母
アルコール分:各社各様
容量:720ml
製造者:権田酒造株式会社、松岡醸造株式会社、石井酒造株式会社

実行者紹介

【権田酒造7代目蔵元 権田直仁】
1991年12月5日生。
2014年に東京農業大学醸造化学科卒業。卒業後はスーパーに就職し、接客について学ぶ。その後蔵に戻り、弊社に長年勤めている蔵人の下で酒造りを学ぶ。2021年に前杜氏が引退し、杜氏に就任。1年目は教わった方法を大きく変えずに酒造りを行った。2年目は洗米の仕方や製麹、温度管理等を改善。3年目に使用酵母や麹も見直し、全国新酒鑑評会で金賞受賞。4年目も金賞を受賞した。 「裏切らない」が私たちの酒造りの方針です。手間暇を惜しまず、お酒に寄り添いながら地元の方々の誇りとなるお酒を目指し、いつか「武蔵の国の杜氏、”武蔵杜氏”」と呼ばれるようになるため日々邁進している。

【石井酒造8代目蔵元 石井誠】
1987年7月20日生まれ。
早稲田大学商学部卒。卒業後に酒類総合研究所にて醸造研修を受講し、さらに他蔵にて蔵人見習いを経験。醸造学の基礎を学ぶ。その後、一般企業へ就職し、約3年の修業期間を経て2013年4月に石井酒造に入社。 同年11月に代表取締役社長に26歳で就任。当時の業界最年少社長となる。酒蔵として初めてクラウドファンディングに挑戦したり、YouTubeチャンネルを運営するなど新しい需要開発にも奔走している。
「お酒は、いい奴」をスローガンに掲げ、日本酒を通じて関わる人全員が「豊かに明るく」なれるようなお酒を醸すこと目指し、伝統を重んじながらも変化を恐れず、常にチャレンジを続けることで1人でも多くの方にこの「いい奴」を届けられるよう日々奮闘している。

【松岡醸造7代目蔵元 松岡奨】
1986年9月17日生まれ。
大学卒業後、国税局醸造研究所と県の醸造試験場にて日本酒の製造研究にあたる。
2009年に松岡醸造へ入社し、蔵人として造りに3年従事する。その後3年間営業と商品開発を担当し、2015年より専務取締役に、2024年に社長に就任し七代目に。
それを機に、ブランドを既存の帝松とみかどまつに分けて展開。漢字の帝松を昔からのモットーである「お客様本位」とし、平仮名のみかどまつを七代目のブランドとし、ある種「蔵元本位」である自分が造りたい味わいを追及するシリーズとした。
伝統を守りつつもチャレンジを続け、常に新しい商品開発に取り組む。また最近では海外での酒蔵の監修も行っている。

最後に

僕たちはまだまだ未熟者でこのような大きなプロジェクトをやるのに随分迷いました。それでも埼玉の日本酒を盛り上げたいという気持ち一心で今回のプロジェクトを敢行しようと決意しました。
埼玉県は全国で出荷量、消費量が共にベスト5に入る全国でも有数の酒どころです。ですが、その認知度はまだ決して高いとは言えません。それどころか埼玉日本酒は全国的にはレベルが低いと思われがちです。
ですが、そこは断じて違う!と声を大にして伝えていきたい。埼玉のお米で、埼玉の水で、埼玉の土地で醸す日本酒はどの県にも決してひけを取らない良質なものです。
今回、「さけ武蔵」という酒米の認知度を向上させることで、埼玉県の酒造業会がより一層飛躍することと僕たちは確信しております。そのためにもなんとしてでもさけ武蔵は絶滅させるわけにはいかないのです!ぜひ、皆様のお力添えをいただけますと幸いです。応援・ご協力のほど何卒よろしくお願いします!!

リスク&チャレンジ

①販売場の名称及び所在地:石井酒造株式会社 ②販売管理者の氏名:石井誠 ③酒類販売管理研修受講年月日:2023年11月13日 ④次回研修の受講期限:2026年11月12日 ⑤研修実施団体名:春日部小売酒販組合 ※未成年の飲酒は法律で禁止されております。 ※妊娠中・授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。 ※不良品以外の品質等に関する返品・返金はお受けいたしかねます。 ※応援購入数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。 ※味わいや色味に個体差があります。予めご了承ください。 ※本⽂中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。原則として、配送遅延に伴う応援購⼊のキャンセルはできませんが、リターン配送予定⽉から3ヵ⽉を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。

サポーターからの応援コメント

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2026年01月20日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

決済時に安心システム利用料として2.2%(税抜)がかかります。

インボイス(適格請求書):対応可

【早割】限定100セット!さけ武蔵で醸した純米吟醸3社飲み比べセット

13,500円(税込)

人気
残り
のサポーター
2026年03月末までにお届け予定

・完成した新酒の3社飲み比べセット 
※内容量 720ml 3本
「さけ武蔵」を使用し、埼玉県独自の酵母「埼玉I(アイ)酵母」で醸したALL埼玉の新商品・新酒をお届け致します。
品質保持のため冷蔵保管をお願いします。また、開栓後はお早めにご賞味下さい。

【通常】限定120セット!さけ武蔵で醸した純米吟醸3社飲み比べセット

15,000円(税込)

残り
のサポーター
2026年03月末までにお届け予定

・完成した新酒の3社飲み比べセット 
※内容量 720ml 3本
「さけ武蔵」を使用し、埼玉県独自の酵母「埼玉I(アイ)酵母」で醸したALL埼玉の新商品・新酒をお届け致します。
品質保持のため冷蔵保管をお願いします。また、開栓後はお早めにご賞味下さい。

【飲食店様向け】お得限定20セット!各2本×3社飲み比べセット

22,000円(税込)

残り
のサポーター
2026年03月末までにお届け予定

・完成した新酒の3社飲み比べセット 
※内容量 720ml 6本
「さけ武蔵」を使用し、埼玉県独自の酵母「埼玉I(アイ)酵母」で醸したALL埼玉の新商品・新酒をお届け致します。
品質保持のため冷蔵保管をお願いします。また、開栓後はお早めにご賞味下さい。

【限定16人!】居酒屋ちぇけで各蔵元3人と一緒に「さけ武蔵」飲み比べ参加券!

30,000円(税込)

残り
のサポーター
2026年03月末までにお届け予定

人気有名店の居酒屋ちぇけで、権田酒造、松岡醸造、石井酒造の「さけ武蔵」の新商品や新酒を飲み比べする会に参加できるプレミアムチケットです!

<開催詳細>
居酒屋 ちぇけ
東京都千代田区神田北乗物町15 ル二神田 3F
3月下旬の日曜日、14時〜17時を予定

豪華なお食事と「さけ武蔵」で醸した新酒を味わおう!
権田酒造・松岡醸造・石井酒造の蔵元から直接お話しを聞けます。

※開催日については確定後Makuakeメッセージにて直接ご案内いたします。

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