6年連続一つ星獲得店が神楽坂で織りなす新章。少量多品目の中国料理を特別価格で

6年連続一つ星獲得『Series』の新店が神楽坂に誕生。和の感性を取り入れた独創的な中国料理を特別価格で

2025年秋。麻布台の名店「Series」が、神楽坂に新たな扉を開きました。
「Series」といえば、6年連続でミシュラン一つ星に輝く実力店。
その「Series」が選んだのは、“リトルパリ”と呼ばれる神楽坂の街でした。
古き良き石畳、細い路地、そしてどこか懐かしい灯り。
新店「茶龍 SALONG」は、そんな神楽坂の空気に溶け込むようにして佇みます。

「茶」と「龍」は共に古来中国から日本に伝わった象徴と文化です。
茶龍 SALONGでは、伝統的な中国料理に日本の四季折々の豊かな食材と和の技法、感性を随所に散りばめた、ここでしか味わう事の出来ないコース料理を少量多品目でご提供いたします。

広東料理の確かな技法を基盤に、香港・シンガポール・上海・インドネシアなど、アジア各国で研鑽を積んだシェフの経験が、ひと皿ごとに昇華。
旬の魚介や麹、出汁や味噌などの和の要素がスパイスの刺激と美しく調和し、まるで五感の中に季節が流れ込むような体験をもたらします。

コースは「Series」の流れを汲み、少量多皿。
20品以上の料理がリズムよく、軽やかに、そして確実に記憶に残る余韻を残していきます。
食べ進めるたびに、まるで舞台の幕が開くような驚きと高揚。
その繊細な流れの中には「Series」らしい伝統や重厚感もありますが、「茶龍 SALONG」独特の軽やかさや遊び心もあり、これまで「Series」を堪能してきたお客様たちにも新たな発見があるかと思います。

また呼び名のSALONG(サロン)には、人々が集まる場、憩いの場という意味も込めています。
大切なご家族やご友人達と当店の料理を通じて、至福のひとときをお過ごし下さい。

今回はオープンを記念して、特別価格でコースをご用意。
さらに、1日1組限定のシェフズカウンター確約や個室確約といった特別なリターンも揃いました。

神楽坂という街の情緒と、四季の恵み、そしてアジアのエッセンス。
すべてが一つのテーブルに集い、交差する場所──それが「茶龍 SALONG」です。
季節を五感で味わうという贅沢。ぜひこの機会にお楽しみください。

1日1組限定のシェフズカウンター確約。オープンを記念し、採算度外視でリターンをご用意

この度は、新たなお客さまとの出会いを求め、まずは一度お楽しみいただけるよう、Makuake限定の特別価格でコースをご用意しました。
さらに4名様のリターンは、1日1組限定のシェフズカウンターもしくは個室を確約とさせていただきます（通常、個室利用料が発生するところ、特別に個室利用料はなしでご案内させていただきます）
オープン記念の採算度外視の価格でご用意しましたので、ここまでお得にお楽しみいただけるのは、今回応援購入いただいた方のみです。

▼STANDARDコース  　 通常価格：8,800円（税込）

▼SIGNATUREコース   　通常価格：13,800円（税込）

▼PREMIUMコース  　通常価格：22,000円（税込）

※上記はあくまで一例です。季節や食材の仕入れの関係で、内容は随時変更します。

■会員特典

(1) Makuake限定ペアリング付STANDARDコースが1人前15,000円（税サ込）で注文できる権利
(2) Makuake限定ペアリング付SIGNATUREコースが1人前21,000円（税サ込）で注文できる権利
(3) Makuake限定ペアリング付PREMIUMコースが1人前29,200円（税サ込）で注文できる権利

※お連れ様4名分までご注文可能
※3日前までのご予約必須

和の食材で表現する、四季の移ろいと凛とした軽やかさ

「茶龍 SALONG」のコンセプトは、“四季を感じる和の豊かな食材と技法を取り入れた中国料理”。
ミシュラン一つ星「Series」の系譜を受け継ぎながら、より軽やかで繊細な美を追求しています。
少量ながら20皿以上にわたるコースは、まるで一冊の詩集のよう。
春夏秋冬の情景を、香りと温度、そして余韻で楽しませる構成です。

料理長を務めるのは、「Series」立ち上げ時からともに歩んできた創設メンバー。
総料理長・金子と同じく、中国料理店『聘珍楼』で研鑽を積んだ実力派です。
伝統を熟知したうえで、感性に裏打ちされた自由な発想をのせていく。
その繊細な料理には、金子も一目を置いています。

コースの内容はその日によって異なりますが、ある日の一例を紹介しましょう。

物語の幕開けを飾るのは、一口で心を掴むアミューズ「いくら 紹興酒漬け 最中」。
「いくらの醤油漬け」ではなく、芳醇な紹興酒で漬け込むことで、中国料理らしい深みと香りを加えました。ねっとりとした濃厚ないくらの旨味と、紹興酒が持つほのかな甘い香りが口の中でとろけます。
その濃厚な味わいを引き立てるのは、食感のコントラスト。きゅうりのシャキシャキ感と、清涼な大葉の香りが加わることで、後口は驚くほど爽やか。軽やかな最中の皮が全てを包み込みます。
仕上げに可憐なペンタス（エディブルフラワー）を散りばめ、華やかに演出。
この小さな一品が、これから始まる美食の旅への期待感を高めます。ぜひ、手でつまんで、そのままお楽しみください。

続いて、前菜の盛り合わせ。
特に象徴的な一品が、西京味噌を使った自家製チャーシュー。
通常のチャーシューは甜麺醤や醤油など中国の調味料に漬け込むところ、あえて京都の文化を象徴する西京味噌を使用。
赤味噌、白味噌と試行錯誤を重ねた末に辿り着いたのは、この淡い琥珀色の味噌でした。
焼き上げる瞬間に立ち上る香ばしさ、味噌の上品な甘み。
それらが肉の旨味を豊かに包み込み、口に運ぶと日本の“粋”が中華の中に溶けていきます。

麻布台「Series」でも人気を誇るスペシャリテ―手羽先のフォアグラ包み焼きも登場します。
臭みの少ない山梨県産の信玄鷄手羽先の中に、カシューナッツと麹を使ったフォアグラの代替食材「ヴィーガンフォアグラ」を詰める、というところは「Series」も当店も同じです。
しかし「Series」では自家製の叉焼タレに一晩漬け込み、翌日に手羽先の中に詰めて仕上げますが、当店ではフォアグラを塩麹のタレに漬け込みます。
このためより軽やかに、より余白を生かしたアレンジに仕上がるのです。

それから、中盤を彩るのは、点心三種盛り合わせ。
皿の上には、緑・白・黄金色の三色が並び、まるで宝石のように艶やかです。
鶏肉とせり、秋田のいぶりがっこを包んだ蒸し餃子は、食感を残したいぶりがっこがアクセント。
噛むたびに燻香が立ち上り、せりの爽やかさと重なって香りが抜けていきます。
エビと春菊を使った蒸し餃子は、皮にほうれん草を練り込み、春を思わせる鮮やかな緑。
そして、上海蟹を使った小籠包は、金華ハムを使わず、昆布とかつおの出汁をベースにしたスープでアレンジ。
旨味はあくまでやさしく、香りは繊細。
和の出汁が持つ“引き算の美学”によって、蟹そのものの風味が際立ちます。

魚料理としてお出しするのは、広東料理の神髄が息づく「大紋羽太の清蒸（チンジャン）」。素材の持つ生命力を極限まで引き出す、シンプルながらも奥深い伝統的な技法です。
肉厚な大紋羽太（オオモンハタ）を、強火で一気に蒸し上げることで、身は驚くほどふっくら、しっとりと仕上がります。魚本来の繊細で高貴な旨みが、湯気とともに凝縮されます。
そこに合わせるのは、ナンプラーをベースに仕立てた特製ソース「魚汁（ユイチャー）」。蒸し魚の旨味と相まって、洗練された香りとコクが全体を包み込みます。
さらに、茶龍 SALONGならではの和のエッセンスとして、柚子の果汁と皮をプラス。爽やかな酸味と高雅な香りが、濃厚なソースに清涼感を与え、軽やかな後味を演出します。
一口食べれば、広東の伝統と日本の感性が美しく調和した、至福の瞬間を体験していただけるでしょう。

肉料理は、宮城県産「漢方三元豚」を使った角煮酢豚。
14種類の漢方を飼料に混ぜて育てた稀少な豚で、脂は驚くほど澄んでいます。
6〜8時間かけて蒸し上げた角煮を一度冷まし、旨味を閉じ込めてから粉をまとわせて揚げる。
表面は香ばしく、中はとろけるほど柔らかい。
黒酢の酸味が甘みを引き締め、箸を入れた瞬間、肉が静かに崩れ落ちていきます。
中華の豪胆さの中に、和食の丁寧さが宿る一品です。

そして締めは、気仙沼産フカヒレの土鍋おこげ。
熱々の土鍋に、鶏と魚の白湯を合わせたスープを注ぐと、ぱちぱちと音を立てておこげが踊り出します。
鯛の頭や骨を高温の油で揚げ、白く濁るまで煮込んだ“魚白湯”に、鶏白湯のコクを重ねた深い旨味。
香ばしいおこげがスープを吸い込むたび、豊かな香りとコラーゲンのまろやかさが広がります。
濃厚なのに、後味は驚くほど清らか。
まさに「和を映す中華」の象徴といえる締めくくりです。

コース全体を通して感じるのは、油や香辛料の重さを削ぎ落とした、凛とした軽やかさ。
神楽坂という街の静けさ、そして日本の四季のうつろいを、ひと皿ずつ丁寧に演出する。
「茶龍 SALONG」は、そんな季節を愛でる新しい物語を、中華の視点で描き切ります。
それから今回はお酒とのペアリングコースもご用意。
料理に合わせ、キリッとした日本酒や芳醇な焼酎、それから軽やかな甲州の白ワインなどを７杯、ご用意します。
料理とお酒のマリアージュに、心ゆくまで酔いしれる夜。
そんな贅沢なひとときをお楽しみください。

シックな空間での特別な一夜。1日1組だけのシェフズカウンターは、ライブキッチンの美学

石畳が美しい神楽坂の街に、ひっそりと佇む「茶龍 SALONG」。
その扉を開けると、そこには“リトルパリ”を思わせる上質な静けさが広がります。
モノトーンを基調にしたシックな空間に、柔らかな照明がゆるやかに灯り、どこかフランスの街角を思わせる落ち着いた空気が漂います。

店内は、カウンター、テーブル席、個室の三つの空間で構成。
カウンターは、わずか5席のシェフズカウンター。
目の前に広がるオープンキッチンでは、炎の音、香り、皿が仕上がる瞬間までを五感で味わえます。
1日1組限定という特別な空間で、まるで劇場の最前列にいるような臨場感を楽しめます。

テーブル席は、ゆとりある間隔で配置されたテーブルが4名×2卓。
プライベート感を保ちながらも、心地よい距離感で食事を楽しめる設計です。

個室は円卓を囲み、６名様でゆっくりお寛ぎいただけます。
実はちょっとした趣向も凝らし、ガラス仕立ての壁は、外からは中が見えず、内側からはダイニングの灯りが淡く透けるというユニークなデザイン。
静謐なプライベート空間でありながら、店全体の息づかいを感じられる、まさに「五感で味わう中華」にふさわしい舞台と言えるでしょう。

最後に

はじめまして。『Series』総料理長の金子と申します。
私は大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、老舗中国料理店『聘珍楼』で伝統の技を学び、マンダリンオリエンタル東京『SENSE』でモダン中華の世界に触れました。
その後、都内レストランの料理長を経て、麻布台『Series』の料理長に就任。
ありがたくも、オープンからわずか8か月でミシュラン一つ星を獲得させていただき、以降、6年連続で星を守り続けています。

そしてこのたび、4店舗目となる「茶龍 SALONG」が誕生します。
和の趣と四季の移ろいを重ねた、独創的な中国料理を表現します。

私が料理を作るうえで大切にしているのは、技術や流行よりも、「食べる人の記憶に残る一皿」であること。
味だけでなく香りや温度、余韻までも含めて、その瞬間を心に刻んでもらえるような料理を目指しています。
そのためには、「Series」の系列店を新たに立ち上げるとしても、ただ同じ歴史を繰り返すのではなく、新たなエッセンスを加えたい。
そして、この地に暮らす人々に愛されるとともに、世界の舞台でも高く評価されるような、人の心に長く宿るお店にしたい。

そんな思いで、日々新しい挑戦を重ねています。
ぜひ応援していただけたら幸いです。

【店舗概要】

『茶龍 SALONG』

住所：東京都新宿区袋町3番地神楽坂センタービル1階

電話番号：03-6265-3688

営業時間：
平日：18:00～21:00（18:00一斉スタート）
土日祝：12:00～14:00（12:00一斉スタート）/18:00～21:00（18:00一斉スタート）

定休日：水曜日