※本プロジェクトは災害復興支援を目的としたプロジェクトのため、応援クーポンの利用はお控えください。

※能登が被災した関係で、アタラシイ商品・サービスを提供することが難しく、既存の商品・サービスにてリターンを設定しています。また、応援購入金額を復興に活用させて頂くため、一般販売価格より高い金額を設定している場合があります。

「能登の里山里海」を想ってくれる人たちとつながるコミュニティを作りたい

●世界農業遺産「能登の里山里海」とは

世界的に重要な農業地域を未来へ引き継いでいくため、国連食糧農業機関が、伝統的な農林漁法・伝統技術・農村文化や景観・生物多様性などが一体的に保全された「地域システム」を認定するもので、【能登の里山里海】は2011年6月に日本で初めて世界農業遺産と認定されました。

能登半島は丘陵地が多く、三方を海に囲まれ、遠浅の砂浜海岸や外浦と呼ばれる岩礁海岸、内浦と呼ばれるリアス式海岸を含む内湾性の海域と変化に富み、たくさんの魚介類が生息しています。

気候は日本海側気候型で冬は積雪がありますが、沖合を対馬暖流が流れているため同緯度の他地域に比べて温暖です。そのため暖寒両系統の動植物や魚介類が生息しており、豊かな生物相が見られます。土地利用、農林水産業、食文化、祭礼、工芸、生物多様性などにおいて里山から里海までが密接につながり一体不可分となっている地域で、古来から現在まで、人と自然が一体となった環境に優しい暮らしが営まれてきました。

世界的にも貴重な農業遺産である能登半島ですが、2024年1月1日の大震災によって甚大な被害をうけました。海岸線の形がかわったり田畑が崩れたり、避難で人手が少なくなったりなど、自然と生業の循環が難しくなっています。

●わたしたち「能登スタイルストア」について

17年前の能登半島地震を機に能登の事業者を応援するために始まった、地元出資のECサイトです。当時から「能登の恵みを暮しに届ける」をコンセプトに、生産者と応援してくれる人とのつながりを大切に続けてまいりました。

その関係性は今回の大地震においても備えとなり、事業者様の安否確認をしながら10日後には緊急ページを立ち上げて販売を再開。年末年始のお客様に喜んで頂こうと事業者様が用意されていた大量の在庫をいち早く現金化して支援にまわすべく、発災直後から休まず県外の出張販売の店頭にも立ってきました。

しかし残念ながら「買って復興応援」の機運は時間経過とともに消えつつあります。私たちは今こそ「被災でかわいそうな能登」ではなく、本来の能登の里山里海の価値と魅力を伝えなおさなければならない！と強く思っています。

●実行者紹介：能登スタイルストアと若手生産者が伝えたいこと

能登半島は良い意味で近代化が進まず豊かな日本の原風景と暮らしが息づく土地ですが、その地形ゆえに、奥能登地域の復興は時間が長くかかると言われています。

しかし、SDGsが取り沙汰される以前から環境に負荷をかけない伝統的な農漁法や生物多様性が守られ、半島全域で300以上といわれる祭礼が行われるこの地域から生み出される、食文化や芸能、工芸品のなかには、伝統的でありながら実はとても革新的なスタイルで今も受け継がれているものが多くあります。

自然とともにある働き方と暮らし方、丁寧なものづくりや心を込めたもてなし、地域づくりの熱意など、都市部で暮らす方にとっても大切なものであると、私たちは信じています。

そこで、若手生産者と関係人口が一緒に能登の未来を考える機会として「能登のファンコミュニティ」プロジェクトを立ち上げることを決意しました。

～能登の里山里海ファンコミュニティ～
第一弾！牡蠣漁師と農家のタッグ

●森を育て、牡蠣を育て、土壌を育てる。

商工会青年部に所属している農家や漁師のみなさんは、持続可能な地域の循環をまもるため、農林水産の枠をこえて連携した「植林活動」に取り組んでいます。

また、身をとったあとの牡蠣殻を粉砕して畑に撒くことで土壌改良に役立てるなど、エコロジーな農林水産連携の取り組みをしています。その想いや活動を伝えるためにYouTubeで発信する若手の漁師さんもいます。

都市部で生活する人の食卓へ、未来のこどもたちの食卓へ、安心ゆたかな能登の里山海の恵みを届けつづけるために、若い人たちが行動していることを本プロジェクトでは伝えたいと思います。

●ファンコミュニティに関わって頂きたい方

・都市部で暮らしながら里山里海の恵みを感じたい人
・里山里海の景観が好きな人
・とにかく美味しいものが好きな人
・伝統、祭りと聞くと、血が騒いじゃう人
・能登の若手生産者と一緒に、6次化商品開発に関わりたい人
・復興に何らかの形で関わりたいけど何から始めていいか迷っている人
・日々せわしなく、大きなチェンジはしないけどちょっとほっこりしたい人

・・・いろいろな都市的暮らしの方々に、能登と関わるきっかけになってほしいと思います。

震災被害の悲しい場所として認知されるのではなく、世界農業遺産に認定されているほどの「能登の里山里海」の魅力を知って頂き、気軽にできることから一歩を進めて頂けたら嬉しいです。

●皆さんといっしょに取り組みたいこと

・本プロジェクトで集まったお金で、里山里海の景観保全活動に関わりたい「関係人口」の仕組みをつくります。直近では、草刈りやがれき撤去のボランティアを集めたり、さらに持続的に外から人が来てくれるようにSNS活用やオンラインコミュニティの仕組み作りが急務です。

・そのために、リターンには全て「オンラインコミュニティ参加券」がついています。日々の生活でちょっこし能登の空気を感じたいときに、コミュニティSNSを眺めたり、生産者とのオンライン対話会に参加したり、、参加の方法はあなた次第。
・もう一歩ふみ込んで、里山里海の資源を活かした「新しい商品開発」にも挑戦したいです。能登の若手生産者と一緒に、6次化商品開発に関わりたい人がいらっしゃったら、プロジェクトを立ち上げます。

●応援購入金額の使い道について

2025年2月28日までに、応援購入金額の用途について詳細を活動レポートにて報告いたします。

オンラインコミュニティで「能登の今」を発信していきます。

能登はまだ行けない？泊る所がない？・・心配をおかけしています。温泉も入れますし、能登寿司を頂ける店も再開しています。ぜひ来てください。

＃もう来ていいよ能登

このプロジェクトが成立したら、コミュニティに係る農林水産の生産者や事業者を誘い、第2、第3のコミュニティを増やしていく予定です。

皆さんの力で、能登の里山里海を未来につなげてください！

そろそろ、能登に来てみませんか？
農家の精米所が、冬期は牡蠣小屋に!?
同じテロワールの牡蠣とネギと白米を、同時に味わう格別体験をあなたに届けたい。
今後の新米と牡蠣の季節に、能登においで頂けるように頑張ります！！
応援をよろしくお願いいたします。

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