幻の人気メニューを復活。亡き父が考案した黄金の味「まる仕立てのうなしゃぶ」を堪能してほしい

亡き父が26年前に考案し、幻となっていた「すっぽんスープで食べる、うなぎのしゃぶしゃぶ」を完全再現！ マクアケ限定リターンとしてお召し上がりいただきます。

通が好む希少な「青うなぎ」を厳選し、黄金に輝く「すっぽんスープ」に浸すという、反則技のような贅沢さ。

シコシコとした食感を楽しめる薄造りのうなぎを、すっぽん一匹を丸ごと使ったスープのなかで泳がせれば、豊かな風味とまろやかな旨みが口いっぱいに広がります。

素材にこだわり、完全自家製・化学調味料、保存料不使用で滋賀の味を受け継いできた至誠庵から、父考案のレシピを新たなオリジナル食事メニューとして提供。

亡き父の想いを受け継ぎ、伝統の味を守る長男・貫太と、京都「菊乃井」で修業し、近江八幡市にあるうなぎ専門店「炭櫓（すみやぐら）」で腕を磨いた次男・水晴が、亡き父の味を復活させることを決意しました。

母が受け継いだ湖国の味を守り、次世代につなぐメニューとして、石山寺の新たな名物になることを目指します。

こだわりぬいた食材と受け継がれた本物の味

至誠庵では、素材にこだわり、完全自家製で、化学調味料・保存料不使用で湖国の味を提供しています。今回の新メニューとして始める「うなしゃぶ」も、もちろんすべて手作業でご用意。厳選した青うなぎを丁寧に薄造りにし、国産のすっぽんを丁寧に黄金スープに仕立てます。

ふぐ刺しのような薄造りにすることで、シコシコとした食感を残し、すっぽんスープのまろやかな味わいと絡めば、上品で豊かな風味が口いっぱいに広がります。

調理をするのは、京都の老舗料亭「菊乃井」で修業した次男・水晴。亡き父が提供していた「うなぎ」と「すっぽん」を復活させるため、近江八幡市にあるうなぎ専門店「炭櫓（すみやぐら）」で腕を磨きました。この機に、至誠庵の調理場に立ち、磨いた技を発揮します。

また、配送のリターン品には、湖国の恵みをたっぷり詰め合わせました。滋賀の郷土食である「鮒ずし」をはじめ、びわ湖でしか獲れないほんもろこやうろりを、甘辛く炊いて佃煮に。また、希少な琵琶湖の固有種「ビワマス」を、ご家庭でも気軽にお召し上がりいただけるよう味噌漬けにしています。もちろん、うなぎもご一緒に。至誠庵オリジナルの製法で手作りした、うなぎの佃煮も含まれます。

昔ながらの製法で、本物の味を守り続けるのは、事業継承に向けて経営を学び続ける長男・貫太。亡き父と先輩経営者である母の想いを受け継ぎ、「至誠庵の味」を守りつづけたい。

支えていただいた多くの方に感謝し、「石山寺名物を堪能しに、大津・石山に観光に行きたい！」と言われるような名物料理となることを目指します。

Makuake限定で、「うなしゃぶ」をメインとする懐石やご自宅用の鍋セットをご用意

店舗の縮小などはあったものの、父亡き後の20年間、至誠庵は母子での経営を継続することができました。これも、支えていただいた多くの方々のおかげです。みなさまに感謝しながら、この新メニュー展開が、ご恩返しになればと考えています。

ただ、新たなチャレンジは、不安もあります。

そこで、新たな至誠庵を応援いただける方を募るために、今回、Makuakeにチャレンジすることにいたしました。

ご支援いただく方には、それ以上の気持ちを伝えたいという思いで、複数のリターンを準備いたしました。

今回限りのお得なリターン品です。この機会に至誠庵の味をご堪能ください。

1.ご自宅用、ギフトに。鍋セットの配送

店舗にお越しいただくのが難しい方のために、ご家庭で簡単に作れる「うなしゃぶセット」「すっぽん鍋セット」を。湖国の味、至誠庵の味を気軽にお召し上がりいただけます。

・びわ湖の恵み玉手箱（鮒寿司＋佃煮セット 6種）

・ご家庭用 うなしゃぶセット（うなぎの切り身、すっぽんの身、すっぽんスープ）

・ご家庭用 すっぽん鍋セット（すっぽんの身、すっぽんスープ）

2.Makuake限定 夜の特別料理コース

亡き父の味を再現した「まる仕立てのうなしゃぶ」をメインとし、びわ湖の湖魚や滋賀の野菜、近江米などを使った懐石を提供。ゆったりと満足感の高い時間となるよう、真心こめて提供させていただきます。

＜コース内容＞

・琵琶湖の美味と季節の前菜盛り合せ

・お造り盛り合わせ

・季節の焼物

・中猪

・うなしゃぶ丸仕立て

・御飯物

・水物

※写真はイメージです。ドリンクはつきません。

※時季や仕入れ状況によって、一部の内容が変わる場合があります。

3.食事に、お土産に。店舗で使えるお食事券

お得なお食事券を3種類ご用意。店内でのお食事はもちろん、鮒寿司や佃煮など、店頭の商品すべてにご利用いただけます。

・お食事券A……10,000円で11,000円分（1,000円×11枚）

・お食事券B……20,000円で23,000円分（1,000円×23枚）

・お食事券C……30,000円で34,500円分（1,000円×34枚、500円×1枚）

「至誠庵の味」そのまま、ご家庭にお届け

至誠庵の味そのままのおいしさを、ご家庭でも楽しんでいただきたい。

外出が制限されている中、ご自宅でも至誠庵の味をお届けできればと考えました。また、贈答品やギフトとしてもご利用いただけます。

今回のリターン品としてご用意した「うなしゃぶセット」や「すっぽん鍋セット」は、店舗で提供するものと同じ調理方法でご用意するものです。

出来立ての味を少しでも長くキープできるよう、食材は真空パックに加工し、冷凍でお届けします。

すっぽんのまろやかな風味と黄金の味わいは、とろけるようなおいしさ。お店で食べるものに比べても遜色ありません。

加えて、今回、力を入れてご用意したのが「びわ湖の恵み玉手箱」です。

長きにわたり、多く方にリピート購入いただいている至誠庵の鮒ずしや湖魚の佃煮に加え、今回は特別に「ビワマスの味噌漬け」をご用意。

さらに、亡き父が作っていた味をそのままに、「うなぎの佃煮」もセットに加えました。

毎日の食卓の一品として、ハレの日や記念日の食事として、湖国の味、至誠庵の味をお楽しみください。

父が築いた至誠庵の「うなぎとすっぽん」をもう一度

至誠庵は、パワースポットとも称される三鈷の松のそばに店舗を有し、現在は、石山寺門前にあるお土産物店として、地元の方はもちろん、多くの観光客からご利用いただいております。鮒寿司や琵琶湖の湖魚を使った佃煮の製造・販売、そして姉妹店「湖舟」での飲食提供を中心に母子で切り盛りしています。

しかし、あくまでも現在の姿は「本来の至誠庵の一角」でしかありません。

亡き父、井上 誠が健在だったころの至誠庵は、多いときは5店舗。大津市螢谷にあった本店を中心に、すっぽん料理やうなぎを提供し、多くのファンの方に愛していただきました。本格懐石や鍋料理はもちろんのこと、当時では珍しく、宅配便を活用した通販も展開。当時を知る方にとっては、「至誠庵のうなぎ」、「至誠庵のすっぽん」を、懐かしい味わいと思い出していただけることがあるかもしれません。

※過去に配布されていたチラシの一部です

料理の采配すべてを行っていた父亡き後、やむなく店舗を縮小。その後、母が事業を受け継いたものの、至誠庵で提供できるメニューは限られてしまいました。そんな両親の背中を追うように、長男・貫太は経営を学ぶために大学へ、次男・水晴は料理人として修業へ……。そして今、兄弟の力を合わせ、父が愛したすっぽん料理、うなぎ料理の復活を目指します。

至誠庵の名物料理としてより多くの方に知っていただき、石山寺周辺の発展にも尽力したい。「至誠庵のうなしゃぶを食べに、石山寺に行こう」と言ってもらえる名物料理となるように、次世代の事業継承者として、兄弟ともに至誠庵の味を受け継ぐ所存です。

あの味をもう一度。亡き父の味、至誠庵の味を多くの人に食べてほしい。そんな気持ちで、クラウドファウンデングに臨みます。

石山寺のすぐそば。歴史を感じる店内でゆったりくつろぐひと時

石山寺山門すぐそば。昭和40年創業の至誠庵は、現在、姉妹店「湖舟」の一角にあります。湖舟の店内は落ち着いた空間で、石山寺の観光後の足安めにもご利用いただいています。

店頭からは瀬田川を望み、すぐそばには“願いが叶うという”「三鈷の松」がそびえます。 弘法大師所縁の「三鈷の松」は、先が3つに分かれた三本松葉が珍しく、パワースポットのひとつとして知られるものです。

お土産処としてはもちろん、地域の方からも気軽な会食にお立ち寄りいただき、石山寺名物の「志じみ釜めし」や、「ふなずし茶漬け」など、滋賀の味を楽しめるランチスポットとしてもご活用いただいております。

今回、ご用意した「Makuake限定 夜の特別料理コース」は、夜の時間帯のみの提供となります。

普段はなかなか見れない夜の石山寺や瀬田川の雰囲気を味わってほしい。リターンが利用できるのは、ちょうど初夏頃。「うなしゃぶ懐石」でお腹を満たしながら、瀬田川から吹く心地よい風を感じて、心まで満たしてお帰りいただけるのではないでしょうか。

プロジェクトへの想い

父が他界したのは、私、長男の貫太が小学3年生の時でした。

多くの参列者に見送られるなか、父がこの世からいなくなったのを鮮明に覚えています。

なぜ、父の旅立ちを、多くの方々が見送ってくれるのか
なぜ、父の友人や知人の方々は、いつも僕たち兄弟や家族を心配してくださるのか。

当時はとても不思議でした。

今では私も社会人になり、至誠庵を経営する一員として、たくさんの方と関わるようになり、地域の方々や先輩方と接する機会も多くあります。そんななか、どこかで、必ず父の姿が見えてきます。

「お父さんにはお世話になってたよ」
「一緒に仕事をしていたんだよ」

そして、多くの方々が口をそろえて、こうおっしゃいます。

「あなたのお父さんは、本当に賢い人であった。
先を見据えて物事を捉える人であった」と。

（当時、新聞でも取り上げられることが多かった父、井上誠）

生前、父が私に言いました。

「お父さんがいなくなれば、お母さんと水晴の事を頼むぞ。

そして、いつも貫太の肩の上に乗って見守っているよ」と。

その言葉を胸に、父亡きあとの約20年を生きてきました。

※創業時の店舗。「すっぽん」「うなぎ」の看板が掲げてある

父はどんな人だったんだろうか、どんな風に生きていたんだろうか。

いつか、きっと親父の背中に追いつき、追い抜いてやる。

そんなことを、兄弟で話していたのを覚えています。

今も、ふとしたときに、

こんな時は、父ならどんなことを言うのかな。どんな行動するのかな、と

父の言葉を聞きたくなります。

父は、家業である「ふなずし」を祖父母から受け継ぎ、さらに「うなぎ」や「すっぽん」をとても上手に捌いて、お客さんに提供していたと聞きました。

次は、俺たちの番。兄弟2人で力を合わせて、父の背中に追いつき、追い越していきたい。

父のやってきた事、やり残したであろう事を、兄弟で力合わせて、母と共に家族一丸となってがんばります。

父が亡くなり、本当にたくさんの方々に気にかけていただきました。また、父のように接してくださる方もたくさんいます。今、改めて、多くの方へ感謝の気持ちを伝えたい。

今回のクラウドファウンデングで、父が作り上げた幻の味を復活し、広く知っていただくことが、その第一歩です。みなさまからの応援を、なにとぞよろしくお願いいたします。

実行者紹介

石山寺山門前 湖国の味を守り続ける「至誠庵」

昭和40年創業。石山寺至誠庵は、石山寺山門前に店舗を構え、自家製ふなずし、湖魚佃煮を製造・販売するお土産処。完全手作り、化学調味料・保存料不使用で、昔ながらの湖国の伝統と味を守り続けています。

実行者となるのは、至誠庵を経営する井上家の長男 貫太（かんた）と次男 水晴（みはる）。父亡き後、母が代表者となって経営を続けてきた至誠庵を、自分たちの代にしっかり受け継ぐため、兄弟がそれぞれの視点で学んできました。

長男 貫太は、大学進学にて経営学を学び、卒業後は家業である至誠庵に入社。経営者の1人として、母とともに至誠庵発展に向けて取り組んでいます。次男 水晴は京都の老舗料亭「菊の井」で修業。さらに、父の味を復活させることを目指し、うなぎの調理を学ぶため、近江八幡市にある鰻専門店「炭櫓」へ入店。2021年3月には、家業の至誠庵に戻り、磨いた腕を振るいます。

亡き父の味を復活させることで、次の世代まで受け継ぐべく、尽力してまいります。

【店舗概要】

＜有限会社 至誠庵＞

住所：〒520-0861 滋賀県大津市石山寺3-2-37

電話番号：077-534-9191

営業時間：10:00～17:00（マクアケ限定懐石のみ夜営業）