昨年秋に実施しましたプロジェクトにご支援をいただきました多くの皆様から、たくさんのリクエストのご要望を頂いておりました。

超地産地消のカナダ・オカナガン産オーガニックワインは、海外に出回ることがなく、私は幸運なことに年間に日本輸出の一定量の枠を与えてもらっているのですが、総数が少ないため今でも日本では大変に貴重なワインです。

その味わいを体験された皆様からのリクエストにお応えしての第２弾のプロジェクトを実施させていただくことになりました。

ワインはボトルの中で呼吸をしているお酒です。つまり命のある生き物なのです。
造り手の情熱や思いがワインに注がれることで味わいが違ってきます。
２０年前に私が出会ったワインは幸せがいっぱい詰まったワインでした。
そのワインを造っている人たちが幸せに包まれていたからです。
そんな幸せなワインを飲んでみると幸せが自分の体の中に入ってくるような不思議な感じがするのです。

幸せワイン、、、　みなさんに是非知ってほしいと思います。

＊７月中にお届けいたします。

（右：兄のレオさん　左：弟のアンディさん）

ワイナリーのオーナーはスイス系カナダ人の兄弟です。
東京ドーム７個分に匹敵する広大なブドウ畑をちょうど半分ずつ２つのブドウ畑の名称にしています。

セントヒューバータス畑（St.Hubertus Vineyard）は兄のレオさんの名義です。
オークベイ畑（Oak Bay Vineyard）は弟のアンディさんの名義です。

彼らのブドウ畑の名前を合わせたワイナリーの名称が「セントヒューバータス＆オークベイ・エステイトワイナリー」です。

（写真：丁寧にブドウ収穫をするバーバラさん）

彼ら兄弟の奥さんも実は姉妹なのです。兄のレオさんの奥さんはバーバラさん。弟のアンディさんの奥さんはスーザンさん。

彼らはそれぞれワイナリーの敷地の中に家を持ち、ワイナリーの中で生活をしています。この話だけでどれだけ幸せに包まれているか？が分かります。

本プロジェクト実行者の私はカナダに移住した半年後に彼らと知り合い、今年で２０年の付き合いになります。１９年前に彼らのワイナリーで研修生になったときにバーバラさんに弟子入りしブドウの勉強をさせてもらいました。

いつも感じることは、彼らが住みながら大事に育てているこのワイナリーの中には、「いつも幸せオーラがたくさん溢れている」という不思議な感覚になることです。
彼らが造るワインには「幸せオーラがたくさん含まれている」のです。

〜〜〜写真左から〜〜〜

◼︎白ワイン　2015 ピノブラン                             (alc 13.8%)
◼︎白ワイン　2015 リースリング                          (alc 12.8%)
◼︎白ワイン　2015 ゲベルツトラミネール             (alc 14%)
◼︎赤ワイン　2015 フォッシュ                             (alc14.6%)
◼︎赤ワイン　2014 ガメイノアール                       (alc 12.1%)

カナダは湖に恵まれた大自然の国です。
数ある美しい湖の中でオカナガン湖はその代表です。
大都会のバンクーバーから内陸に４５０km離れたオカナガン湖の周りには大小２００を越すワイナリーがありますが、その中で「美しすぎるワイナリー」と称されているのが、彼らのワイナリーです。

オカナガン湖に向かった緩やかな斜面に広がるブドウ畑は四季折々の風景を楽しませてくれ、どの場所からもオカナガン湖を一望できる絶景地です。
「ため息が出るほど美しい」
ここを訪れた人々は誰しもが思わず息を呑んでしまうほどの美しさは一生に一度は見たい！と思わせる素晴らしい風景です。

ワイナリーの敷地面積は東京ドーム７個分に相当します。
オーナー兄弟夫妻は、この敷地内に家があり毎日ブドウと一緒に生活をしています。彼らが発する「幸せオーラ」がワイナリー全体を包み込んでいるようで、この場所を訪れた人々は誰しもが不思議と幸せな気持ちに包まれると言います。

「カナダでワインが作れるのですか？」

未だにこうしたご質問を受けることがあります。

「カナダは寒い国」というイメージが日本人の皆さまが抱いているためです。

しかし、カナダは日本の２７倍の国土を有しているため、場所によって気候は様々です。

このデザートワインの産地であるオカナガン地方はカナダで唯一の砂漠気候です。

ハワイからカナダ西海海外に向かう暖流に沿って暖かい風が吹き込み、アメリカ・ネバタ州から灼熱の乾いた熱波が北上し、２つがぶつかる場所が、ここオカナガン地方です。

そのため、カナダの中でこの地方だけが局地的に熱くなり、乾燥し澄み切った空気に包まれるワインのパラダイスとして世界的に有名なのです。

世界的に注目されるオーガニックワインの産地

乾燥した気候のためブドウに付く病害虫が発生しません。そのため、一切の農薬や殺虫剤を使わないオーガニックのワインが作られるのです。もちろん、このデザートワインもオーガニックワインです。

超地産地消のワイン産地

オカナガン地方には大小２００以上のワイナリーがありますが、生産量が需要に追いつかず、基本的に海外へ輸出をしていません。カナダ国内で完全に消費される超地産地消のワイン産業です。

そのため一般的に日本の市場に出回ることがないため、結果として日本の皆様がカナダ・オカナガンワインを日本で見かけることが無いというわけなのです。

滝澤　修

長野県生まれ　１９９９年３月、カナダに移住。

カナダの居住地オカナガン地方ケロウナ市は、カナダを代表するワインの産地だったことと、ワイナリーのオーナーとの偶然の出逢いによって、２０００年春から彼らが作るオカナガン産ワインの日本輸出販売業を立ち上げる。

日本では全く無名で認知されていないカナダ・オカナガン産ワインを日本で広げるために、カナダワイン会、料理研究家とのコラボなど、様々な活動を通してカナダ・オカナガン産ワインの普及活動を行っている。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州　バンクーバー市、ケロウナ市、両市在住。

カナダ・オカナガン産のワインを日本で輸入して、販売活動を続け、２０年目を迎えました。あっという間だったように思います。しかし、私たちの努力不足は紛れも無い事実です。もっともっとオカナガン産ワインを日本の皆様に知って頂くために、これからも頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

リスク&チャレンジ

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