日本の伝統技術を生かした履き心地とフランス発の最新デザインが融合。伝統×モダンに、地下足袋が引き出す健康的な歩行が組み合わされることで...

Shop TABI-JI×PAPIER TIGREの足袋スニーカー『TIGRE』『MEMORY』が誕生しました。

伝統を重んじるモノや技術は、衰退したり、過去の遺物となったりしてしまうのか？

古き良き日本文化を、現代の生活スタイルやファッションに合わせた形で提案したい！そんな想いから、今回のプロジェクトは始まりました。

明治時代に日本国内にゴムが入ってきたことで、足袋とゴムを組み合わせて生まれた地下足袋。それまで、裸足や草履が主流だった日本人の足元を一変させました。その後、進化を遂げ、昭和20年代までは一般的な履物として普及。現在では、車夫（人力車の引手）や庭師など、足場の踏ん張りが必要とされる場面で活躍しています。

柔らかなゴム底と指先が分かれた作りで、かかとから指先まで、足裏全体を使って歩くことができます。

足裏全体を使った歩行で、フットバランスやボディバランスの安定を生み、まんべんなく脚全体に筋肉が付いて、腰や膝への負担軽減、O脚などの抑制に繋がると言われています。

2012年にフランス・パリで生まれた「PAPIER TIGRE」（パピエ ティグル）は、ステーショナリーを中心としたプロダクトデザインブランドです。現在は、パリと東京に店舗を構え、最先端のデザインプロダクトを発信し続けています。

一般的な靴にはあまり見られない、それでいてコーディネートしやすい『TIGRE』と『MEMORY』の2デザインを、各2色ご用意しました。

『TIGRE』Black（写真のサイズ：25cm）

『TIGRE』Blue（写真のサイズ：26cm）

『MEMORY』Black（写真のサイズ：26cm）

『MEMORY』Pastel Color（写真のサイズ：25cm）

足袋スニーカーには、「こはぜ」という、通常のスニーカーでいえば靴紐にあたるものがあります。

本プロジェクトの「こはぜ」は3枚で、すべて留めて履く、ひとつ留めて折り返して履く、留めずにスリッポンシューズのように履く、の３パターンあり、さまざまなシーンに合わせることができます。

ちょっとご近所へ...というときはスリッポンで、ハーフパンツやスカートに合わせたいときはひとつ留めで折り返して、ハイキングのようにしっかり歩くときはすべて留めてなど、シチュエーションに合わせてお楽しみください。

こはぜを留めずにスリッポンでラクラク脱ぎ履き。

こはぜを一つ留めるとフィット感もGOOD。

こはぜを全て留めて履けばハイキングもOK。

お揃いの柄でお出かけも楽しい。

踏ん張りが効いて自転車に乗るにも最適。

快適な通気性で心地よい履き心地。

旅行やキャンプなど、泊まりでのお出かけにはセカンドシューズがあると便利。

折りたたむと厚さ6cmほどになるので、スーツケースの隙間やリュックのポケット、小さなカバンにも楽々収納できます。旅のお供にご活用ください。

国内でも数えるほどしか残っていない地下足袋専門工場の協力を得て生産いたします。いくつもの工程を、それぞれ熟練の技術を備えた職人、工員の皆さんが丹精込めて仕上げていきます。

日本ならではの細やかな仕事で生まれたMade In Japanの一足をぜひ！

＊『TIGRE』はブラックとブルーの2色展開、『MEMORY』はブラックとパステルカラーの2色展開です。

＊すべて22cm～28cmまで、1cm単位でのご用意となります。

＊表生地には綿8号帆布、裏生地には綿10号葛城織を使用しております。こはぜは真鍮、ソールは加硫ゴムとなっております。

＊現在の染色技術では、使用生地のような厚手のものを染めた際の色の浸透度に限界があり、水に濡れることで、色落ち、色滲みなどがございます。予めご了承ください。

＊使用前に防水スプレーをお使いいただくことで、汚れや色滲みなどを多少抑えることができます。

＊生地の汚れが気になる場合は、濡れたタオルを硬く絞り、気になる箇所を叩くようにして汚れをお取りください。

＊ソール部分の汚れはブラシや消しゴムを使用することで、汚れをお取りいただくことができます。

＊高温・多湿の環境に長時間放置すると、ゴムや接着箇所の劣化が進みやすくなります。新聞紙などの紙を詰め、適温・適湿にて保管ください。

「足袋」は、平安時代の貴族の履物「襪」（しとうず）に起源があるという説が有力です。ただ、奈良時代に聖武天皇が儀式で履いた靴に、足袋のような形状が見られるものもあります。

そんな奈良の地で、2007年に産声を上げたのが、足袋スニーカー専門店「Shop TABI-JI」です。オリジナルの足袋スニーカーや足袋ソックスをはじめ、大手メーカーの地下足袋など、幅広いラインナップを、奈良と鎌倉の店舗やウェブサイトにて販売しています。

地下足袋に打ち込んで14年。私たちの想いを形にした一足をぜひ手に取ってみてください。