近年、ビジネスリュックの使用率は増加。

若い世代だけでなく中年層も。

しかし、まだ取り残されているビジネスマンもいる。

リュックに変えたいが一歩踏み出せない。

これといったリュックがない。

周りからどう見られるか気になる。

そんなビジネスマンの悩みを解決するリュックを開発したい！

開発のきっかけ

上司、48歳課長。

私の知る限りずっと、ビジネスバッグはトート型一択。

しかし、最近チラチラと街中でリュックを背負うビジネスマンに羨望の眼差しを向けているような...

「ずっとトートバッグを使っているんですか？」

「あ～、うん、」...歯切れが悪い。

「リュックにはしないんですか？ラクですよ。」

「う～ん、スーツにリュックってどうなの？ってのもあるし、たぶんに似合わないと思うんだよな...」

リュックを愛用する私は、リュックに対して特に偏見もなく、少々荷物が増えても背負えば重さも軽減するし、両手が空いてメリットしかないのに...

「僕、自分でリュック作ってみたいです。課長も欲しくなるようなリュック考えます！」

そうして、上司との何気ない会話から始まった今回のビジネスリュック開発。

色々とお店を2人でまわってのリサーチ中、店員さんから声をかけられて恥ずかしそうにリュックを背負う上司。

「お似合いですよ」と店員さんにあたたかい言葉をかけられても、微妙な笑みを浮かべて、同僚や部下にどう思われるのか...妻や子どもにはどう見られるのか...と、他人の目を気にしているようでした。

そんな姿を見て、使い勝手のいいリュックにするのはもちろん、スタイルも重視しよう。

とにかくシンプルでかっこよくて、上司やビジネスマンに似合うものを開発するんだ！

という思いが湧き上がりました。

入社11カ月の私が、上司とつくる初めての商品開発ストーリーが始まります！

トート型やショルダー型にもなる、よくあるマルチwayにするのではなく、リュック型オンリーの1wayで勝負！

洗練されたデザインと機能性

スーツはもちろん、様々なスタイルに合わせることができます。

リュックのイメージに多い学生っぽさをなくし、大人のビジネスマンに合う洗練されたデザインです。

ブラックとカーキの2色からお選びいただけます。

生地やファスナー等、細部までこだわった自信作です。

もちろん見た目だけでなく、機能性も抜群です！

ビジネスマンの持ち物をリサーチし、適切な位置に収納できるように計算しつくされた設計になっています。

ディテール

ポイント①：こだわりのフェイスデザインと生地

リュックの顔とも言える表面のフェイス部分には、2種類の生地を使用し、立体感を演出しました。

メイン生地は「デューロン」というキズがつきにくい高耐久生地を使用しました。

有害な溶剤やCO2を大幅に削減し、環境に配慮した新製法で作られたポリウレタン素材です。

ゴムに似たサラッとしたマットな質感で、雨や汚れにも強く、長く愛用していただけます。

-耐久実験-

カッターナイフを当ててみました。

もちろん切れることなく無傷のままです。

次は力を入れて鍵を押し付けてみました。

生地が引っ張られるほど強く押し付けていますが、こちらも無傷のままです。

※キズがつきにくい高耐久生地ですが、故意に傷つけるようなことはしないでください。

そして、中央部分の生地は高級感あふれる合皮を使用しました。

ブラックはシュリンクレザー風、カーキはオイルレザー風になっており、フェイスの美しさをより一層際立たせます。

上部のハンドルやファスナーの引き手部分にも同素材を使用し、統一感を持たせました。

また、中央の大きなファスナーもデザインのアクセントに。

シルバーとゴールドの組み合わせが上品なYKKファスナーを使用しました。

もちろん中はポケットになっており、定期券やスマホ等をすぐに取り出せる便利な収納です。

充電器を入れるのもオススメです。

ポイント②：使う人のことをとことん考えたメインルーム

メインルームは使い勝手のいいダブルファスナーを採用しました。

開閉しやすく、中のものをサッと取り出すことができます。

中には複数のポケットがあり、小物がリュックの中で迷子になる心配もありません。

(ファスナーポケット、ポケット×2、メッシュポケット×2、ペン差し×2)

荷物が多いときはマチを広げ、容量を増やすこともできます。

容量を増やしながらも、型崩れせずきれいな形をキープできるように設計しました。

ポイント③：大切な電子機器を守るモバイル収納

ノートパソコンを収納できる、モバイル収納を設置しました。

約38×27cmの収納スペースで15.6インチのノートパソコンがスッポリ入ります。

メインルームと分けることで重量が分散され、肩や背中への負担を軽減します。

両面、底面、サイドには肉厚なクッションを入れ、大切な電子機器を衝撃から守ります。

また、雨の侵入を防ぐ止水ファスナーを採用しました。

ファスナーのエレメント部分にカバーが付いており、隙間なくピタッと閉まるので、水が染み込みにくくなっています。

※水が染み込みにくいファスナーですが、完全防水ではありません。

ポイント④：通気性のいい接触冷感メッシュ素材

背面と肩ベルトの裏側には、通気性のいい接触冷感のメッシュ素材を使用しました。

通気性・熱放射性があり、汗やムレによる不快感を和らげてくれます。

ポイント⑤：人間工学に基づいて設計された肩ベルト

人間工学に基づいた形状と機能で、身体への負担を軽減します。

快適さを追求し、長時間背負っていても負担を感じにくいように設計しました。

安定感をアップさせるチェストベルトも付いています。

長さ調節の留め具は、高級感あるシルバーの金具を使用しました。

さりげないワンポイントが、リュック全体の美しさを引き立たせます。

固定力もあり、調節された位置にしっかりと固定され、長時間の使用でもズレにくくなっています。

ポイント⑥：盗難防止の背面ポケット

背面の下部にポケットを設置しました。

外から見えにくい＆体に触れている部分なので、お財布や鍵等の貴重品を入れるのにぴったりです。

ポイント⑦：キャリーオン機能

ビジネスマンに出張はつきもの。

キャリーバッグの上に載せても落ちないように、固定できるベルトを付けました。

ブランド

Sleipnir（スレイプニル）

スレイプニルとは、北欧神話に登場する神獣の一つで、主神オーディンが騎乗する8本脚の軍馬。

どこから見てもかっこいい姿であってほしいという想いから、ロゴデザインには、上下反転させても読み取れるアンビグラム文字を使用しました。

Sleipnirは弊社の生活雑貨ブランドplumetitのバッグラインです。

ブランドロゴはあえて控えめに。

さりげなく、メインルームの中に付けました。

タグの画像はサンプルです。縫い方等に仕様変更がある場合がございます。

スペック

・サイズ　約 縦40×横30×マチ13cm（底マチを開いたとき15cm）

・容量　約 15L

・重量　約 750g

・材質　

本体生地：ポリウレタン100%、合皮(PU)

内装生地：ポリエステル

背面生地(メッシュ)：ポリエステル60%、高分子材料40%

付属品：プラスチック、金属

・カラー　ブラック、カーキ

・生産国　中国

リターン

最大35%OFFのマクアケ限定価格でご用意しております。

2個セットの場合は、各色1個ずつ、または同色2個でもお選びいただけます。

※沖縄・離島へのお届けをご希望の方は、必ず別途送料のリターンもご購入ください。

最後に

ビジネスリュックになかなか踏み出せない、偏見がある、満足していない...

そんなあなたにぜひSleipnirを。

人一倍、他人からどう見られるかを気にする上司をきっかけに考えた、上品でかっこいいフェイス部分。

様々なお店に足を運び、多くのリュックを見てきた私たちが考えた、ビジネスマンのためのシンプルで使いやすい機能性。

そうして完成した、理想のビジネスリュックSleipnir。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。」

リュックに踏み出せない方たちに共感していただけたら幸いです。

Sleipnirがいつもあなたを支える相棒になることでしょう。

開発者

◆木下　(写真左)　

1995年生まれ。

2023年11月に昭プラ株式会社に入社し、生活雑貨販売の営業として日々奮闘中。

両手に多くのサンプルを持って営業に回るため、ビジネスバッグは入社当初からリュックを愛用。

トート型のビジネスバッグを使う上司をきっかけに、トートバッグ派の人でも使いたくなるようなリュックを企画したいと思い、本プロジェクトで商品開発に初挑戦。

◆大浦　(写真右)　

1976年生まれ。

社会人になって25年以上、ビジネスバッグはトート型一択。

しかし、リュック派の木下が入社してから、自分もリュックが気になり始める。

トートバッグをずっと使ってきたので、なかなかリュックに変えられないでいたが、木下と共に理想のビジネスリュックを開発することに。