シルクに身を包む喜びを、あなたも体験してみませんか？

ツヤっと独特な光沢に、袖を通すと通すとなめらかな肌触りに思わずうっとり。それでいて、ふわっと柔らかな感覚で心を満たす。

夏はジメジメした不快さから解放し、冬はしっとり温かくあなたを包み込む。

他の誰かではなく、“私”が私を大切にする。

Silk Meulla(シルクミューラ)は、そんなあなたに寄り添うブランドを目指します。

優しさの中に、エレガントで洗練された気品を取り入れ、

シルクに包まれる心地良さ、高揚感が、あなたを更なる高みへ導いてくれる、そんなシルクウェアを提供します。

本物のシルクの快適さ、知っていますか？

お肌に直接触れるインナーは、特に気にかけるべきところ。

一般に化学繊維は汗によるムレや摩擦による乾燥やかゆみなどを引き起こす場合もあります。

一方で、シルクは私たちのお肌に近く、お肌に負担の少ない天然素材。敏感肌の方にもおすすめです。

またシルクは『繊維の女王』『第二の肌』とも呼ばれ、衣類の中では高級素材として古来から使用されてきました。

中に着るものだからこそ、素材にこだわって“良いもの”を。

でもシルクは洗濯が大変…そう思っていませんか？

シルクは洗いにくい。

シルクは水や摩擦、酸やアルカリに弱いタンパク繊維です。そのため、手洗いでの洗濯が基本とされてきました。

シルクミューラはそんなお手入れの面倒を取り除き、ラクラクお洗濯を叶える

“あなたの毎日に寄り添う特別な”シルクインナーを作りました。

絹紡糸(けんぼうし)

絹紡糸って？ 〜生糸(きいと)との違い〜

シルクにも色々糸の種類があります。一般にシルクといえば、つやつやに光る織物に使われるような生糸が真っ先に想像されるかもしれません。

しかし今回は生糸ではなく、ふわっとした肌触りが特徴の絹紡糸という種類の糸を使い、インナーとして体を包んでくれる柔らかさを出しました。

絹紡糸とは普通、生糸を作る際にカットされた短いシルク繊維をねじり合わせて糸にしたものです。紡績する際に空気を含むので生糸に比べて軽量で、吸湿性に優れているのが特徴です。

シルクといえばその独特のツヤ感から、サテンパジャマやスカーフに使われる生糸がイメージされがちです。しかし、製糸における工程数や技術を考慮すると、生糸よりも絹紡糸を作る方が難しく、価値が高いのです。

そこで今回使用したのが、絹紡糸の中でもラグジュアリーで高い品質を誇るシルク糸。

プライムシルク絹紡糸と他の絹紡糸との違い

①贅沢な糸使い

繭から生糸を取る際には、短い繊維の「くず」が出ます。

通常の絹紡糸は、そのくずを集めて作られるのですが、中川絹糸のプライムシルク絹紡糸は本来生糸になるべき繭の全てを使用しています。

そのため、一般の絹紡糸にはない絹本来の光沢やハリ・コシ、優雅なドレープ性も備えており、丈夫さが全く違うんです。

②高級素材なのにガンガン洗えるほどの扱いやすさ*

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊糸自体の強度です。強く洗いすぎると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製品生地が縮んでしまう恐れがあります。

近年では家庭でも洗えると謳われる商品が増えてきていますが、ほとんどが中国などで生産された既製の糸に対し、日本で何らかの加工を施しています。そうすると加工にムラが出たりしてウォッシャブルの効果が薄れてしまいます。

一方でこのプライムシルクは糸になる前の原料の段階でタンパク組織の結びつきを強めるため、加工にムラがなく、優れた耐久性を持ちます。

紡績の様子

︎フライス編み

「フライス」という編み方を採用。

ゴム編みという別称もあり、伸縮性に優れ、体にしっかりとフィットしてくれます。

糸をふんだんに使うので、上質な印象を与えます。

また、筒状で編み上がってくる生地をそのまま胴体に使うので両脇に縫い目がありません。

オリジナルの色で糸を染色し、一から生地を編み立てています。

縫製に用いているのも生地と同じシルク糸。

だから完全にシルク100%素材です。

一般にシルク製衣類は（アパレル製品全体に言えることですが）、多くが中国をはじめ、海外での生産に頼っているのが現状です。

その中でシルクミューラはジャパンブランドにこだわり、糸の紡績から染工、編み立て、縫製まで一貫して国内で生産しています。

シルクというだけで扱いに慎重になってしまうのが普通のところ。

従来のシルクインナーを使っていた方はもしかしたら「こんな扱いをしていいの！？」と逆に困ってしまうかもしれません（笑)

通常のシルクと比べて堅牢度の高い糸を使用しているので、

洗濯機に放り込んだら、あとはお持ちの洗剤（アルカリ性洗剤もOK）を入れてスタートボタンを押すだけ！家事や育児、仕事などに追われていても、お手入れに手間を取りません。

（※下記の「お取り扱い」に注意して洗濯してください。）

製品仕様

①自然とリラックスモードになれるライムグリーン

②お肌に馴染んで、優しさを感じるコーラル

Q & A

Q.サイズが自分に合うかわかりません。
A.フリーサイズなので、できるだけ多くの方に着ていただけるよう、ゆとりを持った大きさで作っています。加えて伸縮性も高いので、普段Sサイズの方はゆったりめに、LLサイズの方でも体にフィットする設計にしています。胸囲（バストサイズ）を参考にしていただくと良いかと思います。

Q.シルクを普通に洗っても大丈夫なのですか。
A.シルクはタンパク組織が分離してしまうことで劣化します。本製品で使用しているシルク糸は、タンパク組織を結合させることでダメージを抑えています。糸自体に通常の合成洗剤で洗える強度はございますが、強く洗いすぎることで生地が縮んでしまう恐れがございます。劣化が心配な方や十分に長くシルクの風合いを保ちたい方は、中性洗剤や弱流水でのお洗濯がおすすめです。

Q.届いた製品が不良品だった場合、どうすればいいですか？
A.本ページの「実行者へ問い合わせ」からメッセージをいただければ交換対応いたします。交換における配送料は全額負担いたします。なお、お客様都合による返品・交換は受付いたしかねます。

Q.製品は半袖しか無いのですか？
A.現段階では半袖のみの販売となっております。今後長袖インナーやタンクトップ、キャミソールをはじめとしたインナーやルームウェアをシルクウェア専門ブランドとして展開していく予定です。

スケジュール

プロジェクト実施期間：2023年6月29日〜

製品お届け時期：2023年8月下旬〜9月上旬

実行者紹介

皆さま初めまして、Silk Meulla（シルクミューラ）代表のMikaと申します。このページをご覧いただきありがとうございます。

きっかけ

　私はもともと、いち消費者としてシルク商品を使っておりました。シルク製の衣類を着るようになったきっかけは私自身の肌が敏感で弱かったためです。夏は汗によるムレで痒くなり、冬はヒートテックなどの化学繊維を使ったインナーを着て痒くなり…。そこで色々調べて辿り着いたのが、お肌にやさしいと言われるシルクでした。

　たくさんのシルクインナーを着てシルクの良さを実感していくうちに、もっと多くの人にこの良さを知ってもらいたいと思うようになりました。その手段として自分で商品を作ってシルクを広めよう、と決心しました。一方で、洗濯における不便に関してはちょっとした不満がありました。シルクを洗う際は他の衣類やタオルと一緒に洗うことができなかったので、毎日欠かさずシルクを着る私にはそれがちょっとした負担になっていきました。

商品ができるまで

　今回インナーの素材として選んだのが絹紡糸という種類のシルク糸なのですが、使用する絹紡糸を探し始めた時に中川絹糸様のことを知りました。洗えるシルクを開発されたということで繊維業界では話題になり、誰もが知る海外の有名メゾンに対しても糸を提供されているということでした。実はアパレル業界の知識はほとんど持たなかった私ですので、相手にしてくださるとは思ってもいませんでした。が、偶然にも中川絹糸様が滋賀県に所在し、私も滋賀県で育ったということで誠に勝手ながらご縁を感じてご連絡したところ、糸の使用を承諾してくださいました。

また、ものづくりに関する知識も薄かった私ですが、和歌山県のニッターさんである風神莫大小株式会社様が快く受け入れ、商品開発・生産において力を貸してくださいました。

御礼

　ご協力いただいた中川絹糸様や風神莫大小株式会社様には感謝してもしきれません。そして、「シルクインナーを作る」と決めた時にシルクについて勉強させていただき、ものづくりをしていくためのアドバイスをくださった荒井シルク株式会社の荒井社長、また応援してくださった方々、関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。

　このシルクインナーが少しでも多くの方に届き、着てくださる皆様の日々の生活に寄り添ってくれる存在になってくれたら嬉しいです。Silk Meullaというシルクウェアブランドとして、皆様の意見と向き合いながらより一層ものづくりに励み、シルクの良さを広めていきたいと思います。