酒器の中の宇宙で酔える、まったり晩酌を

時間で変化する耀変虹彩の輝き

ジオ虹彩の特徴的な魅力は、様々な角度で変化する光の輝きです。
朝・昼・夜の光、室内の明るい光・暗い光で、酒器の見え方が変化し、同じ輝きを放つものは一つもありません。自然界が作り出した、奇跡の色彩。

手の中で転がして虹彩の輝きをお楽しみください。

お酒が入ることで虹彩はさらに艶を帯びます。
底に沈む光の変化を、飲み進める事でゆっくりとお楽しみいただけます。

手作り、手びねり、面取りしのぎ技法のため、同じ形体の物はありません。
一点一点ちがいます。指間に挟まることで、安定感があります。

ジオ虹彩とは？

酒器には、陶器の色付けに使用する釉薬にジオパーク認定の九州の３つの火山灰を混ぜています。

ジオパーク認定の火山灰が放つ虹色の輝きから、「ジオ虹彩」と名付けました。

火山灰を原料とした釉薬は、一見地味な色合いですが、光の具合で様々な輝きを見せてくれます。
それは、まるで宇宙空間のような不思議な世界観です。

火山灰を陶器に活かして

三股焼 紫麓窯（しろくがま）は、宮崎県の中央部に位置し、霧島連山が一望できる三股町にあります。

温暖でのどかな三股町ですが、過去には町全体で乗り越えてきた苦難があります。

2011年、鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島山の新燃岳（しんもえだけ）で大規模な噴火が発生しました。全国ニュースにも取り上げられ、九州の広い範囲で空振を観測し、窓ガラスが割れ、農作物に甚大な被害が発生しました。
三股町も大量の火山灰に覆われ、外出ができない状況がしばらく続きました。

常に防塵マスクを身につけ、大量に降り積もった火山灰を撤去する様子を目の当たりにして、これら火山灰を有効活用できないか？焼き物に使えないか？などと考えるようになりました。
そこで、火山灰に含まれる鉱物、ガラス成分に着目し、約７年間、私の釉薬の研究がスタートしました。

そして2018年、金色の輝きを放つ釉薬に仕上げることができました。その後も釉薬の研究は続き、昨年度新たな虹色の輝きを放つ釉薬を開発しました。

今回のMakuake先行販売では、虹色の輝きを放つ釉薬を使用した酒器セットをお届けします。

ジオ虹彩酒器

「酒器とぐい呑セット」「ぐい呑」の２種類を、超早割・早割・Makuake割の特別価格でご提供します。※手作り、手びねり、面取りしのぎ技法の為、同じ形体の物はありません、一点一点ちがいます。

【超早割】 酒器とぐい呑セット 限定：10セット
・価格：￥33,000円 （送料・税込価格） ＜40％引き 通常 55,000円＞
・内容：片口1個＋ぐい吞1個
・サイズ：＜酒器＞ 全長 約12.5㎝ 幅 約10㎝ 高さ 約7㎝ 容量200ml
＜ぐい吞＞ 幅 約10㎝×10㎝ 高さ 約4.3㎝

【早割】 酒器とぐい呑セット 限定：10セット
・価格：￥38,500円 （送料・税込価格） ＜30％引き 通常 55,000円＞
・内容：片口1個＋ぐい吞1個

【Makuake販売価格】酒器とぐい呑セット 限定：15セット
・価格：￥49,500円 （送料・税込価格）＜10％引き 通常 55,000円＞
・内容：片口1個＋ぐい吞1個

【超早割】 ぐい呑 限定：10個
・価格：￥9,000円 （送料・税込価格）＜40％引き 通常 15,000円＞
・内容：ぐい吞1個
・サイズ：＜ぐい吞＞ 幅 約10㎝×10㎝ 高さ 約4.3㎝

【早割】 ぐい呑 限定：10個
・価格：￥10,500円 （送料・税込価格）＜30％引き 通常 15,000円＞
・内容：ぐい吞1個

【Makuake販売価格】 ぐい呑 限定：15個
・価格：￥13,500円 （送料・税込価格）＜10％引き 通常 15,000円＞
・内容：ぐい吞1個

【超早割】 ぐい呑 ペアセット 限定：10個
・価格：￥18,000円 （送料・税込価格）＜40％引き 通常 30,000円＞
・内容：ぐい吞2個
・サイズ：＜ぐい吞＞ 幅 約10㎝×10㎝ 高さ 約4.3㎝

【早割】 ぐい呑 ペアセット 限定：10個
・価格：￥21,000円 （送料・税込価格）＜30％引き 通常 30,000円＞
・内容：ぐい吞2個

【Makuake販売価格】 ぐい呑 ペアセット 限定：15個
・価格：￥27,000円 （送料・税込価格）＜10％引き 通常 30,000円＞
・内容：ぐい吞2個

スケジュール

発色完成率が低いため、現在も製作中です、数度の窯焼成でその中からベストの虹彩発色酒器を選定し、限定製作いたします。宮崎物産展オンライン催事終了後6ヶ月以内に発送いたします。

実行者紹介

三股焼 紫麓窯 山下盛親です。
私は、虹に取りつかれて40年をついやしました。
「自然にそのまま」をモットーに、陶器に青や赤、黄色など様々な色合いを出す自然素材を活用した釉薬の開発に取り組んできました。

2011年に火山灰を活用した釉薬の研究が始まりました。
陶器の表面を虹のような色合いに発色させる技術は、焼き上げた陶器に金属ガラス膜を焼き付ける方法はありますが、釉薬そのものにこうした機能を持たせることはありません。焼成に高度な技術を要し、焼き上がるまで、その輝きを見ることはできず、納得できる仕上がりになるのは、全体の５％程度です。

2018年、金色に輝く釉薬まで仕上げることができました。
全国・地元の新聞記事に掲載され、研究の成果が形として示された瞬間です。

今回Makuakeで先行販売するジオ虹彩酒器は、邪魔な存在として扱われてきた灰色の火山灰が、釉薬としての輝きを得ることができた成果品だと考えております。

ジオ虹彩酒器の輝きは、釉薬自体が発するものです。
一日の時間、太陽光、明かりなどにより、輝きの見え方が変化します。

ジオ虹彩酒器で、お酒の時間がより楽しく豊かなものになれるよう、今後とも作陶に精進してまいります。

どうぞよろしくお願いします。