自分を知ることで生活が変わる
「SOXAI Ring」

「SOXAI Ring（ソクサイ リング）」は、健康データを正確に取得・分析可能な日本発のコンディション管理用スマートリングであり、研究開発から商品化までを一貫して我々（株式会社SOXAI）が行っています。

また、SOXAI Ringは、日本人の指に合うスマートリングとして究極のミニマルデザインを追求し、ファッションリングとしてはもちろんのこと、運動・仕事・睡眠中など普段の生活においてもシーンを問わず24時間自然に着用することができます。

※本製品は一般的なウェルネス・フィットネス目的の製品であり、医療機器として設計されたものではなく、病気などの診断、治療、予防を目的にはご使用いただけません。

SOXAI Ringでできること

SOXAI Ringは、その小さな見た目からは想像できないほど多くの先端技術を搭載。

医学的、科学的にデータを計測しやすいと言われている「指」に着用することで、正確な5つのデータを取得することができます。

さらに、この5つのデータを独自アルゴリズムで分析し、生活に関わる4つの指標を算出します。

心拍数・血中酸素レベル・血管健康指数については、リアルタイム測定の機能を搭載予定です。

また、現在は搭載されていませんが、今後の研究開発項目として、ヘモグロビン関連数値の測定や、生理予定日予測機能などを検討しています。

※心拍数・血中酸素レベルは、医療目的ではなくフィットネス目的での計測です。
※血管健康指数は、医療機器の測定値とは異なるレベルの“参考値”です。

共同研究による高精度なアルゴリズム

SOXAI Ringのデータ解析アルゴリズムは、国内外のアカデミアやスイス連邦工科大学発のスタートアップ（Sleepiz AG）、韓国の光州科学技術院発のスタートアップ（Deepmedi）らと共同研究を行い開発しています。

”睡眠状態の正確な把握”は、
健康的な生活への第一歩

フィリップスが2020年に実施した世界各国の睡眠満足度調査によると、日本人の睡眠満足度は主要先進国13ヵ国のなかで最下位と報告されています。

また、コロナ禍の外出自粛や在宅時間増加によって生活が大きく変わったことで、睡眠習慣まで変わってしまったという方も多いのではないでしょうか。

ご存知のとおり、睡眠とは体や心の休息・メンテナンスであり、健康的な生活を支えるとても大切な習慣です。

しかし、睡眠とは私たちが思っている以上に複雑です。

・たくさん寝たはずなのに、ボーっとする
・睡眠時間は短いのに、頭が冴えている
・寝具をこだわっても、変化を感じることができない

など、自分の睡眠状態について正しく把握できていない方は多いのではないでしょうか。

自分の睡眠状態を正しく把握できていないことは、心身の不調を招く原因の一つになります。

小さなリングに多くの技術を

自分では把握しづらい睡眠状態を正確に分析し、適切なアドバイスを提供するべく、世界有数の研究機関での研究者キャリア(※)を持つ4人の工学博士により開発されたデバイスがSOXAI Ringです。
※スイス連邦工科大学・清華大学・東京大学など

SOXAI Ringには、光学センサー、温度センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、BLE通信機能、NFCワイヤレス充電機能など、その小さな見た目からは想像できないほど多くの技術が搭載されています。

なぜリング？

指には、正確なデータ測定に必要な条件が揃っています。

条件①：指腹にはメラニンなどの測定を妨害するものがない
条件②：皮膚表面近くには多くの毛細血管と細動脈が存在している
条件③：計測部の体組織が薄い

そのため、高精度な測定が求められる場においては、手首ではなく指でデータを測定することが一般的です。

また、日常的に継続して利用できるという点においても、小型で目立たず邪魔にならないリングは最適のデバイスだと考えています。

最適なリング構造を追求中

米国の研究者アサダ氏は2003年に、指腹でセンシングする場合、凸構造を用いてセンサーと血管の距離をできるだけ近づけることで精度が上がることを報告しています。

上記理論に基づき、まずはSOXAI Ringもオーソドックスな設計を目指し、凸（ふくらみ）の数を3つに設計しました。

しかし、最適な凸の数やセンサー位置などを現在も研究し続けており、今後は精度と装着感を両立するために凸の数を一つにするなど、リング構造の更なる最適化を目指しています。

より完成度の高い製品をお届けしたいため、皆さんのお手元に届くリングは今回載せているものと違った構造になる可能性がありますこと、あらかじめご了承頂ければ幸いです。

あなただけの睡眠パーソナルトレーナー

SOXAI Ringでは正確に睡眠時間を測定することができ、今日は何時間寝るべきなのかといった正確な睡眠負債状況の確認も可能になっています。

使用し続けてデータを蓄積することで、自分に最適な理想の睡眠時間を導出することも可能です。

さらに、睡眠時の呼吸の乱れや、詳細な睡眠段階の評価なども可能です。

※アプリ画面はあくまでもイメージです。今後変更になる可能性があります。

【分析可能な睡眠データ】

・睡眠スコア
・睡眠時間
・入眠までにかかった時間
・睡眠時の呼吸の乱れ
・寝返り回数
・睡眠ステージ（目覚め、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠）
・睡眠負債 など
※開発状況によっては異なる可能性もございます。

自分の睡眠状態が正確に分かることで、

「今日は定時に帰って早めに寝よう」
「仕事終わりにジムに行ってみよう」
「昼間に仮眠をとってみよう」

など、自分のコンディションにより合った時間の使い方も可能になります。

また、これから利用者が増えていきデータが蓄積されることで、今の状態にベストな睡眠時間や運動量・運動タイミングなどの、より高度にパーソナライズされた睡眠改善案・生活改善案も提案可能です。

あなただけの睡眠パーソナルトレーナーとして健康で楽しい生活へと導きます！

様々なスコアリングで
日々のコンディションを管理

SOXAI Ringが分析できることは、睡眠に関わることだけではありません。

独自アルゴリズムを用いることで、睡眠以外にも下記4つの項目を分析可能です。

① 活動状態
② ストレス・憂鬱レベル
③ 血管健康指数 (β版)
④ 生活習慣リスク (β版)

それぞれの分析結果をスコア化できることに加え、全ての結果を含めた「QoLスコア」の算出や、心拍数・血中酸素レベル・血管健康指数のリアルタイム測定機能も搭載予定です。

※アプリ画面はあくまでもイメージです。今後変更になる可能性があります。

毎日体重を測っていると自然と痩せるための行動をとるように、
SOXAI RingでQoLスコアを分析することで日々の行動に変化が現れ、「いつもより調子がいい」という日を増やすことに繋がります。

自然と生活に馴染むリング

デザインに込めた想い

国内の実力あるデザイン会社と試行錯誤を重ね、日本人の指に合う＆究極のミニマルデザインを追求してきました。

また、”シンプルでさりげないデザイン”もキーワードに、見た目・つけ心地ともにどんなシーンでも違和感なく着用することができます。

なお、リングの両サイドにある膨らみは、目視せずに正確なセンシング位置にリングを合わすことができるようにデザインしました。

選べる2色(4種類)展開

今回リリースするSOXAI Ringは、シルバー（マット）・シルバー（光沢）・ブラック（マット）・ブラック（光沢）の2色4種類を用意しています。

お好きな雰囲気や、お気に入りのアクセサリーや服装との相性に合わせて選ぶことができます。

ゴールドやピンクゴールドなどのカラーバリエーションは今後増やしていく予定です。

24時間つけっぱなしでOK！

SOXAI Ringは、手洗い・家事・入浴・プール・海水浴・サウナなど、あらゆるシーンにおいて外す必要はありません。

これは、電子基板を樹脂の中に埋め込むという特殊な方法で製造されているためです。

電池残量はアプリで確認、置くだけで充電！

SOXAI Ringは、非接触充電技術を搭載しており、充電台に置くだけで充電をすることができます。

さらに、1回約1.5時間の充電で4~7日間(※)使い続けることができ、電池残量はアプリで確認することができます。
※理論値であり、リングのサイズや実際の使用状況によって変わります。

今後も進化を続けるSOXAI Ring

実は我々は、今回リリースするSOXAI Ringに100％満足しているわけではありません。

睡眠分析をはじめとする各種分析の精度向上や、追加機能の搭載など、やるべきことはまだまだ多くあります。

しかし、昨年創業したスタートアップとして、時間・資金共に限られる中で世界を相手に戦うには、このタイミングでSOXAI Ringを世に出す必要がありました。

海外に遅れをとる日本

突然ですが皆さん、身の回りのウェアラブルデバイスを思い浮かべてください。

Apple、Fitbit、Garminなど、ほとんどの方は海外製のデバイスを思い浮かべたのではないでしょうか。

実際に、約2.9兆円の巨大市場にも関わらず、世界のウェアラブルデバイスのシェアTOP5に日本企業の姿はありません。

このように、当分野においてものづくり大国 日本の面影は残っておらず、明らかに各国に遅れをとっています。

また「スマートリング」という今後拡大が期待される市場においても同様の傾向であり、現在各国でスマートリングの開発が加速しています。

世界との距離をこれ以上広げないためにも、日本発のスマートリングを市場に出すには、今このタイミングしかありませんでした。

世界を相手に、皆さんと一緒に

我々はSOXAI Ringを皮切りに、ウェアラブルデバイスの分野においても「ものづくり大国 日本」の存在感を示したいと考えています。

しかし、その道のりは長く険しく、我々の力だけでは到底達成することができません。現在は、国内大手企業や地元横浜の企業などの支援を受けながら開発・製造を進めています。

これからは皆さんの力もお借りし、ユーザー目線での忌憚なきご意見を頂きながら、日本発のものづくり×ヘルステック企業として皆さんと一緒に世界を相手に戦っていきたいと思っています。

我々の想いに共感して頂ける方は、ぜひ応援して頂けると幸いです。

今後実装を目指す機能

SOXAI Ringは、今後も国内の大学病院や医療協会と共同で研究開発を行うことで、新機能の実装・アルゴリズムの高度化などを目指します。

サイズは試して選べる

本プロジェクトのサポーターの皆さまには、プロジェクト終了後に「サイジングキット」をお届けします。

サイジングキットに入っているサンプルリングにて、ご自身や大切な人に合うサイズを選んで頂き、6月15日までに専用の注文フォームに入力をお願いします。

利用方法

①アプリのインストール

無料の専用アプリ(iOS/Android)をインストールします。

インストール後は説明にそって情報を入力します。

※アプリ内課金や別途月額課金などは発生せず、全て無料で利用頂けます。

②リングとアプリの連携

Bluetoothで簡単接続！

③リングの装着

リングを装着したらあとはいつも通り過ごすだけ！

④アプリ上でデータを確認

データは毎日更新されるのでチェックをして生活の質をあげていきましょう！

商品詳細

・製品名：SOXAI Ring

・カラー：シルバー／ブラック（それぞれ光沢仕上げ・マット仕上げの2種類を用意）

・素材：ステンレス
※表面加工済、一般的なジュエリーや医療機器に使用されているサージカルステンレス（SUS316L）を利用

・サイズ：計7種類（日本サイズで10号、12号、14号、16号、18号、20号、22号）

・付属品：充電台、USBケーブル

よくある質問

Q1. 充電はどれくらいもちますか？
A1. 理論値は4~7日です。リングのサイズや実際の使用状況によって変わります。

Q2. お風呂やプールでも使えますか？
A2. 問題なくご利用頂けます。

Q3. サウナでも使えますか？
A3. 問題なくご利用頂けます。

Q4. 飛行機に乗るときはどうしたらよいですか？
A4. アプリからフライトモードをオンにしてください。オフにするには充電台に置くことでリセットが可能です。

Q5. スマホのヘルスケアアプリと連携可能ですか？
A5. iOS・Androidともに連携予定です。

Q6. 時計、通知、決済機能などはありますか？
A6. ミニマルデザインを追求しているため、搭載していません。決済機能（Suica）については今後研究開発を検討しています。

Q7. アプリが対応するOSを教えてください。
A7. iOS12以降、Android6以降です。

開発ストーリー

ここで、SOXAI Ringが誕生するまでの物語を共有させてください。
（少し長いですが、ぜひお付き合いください。）

SOXAI創業者である渡邉は、前職でスマートウォッチの研究開発に携わっていましたが、スマートウォッチ等のウェアラブルを用いてのデータ取得に限界を感じていました。スマートウォッチに加え、眼鏡型、イヤホン型、置き型、既存の家電・家具に埋め込む型、服型、貼り付け型、生体埋め込み型など、様々な方法が提案される中で納得できるソリューションはありませんでした。

「連続的かつ正確なデータ取得」および「どんなシーンでも違和感なく自然と着用可能」という2つの課題を解決することができなかったためです。

そこで、当時の渡邉は国内外の関連論文を1,000本以上読み漁り、日本のみならず世界中の大学教授やスタートアップの研究者にひたすらコンタクトを試みて、時には現地に足を運んで技術的なディスカッションをして、ある一つの結論に達します。

それが「指でのデータ測定」です。

指でのデータ測定、すなわち「指輪型IoTデバイス（スマートリング）」であれば、スマートウォッチの課題を解決できると確信し、早速社内プロジェクトの立ち上げを提案しました。

しかし、スマートリングの市場は黎明期であり、その規模の小ささ故に大企業として取り組むことは不可能でした。課題を解決し得るプロダクトが目の前にあるにも関わらず、取り組むことができないというジレンマにもがき苦しむことになります。

一度は諦めかけたこともありますが、スマートリングの可能性を誰よりも信じていた渡邉は、遂に起業を決心します。

こちらは起業直後の六畳一間のオフィス（家賃6万円の貸倉庫）です。SOXAIの始まりとなる当倉庫で研究開発に毎日没頭し、試行錯誤を繰り返しました。

理論上正しいはずなのに動作しないことは日常茶飯事。未来を語って前職を退職しましたが、時にはプライドを捨てて前職の同僚にアドバイスをもらったこともあります。

そんな日々を繰り返し、遂にSOXAI Ring 0号機が完成します。

大きな基盤と筐体が別々で、傍から見ればオモチャです。しかし、正常に機能したことから確かな自信を感じ、SOXAIにとって大きな一歩となりました。

ここから、製品化に向けた開発が一気に加速します。

チームメンバーを補強し、0号機に次いで1号機、2号機、3号機と開発を繰り返し、0号機の開発から半年を経て遂に今回のSOXAI Ringが完成しました。

※左から0号機、1号機、3号機。2号機は失敗作のため画像なし。

0号機の完成から半年というスピード感で開発が成功したことは大きな自信に繋がりました。最高のチームでSOXAI Ringを作り上げることができたと自負しています。

SOXAIの想い

ムーアの法則に則り、今後も半導体回路がさらに小型化していくことが予想されています。それに伴い、リングのサイズもどんどん小さくすることができると我々は考えています。

10年後ないしは5年後には、一般的な指輪と見分けがつかないサイズのスマートリングも開発可能になることでしょう。

そうなれば、スマートリングによる日々の健康管理がスタンダードになっていることも夢物語ではありません。そんな世界を実現すべく、我々は開発を進めていきます。

最近のトレンドとして、SaaS系のスタートアップが注目を浴びることが多いですが、我々は日本のものづくりベンチャーとして世界に通用する企業になりたいと考えています。

繰り返しにはなりますが、我々の想いに共感して頂ける方、ぜひ応援してください！！

実行者について

株式会社SOXAI（ソクサイ）

私たちは、ミッションに「テクノロジーで世界中の人々のQoL向上に貢献」、ビジョンに「ヘルスケアをライフスタイルに」を掲げ、世界有数の研究機関出身の工学博士4人(※)を中心に2021年に創業した日本発のヘルステック企業です。
※スイス連邦工科大学、清華大学、東京大学など

SOXAIはセンサー技術、半導体技術などのハードウェア開発に関する専門技術を有しており、自社で研究開発から製品化までを一貫して行っております。

また、グローバルでの研究開発パートナーを持ち、世界最先端技術の共同研究も行っております。

横浜にオフィスを構え、横浜から世界に通用する「ものづくり×ヘルステック企業」になるべく、事業を推進しています。

企業ホームページ：https://soxai.co.jp/

社名の由来

SOXAI（ソクサイ）という社名は、「健康であること」という意味を持つ息災（そくさい）の音を持ち、ロゴは「無病息災」のシンボルであるヒョウタンの形に由来しています。日本文化を世界に広めたいという想いも背景にあります。