りんごだけで100種類。
まだ知らないりんごの数々を届けます。

みなさんは、どれだけのりんごの品種をご存知でしょうか。
フジ、シナノゴールド、王琳、紅玉……。日本で食べられているりんごの品種は、世界にたくさんあるりんごの品種の中でもごくわずか。カットして生で食べるだけでなく、加熱したり、発酵させたり、ドライにしたり。食べ方もさまざまです。

サンファームでは100種類以上のりんごを栽培しています。皆さんがまだ食べたことがないりんごの数々が、ここにはあります。未知のりんご体験をしてみませんか。

はじめまして、サンファームの吉田聡・美香です。
私たちサンファームは、盛岡で11代続く農家です。盛岡と紫波町にある約8.6ヘクタールの果樹園で、りんご、さくらんぼ、ラズベリー、モモ、ネクタリン、プルーン、ミラベルなどを栽培しています。初夏には「さくらんぼ狩り」ができ、毎年たくさんのお客さんが農園に訪れます。
ちょっと個性的な、サンファームの果実は、全国のパティシエからも注目されています。中でもりんごは特に思い入れがあり、いろんな国の品種を集め栽培しているうちに今では100品種以上になりました。

なぜ、りんごの栽培品種が
これほどまで増えたのか

岩手県の盛岡・紫波はりんごの産地です。そのため、何代も続くりんご農家がたくさんあります。私たちがりんご栽培を始めた当初は、りんご農家の中でもまだまだ若手でした。先輩のりんご農家の多くは甘くて美味しいりんごを作っています。そのような中にあって私たちが同じことをやってもオリジナリティがありません。ならば違うステージで人気者になるりんごを育てようと思いました。

甘くて美味しいだけじゃない
調理して美味しいクッキングアップル

甘いだけじゃない、酸味のあるりんご。ジャムやソース、お菓子やケーキにして輝くりんご。そしてジュースに最適なりんご、タルトタタンに最適なりんご。
私たちは、2016年ごろから、甘いだけじゃない「クッキングアップル」の品種を栽培し、全国のパティシエへの提案を始めました。クッキングアップルは海外の品種が多く、日本では栽培の知見があまりありませんでした。そこで、自らいろんな品種を試して栽培し、りんごの個性を調べました。

オンリーワンのりんご生産者に

100品種のりんごの中には、サンファームしか栽培していないものもあります。今では、全国からオンリーワンのりんごを求めてパティシエやパティシエールが来園するようになりました。
りんごの楽しみ方は多様です。見た目も個性もさまざまなりんごたちをみなさんに味わっていただきたいと思います。
私たちがハマったりんごの奥深き世界。知るほどに「フォルムがかわいい」「あれも食べてみたい」とハマると思いますよ。

「農園がフルーツミュージアム」というコンセプトをもとに

サンファームのコンセプトは「農園がフルーツミュージアム」。フルーツでお客様に感動を与えたいと思っています。初夏はさくらんぼ狩りを行なっていますが、今後は農園ツアーも行いたいと考えています。
実際に農園に来て、木から食べるサクランボの味や、枝についているグロゼイユの美しさは、農園に訪れた人しか体験できない感動だと思います。

農園の空気、太陽の光、木の葉ずれの音や土の香りを感じて、その場で食べる感動は来た人にしかわからないものがあります。農園に来たパティシエの皆さんは「木に実ってている果物ってすごく綺麗なんですね」「栽培にはこんなに手間がかかっているんだ」「こんな風土の中で育っているのか」といった発見があるようです。体験からエネルギーやインスピレーションを得てお菓子作りをしています。

物がたくさん溢れている時代だからこそ、サンファームはオンリーワンを追求します。りんごだけで100品種ある農園は、まさに「フルーツミュージアム」。スタッフは多品種別に栽培や収穫、出荷に対応しています。

私たちサンファームは盛岡・紫波からみなさんに、魅力あふれる果実をお届けします。これからもサンファームの応援よろしくお願いします。農園ツアー企画の際にはぜひお越しください。

スケジュール

10月3日　プロジェクト開始
11月14日　プロジェクト終了
12月15日　返礼品発送完了

リターンについて

・甘めのりんご【こうとく】

【こうとく】
小ぶりながら蜜入りが良くパイナップルのような甘い香りでジューシーなりんご。栽培農家が少ないので幻のりんごとも言われています。

・おいしい食べ方・・・カットして生でいただきます。蜜が入っていておいしいです。

・甘めの赤果肉りんご【炎舞（えんぶ）】

【炎舞（えんぶ）】
濃い赤色のりんごでやや大きく、赤い果肉が特徴的。甘味と程よい酸味で、カットして生で食べてもおいしいりんごです。情熱的な品種名もすてきです。

・おいしい食べ方・・・カットして生でいただきます。断面が綺麗なので輪切りにして色を楽しんでください。

・甘めの赤果肉りんご【ムーンルージュ】

【ムーンルージュ】
黄色いりんご。果肉が赤くなると中の赤色が透けてほんのりピンクに色づきます。蜜が入って糖度が高く、程よい酸味。食感は硬めでシャキッとしています。

・おいしい食べ方・・・カットして生でいただきます。断面が綺麗なので輪切りにして色を楽しんでください。

・甘めのりんご【サンふじ】

【サンふじ】
日本人が大好き。言わずと知れた生食りんごの代表格。サンファームは無袋で栽培。太陽の光を燦々と浴びて育ちます。写真は「宮美ふじ」という品種です。

・おいしい食べ方・・・カットして生でいただきます。

・クッキングアップル【グラニースミス】

【グラニースミス】
オーストラリア原産で爽やかな酸味のりんご。ビートルズの「アップルレコード」のシンボルマークに起用されたことでも有名です。アップルパイに人気の品種です。生で食べてもおいしい。

・おいしい食べ方・・・酸っぱいりんごが好きな人はそのままでも楽しめますが、加熱して食べるとおいしいりんごです。アップルパイがおすすめ。サラダにも。

・赤い果肉のクッキングアップル【紅の夢】

【紅の夢】
濃い紅色のりんごで、切るとピンク色の果肉が特徴的です。生で食べてもおいしいですが、酸味があり、加工にも向いています。果汁も綺麗なピンク色で、ジュースも作っています。

・おいしい食べ方・・・酸っぱいりんごが好きな人は生で食べてもおいしいです。ジャムやコンポートにするとピンク色がきれいです。変色しにくいのでスライスしてサラダに入れても。

・クッキングアップル【カルヴィルブラン】

【カルヴィルブラン】
フランス原産でゴツゴツした個性的な形のりんご。全国でも珍しく、国内でほとんど出回らない希少品種です。タルトタタンに最適。

・おいしい食べ方・・・ぜひタルトタタンにチャレンジしてみて。

・クッキングアップル【紅玉】

【紅玉】
アップルパイに使われることが多い紅玉。生で食べると酸っぱいけれど加熱して実力を発揮するタイプ。ちょっと砂糖を入れたバターソテーがおすすめ。

・おいしい食べ方・・・アップルパイが王道。加熱しておいしいりんごです。

・クッキングアップル【コックスオレンジピピン】

【コックスオレンジピピン】
クッキングアップルとしてイギリスで最も親しまれているりんご。酸味があり、香りもよくアップルパイやタルトタタンに合う。サンファームではジュースもあります。生食としても。

・おいしい食べ方・・・酸味と甘味のバランスが良いので、スムージーがおすすめ。

盛岡焼き菓子＆ドライフルーツ

・商品開発の経緯

品種の数も多く、個性豊かなサンファームの果実たちは、パティシエの方々からはとてもご好評いただいています。しかし、一般のご家庭まで普及できていないのが現状です。 そこで私たちは、サンファームの果実を使った焼き菓子セットを作りたいと思いました。

盛岡市内の菓子店「エピスリー　シトロン」「ちひろ菓子工房」「ブール・ドゥ・ネージュ」「川村商店」と一緒に、サンファームの果実を使ったスイーツの商品開発を始めました。試作用にドライフルーツのりんご、もも、サワーチェリー、冷凍のブルーベリー、ラズベリーなどを各店に届けていろんな焼き菓子にしてもらいました。

「ドライフルーツにしても香りがあってジューシー感もある」「輸入のフルーツよりきれいな色が出る」「味の濃さがこれまで使っていたものと全然違った」などの感想が寄せられました。

試作の焼き菓子は、オリジナリティに溢れていました。それぞれの店の個性も出ていて、どれも香りや色、味といった果実の魅力を引き出し特徴が生きた焼き菓子たちでした。

私たちの果樹園は、市街地から少し離れたところにありますが、盛岡には街の魅力に加えて、農業などが行われる里の魅力もあります。この里の魅力を伝えることが私たち生産者の役目でもあります。

産地・盛岡の魅力を伝えたい

そんな折、ニューヨークタイムズの「2023年に行くべき52カ所」として、１位ロンドンに次いで盛岡市が２位に選ばれました。確かに、街の中に川や橋のある風景は美しく穏やかで、お気に入りの喫茶店が街の至る所にある盛岡はとても魅力がある町です。

サンファームのフルーツを使って「エピスリー　シトロン」「ちひろ菓子工房」「ブール・ドゥ・ネージュ」「川村商店」が作ったオリジナルの焼き菓子を詰め合わせた「盛岡焼き菓子セット」。サンファームの２色のりんごのドライフルーツを添えてお届けします。
盛岡の風景を感じる詰め合わせができました。どうぞ、オアゲンセ。

・サワーチェリーの焼きドーナツ（ちひろ菓子工房）
・メープルりんごのマドレーヌ（川村商店）
・木いちごのギモーヴ（ブール・ドゥ・ネージュ盛岡緑が丘）
・桃のケーク（Epicerie Citron）
・２色のドライりんご（サンファーム）
・りんごの産地盛岡の四季と焼き菓子セットに参加したパティスリーの冊子「もりおかにサンファームがあるということ」

［常温保存する商品］
※特定原材料：卵、小麦、乳を含む
※賞味期限：直射日光を避け、常温にて製造日から7日。
※開封後はお早めにお召し上がりください。
※内容量：5個包装

オリジナル手ぬぐい＆カード

サンファームのロゴデザインを手がけた岩手のデザイン事務所「homesickdesign」がデザインしたオリジナル手ぬぐい。ここ最近、サンファームは霜害によって、さくらんぼやりんごの収量が減っています。そんな時でも販売できる商品が何かあればと、ライターの高橋志穂さんが、homesickdesignの牧野紗紀さんに依頼し、グッズを考えてくれました。
ポストカードは、盛岡焼き菓子セットの中に入れた「お菓子のしおり」で焼き菓子の絵を描いてくれたイラストレーターによる、サンファームのかわいいりんごのイラストです。

サンファームの吉田聡と巡る農園と盛岡ツアー

サンファームの農園には、全国からパティシエが産地視察に訪れています。実際に商品になったお菓子をいただくと、こちらもやりがいや刺激をいただきます。

産地視察では、パティシエ自らが摘みとったラズベリーやさくらんぼ、グロゼイユなどをタルト台に乗せて、ライブでスイーツを作ってもらったことがあります。
これは、産地でなければ体験できないスイーツです。このような体験をみなさんにも味わってほしいと思います。

ツアーでは吉田聡が果実に取り組んできたこれまでのストーリーや、栽培方法、天候によって収穫が左右される厳しい現実などをみなさんにお話ししながら、農園を歩きます。季節によって味わえる果実も違います。サンファーム農園ツアー、ご来園をお待ちしております。

応援コメント

※五十音順

実行者紹介

サンファーム代表取締役社長 吉田聡（右）、妻の美香（左）

サンファームの土づくりは「土づくりも岩手のモノから」というコンセプトをもとに、畑に入れる鶏糞、豚糞、牡蠣殻等堆肥はすべて県内産の原料を使用しています。サンファームのりんごは特別栽培農産物です。栽培期間中、化学肥料を使用せず、地域の慣行レベル（各地域の慣行的に行われている節減対象農薬の使用状況）に比べて、農薬が50％以下で栽培しています。りんごの栽培品種は100種以上。サンファームにしかないりんごの数々を味わってください。色やフォルムもとってもかわいいですよ。盛岡・紫波の農園は四季を通じていろんな表情を見せてくれます。「フルーツミュージアム」をコンセプトに、フルーツでお客様に感動を与えます。サンファームのチャレンジ。応援よろしくお願いします。