【極小＆使い易さ】を両立。本ヌメ革の心地良さを楽しむ長財布／FITY-Zip

スマートフォン決済の普及により、使う頻度が少なくなったお財布は小さい方が良い。二つ折り、三つ折り財布は小さいのが当たり前。

しかし長財布の使いやすさにはどうしても勝てません。

そこで長財布の使い勝手の良さを保ちつつより小さくを目指しました。既存の構造ではお札を折らない限りお札より小さくすることは物理的に無理です。

しかし発想を変えることで閃きました。そして何度も試作を重ね、どこにもない洗練されたスマートさと使い心地の良さを融合させた長財布／FITY-Zipが完成しました。ぜひ、ご確認いただけたら幸いです。

財布は道具であります。だから優れた機能はもちろんのことですが、その良さを語る前に人と同じで見た目は大事です。

飽きのこないシンプルでスタイリッシュなデザイン。

また手に持った時の触感の良さ、更に艶やかに熟していく変化が心地よく時間と共に愛着が増してきます。

お伝えしたいのは、もちろん、スタイリッシュにスッキリとシェイプされたスリムなフォルムだけではありません。こうであったらベスト！を徹底的に検証、修正を繰り返し、使う人に優しい内面を完成させました。

そのこだわりのポイントを、お伝えします。

お財布のタテ幅がお札より狭い？！お札はどうなってるの？

1万円札のタテ幅は、7.6㎝。つまり、お財布のタテ幅は、8.5㎝以上は必要です。

このお財布のタテ幅は、7.4㎝。では、お札はどうなってるのでしょうか？

※2024年7月3日に刷新される新札は、現状のお札と全種類、同じサイズになります。

では、お札がスッキリ収まる種明かしをします！　

お財布の底部分に隙間を作り、お札を底中心より奥に滑り込ませるだけです。簡単なマジックのようですね！

簡単な操作なので、出し入れも簡単でスムーズです。

しっかりお札をガードする〝お札フラップ〟

開閉時にファスナーにお札が噛んでしまい、スムーズに開けられなかったり、お札が破れたりしないように、お札ストッパーをつけ、改良を繰り返し、漸く、お札をしっかり守ってくれ、使いやすい〝お札フラップ〟に辿り着きました。

ヨコ幅も狭くて〝小さい財布〟と言えます。

タテ幅が狭い理由をお伝えしましたが、ヨコ幅も狭くて、〝小さい財布〟といえます。

一般的には、背面とマチを縫い合わせるために（図A）のようにステッチが必要で、財布の幅を広げる必要があります。

しかし、（図B）のように、背面からマチを一続きにしたため、ステッチがなくなり、ヨコ幅も極めて狭くすることができました。

カード入れの配置は真ん中が望ましい！

キャッシュレス時代において、現金を取り出す頻度は減っても、様々なカード類を持ち歩く必要があり、財布の真ん中にカード入れを配置することが望ましいと考えました。

また、底部分をオープンにすることで、カードの出し入れ時に空気抵抗を軽減し、カードの滑りが良くなりスムーズな出し入れが可能になっています。

更に５枚追加可能。

個々のニーズやライフスタイルに応じて異なりますが、様々な状況に対応できるように、更に追加で５枚のカードが入ります。

十分なカードが入り、全容が見渡せ、１箇所にまとまっていて、取り出す方向は一方方向に。理想ですね！

コインフラップを開けると、ザラッと小銭の全容が見えます。ということは、種類の判別も容易で取り出しやすい！

お札を使うと必ずおつりの小銭は出ます。小銭入れスペースが小さい財布ではパンツのポケットやバッグのポケットに小銭を入れることに。

そうならないように十分な小銭が収納できます。

整ったお部屋が心地良いのと同じ。〝コインフラップ〟が良き役割を！

スッキリと片付けられたお部屋と同じで整頓された財布は心の安らぎをもたらします。

ゴチャゴチャした小銭が見えると少し不快感が生じますが、フラップを使って隠すことで財布の中がすっきり見え、ファスナーを開ける度に心も整います。

また、お札やカードの出し入れの時に傾けても小銭がこぼれ落ちる心配はありません。

L字ファスナー財布は、使い勝手が良く人気が高いですが、引き手が財布の上部にあるため、バッグやポケットの中で擦れて勝手に開いてしまうことがありますよね。

その問題を解決するのが、「オートマチックロックスライダー」を使ったファスナーを使用することで勝手に開くのを防ぎ、財布の中身が保たれます。

使い方も簡単です。閉める時に引手から手を離すとスライダーに自動的にロックがかかり、開ける時は、引手を引っ張ることによって外れ、スムーズに開け閉めができます。

キャッシュレス化に伴い、お札、小銭を必要最低限で持たれる方も多くなっています。その分、余白が多くなります。

その余白を自由な発想でフリーポケットとすることでお財布の活用が広がります。

革を最適な厚さに漉（す）いて薄く仕上げ、革本来の張り感を大切するために芯材を使わないで縫製することで軽く仕上げることができました。

日本人の10％の方は左利きです。その少数派の左利きの方にも快適に使っていただける『左利き用』もご用意しました。

『左利き用』とは、左手で動作を行うことを前提に、右利き用の作りを全てを反転させた設計になっています。

※ご注文の際には、『左利き用』『右利き用』のどちらかをお選びください。

使用している革は皮革産業で盛んな姫路のタンナーより生産される、言わずと知れた『姫路レザー』。

よく比較される『栃木レザー』のようにエイジング（経年変化）する素材ですが、栃木レザーに比べると多少エイジングタイムが長く、風合いや発色の良さが長持ちする利点がございます。

本ヌメ革(タンニンレザー)のお財布は、質感、手触り、素晴らしいエイジングの素晴らしさを併せ持っています。

お財布本体の厚みと重量を軽減させるために革の厚みを１㎜に仕上げました。

元々は2㎜の厚みのある革ですが、丈夫で締まった繊維の革に丁寧な鞣し（なめし）により仕上げておりますので、１㎜に漉いても、強度、耐久性が損なわれることはありません。

主要な箇所には裏地をつけていますが、それ以外は革の裏が見えます。見える革の裏には、丁寧にバインダーという特殊な糊で吹き付け、革用アイロンでプレスすることにより毛羽立ちを抑えザラ付きの無いよう仕上げています。

木材を原料とした繊維のレーヨンを使用しています。元々は、美しい絹に似せて作られたもののため、［人絹］と呼ばれています。また、FSC認証を受けた繊維です。

※表革の色に合わせ、裏地の色は、革と同系色をつけています。

＜FSC認証とは＞

環境、社会、経済の便益を適い、管理された森林から生産された林産物や、その他リスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組みです。（FSC公式HPより引用）

※使用の国産革は全て食肉からの副産物で生まれた革です。また、FSC認証を受けた裏地を使用するなど、SDGsな製品開発を心がけております。

シンプルでユニセックスなデザインになっていますので、性別、年代問わず、どなたにもフィットしてお使い頂けます。

キャッシュでの支払いの時は、ファスナーをサッと開け、素早くもたつくことなくスマートにお支払いができます。

ビジネスシーンでランチの時もお財布は身近に持っていたいもの。スーツの胸ポケットにシルエットを崩すことなく嵩張らずに入ります。

男性は、パンツのポケットに入れても、膨らみが少なくシルエットが崩れません。

ミニバッグにもすんなりと入ってくれます。

メガネケースと言われても違和感のないコンパクトサイズでデスクに置いてもお財布としての存在感はありません。

【オレンジ】前向きにさせてくれる親しみのあるオレンジ色です。

【ブルー】落ち着きのある美しいブルーです。

【グリーン】一番の人気色！革の持ち味が存分に楽しめる深みのある癒しの色です。

【ブラック】力強くクラシックなムードがあり高級感を与えるブラックです。

大切な方へ日頃の感謝と思いを込めた贈り物に、また日頃頑張っている自分へのご褒美に、専用BOXにお入れしてお届けいたします。

※快適にお使い頂き美しく保つことを前提にした容量です。

《特許庁意匠登録出願中》

意願2023-02718

こちらの商品は、現在、意匠登録出願中であり、独自性を守り、保護するための対策を講じています。独自のデザインや技術を大切にし、皆様にその価値を提供することに尽力しています。

現在、バッグや革小物の生産の多くは中国やベトナムにシフトし、日本のものづくりの現場が後継者もいなくなりどんどん縮小され失われつつあります。

私は日本のものづくりの丁寧な仕事や品質の価値を守りたいと強く思っています。Made in Japanの製品には、高品質なだけでなく、地域社会や環境にも配慮された製造プロセスがあります。

これらを支えることは、地域の文化や雇用の維持にもつながります。ものづくりの楽しさを知り、ものづくりの現場の人たちと協力して地域を元気にし、未来へつなげるために、私はMade in Japanにこだわります。

これは単なる商品作り以上に、日本の素晴らしい伝統や文化を世界に広める一翼を担うものであり、Made in Japanの製品を通じて、持続可能な未来への貢献を目指しています。

【リターンについて】

【資金の使い道】

皆様から応援購入していただきました大切な資金は、まずはリターン商品の生産費用に使用させていただきます。

また、今後、具現化したいアイデアもありますので、将来の商品開発費用にも使用させていただきます。

【スケジュール】

◾️ 2024年3月24日(日) :10:00プロジェクトスタート

◾️2024年5月12日(日)：18:00 プロジェクト終了

◾️2024年5月中旬〜：資材手配

◾️ 2024年5月下旬〜：製作開始

◾️2024年8月末：リターン商品発送予定

【プロジェクト実行者】

このたびは、数多くの素晴らしいプロジェクトの中から当プロジェクトを見つけていただき、最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

プロジェクトの実行者、(株)ミーティ/代表の遠山と申します。私は、複数のアパレル企業において、長年にわたりファッションアイテムのデザイナーとしての経験を積み重ねてまいりました。

ただ単にデザインを発信するだけでなく、製品が形になる過程で日本のものづくりに対する感謝の気持ちを持ち続け、その生産者側とユーザー様側の両方に寄り添いたいと考えています。

デザインのコンセプトを点から線へ、線から大きな輪へと拡げていき、その輪を通じてものづくりの現場の人達からユーザー様との素晴らしい循環が生まれ、プロジェクトを通じて皆様が幸せになることを心から願っています。

よろしくお願いいたします。