東亜酒造 羽生蒸溜所のクラウドファンディングページへお越しいただき、ありがとうございます。

清酒づくりで400年近い歴史のある東亜酒造は、20年ぶりにウイスキーの自社蒸溜に挑むべく、羽生蒸溜所を復活させました。将来的なお客様の見学コースやゲストルーム整備のため、このクラウドファンディングを立ち上げました。

ご支援いただきました方には、一先ず先に今しか味わうことの出来ない、蒸溜したての「ニューポット」をお届けします。東亜酒造 羽生蒸溜所の「新たな歴史の幕開け」を語る上で欠かせぬ一品です。

羽生蒸溜所がお届けする 未来のウイスキーの赤ちゃん

『地ウイスキーの東の雄』と言われていた東亜酒造 羽生蒸溜所の復活に際しまして、ポットスチルから蒸溜したての樽に入れる前の【ニューポット】をご提供いたします。このニューポットは、穀物の甘い香りが特徴の【ノンピート】と爽快感のあるスモーキーな香りの【ピーテッド】の2種類をご用意しております。また、今回限定でゴールデンホース【武蔵】【武州】の特別ラベル、ゴールデンホースのエンブレムを刻印したテイスティンググラスも2種類、ご用意いたしました。

ニューポットにはすべて、シリアルナンバーが記載されますが、番号をご指定いただくことはできません。

また、限定150個の【羽生蒸溜所竣工記念セット】には1～150番が記載されます。

※1～150番の番号につきましてもご指定いただくことはできません。

ウイスキーは、樽への貯蔵や調整を経て仕上がりますが、「ニューポット」とは蒸溜直後に得られたウイスキーの原液のことを指します。熟成し、琥珀色に色づいたウイスキーとは異なり、無色透明で、生まれたてのアルコールの鋭さが特徴です。

本プロジェクトでは、ノンピートと麦芽にピートの香りを纏わせたピーテッドの2種類のニューポットをご用意いたしました。

生まれたての鋭いアルコールの荒々しさの中に、ほのかな麦の香りが鼻に抜けます。熟成後の風味の片鱗が感じられ、この先を想像したくなるノンピート。

ピーテッドは、ノンピートに比べ、ややスモーキーな印象を受けるかもしれません。この先の3年後、5年後の琥珀色のウイスキーに思いをはせながら、ノンピートと飲み比べながらお楽しみください。

ゴールデンホース武蔵について

貯蔵年数の異なる複数のスコットランド産モルトをブレンドした味わい深い商品です。華やかで奥深い香りとそれぞれのモルトの特徴が顔を覗かせる複雑な味わいをお楽しみください。

ゴールデンホース武州について

3年以上熟成されたスコットランド産ブレンドウイスキーをベースに、スコットランド産モルトを併せ、オーク樽で熟成させた商品です。ふんわりと甘みある香りとバランスのとれたまろやかな味わいをお楽しみください。

オリジナルグラスについて

世界各地の名だたる蒸溜所のブレンダーも使用しているグレンケアン クリスタル社製のテイスティンググラス。

「羽生蒸溜所」の題字は、ゴールデンホースの武蔵・武州を手掛けていただいている書道家、白石玄雨先生の作品です。

清酒づくりで400年近い歴史のある東亜酒造が、20年ぶりにウイスキーの自社蒸溜に挑みます。経営不振で一度は操業停止したものの、主力の清酒がここ数年、国内外で高い評価を得て全国新酒鑑評会で金賞を受賞、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)SAKE部門でゴールドメダルを受賞するなど経営基盤も安定し、成果も出始めてきました。念願の蒸溜所再開へのめどが立ち、この度【羽生蒸溜所】竣工の運びとなりました。

経営基盤が安定したといっても、『地ウイスキー東の雄』と呼ばれていた当時とは異なり、時代も変わり、東亜酒造の知名度も決して高いものとは言えない状況です。良いものを作り、たくさんの方に美味しい、楽しい製品を届けたいという思いを社員は持っております。せっかく良いものを作っても、知っていただき、飲んでいただかないことには魅力は伝わりません。

この先、ウイスキーとしてお届けするまでには最低３年を要します。その間も、たくさんの方に東亜酒造を知っていただき、また新たな歴史を歩み始めた羽生蒸溜所の成長を皆さまと共に見守っていただきたいと考えております。

本来であれば、羽生蒸溜所で蒸溜し熟成させたウイスキーをお届けしたいところですが、まだ数年先となってしまいます。今回は蒸溜を開始した今だからこそ、味わっていただける一品として、蒸溜したての「ニューポット」をお届けします。

江戸時代初期の寛永2年（1625年）に埼玉県秩父市で酒造りを始めました。昭和16年（1941年）には創業の地、埼玉県秩父市から現在の羽生市に移転。

ウイスキー事業は、昭和21年（1946年）の製造免許取得から始まりました。当初は輸入したモルト原酒をブレンドした商品からスタートしましたが、やがて自製モルト造りに取り組むべく、昭和55年蒸溜所を建設。

創業地を名に冠した「ゴールデンホース秩父8年」をはじめ、ゴールデンホースは好評を博しました。ウイスキー市場の低迷にともない、羽生蒸溜所は2000年に操業を停止し、2004年にはウイスキー製造を休止。

「いつかは再びウイスキー造りを」との想いを秘めながら、雌伏の時期を過ごしてきました。その後、経営基盤を安定させるとともに、改めてウイスキー造りに挑戦することとなりました。

蒸溜所の再開にあたり、以前の羽生蒸溜所を【復活】させたいという強い思いで取り組んでまいりました。以前稼働していた時に従事していた社員が在籍していること。初代の蒸溜釜(ポットスチル)の手書きの図面が残っており、幸運にも以前と同じ製作会社に製造をお願いできたこと。様々な条件が揃ったことで、この羽生蒸溜所は再スタートを開始しました。

特にポットスチルは、その形状がウイスキーの味わいを決めるとも言われており、釜の形状、パイプの角度によって味が左右されます。

羽生蒸溜所のポットスチルは、部材の接合部を羽生市の名産、藍染を意識した藍色となっている点が特徴です。

これらの設計図を基に初代ポットスチルの形状に近づけていくため、銅板の成型から始まりました。

いよいよ、完成した蒸溜釜が2020年11月、運び込まれ、試運転等が行われました。

2021年1月、原料となる麦芽が届き、いよいよ本格稼働に向け動き始めました。

2021年2月、粉砕された麦芽がお湯と共に糖化槽に投入され、長い長いウイスキー造りの旅が始まりました。

2021年2月、関係者が見守る中、初溜釜での蒸溜が開始され、20年の歳月を経て、待ちに待った溜液が検度器から出始めました。

樽貯蔵も同じ敷地内で行うなど、20年前のゴールデンホースの味の再現にこれからも歩み続けます。

※この樽の写真は、充填前の写真となります。実際の貯蔵方法とは異なります。

2021年4月11日(日)：プロジェクト募集開始

2021年5月30日(日)：プロジェクト募集終了

2021年6月より：順次サポーターへリターン品の発送を開始

2021年9月までに、全サポーターへのリターン品発送を完了

※オリジナルグラス1脚の場合は、「羽生蒸溜所」漢字表記版と「HANYU DISTILLERY」英字表記版はお選びいただけません。

ニューポットにはすべて、シリアルナンバーが記載されますが、番号をご指定いただくことはできません。

①【限定100本】NEW POT 200ml瓶（ノンピート）1本

②【早割・10%OFF】限定30セット

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋オリジナルグラス1脚セット

③【限定100セット】NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋オリジナルグラス1脚セット

④【早割・10%OFF】限定30セット

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武州＋オリジナルグラス1脚セット

⑤【限定200セット】NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武州＋オリジナルグラス1脚セット

⑥【早割・10%OFF】限定30セット

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵＋オリジナルグラス1脚セット

⑦【限定200セット】NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵＋オリジナルグラス1脚セット

⑧【早割・10%OFF】限定30セット

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵・武州＋オリジナルグラス1脚セット

⑨【限定500セット】NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵・武州＋オリジナルグラス1脚セット

⑩【早割・10%OFF】限定50セット

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵・武州＋オリジナルグラス2脚セット

⑪【限定500セット】NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵・武州＋オリジナルグラス2脚セット

⑫【限定150セット】シリアルナンバー1～150番保証 羽生蒸溜所竣工記念セット

※シリアルナンバーは1～150番が記載されますが、番号をご指定いただくことはできません。

NEW POT2種（ノンピート・ピーテッド）＋ゴールデンホース 限定ラベル武蔵・武州＋竣工記念限定ラベルゴールデンホース武蔵＋オリジナルグラス2脚セット

これからの羽生蒸溜所の一歩を共に

今回の羽生蒸溜所復活に際し、お客様にお越しいただき、見学、商品の試飲や購入いただけるゲストルームも計画しておりましたが、コロナ禍で先行き不透明な状況であり、まずはものづくりを優先し復活させました。ご支援していただいた資金は、コロナ禍で断念いたしました見学者施設やゲストルームの整備費用に充当させていただきます。伝統ある新しい羽生蒸溜所は、ご支援いただいた皆さまと共に歩んでまいります。

伝統と革新にあふれる羽生蒸溜所

東亜酒造がウイスキー事業を休止する前から携わっている島崎。島崎はこれから伝統を引き継ぎつつ新たな蒸溜所を担っていくリーダーです。

復活を遂げた羽生蒸溜所を支える若き社員とともに、安心安全な商品作りに取り組みます。力強いフレーバーを併せもつ20年前のゴールデンホースを復刻させることを一つの目標とし、今まで培ってきた知識と自分たちにしか出来ないユニークさで新しい事にチャレンジしたいと思います。さらに華やかで明るいフレーバーにも取り組んでいきたいと、話す島崎。

この度はまず、蒸溜したてのニューポットをお届けし、いつの日か熟成したウイスキーを楽しみにお待ちいただけるように全社員で取り組んでまいります。その日までどうぞ羽生蒸溜所を温かく見守っていただけますと幸いです。

「羽生蒸溜所復活プロジェクト」プロジェクトメンバー一同