ファミリーミュージカル『スーパーカメVSスーパーウサギ』が名古屋で国内初公演！

皆さんは童話「ウサギとカメ」を知っているでしょうか？

今回公演が決定したのは、『スーパーカメVSスーパーウサギ』。

「ウサギとカメ」の続編を描いた、子供も大人も楽しめるミュージカル作品です！

あの有名な競争の後、ウサギとカメはそれぞれ異なる道を歩むことになります。

※原案となった韓国公演での一幕

競争に勝利したカメのクムリは「スーパーカメ」として一躍有名になります。

甲羅ファッションが流行し、映画の主人公になり、ついには銅像まで建つほどの人気者に。

しかし「みんなが自分の本当の姿を知ったらがっかりするのでは」という不安に苛まれ、「速く生きよう」というスローガンに縛られて自分を追い込んでいきます。

そんな彼が行き着く先は……？

※原案となった韓国公演での一幕

対して、予想もしなかった敗北に深く傷ついたウサギは「もう二度と走らない」と決意し、生まれつきの「走りたい気持ち」を必死に抑え込みます。

しかし偶然の出来事をきっかけに再び走る喜びを思い出し、他人の評価に左右されずに自分らしく生きることの大切さに気づくのです。

※原案となった韓国公演での一幕（シマウマ／左　と　タヌキ／右）

ウサギの熱狂的ファンだったタヌキ。それまでは終始、ウサギに憧れるだけだった彼ですが、物語終盤のかけっこ大会で

「今までずっと応援する側だったけど、自分も走ってみたい」

と自分の気持ちに素直に行動します。

タヌキはミュージカルオリジナルキャラクターですが、好奇心旺盛で一番自由に楽しく生きているキャラクターとして生き生きと描かれています。

本作の原作は、韓国の絵本作家ユ・ソルファによる『スーパーカメ』（2014年）と『スーパーウサギ』（2020年）。

チェンニクヌンゴム出版から刊行されたこれらの絵本は、絵が豊富で言葉がわからなくても楽しめる構成ながら、深いメッセージが込められた作品として注目を集めています。

改めまして、有限会社プランニング・シーンの子安英八と申します。

私はこれまで、歌謡ショー等のホールイベント主催や企画、ディナーショー等のホテルイベントにおけるタレント紹介・制作を手がけてまいりました。

今作『スーパーウサギVSスーパーカメ』との出会いは、韓国で初めて公演を観た時の衝撃から始まります。

お恥ずかしながら、私は韓国語がわかりません。にもかかわらず、作品の面白さがひしひしと伝わってきたのです。

ミュージカルというものは、歌・ダンス・ストーリーのバランスが重要なエンターテイメントですが、本作はそのバランスが絶妙で、テーマについても子供から大人まで楽しめる、「家族で見るミュージカル」にぴったりの内容です。

「これだ！」と思い、今回の日本語版の制作、公演を決心しました。

韓国語と日本語の違い、文化の違いを踏まえたうえで作り替えるのには苦労しましたが、出演者みんなで力を合わせて、多くの人に楽しんでもらえる作品に仕上げることができました。

夢を持つこと、挑戦することの大切さを伝える作品

「夢」という言葉が好きです。

というのも私自身、子供の頃にテレビでスポーツの国際大会を見て、漠然と「自分も出たい！」と夢を持ちました。

その結果、1984年、かつての子安少年は、ロサンゼルスで開催された国際大会の舞台にフェンシング日本代表として立っていました。

自分がそのような経験をしたからこそ私は、これからを生きる子供たちにも夢を持ってほしいと思っています。

だからこそ、これからを生きる子供たちにも夢を持ってほしいと思っています。

『スーパーカメVSスーパーウサギ』は、人それぞれが持っている個性を尊重しながら、その人らしさを持ったまま、夢に向かってチャレンジをすることの大切さを説く作品としても観ることができます。

この作品が持つこうしたメッセージが、子供たちや親御様にも伝わり、いつか“一歩”を踏み出すきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。

私は家族で見るミュージカル、すなわち「ファミリーミュージカル」を、日本で広めていきたいと考えています。

理由は、子供の頃から演劇や音楽に親しむ環境を作りたいからです。

もう何十年も前になりますが、私がミュージカルを観たのは中学生の時でした。あの時の感動が忘れられず、今もこんなことを仕事にしています。

このように、幼少期の文化体験は人生の財産になります。しかし今の日本ではホールを使った子供向けの本格的なミュージカルは驚くほど少ないのが現状。

確かに、子供向けのクラシックコンサートや歌のお兄さん・お姉さんのステージイベントなどはあります。しかし本格的なミュージカルは極めて珍しいのです。

この状況を変えるため、教育委員会や学校との連携も視野に入れ、子供たちの豊かな心を育てていきたいと考えています。

気軽に家族でミュージカルに出かける世の中を作るためには、何よりもまず「自分の住む町で観られること」が大切です。

だからこそ本作では、全国各地の自治体等からお呼びがかかればすぐに飛んでいけるように、極力コンパクトなチームで公演ができるように仕立てました。

今回のプロジェクトが成功したら、本作の全国公演や新しいファミリーミュージカルの制作を進め、音楽のある明るい家庭・明るい世界の実現に貢献していきたいと考えています。

子供は歌って踊って、大人は時に「う〜ん」と考え込んだりして楽しめる、素晴らしい舞台をお届けします。

皆様のご来場・応援購入を心よりお待ちしております。

ミュージカルの公演資金

プロジェクト開始：7月18日
プロジェクト終了：8月21日
リターンのお渡し：公演当日お渡し
※状況によっては後日配送する場合がございます。