【本べっ甲ピアス】～手作業で職人がひとつひとつ丁寧に作るアクセサリー～

江戸べっ甲 伝統の技術

本ページに興味をもっていただき有り難うございます。

河端べっ甲と申します。

皆さんはべっ甲と言うと、どのようなイメージをお持ちでしょうか？

高価な...ご年配のかたが...プラスチック？べっこう飴？

よく言われます！

そんなべっ甲に対するイメージを払拭するべく、様々な世代の方にもっとべっ甲の良さを知って頂きたく、今回シンプルで合わせやすいピアスをご紹介させて頂きます。

べっ甲とは？

べっ甲業は約400年におよぶ歴史をもつ伝統工芸産業です。

原材料となるのが、温かい海に生息するタイマイという亀の甲羅で、それを伝統的な技術によって加工し製品化していきます。

べっ甲の特徴としまして、天然素材であるため、同じ模様はありません。

その模様が種類分けされていて希少性も変わってきます。

基本的には色が薄く、透明度の高いアメ色が高級と言われています。

・白甲

褐色の部分が入らない白甲はとれる量も少なく、より高級なものとされています。

・トロ甲

赤っぽいまだら模様です。

・茨布甲（ばらふこう）

一般的にべっ甲柄と言われるまだら模様です。

・黒甲

色の濃い重厚な部位です。眼鏡や帯留め等に使用され近年、希少性は高く人気です。

同じ模様がないので、ここから更に材料としての価値が変わってきます。

■べっ甲の原型です

原型は艶もなくキズだらけです。

主成分は90％タンパク質なのでお肌にも優しいです。

また、その艶、手なじみ、軽さなども多くの方を魅了してきた要因です。

さらにべっ甲という素材は水と圧力で繋ぎ目なく、くっつけたり、曲げたりできるので制作の自由度が高く、捨てるところのない材料と言われています。

そこで今回、ほかの作品を制作したときに出た端材を余すことなく使用しピアスとして生まれ変わった商品を皆様にお届け致します。

端材とはいえ大切なべっ甲です。できる限り削り出しを少なく制作していくため、ひとつひとつ大きさや形に誤差が生じますが、柄を含め楽しみにして頂ければと思います。

■ピアスの原型となる三角の端材です。

ここからキズを取り成形していきます。

■成形し磨きをかけると

生まれ変わります！

そしてこちらをピアスにしていきます。

仕様

大きさ

べっ甲部 横10mm~1.5mm 高さ10mm~1.5mm 厚さ5mm前後

（様々な三角の素材を出来るだけいかして切り出していくため、大きさ、形は多少異なります）※正三角形ではありません。

ピアス金具部 14Kゴールドフィルド

スケジュール

応援購入して頂いた数に応じてひとつひとつ手作業で制作していきます。

できる限り速やかにお届けできるよう精一杯取り組んでいきます。

リターン品は8月20日より随時発送を予定しています。

（1日5～10個程度の発送予定）

最終発送、9月末予定

リターンについて

■【早割】～三角ピアス～ 黒 （白甲以外のランダム1セット）

定価8,000円→30％off→5,600円（税・送料込み）

上限数50

■【早割】～三角ピアス～ 白 （白甲 1セット）

定価12,000円⇒30％off⇒8,400円（税・送料込み）

上限数10

■【早割】～三角ピアス～ mix （黒と白の1セット）

定価10,000円⇒30％off⇒7,000円（税・送料込み）

上限数20

■【マクアケ限定】～三角ピアス～ 黒 （白甲以外のランダム1セット）

定価8,000円→15％off→6,800円（税・送料込み）

上限数100

■【マクアケ限定】～三角ピアス～ 白 （白甲 1セット）

定価12,000円⇒15％off⇒10,200円（税・送料込み）

上限数10

■【早割】～三角ピアス～ mix （黒と白の1セット）

定価10,000円⇒15％off⇒8,500円（税・送料込み）

上限数20

資金の使い道

応援して頂いた資金は、商品製作に必要な機材、べっ甲を広めるためのイベント、広告等に使わせていただきます。

実行者紹介

祖父の代から約80年続く河端鼈甲の森孝裕です。

約5年前、父親に師事し、べっ甲の世界に踏み入れてまず思ったことが、制作過程で、ま！いいか！これぐらいなら！と妥協したところが仕上げの最後の最後まで影響するということでした。べっ甲制作はとても繊細で一つの妥協も許されない。まさに伝統工芸の職人の技術を一から学んできました。

この素晴らしい腕を持った、べっ甲に限らず伝統工芸の職人さんたちの技術は絶やしてはいけないと思い、べっ甲の魅力を幅広い世代の方に知ってもらいたい。広くは古き良き伝統工芸の業界を知ってもらいたいと思い日々頑張っています。