今回の変更点　

「ツクル10テン」は去年の10月に発売し、今年の4月末で終売しました。

お陰様で約半年間で1000個近くを販売しました。

今回、得点チップを外し「ツクル10テンスタンダード」として生まれ変わります。

理由は、得点チップはスコアシートや他の得点チップで代替がきくからです。

スコアシートは4枚附属しています。用紙がなくなった際は、ダウンロードしてA4プリンターで印刷することも可能です。

前版「ツクル10テン」は税込3,960円でしたが、得点チップを外した「ツクル10テンスタンドプラス」は、税込2,200円とリーズナブル。

また様々なボードゲームで遊べる2WAYボードゲームスタンドを年末に発売しました。この2WAYボードゲームスタンドを持っている方や他社のカードスタンド・ボードゲームスタンドを持っている方なら、スタンド無しの「ツクル10テンスタンダード」税込1,980円がおすすめです。

そして箱やスタンドを収められる巾着袋も用意しました。「ツクル10テンスタンドプラス巾着付き」は税込2,970円です。

前版「ツクル10テン」を購入され、巾着袋もご希望の方は、このMAKUAKEで単体購入もできます。

そして、この度ご協力いただいたSUNNYBIRDさんと〈かぶけん〉さんとnillの３社で「ツクル10テン ボードゲーム大会を開こうキャンペーン」を開催する運びとなりました。

「ツクル10テン」の面白さをもっとたくさんの方に知ってほしい、実際に「ツクル10テン」で遊んでいただいて、楽しんでくださる方々の広がりが出来たら…そんな思いから、各地のボードゲームカフェ様に参加を呼びかけ、大会を開いてもらおう！という企画です。（年に複数回開いてもらう見通しです。）

〈かぶけん〉さんのお膝元である大阪では、オリジナルのステッカーを用意し定期開催されているお店もあります。ニルとSUNNYBIRDさんの地元・長崎でも、5月末新店OPENのカフェ〈SUNNYBIRD〉で開催する予定です。

こちらはニルver.の画像で、SUNNYBIRDさんと〈かぶけん〉ver.もあります。

また、語呂合わせで10月10日を「ツクル10テンの日」としてみました。

当日は全国のボードゲームカフェ様に呼びかけ、ぜひ「ツクル10テン ボードゲーム大会」を開催していただき、多くの方が楽しめる日にできたらと思っています。その際、各大会での優勝賞品は通常よりも豪華なものを構想しています。

ボードゲーム大会の優勝者には、非売品・特別限定色の「青のツクル10テン巾着袋」を贈呈。なので、ボードゲームカフェに青のツクル10テン巾着袋をさりげなく持って行くと『ツクル10テン大会のチャンピオンだ…！』と羨望のまなざしを向けられることも……⁉

さてここから、「ツクル10テン」のおさらいになります。

　プロジェクト概要　

名作「ツクルテン」は、数字タイルの赤と青1～7（各4枚）の56枚で遊ぶボードゲームです。手札7枚プラス1枚、合計8枚でいち早く《10》が作れたら勝利という、シンプルかつ奥深いルールでハマる人が続出しました。

今回そのツクルテンが『 ツクル10テン』（ツクルテンテン）に進化を遂げ
発売されることになりました。

基本的なルールはそのままに新たなタイルが追加され、さらに面白く！

ゲームの概要

数字タイル8枚の合計でちょうど《10》を作ることを目指します。
単純に合計するだけでは《10》を容易に作ることはできません。
3枚組の特殊コンボを用いて、数字タイルをうまくまとめましょう。

≪ 特殊コンボ ≫　数字タイルは以下の条件で数字1つにまとめられます。

●連続する赤の数字3枚組⇒その中でもっとも大きい数字

●連続する青の数字3枚組⇒その中でもっとも小さい数字

●同じ色の同じ数字3枚組⇒数字に関わらず「0」とする

今回、赤にも青にも化ける紫〈5、6、7、8〉の4枚（通称：テンテンタイル）と赤の〈0〉、合計5枚のタイルが追加されました。

新たに追加されたタイルにより比較的強い数字と弱い数字のバランスが取れ、面白さが倍増！

　製品化のストーリー　

「ツクルテン」 (紙製) の発売後に、アクリル製の「ツクルテンタイル」が発売されました。価格は「ツクルテン」の約10倍高い、税込25,000円。

とてもクオリティの高い製品ですが、価格が高く数量も限定されてしまい幻の製品となりました。

そこで、「ツクル10テン」は24mm×38mm×2.5㎜の木製タイルで、お求めやすい価格で製品化することを決めたのです。
価格は「ツクルテン」に、プレイスタイルは「ツクルテンタイル」に近づけようと努めました。

　商品の誕生秘話　

「ツクル10テン」は、「ツクルテン」におまけアイテムを追加しようというところからスタート。「ツクルテン」で遊んでいただき、その後、追加アイテムで「おまけ」として遊んでもらえればといったイメージでした。

（それだけ「ツクルテン」が完成度の高い作品だと感じます。）

おまけというのは、当初は赤・青の数字が1～7全てに化ける、ジョーカーのようなアイテムをつける予定でした。ただ実際に試遊すると、ジョーカーが強すぎてゲーム自体がつまらなくなってしまったのです。

数字は小さい数字のほうが比較的有利であり、青が赤よりもギミック的に有利な傾向があります。

そこで、赤にも青にも化ける紫〈5、6、7、8〉のテンテンタイルを1枚づつ追加することを閃きました。

本作では、赤の〈2〉が4枚と青の〈2〉が4枚、または赤の〈5〉が4枚と青の〈5〉が4枚で〈10〉を作る「ゴッドテン」という役が一番難易度が高いのですが、紫のテンテンタイルを追加することにより、少なくとも後者の〈5〉のみの「ゴッドテン」に関してはハードルを少し下げることに成功しました。

また、前述した青よりも少し不利である赤に〈0〉を1枚追加しました。

これによりゲーム全体のバランスが前作よりも整えられました。

赤の〈0〉は、連続する数字〈0、1、2〉→〈2〉としてまとめることができます。

一見便利な反面、例えば対戦相手がすでに7枚の手札で10を完成させている場合、不用意に赤の〈0〉を捨ててしまうと相手に上がられてしまいます。赤の〈0〉は毒にも薬にもなる魅力的なタイルとなりました。

紫のテンテンタイルと赤の〈0〉タイルが加わったことによって、名作「ツクル10テン」のプレイスタイルがさらに広くなりました。

　余談　テンとテンテンタイル　

「ツクルテン」の『テン』とは『10』（英語のten）の意味です。韓国版では「MAKE 10」（メイクテン)として販売されています。

そこで進化版となる「ツクル10テン」（ツクルテンテン）では、なにか新しいアプローチを試みようと、名前に繋がりのある動物の『テン』をメインモチーフにゲームデザインを進めました。

動物のテンは古くからキツネと同様に「化ける」との言い伝えがあります。

「ツクル10テン」で新たに追加された紫のテンテンタイルは、まさに『赤にも青にも化ける』ことが魅力。動物のテンはぴったりのモチーフとなったのです。

またテンの好物である山桑の実（ヤマグワノミ）をテンテンタイルのデザインに取り入れました。

製品詳細 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
商品名　ツクル10テンスタンダード
内容物　数字タイル61枚、親マーカー1枚（24mm×38mm）
　　　　ボーナス役表4枚、説明書1部
プレイ人数　2~4人
プレイ時間　20分~30分
対象年齢　8才以上
本体サイズ　14cm×15cm×1.7cm（外寸）
重さ　約305g

＜注意事項＞
木製チップは、2.4cmx2.4cm程度の小さい木製チップです。
誤飲により、のどに詰まらせる可能性があります。
プレイ中は乳幼児を近づけないでください。

乳幼児の手の届かないところに、本商品を保管してください。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

＜FAQ＞

Q.初期不良を確認した時にはどうしたらいいですか？

A.商品には万全を期して製作しています。

　しかし、万一、不良があった場合、購入から1週間以内にご連絡ください。

　代替商品もしくはパーツをお送りします。

＜スケジュール＞

商品の発送は7月1日より随時発送します。

2025年7月20日までにお届け予定。

＜実行者紹介＞

株式会社ニルは、麻雀卓ケースカバーや麻雀用品や全自動麻雀卓の販売をする長崎の会社です。 前回、麻雀風ボードゲーム　「ツクル１０テン」でMAKUAKEデビューしました。 今後は、木製タイルを使った面白いボードゲームや麻雀ゲームを開発していく予定です。