【贅沢な国産シルク100%、なのに洗える】毎日着たくなる極上の肌触りニットロンT

これまで私達はMade in JAPANのシルク製品にこだわり挑戦してきました。

●シルクスウェット・プロジェクト

コロナ禍でStay Homeでもっと安らげるスウェットをシルクで提案

●シルク100%ニットストール・プロジェクト

首をやさしく包み込む、ニットの機械で薄く編み込んだ「フワトロ感」ストール

●シルク100%ニットストール・プロジェクト２（～11月29日)

「OMOTENASHIセレクション」受賞を機に、新色を加えた第二弾

たくさんの応援どうもありがとうございました。

皆様の応援を力にして、更なる絹糸を追い求め、更なる編地を追い求め・・・

試行錯誤を繰り返し　遂に

少し長くなりますが、説明させてください。

まずは明治から続く糸

明治期、日本の近代化を支えた群馬の絹糸。

1872年（明治5年）,官営模範製糸場「富岡製糸場」が建設されました。

生糸はフランスなど欧州で需要が高く、外貨を得るための重要な産業。

「高品質な国産生糸」を安定的に生産する拠点となりました。

群馬は古くから養蚕（ようさん）が盛んな地域で、
・寒暖差が大きく桑の栽培に適していた
・清らかな水と湿度が養蚕に向いていた
・勤勉な農家が副業として養蚕を支えた
という自然条件と人の努力が結びついていました。

明治後期には、日本の生糸は世界市場シェアの約80%を占めるまでに成長。
群馬で紡がれた絹糸はフランス・イタリア・アメリカへ輸出され、
日本の外貨収入の約40％を支える主力産業となりました。

つまり、群馬のシルク産業こそが
日本の近代化を経済的に支えた「原動力」だったのです。

そして・・・

群馬が開発した新しい蚕品種を、碓氷製糸で丁寧に紡がれた特別なシルク生糸「なつこ」に、東洋紡糸工業が開発した特殊技術で加工された100%シルク糸

それが・・・

群馬からはじまった日本のシルクの物語。
その美しさと技術は、時を経て、現代の私たちの暮らしへ。
かつて特別だった絹を、いま再び、日常に取り戻します。

-シルクの特性として-

美しい光沢 （プリズムのように光を反射するため）

肌触りの良さ （繊維が細いため）

夏涼しく、冬暖かい （熱伝導率が低いため）

素肌に優しい （人間の肌に似た18種類のアミノ酸で構成）

静電気が起きにくい （保湿性が高いため）

紫外線を抑える （繭の中の蚕が紫外線を浴びないように守る効果）

細かい説明の前に、飽きられないように製品の紹介をさせてください。

シルクのなめらかさ、吸放湿性、体温調整機能で
365日心地よく。オンにもオフにも似合うニットTシャツ。

●正面

※同一サイズ商品を男女で着用しております。

●側面

※同一サイズ商品を男女で着用しております。

●背面

ゆったりとしたビッグシルエットが、
日常に抜け感と静かな高級感をプラス。

男性モデル：身長177cm 普段の洋服 Lサイズ

Mサイズでジャストサイズ。オーバーサイズでゆったり着たいならLサイズがオススメです。着た感じは滑らかなシャリ感で、編地がシッカリしてるのに落ち感がきれいなのが、さすがシルクだと思います

女性モデル：身長153cm

Mサイズでオーバーサイズでゆったり滑らかな着心地です。Lサイズはかなり大きいのですが、しっとり落ちる感じで着られてる感じはなく色々着回しできそうです。

●両手を広げた感じ

●袖

●部分拡大

いよいよ製糸の詳細説明です。

富岡製糸場の『生きた後継者』として明治から続く製糸技術を今も受け継ぎ、日本の風土が育てた繭を、職人の手で糸へと紡ぐ。
一粒の繭から丁寧に糸を引き、国内でしか出せない光沢と肌ざわりを実現させる。
この製品に使われるシルクは、確かな職人の手仕事が生み出した『ほんものの国産絹糸』です。

そんなこだわりの糸を紡いでいただいているのが・・・

碓氷製糸株式会社　（群馬県安中市）

かつて『繊維のダイヤモンド』と呼ばれた繭を、『繊維の女王』と呼ばれた『シルク』にすることができる工場は、現在日本国内ではほとんど残っていません。
そのわずかな灯を、碓氷製糸㈱は守り続けています。

日本の風土が育てた繭を、職人の手で、糸へと紡ぐ。

昭和の自動繰糸機が、今も美しい糸を生む。

時代を超えるぬくもりが、あなたの肌に寄り添う。

● 碓氷製糸株式会社の製糸工程です。

そして・・・

守り続けてきた技術で新しい絹糸が生まれる。

高温・多湿の環境でも繭（まゆ）を比較的安定して形成できるため、夏時期の蚕飼育におけるリスクを軽減する優れた適応性を有しています。

出荷された繭から引かれる生糸も、群馬県の「ぐんまシルク認定制度」において、オリジナル品種として「なつこ」がリストに含まれており、品質・トレーサビリティの観点でも価値が認められています。

大切に紡がれた良質な絹生糸と新しい技術が融合する

守り続けている物がある

それに未来へつながる最新技術が加わる

碓氷製糸㈱が丹精込めて作り上げたシルク生糸「なつこ」を更に進化させる。

「創業1879年」「140年以上の紡績歴」「シルク・カシミヤの老舗」

日本国内でも有数の紡績糸（カシミヤ・ウール・シルクなど天然繊維を中心）および関連製品の企画、仕入から生産、販売までを一貫して手掛けている老舗紡績メーカー。

東洋紡糸工業　株式会社　（東京都中央区）

シルク糸を更に扱いやすく進化させた技術

●ウオッシャブル・シルク

●ノープラスティック

マイクロプラスチック問題は世界的に大きな課題となっています。主に人工芝や敷物、マット、何より衣料品の合成繊維などから発生すると言われています。合成繊維の服の一回の洗濯で70万～120万のマイクロファイバーが放出されている可能性があり、海洋マイクロプラスチック全体の35％を占めると言われています。シルクは天然繊維ですが、一般的なシルクのウォッシャブル加工は石油由来の樹脂を使用しているため、ほぼ合成繊維のような仕様になってしまっています。

●絹鳴りの解消・白化の軽減

シルクは繊維の断面が三角形で表面が凸凹です。その表面を「MAYUCA」で均一化し、滑り、曲がりやすさが改善され、編みやすく扱いやすい糸になりました。

そして「MAYUCA」による繊維の形状安定効果から、ひび割れが抑えられ白化現象を軽減することができました。

碓氷製糸㈱の絹生糸×東洋紡糸工業㈱の加工技術の掛け算で出来上がった絹糸

そして舞台は新潟へ

贅沢な絹糸をどうやって製品化するのか

「ミラノリブ」とは？

ミラノリブは、リブと袋編みを組み合わせた密なダブルニットの編み組織。平らで張りのある表面が生まれるため、着たときのラインが美しく、適度な重みとドレープが出て、形崩れしにくいのが特徴です。

海外ラグジュアリーブランド等でジャケットなどのシッカリした素材感を表現する際によく使われる製法で、その滑らかで品格のある表情が、光を受けたときのシルクの光沢をいっそう際立たせます。

しっかりとした“張り感”で、着たときに体型を拾いすぎず上品に見せるとともに、横方向の伸びは抑えられつつ回復性が高く、洗濯・着用を繰り返しても形が崩れにくいのが特徴です。

NATSUKO（群馬生糸）× ミラノリブ の相乗効果

群馬産の長繊維「NATSUKO」を、ミラノリブの編み組織で編むことで、シルク特有の滑らかさと上品な光沢を保ちながらも、衣料としての安定感・着やすさを両立させました。さらに東洋紡糸のプロテインコーティング「MAYUCA」により、絹鳴りを抑え、白化や摩耗を低減して家庭での洗濯（ウォッシャブル）にも対応しています。これにより“高級感”と“デイリーケア性”という相反する価値を同時に実現しています。

素材にこだわりミリ単位でクオリティにこだわる「大切な一枚」を作り上げるのが・・・

シルク糸「NATSUKO」を製品にしていくのは、創業昭和40年の老舗ニット製造メーカー

過去のプロジェクトでもこだわりの製品を仕上げてくれている

株式会社 オヤナギファッション 　(新潟県加茂市)

「ただ編めばイイってもんじゃないんですよ！」と今井氏は言う。

着心地・肌触り・シルエット・光沢を追求し、シルクを活かすためにあえて時間とコストの掛かる「ミラノリブ」を選択。

群馬産絹糸が、こうして形になっていく・・・。

優しい肌触りと光沢を表現するため綿密にプログラムされた機械が回り始める。

ひとは、糸のように。

糸を紡ぎ

人の心と心を紡ぎ

過去と現在、そして未来を紡ぐ

時代を超えても変わらない「日本の心」を次の世代へ
これからの日本に、もう一度、丁寧に紡いでいきます。

シルク100%ニットロンT

サイズ：M・L　（男女兼用)

カラー：ホワイト・ブラック

素材：シルク（絹）100%　群馬産

製造：日本　（新潟)

Made in JAPAN

「人をダメにするフワトロ質感」シルク100%ニットストール・プロジェクト

「人をダメにするフワトロ質感」シルク100%ニットストール・プロジェクト

●　サイズ感イメージ

「Mサイズを着てもフィット感はなくゆったり着れます。Lサイズはオーバーサイズでですが、素材のせいか、シトっと落ちる感じで着られてる感じがしないです。」

「普段はLサイズですが、Mサイズがチョットゆるめのジャストサイズです。上質さを楽しみたいので、バフっと楽に着るLサイズがお気に入りです。」

着た時の肌触りが素晴らしい。どちらもオーバーサイズですが、あえてLを着て光沢と落ち感のドレープを楽しみたくなります。

光沢と肌触りが「上質」と実感させられます。

糸の背景や歴史、加工など聞くと、余計に価値観が高まります。

Lサイズは袖を二巻きしてから上にまくるとキチッとおさまりました。

●　お洗濯方法

プロテインコーティング「MAYUCA」が扱いが難しいと言われた「シルク」を身近にしました。

たたんでネットに入れる
服をたたんで洗濯ネットに入れる。汚れの目立つ部分が外側にくるようにすると効果的です。

手洗い・ドライコースで洗う
おしゃれ着用の洗剤を入れ、「手洗い」「ドライ」モード等やさしく洗えるコースで洗濯する。好みで柔軟剤を入れてもOK。陰干しで乾かしてください。

●　保管方法

風通しが良く湿気の少ない場所で、直射日光や蛍光灯が当たらない場所に保管してください。長期保管の場合は防腐剤の使用をおすすめします。

ブランド名は、かつて仲間と卸小売の個人事業主として1998年に創業した「エレガレア」という屋号を使わせていただいております。

まだスマホもない時代。PCのオンラインショップを開設し、売出し中の楽天市場に出店しバッグや小物を、暖かいお客様に囲まれて楽しく販売させていただいておりました。

当時の若き熱い思いを忘れたくないという意味も込めて・・・

※碓氷製糸㈱より、来年の３月より諸事情により使用する絹生糸を値上げせざるを得ないというお知らせをいただきました。

糸値が値上がりした場合、現在の価格で販売するのが不可能になり製品上代も値上げせざるを得ない状況です。

それでなくても決してお安い製品ではありません。この価格でご提供できる最後のチャンスかもしれません。ご検討ください。

この度のプロジェクトは、碓氷製糸さんと東洋紡糸工業さんが、とてつもなく良い糸を作ってくれました。

国内でも数少なくなっている製糸工場で、繰糸の機械も昭和の導入から大切にメンテナンスをして使い続けています。繭から糸をくくるその機械は「ニッサンHR型」。

そうです。あの日産自動車は、生糸の繰糸機械を作っていたのです(現在は、やっていませんが)。かつてのモノづくりにこだわる日本人の心意気がガンガン伝わってきませんか？

碓氷製糸さんの魂の絹生糸に最新技術のプロテインコーティング「MAYUCA」を施したのが日本にカシミアを広げた第一人者、東洋紡糸工業さん。原材料や製法に関しては完全非公開で画像も不許可でした。

デリケートなシルクを風合いはそのままで日常使い出来る加工は、これからのシルクの販路に革命的な変化を与えるはずです。

そしていよいよこの素晴らしい糸をロンTに仕上げるにあたり、オヤナギファッションの今井氏と何度もサンプルを作ってみたのですが、どうにも納得がいかなくて悩んでおりました。

そこで以前お世話になった尊敬するデザイナーの方に相談したところ(以下　デ)

デ：「そんな素晴らしい糸を使うなら、絶対ミラノリブよ。作ってごらん」

私：「でもミラノリブなんてコスト上がっちゃいますよぉ。それでなくても糸値高いのに・・・」

デ：「良いロンT作りたいんでしょ！ブツブツ言ってないで作ってみなさい！！！」

私：「ハ！ハイ！！！大至急作ってもらいます！！！」

っていう流れで完成したのがこのシルク100%ニットロンTです。苦笑

気合い入れていただいたおかげで満足できる一枚が出来上がりました。

しかし良い糸を使い、糸をたくさん使ってシッカリ編み込んだこだわりの製品ゆえにコストも高いのが現実です。

その今でも高額な糸値が、来年の3月から値上げの可能性が出てきております。糸を通常よりもたくさん使うミラノリブ編みのせいもあり、高額になってしまって恐縮していたのに。

更に！！って感じです。誰も値上げなんかしたくない。値上げせざるを得ない昨今の物価高や諸事情が原因です。

今回のプロジェクトに関しての糸は確保済みですが、それ以降は不透明です。

現在でも海外一流ブランド並みのプライスですが・・・

現在の価格で提供できるのが最初で最後かもしれません。

また活動レポートでご報告します。

Q1) 洗濯方法は？

A1) 前述しております通りウォッシャブルシルクなので、ホームクリーニング可能です。

必ず畳んで洗濯ネットに入れて、「ドライ」若しくは「手洗い」モードで洗ってください。洗剤はおしゃれ着用洗剤を使用、柔軟剤もOK。陰干しで乾かしてください。

Q2) 保管方法は？

A2) 風通しが良く湿気の少ない場所で、変色を避けるため直射日光や蛍光灯が当たらない場所に保管してください。長期保管の場合は防腐剤の使用をおすすめします。

Q3) 毛玉は出ますか？

A3) ミラノリブのシッカリした編地は毛玉になりづらいとは思いますが、摩擦の多い部分に関して個人差はありますが毛玉になる可能性は否定できません。カシミアや他のやわらかい天然繊維と比べれば、毛玉は出にくいとは思われます。

Q4) 返品対応は？

A4) 一枚一枚厳重に検品してから発送させていただきますが、原則として商品到着から7日間以内に限り、初期不良の返品、交換対応を致します。

Q5)敏感肌なのですが大丈夫ですか？

A5)個人差はありますが、シルクは18種類のアミノ酸で形成されていて、限りなく人肌に近いと言われています。天然繊維の中でも特に敏感肌には強いと思われます。やさしい肌触りです。

Q6)大柄な男性ですがサイズ感は大丈夫ですか？

A6)撮影している男性は身長177cm体重70kgです。通常Lサイズ着用ですが、Mサイズで少しゆとりのあるジャストサイズでした。Lサイズだとオーバーサイズでゆったりスタイリングを楽しむ感じです。

参考までにMサイズのサンプルを60代のお腹の立派な少し太めの男性に試着していただきましたが、ピッタリジャストなロンTな感じだったのでLサイズをオススメしました。

Q7)ギフトラッピングは可能ですか？

A7)可能です。個別にメッセージいただければ対応させていただきます。

この度のプロジェクト実行者の宮川です。

私は札幌市生まれで、札幌大学卒業後アパレルメーカーを転々とし30歳で輸入雑貨バッグ輸入・卸・小売で独立開業。10年後親族に譲渡し再度某アパレルメーカーに入社。その会社で今井氏(写真)と一緒に働いておりました。

その後、今井氏(写真)は新潟で家業を営んでいたニット製造メーカー㈱オヤナギファッションを継承するため退職。私も2019年に退職しアパレル卸・小売・WEBマーケティングの株式会社REASONの代表取締役として現在に至ります。

2020年から続いた新型コロナウイルス騒動で先の見えない日々を過ごし、ようやく落ち着いてきましたが、ファッション業界においてはコロナ前とは明らかに違う不安定な状況が続いております。

前回のプロジェクトでもお話した「今までと同じ事をしてたら滅びる。」

この思いは変わっておりません。

「国内生産の良質な素材を国内で丁寧に作り、その価値を共有していただけるお客様にお届けし、みんなで笑顔になれるスタイルを作り上げる。」

今回のプロジェクトもこの思いで碓氷製糸様と東洋紡糸工業様にご賛同いただき、Made in JAPANの素晴らしい一枚をお届けしたく企画・製造させていただいております。

前回同様予算の都合上、恥ずかしながら自らモデルになりたくさん写真撮影をして、シルクの着心地を再度確認しました。

その上で商売っ気タップリで言うのではなく、「着心地ハンパないです！！」是非この喜びを皆様と共有したい。「光沢もハンパない」「シトっと落ちる感じもハンパない」です。

私を信用していただけると幸いです。どうぞよろしくおねがいいたします！

最後に私の数々の無茶な要望に丁寧に応えてくれて、良い製品を作りたいと言う思いがガンガン伝わってくる㈱オヤナギファッションのスタッフの方々。

突然の電話やお願い事にも関わらず、親切に対応していただいた碓氷製糸㈱ A様。

糸の打ち合わせで訪問しているのに、ついつい脱線して全く関係ない話でいつも盛り上がっていた東洋紡糸工業㈱　H様　T様。

編地やデザインの良きアドバイスをいただいたデザイナー　A 様。

低予算でイイ写真を撮影してくれた友人のカメラマン　グレイ。

「必ず売れるからやってごらん！」といつも応援してくれる取引先の方々。

忘れてはいけないのが、今回も撮影に引きずり込まれた私の妻と娘。

そしてこのプロジェクトを実現させてくれたMakuakeのF様。

プロジェクト準備へのご協力心より感謝しております。どうもありがとうございました。

※Makuakeから個人名はNGと言われて、頭文字表記です。