『このプロジェクトを始めたきっかけ』

はじめまして。大城 泰博(おおしろ やすひろ)です。私は徳島の町に住んでいます。

和歌山市出身の私は、高校時代からバックパッカーとして日本中を一人旅してきました。バイトをして貯めた少ない資金での旅のなかでゲストハウスと出会いました。旅先での体験、ヒッチハイクや相部屋で一緒になった人々との交流が大切な思い出です。

大学進学というきっかけから、徳島の町で生活を始めて10年の月日が経ちました。私はこの町が大好きです。活気ある徳島の人々が温かく受け入れてくれているような気がします。徳島に来て多くのことを経験できました。たくさんの人と出会いました。

徳島文理大学の軽音楽クラブ「HOTSTAFF」部長としてイベント企画・運営。鳴門市のNPO法人「miniれすぱいと」での障害者(児)余暇活動サポート。「徳島県レクリエーション協会」でインストラクター資格取得を目指し、講習や活動に参加。地域運営の児童クラブで指導員として勤めながら、少年サッカークラブの指導に携わる。これらの地域コミュニティ活動を通じて、徳島の町の魅力を感じ、全国の人に徳島の町の活気ある様子や、地元の人々の温かさを伝えたいと思うようになりました。

『徳島の町に 旅人の集まる 交流型の小さな宿、ゲストハウスをつくりたい。』

【阿波踊り・アニメのマチ・水都とくしま】など、さまざまな表情を見せるこの徳島の町にはたくさんの魅力があります。この魅力を全国に発信できたら素晴らしいことだと思っています。

徳島で生活をしていると、お遍路さんによく出会います。「四国八十八箇所」の巡礼は世界的に知られ、徳島は巡礼のスタート地点となります。旅の途中、お遍路さんは宿坊や休憩所で泊まり、身体を休めます。四国地方には旅人に対する「お接待」の精神があり、一人旅や長旅の方には親切にし、温かく見守るという考えが根付いている地域だと思います。お遍路さんを見つけるたびに、自身の旅の思い出がよみがえり、ゲストハウスのことを思い出すことがありました。

「そういえば、徳島の町にはゲストハウスがないようだな。」調べてみたら、四国の徳島県以外の３県(香川県・愛媛県・高知県)には県庁所在地の市内にゲストハウスがあります。もし、徳島市内にもゲストハウスができたら、旅行者の方にもっと気軽に徳島の町に遊びに来てもらえるのではないかと考えるようになりました。

「そうだ、自分がつくろう。徳島市内初となるゲストハウスをつくろう！！！」

高校生の頃から日本中を一人旅した自身の経験から、たくさん思い入れのある「ゲストハウス」という、交流型の宿をつくることを思い立ちました。

そこで．．．

徳島 Guest House Project 【 uchincu  (うちんく) 】　を始めました。

小さい宿がいいな。自分ひとりでも営業できるぐらいの規模にしよう。自分の家に友人を招くようなおもてなしで迎えて、気軽に全国の旅行者の方に泊まりに来てもらいたい。

uchincu(うちんく) とは...徳島の言葉（方言）で 「私の家」 という意味です。

「徳島の町に遊びに来た人が、自分の家のようにゆっくりできる宿にしたい」という願いから名付けました。開業するゲストハウスの店名も同じく【uchincu（うちんく）】になります。

『徳島 Guest House Project 【uchincu】　これまでの歩み』

2014年　徳島市

夏のはじまり．．．ゲストハウス開業を夜な夜な考える。

夏のまんなか．．．プロジェクト　スタート！(ブログ・フェイスブックを始める)

　　　　　　　　　　　　　　　　アメーバブログ　http://s.ameblo.jp/uchincu　　　

                                  　　　 プロジェクト詳細ブログ  http://uchincu.exblog.jp

　　　　　　　　　　　　　　　　FBページ　https://www.facebook.com/uchincu

お盆期間中．．．徳島市内阿波踊り会場にて広報活動　＆　ニーズ調査

阿波踊り期間中、プロジェクトを宣伝するために製作した看板やTシャツを掲げて、広報活動やニーズ調査を行いました。

たくさんの地元の方や、観光客の方に話しかけていただきました。　　　　　　　　　　　　　「ゲストハウスってなに！？」や「おもしろそう！楽しそう！」との声に勇気が湧きました。ゲストハウスの認知度はまだまだ低いようですが、「交流型の宿」というコンセプトに共感するという声をたくさん聞くことができました。

その後、行政相談(保健所、消防署、市役所) スタート。何度も通って相談を重ねました。「事業計画概要」を作成し、自分の企画を伝え(訴え続け)、ご協力をいただけるようになりました。親身になって話を聞いてくださった担当の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

夏の終わり．．．本格的に、物件探しスタート

最初はインターネットや不動産情報誌をつかっての物件検索から始めました。なかなか条件に合う物件を見つけられず、一軒一軒不動産屋をまわることにしました。プロジェクトの概要や事情を説明するもなかなか上手く伝わらないこともたくさんありました。そこで、「事業計画書」を作成しました。ゲストハウスの紹介や申請書類の説明、営業時収支計画報告書などです。文書として起こしたことによって、説得力が増したのでしょうか。その後、何件か話が進み、大家さんに紹介していただけるところまでいきました。しかし、なんとか紹介していただいた物件も設備面や条件面で断念となることが続きました。

２９件もの不動産会社をまわりましたが、なかなかゲストハウスとして開業できる物件に出会えない日々が続きました。腰をすえて長期的にゆっくり探していこうと考えていたとき．．．ある一軒家が目に入りました。早速、不動産屋さんに連絡。30件目となるその不動産屋で、ついに．．ゲストハウスが開業できる理想の条件が揃う物件と出会うことができました！不動産屋の方もとても応援して下さり、大家さんがプロジェクトにご理解、ご協力頂けることになりました。事業計画書に沿ってこのプロジェクトを説明し、契約条件や改修工事について話し合いを重ねました。こんなに理想通りの物件が見つかったことを本当に嬉しく思います。この出会い、ご縁を大切にしたいと思います。

立地も建物も【uchincu】のイメージどおりです。キューブ型の小さい建物でかわいいです。開業に向けて、この一軒家をゲストハウス【uchincu】仕様に改装していきます。

その物件は徳島市中心街からすぐ近くの場所にあります。徳島の町を周りやすい！　　　　　　～JR徳島駅から徒歩20分　(最寄りのJR阿波富田駅から徒歩3分)～

『クラウドファンディングで資金を集め、イメージどおりの内装に！』

２０１５年春（４月１日）のOPENに向けて、活動中の徳島Guest House Project【uchincu】です。企画開始から約3ヶ月が経ちました。開業計画は進むものの、資金集めなどの事前準備期間がほとんどありませんでした。現在は地域の児童クラブ職員として勤めておりますが、ゲストハウス開業の為、平成２７年春で退職となります。しかし、計画どおりに開業する為には資金が十分ではありません。今回、物件の内装改修・備品調達にかかる一部の費用をご支援頂きたく、クラウドファンディングMakuakeに挑戦させていただきました。

現在の物件の状況はというと...元々飲食店として営業していた内部は未改装の状態です。厨房などを取り払い、壁も外してしまっている様子で、鉄骨の骨組みがむき出しになっています。水まわり工事や壁貼りなどの基礎部分の改修は大家さんが行って下さることになっています。

基礎工事終了後、ゲストハウス開業のため内装改修が必要となります。入居し始めてから、真っ白の空間(部屋)にいろいろな色(特色のある雰囲気)をつけていきたいと思っています。ご支援いただいた資金をもとに、ゲストハウス【uchincu】のイメージ通りの内装をつくっていきたいと考えています。

［資金の内訳］

目標金額　　　￥４００,０００

【内装費】　　　￥200,000　内装改修費用(装飾・ペイント等)

【備品費】　　　￥120,000　家具などの備品購入費用（ベッド・ソファ等）

【手数料】　　　￥80,000　※クラウドファンディングの利用手数料が20％かかります。

『 とくしま Guest House　【uchincu】 ・  内装イメージ図　』

『とくしま Guest House 【uchincu】　営業内容について』

徳島市内に、とくしま Guest House【uchincu】がOPNEします。誰でも気軽に立ち寄れて、徳島の町の魅力を全国に発信できるような宿にしたいと考えます。※２０１５年春 （４月１日）開業

◎【uchincu】は旅行者交流型の宿である、ゲストハウスとして営業します。素泊まりで低料金の旅人に優しい宿です。ドミトリーと呼ばれる相部屋方式になります。(男女混合相部屋一室、女性専用相部屋一室。宿泊時には２段ベッドの１スペースを割り当てます)

ゲストハウス【uchincu】 　　営業時間　　IN16:00～ 　OUT～10:00　

[宿泊］　素泊まりドミトリー(男女混合部屋・女性専用部屋)１泊￥2,800(貸タオル付き￥3000)　※宿泊者数状況によって宿泊部屋を貸切にできる場合があります。(2名部屋・4名部屋)　希望のある場合はご予約時にご相談ください。

[設備について]

宿泊用寝室　二部屋(男女混合部屋・女性専用部屋) 　※貸切以外は相部屋

二段ベッド(1スペースが割り当てられます)　寝具完備　

リビング、トイレ、シャワー室、洗面台、洗濯機※全て男女共同利用となります。

飲食物持ち込み自由　(調理場はありません)　

★宿泊定員5名の為、貸切がとりやすい宿です。グループでの旅行やお泊り会、サークル活動、ホームパーティなどのイベント利用にもおすすめです。

◎ゲストハウスの共有リビング部分を使用して、【uchincuオープンリビング】を営業します。宿泊客以外にも地元の人が来店され、たくさんの人が交流できる店にします。(※オープンリビングとは．．リビングフロアを居場所として自由に利用できます。定期的にワークショップなどのイベントも開催されます。)

オープンリビング【uchincuLIVING】　　　営業時間　 OPEN16:00　 CLOSE24:00

[利用について］　

共有リビング自由利用　{１名様料金}　3時間￥500　フリー(最大８時間)￥1000

リビングで自由に過ごすことができます　(漫画、雑誌、TV、Blu-ray、テーブルゲーム)

滞在中の旅行者との交流や、ソファでお家のようにゆっくりとくつろぐことができます。

◎その他にも、いろいろなイベントを企画していきます。昼の時間を利用してワークショップ(BandMusicや手作り小物の教室など)を開催します。

【Makuakeをご覧の皆さんへ】

★今回、Makuakeでご支援いただいた方限定（リターン宿泊チケット）で宿泊の特別先行予約を受け付けます。G.W.やお盆期間などの混み合う時期の予約には特におすすめです。※一般予約開始は専用HP開設後となります。(２０１５年３月開設予定)

人と人とが出会い、交流することで繋がりが生まれる。繋がりが重なり合って大きな輪となる。【uchincu】を訪れることから始まるコミュニティを創っていきたいです。

【uchincu】は、旅行者同士の交流の宿。地元の人と徳島を訪れた人が交流できる場。みんなが自分の家のようにゆっくり落ち着ける空間をつくっていきます。

『 プロジェクトを応援、協力してくれる仲間をご紹介します 』

[Project Supporter] 

左上．．【元木 英津子】イラストレーター【ette】。イラスト、画像、動画素材作成を担当。 

　　　　　『　ette　 http://ettechan.jimdo.com/   』

右上．．【岸上 夏奈】動画編集を担当。uchincu特製シロップ用すだち買付け協力。

左中．．【大城 紀登】SNSアドバイザーとして広報活動の協力。家具買付け協力。実弟。

右中．．【福間  一貢】動画挿入曲の提供。徳島を拠点に楽曲制作やLIVE活動を行う。

　　　　　『 〔uchincu〕プロモーションビデオ 挿入曲　：　「 名前 」　

　　　　　　 kano　https://myspace.com/kanohere     http://twitter.com/kanohere　』

左下．．【鈴江　正典】イベント企画協力。サークル[Tokushimaシャボン玉の会]主催。　

右下．．【三村　和子】イベントサポーター。「HOT STAFF」メンバー。アルパカが好き。

[Special　Thanks]

【堀之内 翔】．．大学時代を共に過ごした親友。日本各地を一緒に旅した。学生時代の堀之内宅はみんなが集まる場所だった。現在、彼の地元である鹿児島県在住。

堀之内　「大城とは本当に多くの時間を共に過ごしました。お互い、一代違いのHOTSTAFF部長としてクラブ運営を助け合いました。鹿児島から【uchincu】九州地方宣伝部長としてプロジェクトを応援しています。頑張れ、おおしろ。」

たくさんの仲間に支えられてここまで来たことを、実感します。みんな本当にありがとう。

『 たのしいがいっぱい！徳島の町をご紹介 します 』

【 徳島市 阿波踊り 】　徳島の町が一番熱くなる４日間。有名連の踊りは必見です！

なんといっても、全国的(世界的！？)に知られる阿波踊りはお勧めです。毎年お盆期間(8月12日～15日)に開催されます。「連」と呼ばれるグループごとに個性があり、踊りや表現方法も様々です。あなたもお気に入りの「連」を見つけてみましょう。初心者や観光客の方に向けて、踊りを教えてくれる「にわか連」に参加するとより一層楽しめます。阿波踊りの合言葉は、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃソンソン！」　さあ、みんなで一緒に踊りましょう。(私、大城は本格的には踊れませんが、いつも見よう見まねで踊ります)

徳島市内では毎月のように様々なお祭り、イベントが開催されています！楽しいこと大好き。お祭り好きの県民性ですね。「マチ★アソビ (アニメ, 漫画, ゲーム,コスプレ などのサブカルチャーイベント)・はなはるフェスタ・吉野川フェスティバル・たぬきまつり・とくしま水都祭・徳島LEDアートフェスティバル・徳島ひょうたん島博覧会・しんまちボードウォークパラソルショップ・とくしまマラソン　そのほかにもたくさんあります」

【水都とくしま】　徳島の町には、水の流れと静かな時間があります。

「新町川水際公園　・　しんまちボードウォーク　・　ひょうたん島クルーズ」

徳島の町を新町川沿いに徳島城公園を周るクルージングは徳島市内観光の定番。所要時間約２０分で料金は200円(保険料のみ)です。下船後は新町川水際公園のアート作品をめぐりながらゆっくり過ごすのがオススメです。ボードウォークには、徳島市内にスタジオがあるアニメ制作会社［ufotable］の企画運営するカフェ【ufotable cafe】があります。

【とくしまマルシェ】　徳島の［美味しい］が大集合！地元農家の手作り特産品市場。

毎月最終週の日曜日に開催されています。Makuakeでのリターンの品（お菓子セット）は、とくしまマルシェで見つけたお気に入りの品です。農家の方が工夫をこらして作った、徳島ならではの商品が並んでいます。生産者の方との交流ができてとても楽しいですよ！いつも、おいしい食べ方などを教えてもらっています。

【珈琲屋の集まる山城町】　

徳島市山城町は徳島の有名珈琲店がたくさん集まるスポットです。学生の町で、美味しいスイーツのお店もたくさんあります。こだわりの珈琲を求めて遠方からもお客さんも多いようです。(私、大城が学生時代を過ごした地域です。)

【四国の自然・歴史】

徳島市のシンボル「眉山」には、ロープウェーで登ることができます。登山道を使うと約一時間で登ることもできます。この眉山は、さだまさし原作小説で映画になったことで知られています。山頂からは徳島の町を一望することができて、天気が良い日は、雄大な吉野川を越えてうず潮で有名な鳴門や淡路島まで見わたせます。徳島の町を一望しながら美味しい焼き餅を食べるのがおすすめです。　

ゆっくりと滞在時間をかけることのできる方は、徳島市を拠点に四国各地の名所を訪れてみてはいかがでしょうか。四国の名所では自然や歴史が感じられる場所がたくさんあります。日常の生活から少し離れて、リラックスできるような時間と空間があります。初めて来られた方でも、どこか懐かしさを感じる「四国」を体感してみてください。

ほんのすこしの紹介となりましたが。徳島の町はいかがでしたでしょうか？徳島には、まだまだ紹介しきれないぐらい、楽しいこと、美味しいものがいっぱいあります。

是非、徳島の町を訪れてみてください。きっとたくさんのたのしい発見ができますよ！　

「 徳島でお待ちしてます！！！　ｂｙ　uchincu 」　　出演： Tokushimaしゃぼん玉の会

『最後になりましたが．．』

私、大城泰博にとって、ゲストハウス構想の原点は「おばあちゃんの家」なのです。地元和歌山にあるおばあちゃんの家は、家族、近所の人、友人、親戚など様々な人がたくさん遊びに来るので、みんなにとって交流の場となっています。私自身も、友人を連れてよく遊びに行きました。初対面の来客にも、いつも温かく迎えてくれるおばあちゃんの口癖は、「なんもないところによう来てくれてありがとうやでえ」です。特別なもてなしはすることができないが、ゆっくりしていって欲しいという、おばあちゃんの気持ちは、私のゲストハウスへの思いと通じるところがあります。このおばあちゃんの家みたいな、いつでも誰でも気軽に立ち寄れる空間。ゆっくりと泊まることができる宿【uchincu】をつくっていきたいと思います。

このプロジェクトに目をとめてくださった全ての方に感謝申し上げます。そして、【uchincu】プロジェクトを応援、ご協力してくださる皆様に心よりお礼申し上げます。多くの方々に愛される宿づくりを目指して、これからも頑張っていきます。

徳島 Guest House Project【uchincu】 　代表　大城 泰博