三茶のディープゾーンで馬を食べる。また人を誘いたくなる、ワクワクさせるサプライズイベント！

「少し不安になってきた。私にはディープすぎる。」

私は、Googlemapに従いながら、迷路のように広がる三軒茶屋の飲み屋街を彷徨う。目的地は、馬肉の名店「馬ちゃ」 行ったことはないけど、有名店だ。

「最近、君の元気がないから馬でも食べよう！」と彼からメッセージが来た。

確かに馬肉は、低脂肪で、低カロリー。しかも高タンパクで鉄分やカルシウム、亜鉛などミネラルも豊富。昔から、滋養強壮に食されてきた。

「君の笑顔が見たいから・・・」メッセージは、そこで終わっていた。

迷路を抜けるとそこは、「馬ちゃ」だった。店に入ると・・・彼が大きな声で迎えた。

「さぁ！ウマい馬を、二人で一頭食べちゃおう！」

完全にスベッているけど、精いっぱいの励ましと捉えておこう。

店内は、若者からベテランサラリーマンまで、いろんなシーンで利用しているようだが、みんな最上級の馬肉を前に笑顔で盛り上がっている。

気軽なデートには、ピッタリだし。ビジネスユースも耐えうるフォーマルさも兼ね備えていた。

ここでは濃密な時間を過ごせる。人気店な理由も分かる。

今回、彼が用意してくれたのは、Makuake限定会員になった人だけが、食べられる。

前菜おでん

いきなり・・・おでん！

肉を迎える口になっていたけれど、優しいおでんからはじまるなんて・・・

女心を知り尽くしている。店長は、絶対にモテる男だろう。

出汁からキチンとこだわっている。シンプル、でも深みのあるおでんだ。

霜降り馬刺し盛り合わせ

店長がテーブルまできて、教えてくれた。

「今日のお刺身は、ショーオビ・チョウチン・カイノミです。」

（※仕入れによって変更がある場合がございます）

「馬肉のイメージを覆すために集められた霜降りの盛り合わせです。自慢の逸品です」と少し照れながら胸を張った。

一口食べると、まったく臭みはなく、程よい脂が口の中でとろける。

お酒を飲みたくなった。

店長「飲み放題です。日本酒も飲み放題となっております。

而今や飛露喜などの希少な有名所や、他では飲めない珍しい一本など、

多様な日本酒をご用意します。」

（※その時々によって内容は変わります）

赤身刺しとコウネ刺し

ワインレッド色を彷彿させる馬肉の赤身と雪のように白いタテガミのコントラストに驚く。

店長「赤身とたてがみを一緒に食べてください。」

このマリアージュが信じられないかけ算を生み出していた。
濃厚と淡白が同居し、お酒が進む。食欲がさらに増してくる。

蒸し真牡蠣と馬ヒレの日向夏ポン酢

割烹を思わせる様相。この店のニクイ演出、女性の好みを知り尽くしている。

そして・・・日本酒が好きでよかった。

牡蠣の旨みと馬肉の甘みが、最高だった。

「盛り上がってきたね～。

馬ちゃっておいしいだけじゃない。幸せな気分になるよね～。」

季節のフルーツと馬生ハムとモッツァレラチーズ

フルーツと馬肉の生ハムの相性が抜群です。

炙りタン刺し

店長「一頭から1キロしか採れない、他では食べられない希少部位を

わさびと塩で召し上がっていただきます。」

炙った香りにとにかくウットリ。しかもサクッと食感がたまらない。

レバ刺し

店長「一頭から600グラムしか取れない希少部位。馬肉でしか食べられないレバ刺しは絶品です。」

人生で最高のレバ刺しだった。無言でムシャムシャ。言葉を失った。

ハツ刺し

店長「こちらも一頭から500グラムしか取れない希少部位。臭みの少ない馬肉のハツはさっぱりお召し上がりいただけます。」

その言葉通り、まったく臭みはない。

それでいて、内臓のワイルドな醍醐味は損なっていない。

コスパの良さ、馬肉のクオリティーの高さに驚く。

店長に話をきいた。

店長「馬ちゃで使用している馬肉の大半は、熊本の千興ファームより仕入れています。ここは、馬専用の自主ファームと日本唯一の馬肉専用生産場を持っております。その為、屠畜から出荷迄のスピードが速く、衛生管理が徹底している。

肉の業者は他にも沢山ありますが、千興ファームさんの馬肉が1番美味しいと感じています。」

シビレ串

店長「これもかなりの希少部位で一頭から400グラム。

東京でも食べられるお店はかなり少ない希少な部位。

ふわふわとした新食感を楽しんでください。」

馬ヒレカツ

食べた瞬間「うまっ」と驚くと彼がすかさず「おしゃれなダジャレ！」とツッコんだ。

私が「普通のバターではないですね？」と聞くと

店長「そうです。わかりましたか？実はちょっと高いけど、エシレバターを贅沢につかっています。」

バターの香りと馬肉がよく合う。

カツといえば、トンカツの豚や牛カツが有名だけど、馬カツの美味しさは、異次元だった。

特製のお塩と自家製の馬肉味噌で頂く。この店はリピ確実だ。一人でも来たい。

さあ、真骨頂の焼きタイム・・・テンションが上がる。

馬タン

店長「馬肉のタンは噛めば噛む程旨みが出ます。」

その通り、飲み込むのが惜しいほどのウマさだった。

チョウチン

店長「馬肉で一番美味しいとされている部位です。」

ジューシーで甘みがあり、焼くことで芳醇なウマさが増していた。

淡路産玉ねぎ

じっくり火を通した淡路産の玉ねぎは甘さが別格！

季節野菜

季節の旬の野菜を丁寧にグリルします。

ウニといくらの焼きおにぎり

「ここでこう来るか！？」

馬肉の余韻をウニと香ばしいお米で堪能する。すげえな！馬を知り尽くしている。

赤身寿司

馬肉の醍醐味である赤身が寿司仕立て。「馬はウマい！」思わずつぶやいた。

当然、彼はニヤニヤしている。

馬一頭と彼は言ったけど、いろんな部位を食べたからそんな気がしてきた。

霜降り寿司

炙ってあるので、柔らかくなった脂が口の中でとろけだす。

しじみの味噌汁

出汁から採った最高の味噌汁

「大満足！ありがとう。」美味しいし、気分も爽快。

「やっと笑顔が戻ってきたね。」

季節のフルーツ大福

「女の子を知り尽くしている。ここでフルーツ大福なんて・・・

ここは危険だ。好きじゃない人と来ても、幸せな気分になってしまう。」

店長「どうですか？お腹はいっぱいになりましたか？」

「お腹いっぱいです。お酒もかなり頂いたし・・・」

店長「実は、おかわりできるものがあるんです・・・」

「なんですって・・！！！！！？？？？今年最大の嬉しい事件です！」

ここからのお料理はなんとMakuake限定でお代わりし放題なのだ。

おかわり食べ放題メニューはこちらだ！！

たてがみ軍艦

本わさび寿司

帰り道・・・私は彼の手を握った。驚いた顔を無視しながら

「私が、迷子にならないように・・・」

■リターン

■会員権

■実行者情報

河村 祐二

三軒茶屋 馬肉専門馬ちゃ 店長
大鶴哲生氏に調理を指導してもらい馬肉を学ぶ。
馬肉専門馬ちゃの立ち上げから店長として就任。

■店舗情報

馬ちゃ

住所：東京都世田谷区三軒茶屋2-15-6 プラスキューブ三軒茶屋B棟1F

電話番号：03-5432-9829

営業時間：月～木、日、祝日: 11:30～翌0:00 （料理L.O. 23:30 ドリンクL.O. 23:30）
金、土、祝前日：11:30～翌2:00 （料理L.O. 翌1:00 ドリンクL.O. 翌1:00）