【超快適クッションに進化！】股間を圧迫しないノーズレス革命/ウィングサドル第2弾

通勤通学やお買い物、あるいはロードバイクのロングライドまで、日常生活や趣味で自転車愛用者を悩ませるのが股ズレやお尻の痛み。

自転車のサドルは座面が小さく、股の間に長いノーズがあるのが原因です。

前回のプロジェクトではロードバイクやクロスバイクの愛用者以外に、シティライドのママチャリユーザーの方々からも多数の応援を頂けました。

しかし、実際に【evo4 Super Hornet】でライドしたサポーター様たちから「クッションの出っ張りでお尻が痛い」「振動をモロに感じるので痛い」などの声があり、改良の余地があると実感いたしました。

そこで今回、クッション性を向上したNewモデル【Urban Falcon】のプロジェクトを実行させて頂きます。

【evo4 Super Hornet】よりも座面の面積と厚みに幅を持たせクッション性がup！

さらに脱着可能な専用クッションカバーを付属し、通勤通学やお買い物でママチャリを使うユーザー様にも広くお使い頂けるモデルに仕上がりました。

より快適さが増した【Urban Falcon】をご体験ください。

前回の【evo4 Super Hornet】ではロードバイクなど長距離ライド用に空気抵抗を考慮し、戦闘機のスーパーホーネットに尾翼をイメージしたデザインでした。

今回の【Urban Falcon】はその名前が示すように、大きな翼をもつファルコン（ハヤブサ）をイメージしています。

前回の【evo4 Super Hornet】では、骨盤の中で最も衝撃に耐えられる坐骨で座った時に、体圧分散を効率良く行う設計でした。

しかし、街乗りなどのママチャリ用途の方には多少難しく、これが「クッションの出っ張りでお尻が痛い」原因でした。

【Urban Falcon】ではハヤブサの翼のように座面の面積を広め、坐骨まで食い込みにくい設計に改良しています。

また【evo4 Super Hornet】よりもクッションカバーの厚みを5mm増やしました。

これによりクッション性が増し、さらにライディング中の振動も抑えられ、乗りやすさが圧倒的に向上。

「振動をモロに感じるので痛い」という問題にも対応し、ママチャリを愛用している方でも大幅に乗り心地が良くなりました。

もちろん【Urban Falcon】でもノーズが無いデザインはそのまま。

中央も空洞でお尻を載せても股間への圧迫はほとんどなく、ベダルを漕いでいる時にノーズで内股を擦って股ズレを起こす心配もありません。

さらに今回、座面の硬さが気になる方に専用のサドルカバーも開発しました。

クッション性が増すだけではなく、短パンやスカートなど素足で乗る時もサドルから滑って素肌を擦る心配も大幅に軽減します。

フックで留めるだけなので、雨の日などの脱着も簡単です。

このノーズの無いサドルのデザインは米、EU、中国、台湾で特許を、日本でも意匠登録を取得。

一般的なサドルに親しんでいる方でも、一度【Urban Falcon】に座り慣れると、その乗り心地の良さをきっと実感して頂けます。

【Urban Falcon】のサドルレールは、国際的な統一規格に基づいて設計しています。

ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ目的の自転車はもちろん、通勤通学で使うママチャリなどの一般の自転車にも取り付けできます。もちろん、電動アシスト自転車にも！

【Urban Falcon】を取り付けると、まるで戦闘機の尾翼のようなスタイリッシュで都会的な雰囲気に。

見た目のカッコ良さと快適な乗り心地に、毎日のライドが楽しくなること間違いありません。

【Urban Falcon】は元々、ロードバイクやクロスバイクなどスポーツバイク向けのため、軽量化と耐久性を兼ね備えたドイツ製のナイロン66で作られています。

一般的なスポーツバイクのサドルの座面は合皮、ゲル入り、カーボン製に別れますが、どれも一長一短（※自社従来品との比較）。

「軽い、丈夫、乗りやすい」といった、ライドに必要な全ての条件を満たせませんでした。

ナイロン66は軽量ながらも機械的強度と耐摩耗性に優れた素材。

さらに柔軟性もあるため、耐衝撃性も兼ね備えた自転車のサドルに理想的な性質を持っています。

見た目がプラスチックなので強度が気になりますが、【Urban Falcon】の耐荷重量は100kg。

大柄で筋骨隆々の男性が激しく漕いでも、ビクともしないほど頑丈です。

しかも、道の段差で自転車が跳ねても、ナイロン66の柔軟性でお尻に掛る衝撃を大幅に軽減します。

また【Urban Falcon】は軽量化を図るため座面に大きなホールが空いていますが、同時に通気口の役割も果たすため、合皮やジェル入りサドルに比べお尻が蒸れにくく、長時間のライディングも快適です。

坐骨部分で体を支え座面にある程度の柔軟性がある【Urban Falcon】は、ペダリングの効率を上げる効果があります。

右足でペダルを踏み込む時、12時方向から5時に向けて力を入れます。

【Urban Falcon】では体が後方へ移動しないよう、左太ももの付け根部分を座面が後ろから押さえつけるため、パワーロスが起こりにくくなっています。

左で踏み込む時も同様で、自転車を漕いでいるにも関わらず、まるでランニングのように筋肉を動かせます。

また一般のサドルでは引き足の時に力を入れると、その反作用の力でサドルが股間を圧迫します。

これが股間痛の原因です。

そのため、引き足の力を有効に使えないライダーが多くいます。

【Urban Falcon】では引き足で生じる反作用の圧力は、硬い坐骨部分に掛かります。

そのため股間の圧迫を気にせずに、引き足の力もペダリングに活用できます。

坂を登るヒルクライムでは座面が水平の一般的なサドルと違い、【Urban Falcon】の翼状の座面が太ももの後ろから体を支えるため、ライダーの体をサドル上にしっかり固定できます。

これにより太ももの付け根から足先までのパワーをダイレクトにペダルに伝達でき、ヒルクライムでハンドルを強く握る必要もなくなり、上半身に力を入れない状態にキープできます。

【Urban Falcon】でぺダリングの効率が向上すればスピードが増し、体力の消耗も抑えられて一石二鳥。

爽快に風を切るライディングがさらに楽しくなるでしょう。

一般的なロードバイクやクロスバイクのサドルは「座る」ことを目的にしているため、座面はフラットか、お尻の形に合わせたカーブ型。

平地でのライディングでは問題ありませんが、上り坂や下り坂では満足に座れないため、必然的に足腰に負担が掛かります。

また長時間のライディングでは座面の狭い部分に体圧が集中して負荷がかかるため、体の重心をずらしながら座らなければならず、ライディングの質が低下します。

【Urban Falcon】の座面は坐骨部分に掛かる体圧を均一に分散できるように、横から見ると筒状のカーブを描いています。

これにより上り坂や下り坂、スピードを上げる時などでライディングポーズを変えても、サドルは常に坐骨を水平で支えるため体重移動が非常に楽。

長時間のライディングも快適で、ロングライド愛好家なら手放せなくなる逸品です。

【Urban Falcon】では丸囲みの部分に坐骨が位置するようにセッティングします。

シートポストのやぐら部分に【Urban Falcon】のサドルレールの下の部分をはめ、再度レールが水平になるようにやぐらの角度を調整してください。

普段ライディングしている状態で座り、ペダルを実際に坐骨から足の先端まで一直線になるようにペダルを踏み込みます。

自然な状態で一直線になった場所が、標準的なサドルの高さになります。

次にペダルを3時の位置に踏み込み、スネと地面が垂直になるようにします。

この時に自然と座面が坐骨を支えている場所がベースの位置になるので、前後に動かして微調整します。

あとは自分のフィッティングに合わせて、高さや座面の角度を微調整すれば完了です。

最後にサドルの後ろのボルトを締める際は、【Urban Falcon】が傷つかないようにタオルなどのあて布を敷き、しっかりネジ留めしてください。

素材のナイロン66は適度な水分により強靭性と弾力性を発揮します。

気温が0℃以下で水分が凍る環境や、相対湿度が40％を切るような環境では弾力が無くなり破損リスクが高まります。

弾力が無い状態の場合は40～50℃の熱湯に30分から1時間程度サドルを浸すと、弾力性が戻ります。

UCI （国際自転車競技連合）主催の競技会ではご使用いただけません。

UCIの規約ではサドルの長さを24～30cmの範囲で規定しているため、【Urban Falcon】はその規定を満たしていません。

また各種大会に参加する際も、競技規定をご確認のうえご使用下さい。

当社は2013年に事業転換を開始し、自転車サドルの研究開発と生産に投資しました。

私たちは皆、自転車に乗るのが大好きで、長時間のライドを楽しみます。

しかし長距離を走行すればするほど、従来のサドルに股間が圧迫されていたため、私たちは自らの手で研究開発を開始、2013年にevo1 Gliderを発売しました。

その後も課題を解決していきながら、2014年にevo2 Beeを発売。改良を重ね、evo3をリリース。

前回ご紹介したevo4は最新モデルとなりますが、今回フェニックス社からの要望を受け、Urban falconの極厚5mmクッションの開発を行いました。

私たちフェニックス合同会社は、世界中の価値ある製品を国内に紹介する輸入貿易事業を行っております。特に日常にちょっとした嬉しい変化を与えてくれる真新しい製品を数多く扱わせていただきました。

前回のevo4は、その斬新なデザイン性と機能性に魅了され、すぐにサンプルを取り寄せ試運転後にMakuakeでご紹介をさせていただきました。

今作のUrban falconは、evo4で寄せられた声をもとに、ロードバイク以外の需要も多いことへの気付きと、着座ポジションによってはお尻が痛いという声を頂戴し、あらゆるポジションでも快適にお乗りいただける製品を、All Wings社の協力を経てご準備させていただきました。

Makuake後は正式に一般販売したいと考えております。応援購入いただいた資金を元に、在庫の取り揃えと販売ページの制作費用に充てさせていただきます。

スタッフ一同頑張ってまいりますので、皆さまからの暖かな応援をぜひ宜しくお願いいたします。

Q：体が前方に傾きすぎる場合

A1. サドル角度を2度~5度後方側に角度調整して下さい。

A2. もしくは、シートポストの高さを下げるか、サドル位置を後方に移動させて下さい。

Q：両肩や腕に疲労感がでる場合

A1. サドル角度を後方側に少しだけ角度調整して下さい。

A2. もしくは、シートポストの高さを下げるか、サドル位置を後方に移動させて下さい。

A3. 短めのステムに交換を行う。

Q：局部もしくは太股の内側がサドルレールに擦れる場合

A1. シートポストの高さを下げてください。

A2. 後ろに座りすぎているかもしれないので、坐骨で座る点を少し前方に移動させて下さい。

A3. サドルの角度が後ろに傾きすぎているかもしれないので、角度を調整して下さい。

Q：ペダリング時に太股の後ろで突っ張り感・引っかかり感を感じる場合

A1. サドルの高さを下げてください。

A2. 後ろに座りすぎているかもしれないので、坐骨で座る点を少し前方に移動させて下さい。

A3. サドルが後ろ側に角度が付いている場合は緩い角度に調整するか、オールウィングサドルに完全に適応した後に少しだけ前側に傾斜角度を調整して下さい。

Q：一定時間乗車後、両手に痺れを感じる場合

A1. この状況は通常、乗車時に腕を一直線に伸ばして乗る個人的習慣が原因のため、乗車時は腕をすこし曲げて乗る事をおススメいたします。

A2. サドルに座る場所とブラケットまでの距離が長すぎる可能性があります。これは通常、フレームの長すぎるトップチューブが原因のため、短いステムに交換する事で改善が可能です。

これも従来のサドルとオールウィングサドルの大きな違いの一つです。実際に路上でテストと再調整を何度も行う事で、自分に最も合っているポジションを得る事ができます。