プロジェクト実行者
ストーリー
- 江戸時代の染色方法を現代に再現した、東京都墨田区の川合染工場の技術「東炊き染め」
- 昔ながらの鉄釜を使用した染色技法で染められた生地は、とても柔らかく、適度なハリ感のある肌触り
- 70年以上の染色実績で培った、職人による染色レシピから生まれる色目は、ナチュラルな発色が魅力


はじめに、和心衣(wagoromo)は、日本の心を込めたものつくり(伝統素材・技術)を通じて、着心地を追求し、心和む商品を提案しております。また環境にも人にも優しいという点から、天然素材に拘って物つくりをしております。今回は春に向けてということで、日本の染色技術を生かした、柔らかく適度なハリのある麻100%のストールをご紹介致します。江戸時代の五右衛門風呂で染色していた風合い重視の染色方法を、東京都墨田区の川合染工場は現代に蘇らせました。小さな釜で手間暇かけて炊き上げる柔らかい風合いと、職人の染色レシピから生まれる、自然な発色のあるカラーを是非お試し下さい。


東京都墨田区にある川合染工場の染色技法「東炊き AZUMADAKI」。東炊きとは東京の東と炊き込みを合わせた造語です。江戸時代に行われていた、小さな五右衛門風呂での染色方法を現代に蘇らせました。

初めて伺ったのは、もう5年以上前です。こんな東京のど真ん中に、このような染工場があるんだと驚いたのを覚えております。スカイツリーがすぐそこに見えておりました。。


工場内は大きさの違う鉄釜が、所狭しと並んでおります。この後説明致しますが、この鉄釜を使用した染色方法に驚きと感動を覚え、夢中で4時間も写真と動画を撮らせて頂いたのを思い出します。


染色方法を親切に丁寧に教えて下さったのは、写真の川合専務です。川合専務は染色の技術が認められ、令和6年度の東京都優秀技能者・東京マイスターにも選ばれた染色職人です。
①染色前の事前準備

生地を投入する前の下準備です。石灰等の自然物を入れることにより、天然繊維である麻をリラックスできる状態にしていきます。生地をリラックスした状態にすることにより、天然繊維の良さを引き出す効果があります。
②生地投入

鉄釜に生地を投入していきます。一釜あたりに染色できる数量は、半日で約100m程です。現代の連続染色機と呼ばれる大型の機械での染色では、1時間に約10000m程染めることが出来ます。それほどの差があるほど非効率な手法ではありますが、柔らかな風合いを出すための拘りです。
③柔軟剤投入~染料投入


企業秘密の風合い出しのレシピです。生地を柔らかくする溶剤や、染料を入れていきます。染料の調合で色を目的の色に合わせていく、正に職人技です。
④色の確認後炊き込む


色が指定通りの色できっちり上がっているかを確認。確認後オッケーだったら高温で炊き込んで仕上げていきます。
⑤生地を取り出し~脱水~乾燥へ

染色後の生地は水分を含んでいるので、一人の力では出せません。二人で生地を取り出していきます。

その後、脱水し乾燥に入ります。
上記写真にて簡潔にまとめましたが、時間にして約4時間程(約半日)かかっております。これほどまでの手間をかけて100mの染色しか出来ないのです。では何故そこまでの手間をかけるのか。。東炊きの生地の魅力について説明します。

上記3つのポイントをまとめました。ポイント①はとにかく麻との相性が抜群だと思います。麻の風合いとは思えないほど、ハリ感がありながら、とても柔らかい風合いに仕上がります。ポイント②は生地の芯まで柔らかくという表現が、正に適した表現だと思います。生地と生地が揉まれるのと、鉄釜にもあたりながら染色されるので、くったりとした柔らかさが生まれます。ポイント③のナチュラルなシワ感が特長でもあります。麻素材はどうしても、使用時に出来るシワや、洗濯後のシワが気になるのですが、東炊きで染めた生地は、ナチュラルなシワ感があります。このナチュラルなシワ感は染色で出来たシワでとれません。(洗濯後も一緒のシワ感)なので、逆にシワ感が気にならないのも魅力です。



カラー展開 桜をイメージした江戸の桜 青空をイメージした江戸の空 2色をご準備。


日本製 香川県の工場にて丁寧に作ります。

東炊きをした生地は、柔らかくシワ感があるので縫製は難しい生地です。フリンジ部分以外の三巻処理も慎重に綺麗に仕上げていきます。

素材 麻(ラミー)100% ラミーと言えばチクチク感というイメージを持たれるかもしれませんが、160番手(凄く細い糸)の糸を使用し、尚且つ東炊き染めにて炊き込んで仕上げているので、特有のチクチク感は感じません。柔らかく適度なハリ感がありサラッとした肌触りです。光沢があり、通気性もよく接触冷感性もあるので、天然繊維の中で最も涼しい素材と言われています。夏場の首回りにも心地よく、最適な素材です。


サイズ感

大判ストールですが、重量は約80gと非常に軽量です。着用した際はボリューム感がありますが、収納する際はA4サイズの半分のA5サイズの大きさに畳めます。小さく軽く収納できるので、鞄に入れておけるのも便利です。

取り扱い方法

洗濯機で洗えます。ネットに入れて洗濯してください。乾燥機のご使用は縮みの原因になりますのでお止めください。

大判ストールなので、いろいろな使い方が可能です。








Q.返品について A.Makuakeでの販売に関しては、商品の返品を承ることが出来ません。あらかじめご了承ください。
Q.初期不良品への対応や保証について A.到着後14日以内にご連絡頂けますようお願い致します。

2025年2月19日プロジェクト開始
2024年3月20日プロジェクト終了
2024年5月25日頃から発送開始予定





株式会社HEAL'S(ヒールズ)の代表の歳川真輝(としかわまさき)と申します。この度は弊社プロジェクトを見て頂き誠にありがとうございます。今回は春夏にむけての商品を、東京墨田区にある川合染工場の染色技術に協力頂きました。とにかく着心地の良い生地を作るのを優先に、手間暇かけて染められた麻の風合いを感じて頂けたらと思います。今後もどんどん日本の素晴らしい物つくりを発信していきます。和心衣にはいろいろな想いを込めております。素材メーカー様、副資材メーカー様、縫製工場様との協力(調和の心)、また日本の伝統素材、技術に拘る(日本の心、和の心)、そうすることによってお客様も心和む着心地を感じて頂き、商品に携わって頂けた皆様が心和む、そういうものつくりを目標にしております。今回このプロジェクトに携わって頂けましたすべての皆様に深く感謝申し上げます
リスク&チャレンジ
5月末のお届けを目指して進めて参りますが、下記だけご留意願います。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。 応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、 リターン配送予定月から 2ヶ月 を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2025年03月20日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
決済時に安心システム利用料として2.2%(税抜)がかかります。
インボイス(適格請求書):対応可
【超早割】東京生まれの麻ストール 桜色1枚
7,700円(税込)
東京生まれの麻ストール
江戸の桜 1点
通常販売価格¥11,000のところ 30%OFF ¥7,700
限定30点
【超早割】東京生まれの麻ストール 空色1枚
7,700円(税込)
東京生まれの麻ストール
江戸の空 1点
通常販売価格¥11,000のところ 30%OFF ¥7,700
限定30点
【早割】東京生まれの麻ストール 桜色1枚
8,250円(税込)
東京生まれの麻ストール
江戸の桜 1点
通常販売価格¥11,000のところ 25%OFF ¥8,250
限定50点
【早割】東京生まれの麻ストール 空色1枚
8,250円(税込)
東京生まれの麻ストール
江戸の空 1点
通常販売価格¥11,000のところ 25%OFF ¥8,250
限定50点
【セット割】東京生まれの麻ストール 桜色1枚 空色1枚
13,640円(税込)
東京生まれの麻ストール
江戸の桜と江戸の空 セット販売(各色1点)
通常販売価格¥22,000のところ 38%OFF ¥13,640
限定20セット
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「東京墨田区の職人が染め上げた、サラッと柔らかい麻のストール。江戸の桜と江戸の空。」プロジェクト詳細ページです。