金箔から仕立てられた「京都本金糸」で作る上品で軽やかに揺れるジュエリー

はじめまして wanoiroをご覧いただきありがとうございます。

和の彩 wanoiro は、日本の伝統の技を取り入れ、文化を凝縮させたジュエリーです。

華やかな中にも、大人の落ち着きを表現した日本の伝統技術を活用した「本金糸」のアクセサリーより、“ふんわり” 軽いピアスとイヤリングの新商品をご案内させていただきます。

■珠玉-SHUGYOKU-シリーズ-

空気を包み込むようにして球体に仕上げたピアス・ヤリング

金糸の透け感が美しい軽やかなジュエリーです。

珠玉シリーズは3つのタイプをご用意しておりますので、左右で違うデザインをつけて楽しむことができます。

■環-TAMAKI-シリーズ

金糸を何本も重ね合わせて、ワッカにしたジュエリー

環シリーズは４つのタイプをご用意いたしました。こちらも左右で違うデザインをつけて楽しむことができます

見た目は非常に繊細ですが樹脂のコーティングで強度をつけていますので

日常使いしていただけます。

数軒しかつくっていない希少性の高い本金糸

千年の都京都で受け継がれてきた伝統技術から生まれる希少性の高い金銀糸

西陣織に代表される美しい綾衣を煌びやかに彩る糸は、日本の伝統文化に根ざす神事、祭礼に用いられてきました。現在では数軒しか作っていない貴重な本金糸です。

工房を訪ねて

『源氏物語 宇治十帖』の舞台になった京都、宇治川の程近く。
私たちが京都の伝統工芸品『本金糸』の制作工房を訪れたのは新緑がみずみずしい五月の朝まだ早い時間のこと。 金糸を作り続けて１２０年、明治３０年創業の老舗の糸問屋の若社長が出迎えてくれました。「本金糸は、複雑な工程を熟練の職人の手によってリレーしてつくられるんですよ」と、お話してくださいました。

つややかな輝きと軽さが魅力の『本金糸』その秘密は日本独特の素材と製法にあります。和紙、漆、金箔、そして熟練の技。これらが全てそろってようやっと紡ぎ出される希少な糸。今回私たちは、その製造工程の奥深いところまで取材させていただくことができました。

和紙と漆

最初に案内していただいたのは、和紙に地漆を塗る工程。金糸の素材に和紙が使われていたとは正直言って驚きでした。ご夫婦で営む工房からは、時を刻むかのように一定のリズムの機械音が心地よく響いてきます。ご主人が真剣な眼差しで機械から繰り出される和紙に漆をひいていきます。漆の状態は気温や湿度により日々変化するので、職人さんは状況に合わせて幾種類もの漆を調合し、むらなく美しく和紙に塗り上げていくのです。

和紙の長さはなんと１２５メートル！漆をまとった和紙は、工房の床下の室(むろ)に収められ、約１か月の静かな眠りにつきます。こうしてざらついた質感の和紙がつややかに表情を変えていき、同時に強度も増していきます。このようにして次の箔押しの準備が整うのです。「漆は湿度の高いところで乾いていくんですよ。不思議でしょう？」職人さんは語ります。なるほど、名だたる日本の漆器の産地は確かに湿度の高い地域が多いですね。そう考えると、宇治川の川霧の立ち込めるこの地域は漆加工にうってつけの場所なのかもしれません。

箔押し

次に見学したのは箔押しの工房。この道５０年のベテラン職人さんが、見事な手さばきで金箔を和紙に貼り付けていきます。使用するのは純度97.7％、一万分の３ミリまで打ち延ばされた金沢箔。ほんのわずかな風に吹かれても、くしゃくしゃっとなってしまう薄さです。呼吸さえもためらわれる緊張感のなか、寸分の狂いもなく５８００枚もの金箔を貼り付けていきます。「こんなに薄い金箔ですからね。時には小さな穴が開いたり、しわが寄ってしまったりすることもあります。大事なのは修正力。この技術を得るには、経験が必要なんですよ」と、貴重なお話を聞くことができました。丁寧に根気強く箔を貼り続けて、まばゆく輝く黄金のシートがついに完成！圧巻の美しさです。
しかし大変残念なことに、この技術を継承している職人さんは全国でもわずか数名しかいないのだそうです。

撚糸（ねんし）

場所を京都 紫野・西陣へと移して撚糸の工場見学へ。機械を使って黄金の和紙のシートを数ミリ幅に裁断し、レーヨンの芯糸にらせん状に巻き付けていきます。ダイナミックだけれど、わずかな狂いも許されない緻密な作業の連続。厳しい管理のもと、美しい1本の金の糸が紡がれていきます。

仕立て

最後は人の手によって大切に大切に誂えられて糸の完成。伝統の織物や刺繍などを担う各地の職人さんへと届けられ、あでやかな作品へと姿を変えていくのです。

オシャレにアシンメトリーコーデ

マスクをしていても顔回りをパッと華やかにしてくれるので、おしゃれの幅がひろがります。

商品紹介

※全ての商品が片耳用のピアスとイヤリングになります。

※ハンドメイド制作のためサイズ・重さは多少前後します。

環-TAMAKI-TypeA

ワッカのサイズ(約)：16mm 重さ(約)：ピアス0.6g/イヤリング1.7g

淡水パール 金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeB

ワッカのサイズ(約)： 16mm 重さ(約)：ピアス0.4g/イヤリング1.5g

金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeC

ワッカのサイズ(約)：12mmx2 重さ(約)：ピアス0.8g/イヤリング1.9g

金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeD

ワッカのサイズ(約)：大23/小12mm 重さ(約)：ピアス0.8g/イヤリング1.9g

金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeE

珠のサイズ約：25mm 重さ(約)：ピアス0.9g/イヤリング2g

金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeF

珠のサイズ約：16mm 重さ(約)：ピアス0.5g/イヤリング1.6g

金具：真ちゅうにゴールドコート

環-TAMAKI-TypeG

珠のサイズ約：16mm 重さ(約)：ピアス0.9g/イヤリング2g

金具：真ちゅうにゴールドコート

金具について

イヤリング金具は耳が痛くなりにくく、フィット感のあるクリップ式のイヤリングを使用しています。（シリコンゴム付き）

パッケージ

ひとつ一つパールホワイトのお箱に入れてお届けいたします。

リターンの紹介

【片耳ピアス or イヤリング 1個セレクト １】

【早割】 ￥2,800 限定10個

【Makuake価格】 ￥3,000

【片耳ピアス or イヤリング 1個セレクト ２】

【早割】 ￥3,300 限定20個

【Makuake価格】 ￥3,650

【片耳ピアス or イヤリング ２個セレクト】

【早割】 ￥5,700 限定50セット

【Makuake価格】 ￥6,200

※両耳同じデザインをご希望の方は、購入画面で同じ記号を選択してください。

スケジュール

3月10日プロジェクト公開

4月8日プロジェクト終了

5月中旬から順次発送予定です。

（商品作成には一ヶ月ほどのお時間を頂く作品もあるため、最終の発送が5月下旬になる可能性もあることをご了承ください。）

資金の使い道

ご支援いただいた資金は、今後の活動資金や、次回の金銀糸プロジェクトへの資金として使用させていただきます。

ご使用上の注意

金糸は金箔の剥がれ、金糸の破断の恐れがあるため過度の力を加えたり引っ張ったりしないでください。

身につけたままの入浴・運動・睡眠はお控えください。

糸のアクセサリーは強度が気になるところですが、普段使いで糸が切れることはありません。

強く引っ張ると切れてしまう可能性がありますので、ご注意ください。

実行者紹介

私たち「wanoiro」は、ジュエリー産業の街である甲府より、オリジナルアクセサリーの開発とお客様のご要望に合わせたOEMのご提案をしてまいりました。

山梨の宝飾産業は「水晶工芸、水晶研磨」と「貴金属工芸」のふたつの流れから発展してきた歴史があります。この地で磨かれた感性と技を活かし、時代のニーズに合った信頼できる商品をご提供してまいります。

終わりに

『金糸のアクセサリー』を通じて、多くの人に金糸の魅力をお伝えしてき、地域の文化的事業の維持発展に貢献でして行きたいと思います。

貴重な京都本金糸をつかったピアス・イヤリング。

この機会にぜひご購入いただいて、その高貴な美しさに包まれてください。