１.「小さくても使いやすい。」

２.「財布として、上質さも兼ね備えた、ミニ財布が欲しい。」

その思いを叶えるために、革〈leather〉で包む〈wrap〉ような三つ折り財布『Wlapp（ラップ）』は誕生しました。

小さな工房で、職人が一つひとつ手仕事で仕立てる財布。

目指したのは、「無駄なく」、「美しく」、「使いやすく」。

「使い心地」

見えやすさ（視認性）

小さい財布を使っていると、小銭入れが深すぎて指が届きづらかったり、小銭が見えづらいこと、お会計に時間がかかってしまい焦ることはございませんか？

私がその経験者なのですが、それらを解消したく、Wlappでは小銭入れの部分が大きく開くデザイン。小銭がひと目で見渡せます。

出しやすく

ガバっと開く小銭入れの部分。

小さい財布にありがちな、小銭が取りづらくお会計にモタモタすることなく、しっかりと小銭をつまむことができます。

また、小銭入れの部分を端に持ってきて、しっかりと手で支えることが出来ることにより、小銭を取り出しやすくなっています。

カード入れの部分には、切れ込みを入れることにより、出し入れがスムーズに行えるようになっています。

お札は折らずに収納

それぞれ独立した小銭入れとカード入れ。

その下には、お札を折らずに収納できるよう設計しました。

お会計のあと、お釣りを渡されるとお札を畳んでから収納する、このわずらわしさから解放されるよう、小さなボディに使いやすさを詰め込んでいます。

左右対称のデザインで、どちらの手でも自然な操作感

財布の開き方や取り出しの動作が、右利き・左利きどちらでも快適に行えるよう設計しました。

必要なものがコンパクトに収まる設計

紙幣15枚、硬貨15枚（999円）、カード４枚、小さいけれど、普段持ち歩く分には大活躍します。※容量はあくまで参考値になります。

キャッシュレス派も現金派の方も、財布の中をスッキリ整理しながら、しっかり収納できます。

「美しく」

一枚革

せっかくの革のお財布。革の質感も味わっていただきたい。

革そのものを薄くしてしまえば、お財布も薄くできるのですが、あまりにペラペラだと、見映えも悪くなってしまいます。

サンプルを何個もつくり、見映えして美しい、ちょうど良い革の厚さを導きだし、一枚革で仕立てました。

内側までこだわりを

今回Wlappは、上質さも兼ね備えたミニ財布を目指し、フラップ部分（ふた側）の内側の見える部分まで吟面（革の最上層）を使用しました。

それにより、見た目の美しさ、耐久性を確保しました。

「無駄なく」

手縫いによる縫製

一枚革を折りたたみ、職人が一つひとつ丁寧に手縫い。
手縫いにすることでほつれにくく修理しやすくなり、末永く愛用していただくことができます。

引き算したデザイン

シンプルな美しさを追求し、ホックは表側から見えないデザインに。ホックは、無地のものを採用しました。

ブランドロゴは入れず、無垢な表情に。
ロゴのあるなしに関わらず、財布そのものの佇まいや、経年変化をお楽しみいただければと思います。

［特許庁意匠登録出願済　意願2025-5431］

新品も美しい、使い込んでも美しい。

Wlappを仕立てている革は、使うほどに艶が増し、色に深みが出て、持ち主の手になじんでいきます。

自分だけの経年変化を楽しめる。革が育つ過程も、持ち主の時間とともに刻まれる。そんな一生モノの相棒をお届けします。

天然素材ゆえ、傷やシミも、経年変化の味わいとしてお楽しみいただくコンセプトとなってます。

また、革には小傷、シミ、トラと呼ばれる模様等がございます。
できるだけ、目立つところでの裁断はしていないのですが、 天然皮革であるがゆえのそれぞれの個性としてお受け入れくださいますようお願いいたします。
天然皮革の特徴として、どうかご理解いただけますと幸いです。

持ち主と共に成長する

「あの時にプレゼントしてもらったな」
「そういえばあの記念に購入したものだった」
など、何年後かに改めて思い出すと感慨深い気持ちになる素材です。

サイズ

一般的に流通しているクレジットカード等と比較すると、一回りほど大きいサイズ。
厚みは、何も触らない状態で約3cm。パンツのポケットに入れるなど、圧をかけると約2cmになります。

重さは、約50グラム。（商品により数グラム差がございます。）

カラーバリエーション

ブラックとチョコの2色ございます。

▲ブラック

▲チョコ

素材・生産国

牛革（イタリア製植物タンニンなめし革）
真鍮、麻糸

デザイン、製造ともに日本にて行っております。

・天然素材になりますので、極度の水ぬれ・汗・摩擦によって色落ちする場合がございます。
ご理解いただきたい革のこととして、変色・退色・色移り・オイル移り等の可能性があります。

リターン

スケジュール

5月より生産に入り、先着購入順に順次発送を開始し、12月にリターン発送を完了いたします。（資材の調達状況により前後する可能性もございます。）

実行者紹介

量産できない、だからこそ特別な一つを

私たちKINOSHAは、小さな工房で少量ずつ生産しています。一つ一つを手作業で仕立てるため、大量生産はできませんが、そのぶん 細部までこだわり抜いた、長く愛せる一品 をお届けします。

Wlappをデザインするうえで根本的に大切にしたことは、見た目の美しさだけにとらわれず、「使い捨て」前提の構造ではなく、長く愛用するための、修理しやすい構造を考えました。

また、毎日使っていく過程で味わい深く、愛着を感じられるものを作りたいと思い、試行錯誤しながらWlappができあがりました。

あなたの日常に溶け込み、使うほどに愛着が増す。
手のひらに、長く寄り添う相棒が完成しました。