表紙に屋久島の屋久杉を使った御朱印帳をご紹介します。

大変希少な屋久杉の木材で作られた御朱印帳です。

ぜひ、皆様のご支援により多くの方にお届けしたく思います。

御朱印帳とは、神社やお寺を参拝した際、神社や寺の名前を墨書きしてもらうノートのようなものです。

御朱印は参拝した人が、そのお寺や神社と縁が結ばれた証でもあるとされています。

大切な御朱印を集めるためのご朱印帳は、こだわったものを選ぶことでよりパワーを感じられるのではないでしょうか。

素材として使用しているのは、屋久杉。

屋久島の標高500mを超える山地に自生しているスギを屋久杉と呼んでいます。

杉は古来より御神木や並木などとして親しまれてきました。
年輪が細かく美しい屋久杉は工芸品の材料として使われ、高級な家具や置物などが作られてきました。

そんな屋久杉ですが、各種の保護区以外の国有林では伐採可能な林分を切り尽くし、天然屋久杉伐採は終了しました。

天然スギの伐採が終了した現在、土産物などの加工に使われている屋久杉は土埋木（どまいぼく）と呼ばれる物で、伐採の跡の切り株や台風などで倒れた倒木を加工するものです。

しかし、この土埋木についても、近年搬出可能な土埋木はほぼ取り尽くされ、大規模な屋久杉の木材生産は終了しました。

つまり、現在 製品や在庫として流通しているもののみ。ということになります。

屋久島はひと月に35日雨が降ると例えられるくらい雨が多く、九州最高峰の山があります、標高が高い土壌は栄養分が少ないそうです。

その過酷で厳しい環境でゆっくり長寿に育った屋久杉は身を守るために、香りが高く防虫成分を多く含んでいます。ゆっくりと成長するため年輪が密で木目が美しいのが特徴です。

そのほかに、屋久杉の特徴として、香りが高いことが上げられます。また、手触りも良く、「厄が過ぎる」ので縁起が良いと言われています。

屋久杉の神棚などを製作している伝統木芸士によって、この御朱印帳はひとつひとつ丁寧に作られます。

紙は御朱印帳専用に漉いて作られた和紙で、表紙の屋久杉だけでなく全てにこだわって作っています。

伝統木芸士の方と出逢い、屋久杉の魅力と危機を知りました。

日本初の世界自然遺産に登録された屋久島
屋久島はひと月に35日雨が降ると例えられるくらい雨が多く、九州最高峰の山があります、標高が高い土壌は栄養分が少ないそうです。
その過酷で厳しい環境でゆっくり長寿に育った屋久杉は身を守るために、香りが高く防虫成分を多く含んでいます。ゆっくりと成長するため年輪が密で木目が美しいことなどを知りました。

今回、御朱印帳という形で多くの方に手に取っていただき、屋久杉の魅力を肌で感じて頂きたい。屋久島に想い巡らせて頂きたいとの考えから企画の実施に至りました。

《仕様》

・屋久杉御朱印帳

サイズ：
縦 16cm ×横 11cm ×厚さ 2.5cm　24山48ページ　約180g

内容：

「塗装あり・無垢の屋久杉御朱印帳」

「無塗装・無垢の屋久杉御朱印帳」

※天然木を使用しておりますので、木目や色味がそれぞれ異なります。ご了承ください。

櫂歌書房は創業以来50年間、良い本を作ることに情熱を注いでまいりました。
伝統的な製本の製法と技術を継承し、新しい技術も積極的に取り入れ、技術の向上に努め、より良い本が出来るようにいたしております。

今回のプロジェクトを通して、多くの方にこの希少な屋久杉の良さを手に取って、肌で感じて頂けますと幸いです。

《リスク＆チャレンジ》

※天然木を使用しておりますので、木目や色味がそれぞれ異なります。ご了承ください。

※生産上の都合により、予定よりも配送が遅れる場合がございます。
その場合予め活動レポートでお知らせさせていただきます。