初めまして、GLC Japan株式会社 の代表山之内敦です。

このプロジェクトは2019年8月9日に起きた火災により焼失してしまった「工房」の復活を応援していただくプロジェクトです。

今までMakuakeを通じて多くの方と出会い、複数の商品を世の中に出させていただきました。1日も早く再建をし、以前のように多くのアイデア商品を世の中に出せるように頑張っていければと思っています。

どうぞ皆様からの暖かいご支援と力をお借りできますと嬉しいです。

今回はご支援いただいた方へこころばかりではありますが、
我々スタッフが声を揃えて言っている『できることを一つ一つやる！』と言う思いのもと前を向いて進んでいくために、『明るい未来を刻んでいく』と言う意味を込めて次の年のカレンダーを革で作ることにしました。

2020年はGLC Japan株式会社の再建と新しいスタートでもあります。

そして集まった資金で製造に使うミシンを2台購入できればと思っています。

私たちの再スタートをぜひ暖かくお見守りいただけますと幸いです！

忘れもしない８月９日１３時３８分・・・

打ち合わせに向かう私に「社長！火事です！」とスタッフから電話。とんぼ返りして見た光景は・・・隣の店舗からのもらい火で燃え盛る工房でした。

消防隊の懸命な放水にも拘らず、６時間以上も燃え続けました。

奥に見えるミシンを含めすべてが燃えてしまいました。

崩落した屋根からは晴天が・・・言葉もありません。

スタッフがケガもなく無事だったことが不幸中の幸いでした。

これから、どうしたらいいのか！？

落ち着いているようで、頭の中が全然整理できない自分がいます。

工場、機械類を全て揃えて再出発するには莫大な資金と時間が・・・。

そんな中たどりついた答えは、「できることを一つ一つやる！」でした。

今回ここまでの商品を作ることができるのも、多くの方からの支えがあって実現しました。火災にあって仲間たちから沢山の連絡をいただき、「力になれることがあれば手伝うよ！」と励まし応援の言葉をもらいました。

今回の商品は私たちだけの力で出来上がったものではありません。

協力工房さまなしには、サンプルさえも作ることはできませんでした。遅い時間まで、何度も何度もサンプル作りに付き合ってくださり、仕上がりについても自社商品であるかのように、アイデアを出してこだわって作っていただきました。本当に感謝しかありません。

本来、革用でなない型押し機械を貸し出してくださる研究施設さま（機械の使い方からご指導いただき、圧力調整、温度調整を繰り返して革にキレイに型押しすることができました。）、研究施設と繋いでくださった中小企業支援機関の皆さま、応援、協力いただいたすべての皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

協力工房さまには工房をお借りしつつ、製造も一部お手伝いいただくことになっています。皆様に自信を持った商品をお届けできるように精一杯頑張ります。

名 称：極厚革2020卓上カレンダー

機 能：表（１月～６月）、裏（７月～１２月）

サイズ：約210×150×7.5㎜

外 装：牛革（3.5㎜厚 ヌメ革 ベジタブルタンニン鞣し）

付 属：スタンド金具（脚40㎜×２ 飾りビス８㎜×２）

製 造：日本

名 称：ヌメ革コースター

サイズ：約95×95×3.5㎜

素 材：牛革（3.5㎜厚 ヌメ革 ベジタブルタンニン鞣し）

製 造：日本

※製品に、飲み物、お菓子は含まれません。

１．１５００円コース：火災復興支援 ヌメ革コースター１枚セット

２．３０００円コース：火災復興支援 ヌメ革コースター２枚セット

３．６０００円コース：火災復興支援 ヌメ革コースター４枚セット

４．１万円コース：火災復興支援 極厚革2020卓上カレンダー １枚

５．３万円コース：火災復興支援 極厚革2020卓上カレンダー ３枚

６．５万円コース：火災復興支援 極厚革2020卓上カレンダー ５枚

７．１０万円コース：火災復興支援 極厚革2020卓上カレンダー １０枚

・本製品は本革（牛革、ヌメ革：ベジタルタンニン鞣し）を使用しています。

・製品一つ一つの革の表情（シワ、小キズ、色合い）は異なります。

・汚れた場合は、乾いた柔らかい布で軽く拭き取ってください。

・日光や照明にあたることにより、美しい経年変化を楽しめます。

・本製品は、撥水、防水処理は行っていません。

・水に濡れてしまった場合は、乾いたタオル等で叩くようにして水気をとり、風通しの良い場所で陰干ししてください。ドライヤー等の熱源で乾燥させることはしないでください。

・本製品は裁断から縫製まですべての工程を日本国内で行っています。

①１０月末～１１月末 プロジェクト実施期間

↓

②１２月初旬～ リターン商品製作開始

↓

③１２月末 リターン商品を順次お届けいたします。

GLC Japan株式会社 CFO/COO 山之内 敦

熊本県出身。生まれ育ったのは、70年代半ばを過ぎても郵便屋さんが郵便物と一緒に一日遅れの新聞を配達するようなど田舎。「ないものは自分で作りなさい」と教わり、釣り竿、竹とんぼ、竹馬など遊び道具をはじめ、荷物を運ぶ台車の車輪まで、自然から調達した原材料を活用して作るものの大半は生粋のDIY。そんな生活の中で培われた「ないものは作る」精神が生き方のスタンダード。

火災復興支援プロジェクトにご支援いただきましてありがとうございます。

今回、隣の店舗からのもらい火による火災はまさに「晴天の霹靂」でした。火災の翌日に現場検証に立ち会いましたが、原因はわからずじまい。焼失した建物、真っ黒こげの機械、つくりかけの商品、開発しクラウドファンディング実施した商品の数々・・・無力感しかありませんでした。

比べることなどできませんが、弊社罹災の３週間前には京都アニメーション放火事件がありました。池袋の自動車暴走死傷事故などの痛ましい事故にいつ自分が巻き込まれるかわかりません。台風１５号、１９号による自然災害でも多くの方が被災されました。「人生は何が起こるか予想もつかない」と実感させられた出来事でした。

弊社としましては、一歩ずつ前進していきたいと強く思っています。

本プロジェクト実施するにあたっても、自社工房がないためサンプルを作るのも今までみたいにはできません。型押しの機械を研究施設にお借りし、知り合いの革小物工房に協力いただいて実現することができました。

これまでいくつかのプロジェクトを実施して、たくさんのご支援をいただきました。サポーターの皆さまには感謝しかありません。これからも、「あったらいいな」「こんなの欲しかった」をカタチにするものづくりを続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

ヤマコレ（山之内）