～仕込みからラベル貼りまで、手作業で、たったの3人で、100年以上細く永く続く、家族経営の小さな酒蔵の挑戦～

プロジェクト概要

創業は明治38年。温泉街である、鹿児島は指宿の地にて、本格芋焼酎・利八（りはち）を醸す老舗蔵元・吉永酒造有限会社の若き社長兼杜氏が、新たなる焼酎をご提案します。

仕込みからラベル貼りまで一本一本手間暇かけて手作業で、精魂込めて、醸しております弊社が、今回新たに、Makuake限定販売にてご提案するのが、

甘～いかぼちゃ芋「ハマコマチ」で醸す、ハッピーハロウィン焼酎です。

プロジェクト詳細

吉永酒造有限会社の全ての焼酎は、国産米を使用し、さつま芋発祥の地である南薩摩原産の掘りたてのさつま芋を原料とし、微量の塩分とミネラルが豊富に含まれた地下水を仕込み水として使用し、 温暖な気候の指宿で、明治時代から伝わる和甕を仕込みに使用しております。

創業当時から味にこだわり続けてきた変わらぬ想いと、家業として代々受け継がれてきた伝統ある焼酎、家族経営だからこそ、大量生産に走ることなく目の届く範囲で、製造から出荷のラベル貼りまで、一つ一つ丁寧に手作業でじっくりと手間暇を掛け、愛情を注いで造っております。
鑑評会などでも幾度となく、「優等賞」を受賞しております。

そんな中で、今回新たにMakuake限定発売にてお届けしたいのが、

甘～いかぼちゃ芋「ハマコマチ」で醸す、ハッピーハロウィン焼酎です。

米麹に使う米は、米の甘みを引き立てるために「国産米」を使用し、黒麹を使うことで、芳醇な香りと深いコク、旨味を醸し出します。

さつまいもの原料に使用しているのは、「ハマコマチ」と呼ばれる、カロチン系の希少なお芋です。いもの皮色は「淡赤」、肉色は「橙」でカロテンを多量に含みます。

生産量が少ない上、アルコールの収量が悪いため、焼酎造りには不向きですが、かぼちゃやニンジンのような甘さがあり、紅茶のような香りがするのが特徴です。

ここ数年で、いつの間にか、「ハロウィン」が、全国的に広まり、浸透してきました。そんな中で、「ハロウィン焼酎」があってもいいのではと考え、数年前から商品化を計画しておりました。

ある日、蔵に甘い香りが漂っているのに気づき、この香りはどこから来るのかと、嗅ぎつけたところ、ハマコマチの原酒の入ったタンクからでした。

3年以上寝かせたことにより、驚くほど、香りが増してきたのです。

これは、今のタイミングで出さなければ！と思いが沸き上がり、早速、商品開発に取り掛かりました。

原酒から度数を一度ずつ下げ、試行錯誤を繰り返し、出した答えは、アルコール度数26度。

ラベルデザインは、所属している指宿商工会青年部(指宿YEG)で行われた婚活イベント「イブキッス」のポスターデザインをモチーフにし、かぼちゃ芋になぞらえて、ハロウィン仕様に仕上げました。

肩部には、レインボーの仮面を貼付し、よりハロウィン感を演出しております。

利用シーン

ハロウィンパーティーにも焼酎を！をコンセプトに、和と洋が織り成し、ハーモニーを奏でるように、お湯を先にグラスに注ぎ、後から焼酎をちびりちびりと入れて滞留を起こすことで、カボチャを彷彿とさせる甘さとホクホク感が楽しめ、氷を入れることで、甘～い洋酒のような風味がします。

Makuake限定発売ですので、この機会に是非お楽しみください。

商品仕様

●種別：本格芋焼酎

●容量：720ml、1800ml

●アルコール度数：26度

●原材料：さつまいも(鹿児島県産ハマコマチ)、米麹(国産米)

●麹：黒麹菌NK型
●貯蔵期間：約5年
●製造元：吉永酒造有限会社

スケジュール

2021年8月18日プロジェクト開始

2021年9月28日プロジェクト終了

2021年10月中旬商品発送予定

リターンについて

ハッピーハロウィン焼酎「はまこまち」26度

●各サイズ（720ml、1800ml）

資金の使い道

寄せられた資金は、今回の焼酎開発・製造にかかった費用、更に新たなる焼酎開発・製造にかかる費用の一部にあてさせていただきます。

実行者紹介

改めまして、ページをご覧いただきありがとうございます。吉永酒造有限会社の社長兼杜氏を務めております吉永章一と申します。

百年以上歴史のある蔵で、私で五代目になります。と言っても、瓶詰やラベルも手作業で行っている3人で醸す本当に小さな家族経営の酒蔵です。

代表銘柄は「利八(りはち)」。二代目（私からすると曾祖父）の氏名になります。

私は長男ではありますが(姉がいますので長子ではないです)、大学は、醸造学とはほど遠い、情報工学を専攻し、プログラミングなどを主に学び、卒業後、SE(システムエンジニア)として、全国展開されている上場企業の大阪の支社に努めておりました。

とりあえず、一旦は社会に出て、他人の釜で飯を食らい、3年ないし、5年働いて、そっちの世界で働くか、蔵に戻るかぐらいの心構えでおりました。

がしかし、サラリーマンとして勤め、丸2年が経とうとしていた、ある日、突然実家から電話が来ました。

普段、家からの電話なんて、滅多に来ないし、私もしないし、何事かと思いながら電話に出ると、父が喉の癌であること、そしてステージⅣ(所謂末期ガン)であることが告げられました。

私はその電話で話を聞きながら、直接「戻ってこい」とは言われませんでしたが、これは戻らないとダメだなと思い、それまで実家の事を何も話していなかった会社に事情を話し、承諾を得、急遽退社させていただきました。

退社後、間もなく、父は声帯を取り、闘病生活を過ごしておりましたが、2年経たないうちに父は帰らぬ人となりました。。

父が社長兼杜氏だったので、そのまま引き継いだ形で、26歳で社長兼杜氏になりました。

それからもう10年以上の月日が経ちました。
大変だったでしょうとか、よくやれたねとか言われますが、まずは、こなすことに必死で、大変だなどは思う暇もありませんでした(;^_^A

他の蔵の方からも、酒販店の方からも、お客様からも、地元の方からも、家族からも、たくさんの廻りの方々に助けられ、支えられ、今があります。

こうして、今、たくさんの焼酎の繋がりで広がった輪が、人生の糧となり、楽しませていただいております。

まさしく、焼酎の紡ぐご縁に感謝！！です。

焼酎は、無限の可能性があります。飲み方も、割り方も自由ですし、気候や温度でも、その場の雰囲気や体調でも味わいが変わります。

麹・酵母、芋、水などの原料の違いは勿論ですが、製造設備、造る人が変わっても味わいが変わります。

人柄が出るのか、現に「利八」も、造る人が父から私に変わり、他は何も変わっていなくても、味わいが優しくなったそうです。

蔵それぞれの想いを込めて丹精込めて醸された焼酎、「旨い」の一言を聞けるだけで、造り手冥利に尽きます。

自分なんか足元にも及ばない方々が、焼酎業界には溢れております。

そのような中でも、季節商品「夏の利八」や「むろか利八」など、私なりに出来ることを集約し、商品開発してまいりました。

まだまだ勉強不足で、経験も、知識もない未熟者の私ですが、自由な発想で、これからももっともっと多くの方に、美味しく楽しく飲んでいただけるよう精進します。

最後になりますが、指宿は砂蒸しで有名な観光地ですので、是非観光がてら、弊社へもお立ち寄りください(^^ゞ

製造販売元：吉永酒造有限会社

住所：〒891-0403 鹿児島県指宿市十二町６４５番地

TEL：0993-22-3015

FAX：0993-22-3029
HP：http://yoshinagashuzo.wix.com/index